雪のち晴れの燕岳

2015年05月09日(土) 〜 2015年05月10日(日)

• GPS: 07:06
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,421m
• 下り: 1,351m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:07
• 休憩: 0:35
• 合計: 3:42

距離 4.1km 登り 1,270m 下り 16m

8:54 中房温泉登山口
9:19 9:24 第１ベンチ
9:47 9:48 第２ベンチ
10:12 第３ベンチ
10:38 10:45 富士見ベンチ
11:13 11:33 合戦小屋
11:50 11:52 合戦山(合戦沢ノ頭)
12:35 燕山荘
12:36 宿泊地

2日目

• 山行: 2:46
• 休憩: 0:36
• 合計: 3:22

距離 5.5km 登り 158m 下り 1,355m

5:55 宿泊地
6:03 めがね岩
6:09 6:25 燕岳
6:32 めがね岩
6:45 6:48 いるか岩
6:53 6:59 燕山荘
7:28 7:29 合戦山(合戦沢ノ頭)
7:38 7:40 合戦小屋
7:56 富士見ベンチ
8:16 8:23 第３ベンチ
8:41 第２ベンチ
8:59 9:00 第１ベンチ
9:17 ゴール地点

天候

5/9 曇り後みぞれ
5/10 晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

中房温泉発9:40のバスとJRの連絡は悪く1時間近く穂高駅で待たされました。

コース状況／危険箇所等

・中房温泉〜燕山荘
　第3ベンチまでアイゼンは不要と思います。富士見ベンチへの途中から雪が多くなります。合戦小屋より上は完全に雪山です。雪山専用の道ができているようです。
　夏に来たことがないので見たことはありませんが、途中の鎖場を迂回するため？
　注意点は、この合戦沢ノ頭近辺の雪道くらいだと思います。
・燕山荘〜燕岳
　雪はありませんが、強風がふいています。吹き溜まりと思われる個所にのみ雪が残っていて、かえって暖かいです。頂上近辺の花崗岩はボロボロになっています。
・燕山荘〜中房温泉
　前日の雨、雪の影響で雪道が固くなっていますが、氷化はしていません。
　かえって、アイゼンが良く効く状態になっています。
　晴れているせいで、稜線付近〜登山口まで、気温の変化が大きくなっています。

写真

5/9 9:01

登山口。この時点で小雨で、来たのを後悔してました。

5/9 9:26

第一ベンチ。小雨はやみました。

5/9 9:59

道中は、雨でなくてもこのような個所があります。

5/9 10:47

富士見ベンチにつきました。ここでアイゼンを付けました。

5/9 11:14

花崗岩？が大量に現れ始めます。

5/9 11:19

もうすぐ合戦小屋です。

5/9 12:00

合戦沢の頭につきました。

5/9 12:01

夏はこちらから来るようですが今日は使いません。

5/9 12:15

燕山荘が見えてきました。

5/9 12:41

この時、雪交じりの強風でした。

5/9 12:43

燕山荘につきました。

5/9 12:43

真っ白で何も見えません。以後、小屋の中です。

5/9 20:52

夜。まだガスってます。

5/10 4:39

翌朝、晴れてくれました。

5/10 4:41

夜明け前の槍ヶ岳。

5/10 4:58

燕山荘から見た日の出。

5/10 5:01

この時の燕岳。

5/10 5:01

太陽が完全に出てきました。

5/10 5:02

日の出直後の槍ヶ岳。

5/10 6:18

燕岳に着きました。

5/10 6:19

頂上からの槍ヶ岳方面。雲がかかっています。

5/10 6:29

パノラマ写真。南から西まで。

5/10 6:29

北燕岳方面。

5/10 6:32

槍ヶ岳と西鎌尾根。

5/10 6:34

山頂から手に届きそうな位置の雲。ピントが今一ですが。

5/10 6:40

メガネ岩。

5/10 6:44

振り返って燕岳。

5/10 6:56

イルカ岩。槍の穂先が晴れるのを待っていましたがダメでした。

5/10 7:06

大天井岳、大キレット、槍ヶ岳

5/10 7:10

槍ヶ岳のアップ。

5/10 7:10

最後に、表銀座縦走路。

5/10 7:40

合戦沢の頭直下。この辺りが一番傾斜がきついです。

5/10 7:48

合戦小屋につきました。

5/10 9:27

登山口に着きました。昨日とは打って変わって晴れてます。
9:40のバスに間に合いました。

5/10 11:26

穂高駅から。さっきまでいた燕岳と、常念岳が見えます。

撮影機器：

DSC-RX100M2 SONY

感想

sd4bus

燕岳は夏に行ったことがなく、今回が初めてです。
前日穂高駅前に止まり、日帰りの予定でしたが、5/9は雨とのことで急きょ燕山荘一泊にしました。5/10は晴れの予報だったので翌朝に期待して。

三大急登といわれる合戦尾根ですが、丹沢の塔ノ岳の大倉尾根（通称バカ尾根）より少し時間がかかる程度であまり差はないように感じました。標準コースタイム、自分の所要時間から見ても。

今年はかなり雪が少ないようで、ここ40年で一番くらいと燕山荘のオーナーも言っておられました。
自分は6本爪軽アイゼン、ストックのみでしたが、これで十分に感じました。
（12本爪アイゼン、ピッケルが推奨みたいです）

5/9は完全に雪で、かなり寒く、午後からは一歩も小屋の外に出ませんでした。
小屋の中でも、ダウンなりフリースなりを着ないと寒い状態です。

5/10の朝は晴れてくれましたが、予報通り、風速10m以上の相当な強風で寒いです。自分が持って行った冬山低山用の手袋では心もとない感じです。

夜明け前は槍の穂先は見えてましたが、6時〜7時の間は雲に隠れて見えなかったのだけが残念です。