雪たっぷりの針ノ木岳スキーへ
- GPS
- 09:01
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この冬はゲレンデスキーばかりやっていて、しかも転倒で4月に右足にけっこうな怪我をしてしまい、7か月ぶりの山歩きとなった。運動不足だが、今シーズン初でおそらく最後の山スキーのつもりで、大好きな針ノ木岳を目指した。前夜扇沢の無料駐車場に着いたがほぼ満杯。朝5時に起きて6時に出発。けっこう同好の士が多い。車道を歩いていつもところから沢に入る。沢筋は雪一杯でデブリもない。2年前の同時期にも針ノ木BCに来たが、その時と比べるとかなりいいコンディションだ。右岸を歩くが、大沢小屋に並ぶ辺りからシール登高にする。マヤクボ沢出合の手前、標高2100m前後の傾斜が最初の試練だ。出合からはマヤクボコルを目指す。ここからはアイゼンを履く。見た目以上の傾斜があり、いつも苦労するところだ。やはりいつもよりは雪が多い。ここの登りがきつかった。傾斜が緩んだところで小休止。ここで針ノ木直登とマヤクボコル組が分かれるが、私は後者。一頑張りでコルに出る。ヤレヤレ。雪の消えた夏道をスキーを担いで上がる。思った以上に疲れた。7か月ぶりの山歩きのせいか、齢(55歳)のせいか、おそらく両方だろう・・・。スタートから6時間かけてやっとたどり着いた頂上は、天気も良く、眺めは最高。個人的には北アでは針ノ木岳、野口五郎岳が2大展望の山だと思っている。眺めを堪能した後、針ノ木峠方向に少し下る。かなりの急斜面をツボ足で下っているときにプチ滑落してしまう。ポイントを見極めて、いざドロップ。雪はザクザクであまり楽しくはないが、かなりの傾斜でもあり、慎重に滑る。いったん下って大きく登り返しているグループもいる。えらいなあと思う。傾斜が緩むと土交じりの雪となり、あっと言う間にスタート地点へ。標高差1400m超、登り6時間、下り1時間弱だった。今シーズンのスキーはこれで終わりかな。今日も針ノ木岳頂上の絶景が一番のご馳走だった。
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