鈴鹿の稜線を繋げたい♪羽鳥峰〜御在所岳(朝明渓谷から周回)


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,338m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 8:00
天候 | 曇りのち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.kankomie.or.jp/spot/detail_1646.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
《朝明渓谷⇒羽鳥峰》 林道から案内看板に従って羽鳥峰方面へ。途中で林道経由と谷経由の分岐があり谷コースで登りました。堰堤を越える箇所で急な岩場等ありますが、マーカーやリボンの目印はあるので概ね安心して歩けるコースだと思います。谷コースは羽鳥峰峠で県境尾根に合流して、羽鳥峰は釈迦ヶ岳方面に少し登ったピークです。 《羽鳥峰⇒国見岳》 羽鳥峰から羽鳥峰峠に戻り、登り返して金山から中峠に下り、また登って水晶岳から根の平峠と、アップダウンを繰り返しながら高度を上げて行き、根の平峠から国見岳に向けて長い登りになります。登山道に大きな岩が現れ始めると国見岳は近いです。 《国見岳⇔御在所岳》 国見岳から石門の分岐を過ぎて、補助ロープのあるザレた急斜面を下り、国見峠から裏道登山道で御在所岳に至ります。 《国見岳⇒腰越峠》 国見岳から青岳を過ぎると右手に腰越峠・三岳寺跡方面の分岐があり、そこからすぐにきのこ岩の分岐があります。ブナ清水への分岐から三岳寺跡への分岐を過ぎて、急峻で険しい斜面を下るとケルンのある腰越峠です。 《腰越峠⇒ハライド》 腰越峠からハライドまで100m弱の登り返しです。滑りやすい風化した花崗岩のザレた斜面ですが、適度に手掛かり足掛かりになる岩や、笹があるので、意外と登りやすかったです。 《ハライド⇒朝明渓谷》 ハライド山頂から急斜面の下りですが、葛折りに作られた道は丸太階段があったりで、良く整備された歩き易い道です。ハライド登山口からは沢沿いの林道を緩やかに下って朝明駐車場に至ります。 |
その他周辺情報 | 釈迦の隠し湯『三休の湯』 大人600円 http://www.sankyu-no-yu.jp/ |
写真
感想
今週は土曜より日曜の天気予報が良かったので、母の日の日曜日に鈴鹿の稜線繋ぎトレイルに行って来ました。
前回の羽鳥峰からの続きを歩く為、朝明渓谷の駐車場を起点にして、羽鳥峰から国見岳までの縦走後、腰越峠からハライド経由で周回するコースを予定しましたが、もし余裕があれば御在所岳にも寄ってみたいです。
早朝5時前に朝明駐車場に到着しましたが、管理人(?)さんが見当たらなかったので、駐車料金を未払いのまま5時にスタートしました。
駐車場から舗装された林道を歩き、舗装がなくなって山道になると、すぐに羽鳥峰に向かう分岐があったので、猫谷経由の道を選んで進みました。
確か以前に下山で利用した筈なのですが、記憶よりもガレた歩き難い傾斜のある道でした。
赤いリボンの目印を見落として、違う斜面を登りかけたりもしながら、スタートから1時間と少しで羽鳥峰に着きました。
今日も早朝の時間帯は曇が広がる残念なお天気ですが、先週のようにこの後の好天を期待したいと思います。
羽鳥峰から風化した花崗岩の滑りやすい砂礫道を慎重に下り、鞍部の羽鳥峰峠から登り返します。
1歩登れば、半歩滑り落ちるような歩き難い斜面を小ピークまで登ると、可愛いピンクのイワカガミがお出迎え、その先は庭園のような県境尾根の稜線が目の前に伸びていてテンションが上がります。
縦走路を歩いて、分岐から少し入った金山(906m)から中峠へと下り、登り返して雨量観測局のある水晶岳(954m)から根の平峠へとまた下る。
アップダウンを繰り返しながら、少しずつ高度を上げていくような道ですが、ここまで誰にも会わず静かな山歩きです。
根の平峠からは長い登り道が続き、国見岳が近付いてくると、奇岩が増えてきて目を楽しませてくれます。
途中で展望のいい青岳を過ぎて、今日の目的地だった国見岳(1,175m)に到着しました。
これで御在所岳までの稜線が繋がりましたが、時間がまだ早かったので、御在所岳まで足を伸ばすことにします。
石門を過ぎ、ザレた急坂を下りて国見峠へ。一挙に人が増える裏道登山道は、思えば無雪期に歩くのは初めてなので新鮮な気分でした。
山上公園に着くと時間は9時を過ぎていて、ちょうどロープウェイが動き出した直後で、普段着の観光客の姿をちらほらと見かけます。
アゼリア前から遊歩道を歩いて山頂を目指しながら、アカヤシオが残っていないか期待していたのですが、殆どの花は落ちてしまった後で、ほんの数本まだ花の残った木を見つけて写真に残しました。
今まで3回訪れている御在所岳では、好天に恵まれた事がなかったのですが、いつの間にか快晴になった空の下を最高点のある望湖台から、一等三角点のある山頂を巡りました。
スキーゲレンデの斜面を下ってアゼリア前で小休憩した後は、来た道を戻って再び国見岳へ向かいます。
山上公園から国見峠の間は沢山の人が歩いていて、晴天の日曜日の御在所岳の人気の高さが伺えます。
国見峠を過ぎると人は少なくなりますが、石門から国見岳と要所にはやはり人が多く、こちらは足早に通り過ぎました。
青岳を過ぎて、往路で確認した腰越峠への分岐路を入ってハライドに向かいますが、分岐路に入ってすぐに、きのこ岩への分岐の看板があったので立ち寄ってみます。
道に入ってすぐに大岩が現れて、その大岩に登ると、岩の端っこにきのこの様な形をした岩がちょこんと乗っています。
きのこ岩に近付くと、どうやら大岩とは一体感のない別の岩がくっついているように見えるので、どうしてこんな状態になったのか、とても不思議なきのこ岩でした。
きのこ岩からの展望は最高で、釈迦ヶ岳から今日歩いた羽鳥峰、金山、水晶岳や、雨乞岳からイブネ・クラシの稜線を見ることができました。
きのこ岩を後にして、三岳寺跡やブナ清水方面の分岐を過ぎて、腰越峠へと下って行きます。
1000mを超える標高から、腰越峠まで約250mの急斜面の下り道は険しく、今日一番の難路に思えました。
やっとの思いで腰越峠に降り立ち、水分とゼリーを補給した後は、目の前に威圧的に聳えるハライドへ約100m弱の登り返しです。
登りきれば後は朝明駐車場に下りるだけなので、滑りやすい花崗岩地質のザレ場を黙々とよじ登って、腰越峠から約25分で今日最後のピークになるハライド(908m)に到着しました。
ハライド山頂は見晴らしが良く、御在所岳や国見岳の展望を見ながらお昼にしようとしたのですが、好天なのに風が異様に強く、少し山頂付近で風の弱い場所を探したのですが、時々体がよろける程の強風だったので、昼食は諦めて下山することにしました。
ハライドからの下山路は良く整備されていて、急斜面も葛折りに道が作られているのでとても歩き易かったです。
40分ほどでハライド登山口に着き、そこから沢沿いの林道をゆっくり歩いて13時に朝明駐車場に戻って来ました。
駐車場は9割方埋まっていて、枠外に停めている車もあったので満車になったんだろうと思います。
駐車料金未払いだったのですが、ワイパーの所にビニール袋とメモ用紙が挟んであって、駐車料金の500円をビニール袋に入れて、トイレ前の箱に投入して下さいとのことでしたので、指示通りに駐車料金の支払いを済ませる事が出来て一安心です。
帰りは朝明渓谷内にあった三休の湯に立ち寄りました。
御池岳から始まった稜線繋ぎの鈴鹿トレイルは御在所岳まで繋がりましたが、6月以降はヒルが怖いので歩けるのはあと2〜3回だと思います。
出来れば鎌ヶ岳、入道ヶ岳、雨乞岳を繋ぐようなルートを組みたいです。
あと3週、週末の好天が続きますように♪
camiiさんの稜線がどんどん繋がっていくのが楽しみで
コーヒーを飲みながら地図を見ながら
自分のことのようにニンマリしています
もしかしたら、この日camiiさんにどこかで会えるかもしれないと
ザックにヤマレコバッジをつけていったんですよ〜
私たちの横を風のように駆け抜けていかれたお二人だったんですね
あ〜もう少し早く歩いていたら、きのこ岩でお会いできたのに・・
と、たら・れば ばかりで悔やまれます
鈴鹿の山には落ちそうで落ちない岩がたくさんありますが・・・
なかなか、会えそうで会えない私たちですね(笑)
maamaさんに地図を見て貰ってるなんて嬉しすぎます
ほんの思いつきで始めた稜線繋ぎですが、最近は続きが
歩きたくって週末が楽しみです
相方はともかく私はいつも渋滞を引き起こすノロノロ運転
なので、風のように駆け抜けたのは、もしかすると他の人
かもですが、いつもニアミスばかりで会えそうで会えない
って関係も、何か素敵だなぁなんて最近思ってますよ
いよいよ御在所もクリアーですね。
新緑の季節にあり、鮮やかな
景色ですね。
次は、武平峠が基点でしょうか。
雨乞岳は、クセがある道ですので
注意されつつ、がんばって下さい!!
鈴鹿は冬の山のイメージだったので、新緑の季節に
歩く事が出来て、また一つ鈴鹿の魅力が増しました
今まで県境尾根をメインに歩いてきたので、雨乞岳
をルートに入れるか悩み中です
以前、東雨乞岳から杉峠の稜線が凄く快適だったので
是非また歩きたいのですが、距離の長い谷ルートは
忍び寄るヒルの気配が不安だったり…
って、そんな風にあーでもない、こーでもないって
考えてる時が楽しかったりもするんですよね
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