恵那山一泊
- GPS
- 11:20
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,411m
- 下り
- 1,395m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 7:32
- 山行
- 3:12
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 3:32
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | トイレは、前情報のヘブンスそのはらが閉まっており途方に暮れましたが、その先にある「智里西自治会」と言う建物にとても綺麗な公衆トイレと自販機がありました。ありがたいです。 臨時駐車場迄の道に、阿智神社の前宮と奥宮があります。とても由緒正しい神社です。お札やお守り、御朱印などは、前宮の鳥居に向かって左の「万葉茶寮みさか」と言う温泉旅館で購入出来ます。とても丁寧な対応をして頂き、阿智セブンサミッツの地図やパンフレットを頂きました。 |
写真
感想
年末に足をいため、ダメ押しでバイクで転けてしまい、かなりのブランクが空いての山行かつ初の雪山に、個人的に思いれのある土地「阿智村」から登れる恵那山を選択。
万が一日帰り出来なかった時のことを考え、非難小屋に一泊する事にいたしました。
臨時駐車場から本来の駐車場、そしてその駐車場から登山口までの長いこと長いこと…。そして不安になる程暖かかったです。
雪は全くありませんでしたが、沢から道路に流れ出た水が凍結しており少々危険でした。
登山口から山に入ると、流石に雪は有りましたが、思っていたよりも少ない。ピッケルやらワカンやら、要らなかったな…と少し後悔
そして4号目までの、これの長いこと長いこと…。
途中からアイゼンを履いたのですが、早速オーバーパンツに引っ掛けてしまい涙目。
思っていたよりも雪が少なく、12本爪アイゼンでの歩行はキツかった…。
秋でも持ち歩いていたチェーンスパイクを、この日はザック軽量化の為に置いてきてしまったのが仇となり、下りにはゲイターの2箇所に引っ掛けて破いてしまいました。
チェーンスパイクか軽アイゼンで十分の雪量でした。
上に上がるにつれ風が強くなり、お腹に冷えを感じたので、枕用に持ってきていた中綿のサーマルウェアを着込み、バラクラバを付けるも、薄手のメリノウールでは役不足。ウインドストッパーの厚手の物を持ってくるべきでした。
1,800を超えたあたりで稜線に出て、後方に美しい南アルプスの山々が見えました。
そして1,900辺りまでは、足がズボリ体消耗に拍車をかけ、2,000を超えたあたりで少しなだらかになりましたが、この頃既に完全にバテてしまいました。
なんとか辿り着いた頂上では、綺麗な樹氷が見られました。
そして避難小屋へと向かい、休憩してから恵那山の最高点へ。
どなたかの足跡のおかげてなんとか辿りつく事が出来ました。
避難小屋では、自分以外にも一泊されるベテランの方達がおり、その方達が持参された薪でストーブを一緒に炊き、更にすき焼きをご馳走して頂きました。
そのベテランの方達から、雪山登山に関して色々とアドバイスも頂きました。
午後9時ぐらいには寝床に入ったのですが意外と小屋の中は暖かかく(就寝時で-5度ぐらい)、備えられていたアルミシートや毛布も使わせて貰ったにも関わらず、雪山だけでなくシュラフで寝るのも初めてだった事から、色々と慣れない事があまりにも多く殆ど睡眠を取ることが出来ませんでした。
特に枕が合わない事、寝返りの度にズレる持参のマット、就寝時の服装も登ってきた時の格好そのままにテントシューズを履いた状態で、なんというか重ね着多すぎて落ち着かないなどなど、もう少し研究が必要です…。
そんな過度の寝不足状態ではありましたが、夜明け前に起きてのご来光は、これまた素晴らしいものでした。
目の前に雲海が広がり、その奥に聳える南アルプスの山々の後ろから頭だけを出した富士山。
眩いほどのご来光で、本当に一泊して良かったと思いました。
日曜日は、下山後に阿智神社他の神社巡りをしたかったので8時頃に下山開始。
避難小屋でご一緒させて頂いたベテランの方達のご厚意で下山もご一緒させて頂き、予想よりも早いペースで下山する事が出来ました。
1人だったら恐らくダラダラ降りていて、その後のスケジュールが苦しくなっていた思います。
色々と勉強になった山行でした。
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