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Yamareco

記録ID: 641149
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

【初/雪山3000m】の世界へ!「乗鞍岳」

2015年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
iamclimber その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:02
距離
7.9km
登り
1,221m
下り
655m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:59
休憩
1:04
合計
6:03
8:32
26
スタート地点
10:15
10:15
127
12:22
13:04
13
13:17
13:19
14
13:33
13:34
8
13:42
13:52
15
14:07
14:07
21
14:28
14:35
0
14:35
ゴール地点
天候 天候:晴れ
気温:登山口14℃/山頂9℃
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
▼駐車場
【名称】三本滝レストハウス
【住所】長野県松本市安曇乗鞍高原4307-2
【電話】0263-93-2814
【料金】無料
【台数】50台
【設備】トイレ・自販機あり
【備考】朝7時の段階でも空きがありました。

▼位が原山荘行きのバス
三本滝から乗鞍春山バスで位ヶ原山荘へ。
除雪状況によっては、大雪渓・肩の小屋口まで行けるようです(予定だと5月下旬)
この日は道路凍結にともない、始発は9:55との連絡がありました(泣
【乗車】三本滝
【下車】位ヶ原山荘前
【料金】1250円
【時刻】7:45/8:45/9:55/12:05/14:45
【時間】22分
【混雑】バスが何台も来るので、乗車できないといったことはありません。
【URL】https://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/haruyama/
【状況】その日の運行は下記のURLでも確認できるようです。
    http://www.alpico.co.jp/traffic/trafficinfo/

▼位が原山荘〜三本滝行きのバス
【乗車】位ヶ原山荘前
【下車】三本滝
【料金】1250円
【時刻】11:02/13:32/15:34
コース状況/
危険箇所等
▼登山ポスト
三本滝レストハウスにあります。
位ヶ原山荘では入山届出用紙と滑走可能範囲や雷鳥生息域の説明書が配布されるようです。

▼トイレ
三本滝レストハウスと位ヶ原山荘にあります。

▼位ヶ原山荘
営業しておりました。生ビールなども購入可能です。
【URL】http://www.kuraigahara.jp/

▼電波
接続率ドコモ 97.7%

▼リフト
4/5をもってスキー場の営業は終了しているので使用できません。
【URL】http://www.norikura.co.jp/snow/

▼注意箇所
《リフト最上部〜肩の小屋口》
┗・所々に踏み抜き箇所がありました。
┗・殆ど目印のない雪原を進むため、悪天候時には注意。

《肩の小屋口〜剣ヶ峰山頂》
┗・クラックがあり、尻セードで下山する場合には注意。
その他周辺情報 ▼温泉
物見湯山手形で無料の温泉に入るべく、帰り道に少し遠出しました。
【名称】松茸山荘 別館 東山館
【住所】長野県松本市穴沢756
【電話】0263-64-2102
【料金】450円
【時間】10:00〜21:00
【URL】http://www.matsutake-sansou.jp/
【備考】駐車場から2時間弱
三本滝レストハウスの駐車場を見回してみると、自分たち以外登山客を見かけません。
三本滝レストハウスの駐車場を見回してみると、自分たち以外登山客を見かけません。
三本滝レストハウスには
トイレ・自販機もあります。
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三本滝レストハウスには
トイレ・自販機もあります。
三本滝から乗鞍春山バスで位ヶ原山荘へ行く予定が、凍結によって1便と2便の運行が中止。
始発は9:55とのこと。
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三本滝から乗鞍春山バスで位ヶ原山荘へ行く予定が、凍結によって1便と2便の運行が中止。
始発は9:55とのこと。
2時間バスを待つか、
それともこの急登を登っていくか…
2時間バスを待つか、
それともこの急登を登っていくか…
こんな日に限って荷物は
フル装備だしなぁ。。。
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こんな日に限って荷物は
フル装備だしなぁ。。。
腹をくくって登る人。一方でバスを待つと決めた人たちは優雅にコーヒーを飲んでいる。温度差が激しい。
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腹をくくって登る人。一方でバスを待つと決めた人たちは優雅にコーヒーを飲んでいる。温度差が激しい。
さてどうしようかと悩んでいると、ゲレンデを登る人は見えなくなってました。
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さてどうしようかと悩んでいると、ゲレンデを登る人は見えなくなってました。
腹をくくって登り始めると小さな幸せを発見!
ふきのとうが、あちこちに顔を出してました。
摘みたいとこだが、荷物にしたくないので我慢。
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腹をくくって登り始めると小さな幸せを発見!
ふきのとうが、あちこちに顔を出してました。
摘みたいとこだが、荷物にしたくないので我慢。
バスの道路を挟むたびに
テンションが下がる。
バスの道路を挟むたびに
テンションが下がる。
20分でリフト降り場に到着。
乗鞍さんがひょっこり!
20分でリフト降り場に到着。
乗鞍さんがひょっこり!
春の訪れを告げる雪解け水。
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春の訪れを告げる雪解け水。
ここからはしばし薮漕ぎしながら登って行きます。
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ここからはしばし薮漕ぎしながら登って行きます。
雪が多くなってきたので
スノーシューを装着。
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雪が多くなってきたので
スノーシューを装着。
リフトアップすると急登もラクになります♪
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リフトアップすると急登もラクになります♪
それにしてもいい天気だっ!
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それにしてもいい天気だっ!
どーんと正面に乗鞍岳。
待ってろ!
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どーんと正面に乗鞍岳。
待ってろ!
雲と相まって何かが降臨して
きたように見えます。
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雲と相まって何かが降臨して
きたように見えます。
ツアーコース終点から右方面に行くと40分で位ヶ原山荘とのこと。
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ツアーコース終点から右方面に行くと40分で位ヶ原山荘とのこと。
そしてここから、また急登が続きます。
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そしてここから、また急登が続きます。
飛行機雲が見えました。
明日以降天気が崩れるのかな!?
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飛行機雲が見えました。
明日以降天気が崩れるのかな!?
肩の小屋口まで殆ど目印がない雪原を進むため、悪天候時には注意が必要そう。
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肩の小屋口まで殆ど目印がない雪原を進むため、悪天候時には注意が必要そう。
雪の回廊は全体的に小さく、これを目当てに来たら残念そう。
奥に行けば変わるのかな!?
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雪の回廊は全体的に小さく、これを目当てに来たら残念そう。
奥に行けば変わるのかな!?
最後の急登!頑張るぞっ!!
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最後の急登!頑張るぞっ!!
30分後…。高山のせいなのか?
いつもより息が上がってしまい崩れ落ちる…。
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30分後…。高山のせいなのか?
いつもより息が上がってしまい崩れ落ちる…。
始発のバスの方々が登ってきたようです。
大差なかったな…。
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始発のバスの方々が登ってきたようです。
大差なかったな…。
乗鞍観測所。
RPGに出てくる都市のようだ。
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乗鞍観測所。
RPGに出てくる都市のようだ。
飛行機雲が重なってバッテン印
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飛行機雲が重なってバッテン印
待ちにまった絶景!
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待ちにまった絶景!
おねしょに見えるのは僕だけでしょうか…?
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おねしょに見えるのは僕だけでしょうか…?
スノーシューやザックをデポって山頂を目指します。
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スノーシューやザックをデポって山頂を目指します。
山頂にある乗鞍本宮神社。
古くから信仰の山として崇められているようです。
山頂にある乗鞍本宮神社。
古くから信仰の山として崇められているようです。
天候と無事登頂に感謝祈願。
天候と無事登頂に感謝祈願。
【初】雪山3,000m超えに感動!
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【初】雪山3,000m超えに感動!
仙丈ケ岳に続き、人生2つ目と
なる3,000m越え&記録更新!
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仙丈ケ岳に続き、人生2つ目と
なる3,000m越え&記録更新!
山頂は広くないので、
そそくさと退散。
山頂は広くないので、
そそくさと退散。
御嶽山は煙を吹いてました。
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御嶽山は煙を吹いてました。
標高3,000mの大パノラマが広がります。奥に槍発見っ!
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標高3,000mの大パノラマが広がります。奥に槍発見っ!
調子に乗って尻セードでスピードを出していたら突如
現れたクラック!なんとそのまま飛び越え奇跡的にセーフ!
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調子に乗って尻セードでスピードを出していたら突如
現れたクラック!なんとそのまま飛び越え奇跡的にセーフ!
30分ちょいで下山できました。恐るべし尻セード。
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30分ちょいで下山できました。恐るべし尻セード。
位ヶ原山荘では入山届出用紙と滑走可能範囲や雷鳥生息域の説明書が配布されるようです。
位ヶ原山荘では入山届出用紙と滑走可能範囲や雷鳥生息域の説明書が配布されるようです。
バスは大混雑!行き先によって乗るバスが異なります。
全員座れるので焦らずに。
バスは大混雑!行き先によって乗るバスが異なります。
全員座れるので焦らずに。

感想

バスで2700mまで行けることもあり、「ハイヒールでも登れる3000m級の高山」という
キャッチフレーズがついているらしい「乗鞍岳」へ。
冬山でも比較的にラクなんだろうなと思っていた

前夜に出発し、三本滝レストハウスで車中泊をとることにした。
到着してみると、満天の星空が広がっており翌日天気も良さそうだ。
土曜天候が微妙だったため、予定を変更して良かった!と期待を胸に眠りについた。

翌朝、駐車場で準備していると、周囲がざわついている。
何かと思いきや、三本滝から位ヶ原山荘までバスで行く予定が、
凍結によって1便と2便の運行が中止となり、始発は9:55とのことだ。
2時間バスを待つか、それともこの急登を登っていくか…。
悩んでいると、続々と登っていく。皆決心が早いようだ。
一方で、バスを待つと決めた人たちは優雅にコーヒーを飲んでいる。
そんな温度差が激しい中、気づくと登っていく人たちも見えなくなっていた。

30分経ち、やっと腹をくくって登りだす。
予想通りの急登が続く。先が見えてきたと思うとまた急登が続く。その繰り返しだ。
最初に気持ちでやられているせいもあり、なんだか凄く疲れた。

ツアーコース終点に着くと、位ヶ原山荘迄の行き先が書いた看板があった。
ふと時間を見てみると、バスであがって来た場合とたいして時間が変わらないんじゃ…。
考えないことにし、でもバスよりは遅れたくないと思い先を急ぐことにした。

この日の天気は快晴!急登続きで暑かったが、時折吹く風はさすがの高山。
冷たいぐらいがちょうど良い。肩の小屋口まではずっと半袖で登っていた。
そしてやっと目の前に捉えた乗鞍岳で最後の急登が待ち構えている。
「ほんと、誰だよ。ハイヒールでも登れるとか言ったやつ…」と
八つ当たり気味の気持ちをエネルギーに直登する。
高山のためか、いつもより息が上がるがテンションも上がる!
というのも、仙丈ケ岳に続き、人生2つ目となる3,000m越え。
そして初の3,000mの雪山であり、標高の記録も更新だ!

山頂からは大パノラマが広がっていた。
まだ登ったことない山々が見える。これから行く山々に対して妄想も広がる一方だ。

下山はお待ちかねの尻セード。
せっかくなので、ピッケルで滑落練習をしながら滑ることに。
途中誰もいなかったので、調子に乗ってスピードを出していたら突如現れたクラック!
なんとそのまま飛び越え奇跡的にセーフ!
調子に乗ると危険はすぐそこ。反省しました…orz
あんなに登るのに苦労したのに、降りるのは30分そこそことあっという間だ。

結局家路に着いたのは、日付けのかわる前。そして今日は日曜日。
明日から1週間頑張ります(泣

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