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Yamareco

記録ID: 6402894
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳(東尾根)

2024年01月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:54
距離
21.6km
登り
2,136m
下り
2,136m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:54
休憩
1:00
合計
13:54
3:28
30
3:58
3:58
11
送電線巡視路入口(高瀬川線No.63)
4:09
4:09
39
送電線鉄塔
4:48
4:48
97
林道終点
6:25
6:25
64
1955m峰
7:29
7:40
38
2178m峰
8:18
8:18
121
森林限界
10:19
10:21
62
11:23
11:24
9
11:33
11:51
6
11:57
11:58
44
12:42
13:09
64
14:13
14:13
31
森林限界
14:44
14:44
44
2178m峰
15:28
15:28
45
1955m峰
16:13
16:13
25
林道終点
16:38
16:38
9
送電線鉄塔
16:47
16:47
35
送電線巡視路入口(高瀬川線No.63)
須砂渡ゲートから1955m峰付近までは順調なペースで登れたものの、そこから先は息切れと脹脛の痛みで立ち止まることが多くなり、かなりゆっくりしたペースで歩くことになりました。
天候 晴天/風あり
【気温】須砂渡ゲート3:30頃:-8℃ / 山頂12:00頃:-9℃(予報)
【風】前常念岳付近から風あり / 山頂稜線は強風
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新宿→松本:高速バス
松本→駐車場:レンタカー
(ほりでーゆ~四季の郷が近い)
コース状況/
危険箇所等
須砂渡ゲート→送電線巡視路入口(高瀬川線No.63):舗装路歩き。路面凍結に注意。
送電線巡視路入口→送電線鉄塔:積雪は薄く、土が露出する区間もある。
送電線鉄塔→林道終点:鉄塔北西側に笹が少なく歩きやすい道があるが、これを見逃すと藪漕ぎを強いられる。
林道終点→1955m峰:急勾配に断続的に笹藪が現れる。1600m-1800m付近は特に藪が深い。
1955m峰→森林限界:傾斜は緩くなって歩きやすい。
森林限界→前常念岳下:見晴らしのいい尾根道を歩く。
前常念岳付近:ところどころ岩が露出するため、北斜面をトラバース気味に進む。最も注意深く歩く必要がある区間で、ピッケルがあった方が安心できる。
前常念岳→常念岳山頂:細めの尾根歩き。上へ進むにつれて風が強い。
その他周辺情報 道の駅ほりがねの里:出発前のお手洗い等の準備に利用できる
ほりでーゆ~四季の郷:日帰り入浴できる宿泊施設
仮眠したいところだけれど寝られる気もしない。道のりも長いので、ここのまま出発。
2024年01月27日 03:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 3:27
仮眠したいところだけれど寝られる気もしない。道のりも長いので、ここのまま出発。
ゲートを脇から通過します。
2024年01月27日 03:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 3:27
ゲートを脇から通過します。
舗装路をしばらく歩き、No.63の標識が現れたら山道へ。
2024年01月27日 03:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 3:58
舗装路をしばらく歩き、No.63の標識が現れたら山道へ。
鉄塔が現れたら広い尾根を上がっていく。
GPSの示す道通りではあるものの、あまりに笹が多く、不安になってくる。
※この道を進んでも登れないことはないものの、下山時に多くの人が歩いている道が北側にあることがわかりました。
2024年01月27日 04:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 4:09
鉄塔が現れたら広い尾根を上がっていく。
GPSの示す道通りではあるものの、あまりに笹が多く、不安になってくる。
※この道を進んでも登れないことはないものの、下山時に多くの人が歩いている道が北側にあることがわかりました。
踏み跡を発見。
ここから格段に歩きやすくなった。
2024年01月27日 04:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 4:23
踏み跡を発見。
ここから格段に歩きやすくなった。
転んだら危ない痩せ尾根
2024年01月27日 04:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 4:26
転んだら危ない痩せ尾根
笹藪もいつの間にか終わり、道はかなりはっきりしている。
2024年01月27日 04:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 4:31
笹藪もいつの間にか終わり、道はかなりはっきりしている。
新そうな踏み跡のおかげで歩きやすい。
2024年01月27日 05:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 5:05
新そうな踏み跡のおかげで歩きやすい。
1600mを越えたあたりから再び笹が出現。
2024年01月27日 05:21撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 5:21
1600mを越えたあたりから再び笹が出現。
1600m-1800mくらいに笹が多かった気がする。
2024年01月27日 05:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 5:33
1600m-1800mくらいに笹が多かった気がする。
空が白み始めた。
2024年01月27日 05:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 5:59
空が白み始めた。
富士山と南アルプスがくっきり。
2024年01月27日 06:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 6:22
富士山と南アルプスがくっきり。
1955m峰は樹林帯の中にある。
枝にかけられたペグ(?)が目印。
2024年01月27日 06:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 6:25
1955m峰は樹林帯の中にある。
枝にかけられたペグ(?)が目印。
蝶槍モルゲンロート
2024年01月27日 06:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/27 6:55
蝶槍モルゲンロート
はっきり太陽が見える。
2024年01月27日 07:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 7:00
はっきり太陽が見える。
森林限界に近づき、前常念岳が見えた。
2024年01月27日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 8:13
森林限界に近づき、前常念岳が見えた。
大滝山と蝶ヶ岳
2024年01月27日 08:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 8:13
大滝山と蝶ヶ岳
道もいい感じ。
2024年01月27日 08:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 8:18
道もいい感じ。
東尾根の向こうに八ヶ岳、松本平、南アルプス。
2024年01月27日 08:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 8:27
東尾根の向こうに八ヶ岳、松本平、南アルプス。
天気も最高で、足元も歩きやすい。
2024年01月27日 08:27撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 8:27
天気も最高で、足元も歩きやすい。
わりと狭いところにテント
2024年01月27日 08:29撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 8:29
わりと狭いところにテント
横通岳
2024年01月27日 08:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 8:30
横通岳
岩が多くなってきた。
2024年01月27日 08:30撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 8:30
岩が多くなってきた。
少しずつ険しくなってきた。
2024年01月27日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 9:00
少しずつ険しくなってきた。
ピッケルに持ち替えた方がいい予感。
ダブルストックから換装。
2024年01月27日 09:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 9:04
ピッケルに持ち替えた方がいい予感。
ダブルストックから換装。
ややトラバース気味の道が続いていた。
2024年01月27日 09:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 9:13
ややトラバース気味の道が続いていた。
脹脛の痛みと息切れで全然進まない。
ちょっと進んでは立ち止まっての繰り返し。
2024年01月27日 09:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 9:26
脹脛の痛みと息切れで全然進まない。
ちょっと進んでは立ち止まっての繰り返し。
道の状態は歩きやすいのになかなか進まない。
2024年01月27日 10:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 10:26
道の状態は歩きやすいのになかなか進まない。
ついに穂高連峰が見えてきた。
2024年01月27日 10:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 10:26
ついに穂高連峰が見えてきた。
ようやく前常念岳付近に到達。
常念岳山頂もようやく見えてきた。
2024年01月27日 10:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 10:31
ようやく前常念岳付近に到達。
常念岳山頂もようやく見えてきた。
振り返れば富士山もくっきり。
2024年01月27日 10:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 10:53
振り返れば富士山もくっきり。
西からの風が強く雪が巻き上げられる。
2024年01月27日 10:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 10:53
西からの風が強く雪が巻き上げられる。
槍ヶ岳が見えてきた。
2024年01月27日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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1/27 11:19
槍ヶ岳が見えてきた。
常念乗越、横通岳、東天井岳、大天井岳方面。
奥に見えるのは燕岳かな。
はるか後立山方面や頸城方面は曇っているから、今回こちらを選んでよかった。
2024年01月27日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 11:19
常念乗越、横通岳、東天井岳、大天井岳方面。
奥に見えるのは燕岳かな。
はるか後立山方面や頸城方面は曇っているから、今回こちらを選んでよかった。
ようやくパノラマ銀座コースとの合流地点
2024年01月27日 11:19撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/27 11:19
ようやくパノラマ銀座コースとの合流地点
出発から約8時間かかって山頂へ。
時間かかりすぎたけれど、無事に辿り着けてよかった。
そして何故だかピンポイントで山頂だけは風が弱く、撮影には困らなかった。
2024年01月27日 11:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/27 11:37
出発から約8時間かかって山頂へ。
時間かかりすぎたけれど、無事に辿り着けてよかった。
そして何故だかピンポイントで山頂だけは風が弱く、撮影には困らなかった。
槍・穂高連峰の眺めがとてもいい。
「パノラマ銀座」とはよく言ったもの。
2024年01月27日 11:40撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2
1/27 11:40
槍・穂高連峰の眺めがとてもいい。
「パノラマ銀座」とはよく言ったもの。
下り始めると再び風が強い。
2024年01月27日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 11:59
下り始めると再び風が強い。
三俣方面へ向かう尾根がそこそこ細い。
2024年01月27日 11:59撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 11:59
三俣方面へ向かう尾根がそこそこ細い。
そして下りも歩きやすい道なのに全然進まない。
2024年01月27日 12:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 12:12
そして下りも歩きやすい道なのに全然進まない。
左に進むと常念乗越のショートカットらしい。
2024年01月27日 12:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 12:22
左に進むと常念乗越のショートカットらしい。
ケルンが見えるとちょっと安心。
2024年01月27日 12:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 12:28
ケルンが見えるとちょっと安心。
登りではトラバースで通過してしまった前常念岳の山頂。
避難小屋はこの下にある。
2024年01月27日 12:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 12:38
登りではトラバースで通過してしまった前常念岳の山頂。
避難小屋はこの下にある。
下りは特に注意したいトラバース気味の移動。
時間がかかっても慎重に下りたい。
2024年01月27日 12:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 12:57
下りは特に注意したいトラバース気味の移動。
時間がかかっても慎重に下りたい。
ようやく樹林帯が見えてきた。
2024年01月27日 14:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 14:00
ようやく樹林帯が見えてきた。
樹林帯からもまだまだ遠い。
2024年01月27日 14:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 14:13
樹林帯からもまだまだ遠い。
2178m峰まで帰ってきた。
森林限界付近からこのあたりの区間でテントを張っている人が多かった印象。
2024年01月27日 14:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 14:44
2178m峰まで帰ってきた。
森林限界付近からこのあたりの区間でテントを張っている人が多かった印象。
1955m峰まで降りてきた。
これからまた笹藪を通ると思うと少し滅入る。
2024年01月27日 15:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 15:28
1955m峰まで降りてきた。
これからまた笹藪を通ると思うと少し滅入る。
さっそく笹が現れ始めた。
2024年01月27日 15:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 15:38
さっそく笹が現れ始めた。
明るいと全然印象が違う笹藪の道。
そんなに深く感じない。
2024年01月27日 15:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 15:53
明るいと全然印象が違う笹藪の道。
そんなに深く感じない。
1955m峰くらいまではかなり遅いペースで、下山予定も21:50くらいを指していたが、ひょっとしたらヘッデン使わずに駐車場まで行ける気がしてきた。
2024年01月27日 16:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:04
1955m峰くらいまではかなり遅いペースで、下山予定も21:50くらいを指していたが、ひょっとしたらヘッデン使わずに駐車場まで行ける気がしてきた。
林道終点
2024年01月27日 16:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:13
林道終点
ちょっとずつ確実に積雪が薄くなっていってる。
2024年01月27日 16:18撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:18
ちょっとずつ確実に積雪が薄くなっていってる。
アイゼン履いたまま土の上を歩きたくないけれど、下りなので念のためそのまま進みます。
2024年01月27日 16:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:28
アイゼン履いたまま土の上を歩きたくないけれど、下りなので念のためそのまま進みます。
笹藪が濃くなってきたけれど踏み後は明瞭。
2024年01月27日 16:31撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:31
笹藪が濃くなってきたけれど踏み後は明瞭。
ついに鉄塔が見えてきた。
そしてこんなに歩きやすい道があったとは…
2024年01月27日 16:37撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:37
ついに鉄塔が見えてきた。
そしてこんなに歩きやすい道があったとは…
鉄塔を振り返る。
このまま正面を突き当りまで進んで左折すると、あまり藪漕ぎしなくていい歩きやすい道があったということです。
2024年01月27日 16:39撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:39
鉄塔を振り返る。
このまま正面を突き当りまで進んで左折すると、あまり藪漕ぎしなくていい歩きやすい道があったということです。
送電線巡視路入口まで帰ってきた。
このさきは舗装路の凍結に注意。
2024年01月27日 16:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 16:47
送電線巡視路入口まで帰ってきた。
このさきは舗装路の凍結に注意。
舗装路の区間が長く感じる。
2024年01月27日 17:02撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 17:02
舗装路の区間が長く感じる。
こうしてみても常念岳は遠かった。
2024年01月27日 17:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/27 17:17
こうしてみても常念岳は遠かった。
林道ゲートがようやく見えた。
2024年01月27日 17:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1/27 17:22
林道ゲートがようやく見えた。
どうにか日が暮れる前に帰って来られた。
2024年01月27日 17:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
1/27 17:23
どうにか日が暮れる前に帰って来られた。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ ザック 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 携帯 時計 サングラス ストック スノーバスケット ワカン
備考 ワカンは使わなかった

感想

北アルプスの貴重な晴れ間。天気予報では常念山脈が特によさそうということで、今回は常念岳を目指すことにしました。
昨年3月に来たときは早々に断念し、こののち6月にパノラマ銀座を歩いた時には登頂できたものの天気が今一つで楽しみ切れなかったのが常念岳ということで、ちょうど再挑戦したかった山でもあります。

【行程について】
数字だけ見ても往復の水平距離は約21km、標高差は約2100mということで、夏山で考えても楽な行程ではありません。
ただし、道のり自体はそこまで険しすぎず、精神的に心細いのは真っ暗闇の藪漕ぎと、注意したいのは前常念岳付近のトラバースです。この2点を除けば、概ね歩きやすい道に感じました。
特にこの日は天候に恵まれ、また雪は締まって、さらに先行者が多かったおかげもあり、条件はとてもよかった部類だと思います。

【所要時間について】
他の方の記録を見る限り、日帰りでは10時間-12時間くらいで歩いている人が多い印象でした。
自分は余裕をもって13時間半程度(休憩無し)で計画し、実際には10時間-11時間程度(休憩含む)で戻ってくるつもりでいたのですが、遠く及びませんでした。
1955m峰くらいまでは順調に進んだものの、そこから先は息切れと脹脛の痛みで大きくペースダウンすることになりました。帰りの前常念岳付近のトラバースを慎重すぎるくらい慎重に進んだのを除けば、このペースが精いっぱいです。

補給に不足はなかった気がするし、道も歩きやすく、気候もよかったと思います。
思い当たる節といえば、おそらく夜の高速バスで眠れなかったことが響いている…そもそも体力づくりが足りていないという可能性もありますが、普段と比べても格段に体力的な厳しさを感じました。
冬のテント泊装備を担いで森林限界付近まで上がるのも大変そうではありますが、日帰りにするにしても登るのは翌日にして、この日はのんびり体力回復に努めるという方法もあったかもしれません。
…そうはいっても登る日の天気は外しがたく、おそらく翌日に登ったのでは眺めに満足できなかったと考えると非常に悩ましいです。

【眺めについて】
槍ヶ岳や穂高から常念岳がよく見えるように、間近に見える槍・穂高連峰は常念山脈ならではです。
体力的にしんどくても、この眺めを見られれば大満足です。

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