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Yamareco

記録ID: 6388169
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

日高山脈 野塚岳〜野塚岳W峰周回

2024年01月20日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:36
距離
7.5km
登り
1,082m
下り
1,083m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:46
休憩
0:49
合計
6:35
7:29
209
野塚トンネル駐車場(十勝側)
10:58
11:38
24
野塚岳
12:02
12:11
113
野塚岳西峰
14:04
野塚トンネル駐車場(十勝側)
天候 曇時々晴れ。
出発の7時30分時点では分厚い雲に覆われていたが、9時頃から雲が薄くなり晴れ間が指すようになった。
天気概況:気圧の谷の中。(冬型緩み→高気圧圏内と思ったが)
日高地方:曇
十勝地方:曇時々晴れ
海の波:1m→2m
上空3000m付近(500hPa)の-30℃の寒気が次第に抜けていく。
てんきとくらす野塚岳:終日A判定。
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
7時過ぎに野塚トンネル北口出て左側の駐車スペースに到着。
4台ほど停まっていたがスペースには余裕あり。
コース状況/
危険箇所等
すべての区間をストックスノーシューで登山。
■野塚トンネル北口→1147
トンネル出口西側の駐車スペースからスタート
初めは野塚岳コルへ続く沢型のトレースを進むが、尾根沿いに行きたいので斜面に取り付く。
雪量は笹の頭が出ているところもあるが、地面は出ないくらい。
ラッセル20cm〜30cmくらい。
スノーシューを蹴り込んでステップを作りながら登っていく。
緩くはないが、雪質が柔らかいので頑張って登れる斜度。
1147に続く尾根に取り着いた後も同じような雪質。

■1147→野塚岳
1147からは東側に樹林内雪庇が出ているが、そこまで大きくないので木の際を進んでいく。
1147先の標高1110mポコ(地形図には明確に表れないが)は東側が切り立った崖になっているので、西側の樹林の中を進む。
1223は樹林が無く視界が開けるので野塚岳ピークをはっきり見渡せる。
1223先コルから野塚岳の登りは雪量が少ないところもあり、蹴り込むと地面が見えるところもある。
野塚岳直下は雪量多く、雪の段差を乗り越えるように頑張って登る。
樹林限界は1250mくらい。
野塚岳ピークはところどころ岩出ているが地面は出ていないくらいの雪量。
この時期にしては普通〜やや少ないくらいの雪量か。

■野塚岳→野塚W峰(1331)
野塚岳からコルへの下りは雪質固くないのでスノーシューで下れる。
コルから野塚W峰への登りは雪稜や白雪庇が出ることもあるが、今回は雪少ないためブッシュが出ていたり、雪庇も大きく張り出しておらず比較的易しいルート状況だった。
北側に少し雪庇が出ていたり吹き溜まりがあるので、ブッシュが出ている南側寄りを進む。
野塚W峰付近も雪グサグサで氷化層はなかった。

■野塚W峰→野塚トンネル北口下山
広い尾根を下っていく。
1268先標高1150mから伸びる尾根を使って降りようと思ったが、1268先の稜線に岩が出ていて巻くのが面倒そうだったので、1268から下りることにした。
尾根から下るところは少し急なので後ろ向きまたはお尻をつきながら下ろす。
その先はブッシュを避けながらグサグサ下ろしたり尻滑りしていく。
尾根上を下ろすことを意識しないと微沢に下りて急斜面になってしまうので、コンパスで下ろす方向尾を確認しながら下る。
野塚トンネル上の水線のある沢型は雪で埋まり切っておらず、ところどころ開いて水が流れている。
トレースに沿って進むといい感じのスノーブリッジがあり渡渉できる。

【その他】
7時過ぎに野塚トンネル北口出て左側の駐車スペースに到着。
4台ほど停まっていたがスペースには余裕あり。
14時に下山して、温泉は道の駅みついしにある昆布温泉へ。
大人1人550円でリーズナブルだが綺麗で広い温泉で満足。
このあたりには飲食店が少ないので、温泉休憩所の食堂がありがたい。
16:30から営業しておりメニューも豊富。
その他周辺情報 14時に下山して、温泉は道の駅みついしにある昆布温泉へ。
大人1人550円でリーズナブルだが綺麗で広い温泉で満足。
このあたりには飲食店が少ないので、温泉休憩所の食堂がありがたい。
16:30から営業しておりメニューも豊富。
7時すぎに野塚トンネル北口の駐車スペース到着!
2024年01月20日 07:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 7:30
7時すぎに野塚トンネル北口の駐車スペース到着!
野塚トンネル上を通って尾根に乗るため斜面に取り付きます。
2024年01月20日 07:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 7:45
野塚トンネル上を通って尾根に乗るため斜面に取り付きます。
雪量は笹の頭が出ているくらい。ラッセル20〜30cmだが雪は軽めでステップ切って登りやすい。
2024年01月20日 08:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 8:12
雪量は笹の頭が出ているくらい。ラッセル20〜30cmだが雪は軽めでステップ切って登りやすい。
1147から先は東側に少し樹林内雪庇出ている。
2024年01月20日 09:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 9:26
1147から先は東側に少し樹林内雪庇出ている。
だんだん晴れ間が出てきた!
2024年01月20日 09:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 9:36
だんだん晴れ間が出てきた!
雪堤のような尾根をブッシュの際沿いに登っていきます。
2024年01月20日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 9:37
雪堤のような尾根をブッシュの際沿いに登っていきます。
もっと晴れろー!
2024年01月20日 09:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 9:45
もっと晴れろー!
頑張って登ってくるメンバー
2024年01月20日 09:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 9:55
頑張って登ってくるメンバー
1223手前で野塚岳ピークが見えてきます!
2024年01月20日 10:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1223手前で野塚岳ピークが見えてきます!
1223ポコは樹林が開けて撮影スポット!
2024年01月20日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 10:03
1223ポコは樹林が開けて撮影スポット!
ピークも晴れたら最高なのに^^;
2024年01月20日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 10:03
ピークも晴れたら最高なのに^^;
野塚岳ピークへの最後の登り。
2024年01月20日 10:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 10:11
野塚岳ピークへの最後の登り。
ところどころ蹴り込むと地面出てきて少し大変でした。
2024年01月20日 10:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/20 10:27
ところどころ蹴り込むと地面出てきて少し大変でした。
野塚岳直下は雪量増えて、雪の段差を乗り越えるところもあり。
2024年01月20日 10:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 10:46
野塚岳直下は雪量増えて、雪の段差を乗り越えるところもあり。
ステップを切って頑張って乗り越える。
2024年01月20日 11:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:00
ステップを切って頑張って乗り越える。
ピークはすぐそこ!
2024年01月20日 11:05撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:05
ピークはすぐそこ!
久しぶりの大人数登山!楽しかったです✨
2024年01月20日 11:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:22
久しぶりの大人数登山!楽しかったです✨
野塚岳W峰〜トヨニ岳岳方面。
2024年01月20日 11:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:29
野塚岳W峰〜トヨニ岳岳方面。
野塚岳W峰へ向かいます。
2024年01月20日 11:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:31
野塚岳W峰へ向かいます。
コルに到着。意外と雪グサグサでスノーシューで行けました。
2024年01月20日 11:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:41
コルに到着。意外と雪グサグサでスノーシューで行けました。
W峰へ向けて登っていきます。
2024年01月20日 11:43撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:43
W峰へ向けて登っていきます。
振り返って野塚岳方面。
2024年01月20日 11:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:47
振り返って野塚岳方面。
双子山方面は終日雲多めでした。
2024年01月20日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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双子山方面は終日雲多めでした。
今回は状態良くて広めの尾根でした。
2024年01月20日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:48
今回は状態良くて広めの尾根でした。
ところどころ北側に少し雪庇張り出しているが、南側ブッシュ見えているので尾根はわかる。
2024年01月20日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:53
ところどころ北側に少し雪庇張り出しているが、南側ブッシュ見えているので尾根はわかる。
W峰までもう少し。
2024年01月20日 11:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 11:53
W峰までもう少し。
野塚W峰から北へ向かいます。
2024年01月20日 12:07撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/20 12:07
野塚W峰から北へ向かいます。
下山する尾根を探しながら下ります。
2024年01月20日 12:12撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 12:12
下山する尾根を探しながら下ります。
尾根上はブッシュ無くて進みやすい。
2024年01月20日 12:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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尾根上はブッシュ無くて進みやすい。
微尾根から下ろすと良さそうと話をする。
2024年01月20日 12:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/20 12:30
微尾根から下ろすと良さそうと話をする。
1268先は段差になっていて下りるのが面倒なのでここから微尾根を下ろします。
2024年01月20日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 12:49
1268先は段差になっていて下りるのが面倒なのでここから微尾根を下ろします。
尾根から下りるところは少し急なので後ろ向きかお尻を着いて下ろす。
2024年01月20日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/20 12:49
尾根から下りるところは少し急なので後ろ向きかお尻を着いて下ろす。
ブッシュを避けながら下りる。
2024年01月20日 12:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
1/20 12:54
ブッシュを避けながら下りる。
開けて急なところは尻滑りが楽ちん。
2024年01月20日 13:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 13:56
開けて急なところは尻滑りが楽ちん。
野塚トンネル上の沢型渡渉はトレース沿いに行けばいい感じのスノーブリッジがありました。その他は沢型まだ開いていました。
2024年01月20日 14:00撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 14:00
野塚トンネル上の沢型渡渉はトレース沿いに行けばいい感じのスノーブリッジがありました。その他は沢型まだ開いていました。
14時下山時は7台ほど停まっていました。まだ余裕あり。
2024年01月20日 14:06撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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1/20 14:06
14時下山時は7台ほど停まっていました。まだ余裕あり。

装備

個人装備
長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ ザック アイゼン ピッケル ビーコン スコップ ゾンデ 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ

感想




冬シーズン初日高は野塚岳へ!
日高山脈は切り立った美しい稜線歩きができる人気の山だが、下界から遠く長い林道歩きを強いられる山も多い。
そんな中、この野塚岳は車で取り付き尾根近くまで行ける珍しい山!
雪稜や雪庇など難しいルートになることは少ないためシーズン初日高にはピッタリの山でした。
高気圧圏内かと思って快晴を期待していましたが、実際には晴れたり曇ったりの天気^^;
それでも野塚W峰方面へ乗越して細めの稜線歩きを体験できて満足です!
久しぶりのスノーシュー登山。スキーとは使う筋肉が違うようで翌日は全身筋肉痛でした(笑)

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