記録ID: 641021
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無雪期ピークハント／縦走
日光・那須・筑波
【やしおの湯〜三ノ宿山〜茶ノ木平】 新緑の中，シロヤシオやヤマツツジがきれいでした
2015年05月17日(日) [日帰り]
栃木県
りきまる
- GPS
- 09:11
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,658m
- 下り
- 1,064m
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| 天候 | 終日晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・ 登山口は，やしおの湯の入口の反対側にあります。中禅寺線51号の標識（写真��3）のところから入山し，最初は送電線巡視路を行きます。 ・ 送電線鉄塔の先の分岐（写真��10）で巡視路を右へと分け，左手の支尾根を登ります。「やしおの湯」の標識のある主尾根（写真��13）までは踏み跡の薄い急登ですが，とにかく尾根を目指して登れば問題ありません。 ・ その先は，最初は平坦で歩きやすいものの，徐々に傾斜が増し，三ノ宿山から大木戸山，丸山を経て薬師岳取り付きの鞍部までは，長いアップダウンの連続となります。この間，いずれのピークにおいても樹林帯の中なので展望は得られませんが，唯一，大木戸山の手前で，女峰山の好展望が望めるところがあります（写真��18）。 ・ 薬師岳取り付きの鞍部は，南側の展望が開けていて，休憩に良いところ。ここから薬師岳山頂までは，50分ほどの登りとなります。 ・ 薬師岳山頂は，さすがに多くの登山者で賑わっていました。ここで50分ほどちゃんぽん麺の昼食休憩。 ・ 薬師岳から細尾峠へは30分ほどの急な下りとなります。途中，少し崩れているところがありますので，慎重に。 ・ 細尾峠からは，標高差400mを超える最後の登りとなります。茶ノ木平の展望地までのコースタイムは2時間20分。途中，傾斜のきついところもありますが，登山道はしっかりしており，問題ありません。 ・ 茶ノ木平の展望地は，正面に男体山，右手には女峰山，左手には白根山と中禅寺湖を望む，素晴らしい眺めです。ゆっくり休憩するのにオススメです。 ・ 茶ノ木平からは，標高差320mほどの下りとなります。良く整備されており，この下りも問題ありません。 |
写真
クルマを立木観音駐車場に駐車し，バイクで登山口へと向かいます。
急登を6~7分登ると，突然，右手の視界が開け，表日光連山のパノラマが見えました！
鉄塔の先で道が二手に分かれます。右手の方がしっかりしていたので，100mほど進んでみましたが，一向に尾根に上がる気配が無いので，戻って，左手の踏み跡を辿りました。このあと，主尾根に出るまでは，踏み跡の薄い急登が続きます。
1
5/17 6:13
鉄塔の先で道が二手に分かれます。右手の方がしっかりしていたので，100mほど進んでみましたが，一向に尾根に上がる気配が無いので，戻って，左手の踏み跡を辿りました。このあと，主尾根に出るまでは，踏み跡の薄い急登が続きます。
主尾根に出ました。「やしおの湯←」の標識が立っています。ここまでが急登でしたが，ここからは傾斜が緩み，ぐっと歩きやすくなります。また，登山道もしっかりして，この先迷うところはありません。
1
5/17 6:48
主尾根に出ました。「やしおの湯←」の標識が立っています。ここまでが急登でしたが，ここからは傾斜が緩み，ぐっと歩きやすくなります。また，登山道もしっかりして，この先迷うところはありません。
2時間半ほどで三ノ宿山に到着しました。木々に囲まれていて，展望は良くありません。ここで水分補給の休憩。
三ノ宿山から先は，アップダウンの連続でした。まずは，90mほどの急坂を下ると，祠のある鞍部に到着。
大木戸山頂手前の尾根の途中から女峰山を望む。樹林帯の中の尾根道なので，ほとんど展望はありませんが，ここだけは，女峰山の素晴らしい展望でした。
3
5/17 8:54
大木戸山頂手前の尾根の途中から女峰山を望む。樹林帯の中の尾根道なので，ほとんど展望はありませんが，ここだけは，女峰山の素晴らしい展望でした。
丸山に到着。ここも展望は無し。この先も登ったり下ったりの連続です。
薬師岳への登りに取り付きました。この先で6〜7人のグループとすれ違いました。
薬師岳山頂に到着。到着時は誰もおらず，拍子抜けしましたが，すぐに10人以上のグループがやって来て，大賑わい。
おなかが空いたので，ここでランチにしました。本日は，サッポロ一番のちゃんぽん麺。ちゃんぽんの具も持参。さらに，ネギとシイタケをトッピング。思った以上においしかった。
3
5/17 11:06
おなかが空いたので，ここでランチにしました。本日は，サッポロ一番のちゃんぽん麺。ちゃんぽんの具も持参。さらに，ネギとシイタケをトッピング。思った以上においしかった。
登山口に出ました。このあと，車道を10分ほど歩いて，立木観音駐車場に到着。
感想
・ 昨年計画したものの歩けなかった，三ノ宿山〜茶ノ木平のコースを歩いてきました。この時期ならではの，輝くような新緑やシロヤシオ，山ツツジがきれいで楽しめました。ただ，シロヤシオのピークは先週末頃だったようで，「シロヤシオのトンネル」とはいきませんでした。
・ このコース，やしおの湯から薬師岳までは登山地図にルートが記載されていないのですが，尾根の登山道はしっかりしていて，迷うことはありません。ただ，やしおの湯から1,048m三角点のある主尾根までの区間は，踏み跡が薄くて分かりづらいかもしれません。
・ やしおの湯から大木戸山までは誰にも会わず，鳥のさえずりと鹿の出す警戒音を聞きながらの静かな歩きを楽しみました。大木戸山から薬師岳までの間は，2人と6〜7人の2組の登山者とすれ違ったのみ。薬師岳山頂は，さすがに多くの登山者で賑わっていましたが，細尾峠を過ぎると，また静かになり，茶ノ木平まで標高差400mを超える最後の登りでも，4〜5人の登山者が歩いていただけ。
・ 表日光連山のような大展望もなく，地味なエリアですが，古の修験道の雰囲気が味わえる，なかなか趣のあるルートでした。落葉広葉樹の中を歩きますので，紅葉の時期や，葉の落ちた晩秋から初冬の時期も良さそうですね。
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rikimaruさん、こんにちは、goroです。相変わらず、rikimaruさんらしい山歩きで感心させられます。私は男体山も登ったことがなく、その辺りの山は知らないのですが、写真を拝見していると素晴らしいところですね。
私は去年の8月の脚の怪我が長引いたり、また今冬はゲレンデスキーばかりやっていておまけにそれでまた怪我したりして、山歩きはサボっていたのですが、先週から再開しました（といっても半分スキーですが）。実は不整脈があり、来週入院して手術するのですが、それが終われば、またがんばるつもりです。
rikimaruさんも健康に注意してこれからも楽しませてください。一度一緒に歩かせていただきたいものです。ではまた。
goroさん，お久しぶりです。最近，ヤマレコの記録が途絶えていたようだったので，気になっておりましたが，同じ日に針ノ木岳BCでしたか。そちらも良い天気で何よりでした。
ところで，不整脈での入院・手術とは，心配ですね。手術が成功し，無事回復することをお祈り申し上げます。
実は，昨日まで２泊３日で奥秩父を周回縦走したのですが，２泊目に宿泊した四里観音避難小屋（素晴らしい環境に建つ，立派な小屋です。オススメです。）で，70代とみられる単独行の男性と同宿となりました。この方，内臓のがんを患い，外科手術で切除したときに神経の一部を失い，以後「身体障害者みたいな状況」の中，お一人で登山を楽しまれているそうです。健康を維持するためには，登山はやめられないと仰っておりました。
年齢が上がるにつれ，皆，何かしら病気持ちになるものですが，この方のように，それでも登山を楽しもうという意欲を持ち続け，そして実践することは素晴らしいと思いました。
今後は加齢と共に，様々な病気と折り合いを付け無ければならない場面が出てくるでしょうが，お互い，いつまでも登山を楽しみたいものですね。いつかどこか，山の中でバッタリしたいものです。
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