ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 630993
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

笹ヶ峰-瓶ヶ森 下津池から西之川林道へ夜行・小屋泊・天幕縦走

2015年05月03日(日) 〜 2015年05月05日(火)
 - 拍手
GPS
50:10
距離
35.4km
登り
3,241m
下り
3,097m

コースタイム

3日
下津池バス停9:30-12:10登山口12:20-14:00丸山荘
4日
丸山荘7:05-8:10笹ヶ峰-9:25寒風山9:30-10:20桑瀬峠10:30-11:45伊予富士11:55-12:30東黒森-13:10自念子の頭13:20-14:55瓶ヶ森15:05-15:50白石小屋キャンプ場
5日
キャンプ場6:45-7:30瓶ヶ森7:50-8:30瓶壷-9:20鳥越-10:15常住10:20-10:55登山口-11:40西之川バス停
天候 3日 曇りのち雨
4日 雨のち晴れのち曇り(移動してるから)
5日 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
夜行バス神戸三宮23:40-6時前西条駅前 せとうちバス8:53-下津池9時半頃
西之川12:00-13時頃西条 高速バス14:05-大渋滞に巻込まれる-21時前神戸三宮
コース状況/
危険箇所等
下津池からの林道歩きの2.5万図のショートカットは、看板はあるが作業道が錯綜。丸山荘のご夫婦は、予約がある日だけ食材とか担ぎ上げて営業するみたい。
西黒森を迂回した道路に水場あり。瓶ヶ森ヒュッテ、白石小屋は閉鎖。テン場OK。瓶ヶ森男山からの鎖道は笹の中に埋もれている。
西之川登山道は、瓶壷からはロープで立ち入り禁止・下からは常住に通行止の標識・しらさ峠へは鳥越で立入禁止のテープ、いずれも意味不明瞭。荒れた道なので悪天候時はおすすめしません。
バス乗客一人だけ:GWだよ?
下津池のバス停から出発です
1
バス乗客一人だけ:GWだよ?
下津池のバス停から出発です
靴より長いミミズがうようよ
ヒルじゃないからまあいいか
1
靴より長いミミズがうようよ
ヒルじゃないからまあいいか
丸山荘に到着
アケボノツツジ満開
丸山荘に到着
アケボノツツジ満開
夕食は豪華焼肉1人分の写真
大将一人で荷揚げするそうな
4
夕食は豪華焼肉1人分の写真
大将一人で荷揚げするそうな
翌日の笹ヶ峰山頂
ガスと突風で早々に退散
翌日の笹ヶ峰山頂
ガスと突風で早々に退散
桑瀬峠あたりが見えます
桑瀬峠あたりが見えます
アケボノツツジ満開の山道を
登って来る人たち
1
アケボノツツジ満開の山道を
登って来る人たち
いよいよ伊予富士へ
峠からは刈り払いも立派
いよいよ伊予富士へ
峠からは刈り払いも立派
雲海に沈む西条市街
この頃から風が逆向きに
1
雲海に沈む西条市街
この頃から風が逆向きに
東黒森から伊予富士を振り返る
この日一番見晴らしのいい時
4
東黒森から伊予富士を振り返る
この日一番見晴らしのいい時
自念子の頭 もうバテた
荷物とその名の通り相棒
4
自念子の頭 もうバテた
荷物とその名の通り相棒
パスした西黒森を見上げる
晴れてますね・・
1
パスした西黒森を見上げる
晴れてますね・・
道路脇には雪渓が残ってます
近くに水場もあり
2
道路脇には雪渓が残ってます
近くに水場もあり
吉野川源流碑から瓶ヶ森へ
高知県側の山々
吉野川源流碑から瓶ヶ森へ
高知県側の山々
瓶ヶ森を踏みますが
何も見えませんわ
2
瓶ヶ森を踏みますが
何も見えませんわ
閉鎖中の白石小屋のテン場
今日は2組
1
閉鎖中の白石小屋のテン場
今日は2組
翌朝は快晴
石鎚山の上に満月
1
翌朝は快晴
石鎚山の上に満月
なかなか感動的です
神秘を感じますね
5
なかなか感動的です
神秘を感じますね
山頂に沈みます
コンパクトデジカメでは限界
1
山頂に沈みます
コンパクトデジカメでは限界
こんないい天気なので
もう一回登るしかありません
こんないい天気なので
もう一回登るしかありません
山頂は360度快晴!
1
山頂は360度快晴!
昨日歩いてきた縦走路
パスした西黒森の存在感が・・
5
昨日歩いてきた縦走路
パスした西黒森の存在感が・・
二つの小屋が見下ろせます
1
二つの小屋が見下ろせます
瓶ヶ森に別れを告げ
下山を急ぎます
1
瓶ヶ森に別れを告げ
下山を急ぎます
瓶壷は行っておかなくちゃ
この下で通行禁止になってます
瓶壷は行っておかなくちゃ
この下で通行禁止になってます
かなり荒れた登山道です
ガレ沢や斜面やこんなんやら
かなり荒れた登山道です
ガレ沢や斜面やこんなんやら
たくさん咲いてました
未だ開いているのはわずか
3
たくさん咲いてました
未だ開いているのはわずか
とにかく下山できました
山深い林道です
とにかく下山できました
山深い林道です

感想

今年のGWは色んな予約がすでに満席、渋滞をバイクで抜けるのもなーとネットを見ると夜行バスにキャンセル!思わず電話して予約しちゃいました。

西条からのバス乗客はGWにもかかわらず私一人だけ、下山する人が下津池のバス停に一人いましたね。天気は山にいるときだけ雨、のトホホ予報です。登山口まで約2時間半、もう今日の標高の半分を登ったことになります。登山道に入ると雨が降り始め、久しぶりの重い荷物を背負って低気圧迫る山稜を目指しました。
丸山荘は数人の同宿、豪華焼肉にきれいな布団、風呂もあり、楽しいおばちゃんとおじさんとで快適な山荘でした。あの歳であれだけ仕事をすれば大変でしょう、おばちゃんは疲れて寝てしましました。食材やら販売しているお酒(ガソリンも?)は全ておじさんが予約のある分だけを独りで担ぎ上げているそうなので、酒類は持ってあがった方が良さそうです

低気圧が早めに抜け夜の風雨がやや収まってきたので、翌日は遅めの出発です。笹ヶ峰まではガスと強風の中を登り、山頂は何も見えないので早々に退散しました。ここからは(晴れていたら)気持ちの良い笹野原を進み、寒風山を越えます。その先の分岐を稜線伝いに行くと道が途切れてしまい、おや?と思っていると突然ガスが晴れ、そこは断崖絶壁の展望台でした。分岐へ戻って桑瀬峠へ向かい、左側はガス、右手には雲海に沈む西条市街を時折望みながら、次の伊予富士を目指しました。
桑瀬峠から先は人気があるのか、大きく刈り払いがされています。このあたりから風向きが変わって北側からガスが上がってくるようになり、伊予富士へは全くガスの中、虫にまとわりつかれ急坂を這い登りました。ここで約半分の行程ですが結構ヘロヘロですcoldsweats02
東黒森を過ぎて車道に降り、自念子の頭の巻道に気が付かずピークを踏みもうバテバテで、瓶ヶ森に上る体力を温存するため西黒森はパスすることにしました。道路脇の雪渓や水場を過ぎ、吉野川源流碑から登山道に戻ります。ヨタヨタと山頂にたどり着きましたが、何も見えませんし寒いしすぐに男山へ向かい、今日の宿の第二キャンプ場に向かいました。

営業していない白石小屋上のサイトにテントを張り、明日の好天を祈ります。果たして、夜明けは快晴となり、ちょうど石鎚山の山頂に満月が沈むシーンに遭遇できました。(ずっと眺めていたので出発が遅くなってしまいました)これだけの好天なので、もう一度瓶ヶ森に急いで登り、360度の展望と昨日歩いた縦走路を堪能しました

さてここから下山を急ぎます。瓶壷まで行くと西之川は通行止めでロープが張られていますが、昨日登ってきた人がいたのでそのまま通過します。確かに道は荒れているところもあり、ガレ沢や滑ったら谷底まで行く斜めった場所も多く通ります。単独なのでかなり慎重に足を運び、常住までに相当時間を費やしてしまいました。林道に出るまでも激下りとナナメ道は続き、かなり足に来てますが何とかバスには間に合う時間には降りられました。

こんな道だと一般の人はどうやって登るんだろうと帰りのバスで地元の人(街の人)に聞くと、「あー山は車で行くね」という答えでした flair

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1589人

コメント

お疲れ様でした!
街のヒトの話の通り地元の人で歩いて登る人は滅多にいません!(笑)
特に下津池から笹ヶ峰登山口までと、瓶が森から瓶壺ルートはね〜!(>_<)
私は行った事ありませんが、瓶が森からは東の川ルートの方が明瞭らしいです!
公共交通機関を使うとなると四国の山は大変です!(^^)/
2015/6/24 22:10
Re: お疲れ様でした!
こんばんは
四国の山はいいですね^^ いつも”適度な”荒れ具合が気に入ってます
三嶺の高知側もとても良かったです
石鎚山の黒川道や鬼ヶ城山あたりへも、夜行バスで行こうかなんて計画してます
2015/6/29 22:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら