白山 (日帰り お池巡り)

2009年08月14日(金) [日帰り]

• GPS: 08:19
• 距離: 17.0km
• 登り: 1,576m
• 下り: 1,585m

コースタイム

別当出合 5:39 -観光新道- 6:21 稜線(着替)6:29 - 7:29 殿ヶ池小屋 7:42 - 8:43 室堂 8:51 - 9:24 御前峰(休憩) 9:44 -お池巡り- 11:02 室堂(昼食)11:30 -エコーライン- 南竜ヶ馬場分岐 12:08-甚之助小屋 12:30 - 13:45 別当出合
トータル8時間06分　　　　GPS沿面距離　約18km

天候

小雨のち快晴

コース状況／危険箇所等

整備されたコースで快適そのものです。
御前峰からお池巡りの下りがよくわからなかったけど適当に下れます。

今回コース　標高差約1500m　距離約18kmあるので日帰りは早出とそこそこ持久力が必要かと思います

写真

8/14 6:28

観光新道　稜線出合

8/14 6:50

仙人窟

8/14 7:03

雲に浮かぶ別山

8/14 7:27

宙に浮かぶ殿ヶ池避難小屋

8/14 7:55

お花畑

8/14 8:04

大空へ突き抜ける気分

8/14 8:18

黒ボコ岩

8/14 8:21

弥陀ヶ原

8/14 8:40

室堂センターと御前峰

8/14 8:58

御前峰へ最後の登り

8/14 9:17

振り返って　雲海

8/14 9:23

頂上?

8/14 9:32

こっちが頂上?　背後は雲海に浮かぶ3000m峰

8/14 9:46

お池と大汝峰

8/14 10:20

お池巡り　背景は大汝峰

8/14 10:23

雪渓に閉ざされた千蛇ヶ池　雪の下には蛇が1000匹?

8/14 10:48

お池巡り終盤　室堂へ

8/14 11:48

エコーラインより御前峰

8/14 11:54

エコーラインより南竜山荘、テン場

8/14 13:03

名前失念　不動滝?

撮影機器：

COOLPIX L19 ニコン

感想

cha2572

前泊　市ノ瀬始発バスは2台(約50名)で別当出合へ、生憎の小雨の為、皆さんレインウェアを羽織って出発、9割の人が砂防新道を選択したみたい、自分は人混みを嫌ってしんがりから観光新道を選択、いきなりの急登というより階段、汗が噴き出る、稜線まで辛抱するがたまらず半袖シャツに、幸い直後に雲の上に突き抜けると見事な快晴。しかし、この2日間一睡もできなかったのが祟って足取りは重く、殿ヶ池小屋でとうとうダウン。「ここまで来て帰るわけにはいかん」休憩後、意地になって前進、足取りは重いが次々現れる見事な景色に気分は最高!黒ボコ岩で砂防コースの人と合流するが意外にもまだ2組5人ほどしか到着していなかった、黒ボコから室堂までは傾斜も緩くなり同時に体調も回復の兆しが。

室堂で休憩後、御前峰までは想像していたより長い道のりで相変わらず牛歩状態だが気分はワクワク、頂上では頭上に雲一つない真っ青な空、下に目を転ずれば雲海、あまりにできすぎた演出に感激、このまま時間が止まったらいいのになあ、遠景には雲海に浮かぶ3000m峰「北アルプス、中央アルプス、南アルプスまでも、槍はここからでもメルクマールになるなあ」存分に景色を楽しむことができた。

お池巡りへの下り道がよくわからなかったけど、コースは見えているので適当に下ってコースに合流、お池巡りはハイマツの緑と噴石と池と花と青い空のバランスが見事で疲れを忘れさせてくれる、まさしく空中庭園。

室堂で昼食後、下りの脚が残っているか心配だったが、どういうわけか超回復したのでエコーライン(少し遠回り)で下る余裕があった、エコーラインも周りに遮るものがないので万才谷、南龍ヶ馬場方面まで遠望できる、こちらのお花畑も見事である、砂防新道と合流後は時間的に室堂泊?の人がどんどん登ってくるので、すれ違いの道譲りとあいさつの為、思うように進めなくなった。おそらくその数100名以上は間違いない。さすが人気の百名山。

今回、記念すべき自身初百名山登頂、1座目。
不安と自信、両方とも得たような気がする。
遠出して、早起きして、日が昇る前から山登り、普通の人から見たら信じられない世界(ある意味アホ)。だけど、たとえ人からアホと思われようが、やり甲斐がある、それが名山の魅力。
日帰りの超人、錆鉄人様の貴重な資料を参考にさせていただいたところ、自分の今回の山行と余力を勘案して、体力的には自分にも80座ぐらいの日帰りが可能か?と。要はヤル気!あと99座、先は長いけど焦らずゆっくり、もっともっと経験を積んで有意義な山行を積み重ねたい。