相模野基線南・北端点

2023年12月23日(土) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 16.5km
• 登り: 42m
• 下り: 31m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:24
• 休憩: 0:37
• 合計: 5:01

6:55 ＜１＞相模原麻溝公園第一駐車場
6:57 6:57 相模原麻溝公園
7:16 7:25 相模野基線北端点
7:56 7:58 相模原麻溝公園
8:00 8:05 相模原麻溝公園第一駐車場
8:30 8:35 ＜２＞芹沢公園北駐車場
8:49 8:52 相模野基線南端点
9:09 9:11 南林間駅
9:34 9:34 中央林間駅
9:44 9:45 ＜３＞すずかけ台駅
9:49 9:50 南つくし野こうま公園
10:05 10:10 高尾山
10:37 10:40 南町田グランベリーパーク駅
10:53 10:54 中央林間駅
11:56 芹沢公園北駐車場

相模野基線を基点として日本全国の三角点網が作られた。
本日は、その最初の北端点「下溝村」と南端点「座間村」を結ぶ底辺、そして、東の「長津田村」を巡るウォーキングを行いました。

1．相模野基線からはじまって日本経緯度原点・丹沢山・鹿野山を結ぶ三角形の各辺を基点として、日本全国に一等三角点網が形成されるまでの手順はWiki参照
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B8%E6%A8%A1%E9%87%8E%E5%9F%BA%E7%B7%9A

2．西の鳶尾山三角点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6106091.html
3．北の連光寺村三角点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6323210.html
4．南の浅間山三角点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6346748.html
5．西の丹沢山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1579532.html
6．東の鹿野山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5737187.html
7．日本経緯度原点
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2350455.html

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

車　首都高〜東名・横浜町田IC〜相模原麻溝公園
車　相模原麻溝公園〜芹沢公園
電車　中央林間駅（東急電鉄・田園都市線）〜すずかけ台駅
電車　南町田クランベリーモール駅（東急電鉄・田園都市線）〜中央林間駅

相模原麻溝公園第一駐車場　無料　181台　トイレ有　6時〜20時
芹沢公園北駐車場　無料　72台　トイレ有　8時半〜17時

コース状況／危険箇所等

危険箇所はありませんが、市街地歩行なので歩道を歩くことと、信号で渡るのが安全ですね。
麻溝台公園入口交差点から相模野基線北端点までは多少遠回りでも清掃工場を回り込んだ歩道のある道路がお勧めです。

写真

＜第一ラウンド＞
相模原麻溝公園からスタート

相模原ギオンアリーナの横を通って

麻溝台公園入口交差点を渡って真っすぐ進むルートを往路に選びましたが、歩道の無い道なので多少遠回りでも帰路のルートがお勧めです。

麻溝台中入口交差点を左折すると「農場の家」
この向かい側に路地の入り口があります

向かい側の「セイムス」に向かって左側の路地を入ります

この空地が目的地

いよいよ、ご対面です。

相模野基線北端点の案内板

3つの保護石だけでなく、石枠で囲まれた中に頭を出した三角点

一等三角点「下溝村」
（相模野基線北端点）

帰路の途中で「相模原市南清掃工場」に突き当たる

大きな清掃工場

公園内の展望塔

＜第二ラウンド＞
芹沢公園駐車場から南林間駅（小田急線）に向かう途中にあるマルエツに向かって左に入ります

通路を挟んだ向かい側の病院

病院敷地内の植え込みの中にあります

一等三角点「座間村」

相模野基線南端点

南端点から歩いて「南林間駅」へ
※ここで電車に乗らずに・・・
隣の「中央林間駅」へ

＜第三ラウンド＞
中央林間駅から東急・田園都市線で「すずかけ台駅」

南つくし野こうま公園

国道246号線を歩道橋で渡ります。

歩道橋の先は畑の中の道

ここを左へ登って行きます

ご丁寧に「一等三角点」まで案内されています。

畑の向こうに丹沢の山々と富士山

飯縄神社に到着

一等三角点「長津田村」

立派

帰路は往路の一駅隣に向かい、国道16号線を地下道でくぐります。

南町田クランベリーパーク駅

テーマパークの駅のような立派な駅です。

芹沢公園内の富士山

感想

guronsan

＜第一ラウンド＞一等三角点「下溝村」（相模野基線北端点）
相模原麻溝台公園の駐車場から公園入口の信号を渡ってカヤバやニコンの工場裏手の道を進みますが、歩道は無く、想像以上の交通量もありました。
15分程で、麻溝台中入口交差点を左折、左手に見える「農場の家」の向かいの「セイムス（薬局）」に向かって左手の路地を入って進むと、じきに建物の間に作られた空地があり、その奥に三角点がありました。
帰路は、先に進む形で「麻溝台二丁目」交差点を左折することで、広い歩道のある道を安全に進むことが出来ました。カヤバやニコンの工場の正面側と広い道路の反対側には日産自動車の部品センターが続く道でした。突き当たった先はとても大きな「相模原市南清掃工場」。公園入口の交差点に戻って駐車場に戻りますが、結構高い「展望塔」があるので例え階段でも登る気満々で行ってみたら、9時開館と言うことでエレベータも停まっていました。

＜第二ラウンド＞一等三角点「座間村」（相模野基線南端点）
相模原麻溝台公園の駐車場から芹沢公園の駐車場まで車で移動し、小田急線・南林間駅に向かって歩き、途中のマルエツ（スーパーマーケット）を目印に、マルエツに向かって左手の道を入ると、道を挟んで隣の白壁の病院（鳥羽内科）の敷地内（フェンスと建物の間）に三角点がありました。

＜第三ラウンド＞一等三角点「長津田村」
第二ラウンドの後、駐車場に戻らずに、南林間駅に向かって進みます。駅改札で「トイレを貸してください」と言ったら、スッと「入場券」が渡されました。親切な駅です。そのように親切にしていただいたのに、小田急線には乗車せずに、隣の中央林間駅まで歩いて東急電鉄（田園都市線）に乗車し、すずかけ台駅で下車。線路脇の道を戻る方向に進み、跨線橋で線路を渡って国道246号線を歩道橋で渡ります。
ここは、コロナ禍で東京都から出るのを控えるように言われていた時に、都県境歩きを行い（東京都・町田市／神奈川県・横浜市）来た場所でもあります。隣接する公園に飾られる白馬の親子に癒されます。
歩道橋を渡ると東京工業大学・すずかけ台キャンパス裏手の畑の中の道を進みます。本日のルートの多くは市街地でしたので葉の落ちた木々の景色や陽の暖かさがとても心地良いものでした。
多少自然の残る市街地に戻って進み、途中から左側の小高い丘に登って行きます。登り口にはランドマークの飯縄神社だけでなく一等三角点も案内されています。丘の上の畑の中を進んで行く途中は丹沢山系・・・そして富士山の絶景ポイント、アングルによっては「ニトリ」の看板が映り込みますが、気になる人は飯縄神社（＝高尾山山頂）から撮影しましょう。横浜市緑区内で一番標高の高い山（100m）です。
山頂には一等三角点「長津田村」が設置されています。
帰路は、すすかけ台駅の隣「南町田クランベリーパーク駅」へと向かいます。2000年にはその前身となった「クランベリーモール」（〜2017年）が開業し、モンベル店舗内の人工岩壁で親子でロッククライミングのまねごとをしたのが思い出されます。コロナ禍直前の2019年に街開きしたクランベリーパークなど駅と周辺の開発がテーマパークのような一体感を生んでいると感じました。
再び電車に乗って中央林間駅に戻り、南林間駅を経由しないルートで芹沢公園の駐車場に戻りました。公園の中には富士山を模した遊具があり思わずシャッターを切りました。