瑞牆山 カンマンボロンと大日岩
- GPS
- 08:00
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,150m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:40
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
先月、金峰山に行った時、大日岩を経て瑞牆山に縦走しようと計画してました。
金峰山に登り、瑞牆山に向かうべく大日岩を通過しようとした所、ルートが分からずに泣く泣くあきらめて下山してきました。
大日岩付近のルートは地形図だと北側を通っていますが、実際には崩壊してて通れません。もともとルートらしきものもありません。
じゃあ正攻法で大日岩を通行してやれと反対側まで行きましたが、予想通りの崖でとても下りられそうにありませんでした。
帰ってきてネットで調べたら、ルートは地形図と違い南側についているとの事。それと瑞牆山の岩峰にカンマンボロンと言うなにやら洋菓子みたいな名前がついた所が…
それではと今回、カンマンボロンを見てから瑞牆山に登り、東の稜線を通って八丁平から大日岩に向かうルートで計画しました。
帰りの中央高速は渋滞が醜いので、なるべく早く帰るべく車中泊し、朝早い時間から出発しました。
カンマンボロン経由の道は廃道で迷いやすいとネットに載っていましたが、実際は踏み跡も濃く赤ペンキの印がいっぱいなので分かりやすいです。
途中の木立ちからはカンマンボロンのある岩屋が見えてきます。違った方向に行く踏み跡もありますが、とにかく岩屋の方向に行けば間違いないです。
カンマンボロンとは梵字の事らしく、岩に彫られているとの事。実際は浸食で岩に文字らしきものが彫られたように見えるんじゃないかと…。
現に岩屋の屋根になっている一枚岩からは雫がポタポタと落ちてきていました。雫だからいいけど、あれが岩粒だったらヤバいです…。
岩屋は静かで景色が良く、心落ち着く場所です。軽い散歩ならここだけで目指してきてもいい感じです。ここまでなら往復でも2時間はかからないかと…。
ここから瑞牆山へはパノラマルートと呼ばれていたみたいですが、岩峰の根元の樹林帯の中なので思っていたより景色は感じられません。
その分、瑞牆山の山頂は眺望が素晴らしく目指すべく大日岩や先月行った金峰山、富士山、南アルプス、八ヶ岳と大パノラマで最高でした。
当初天気は雨予報だったのですが、前日に変わり梅雨の中休みの今日っきゃないというほどの晴天でした。
山頂から小川山分岐への東稜線は藪こぎだらけとネットで見ていましたが、誰かが刈ってくれたのらしく歩きやすく、印もいっぱいついていました。
途中からは苔むしていて雰囲気のいい感じになりましたが、木の根っこの踏み抜き箇所が多く、現に一回太ももまで踏み抜いてしまいました。
あまり人が来ないのでケガには注意が必要です。
鞍部からは緩く広い稜線になり、気持ちよく歩いているうちに一般道に出たのに気付かず、小川山方面にだいぶ歩いて行ってしまいました。
眺望の効くところで景色を見ると尾根と金峰山の位置が違うのに気付き地形図を確認すると、なんとまるで反対の方角へ…。
気付いたから良かったものの小川山に着いてからではえらいロスになる所でした。
八丁平に下り、いよいよここからは大日岩に向かっての登り。
前方に大日岩の手前の岩峰が見えたと思ったら、右側の、地形図言うところの南側のガレ場を一旦下り、岩の根元を歩くルートになっていました。
大日岩は横から登り、先月くぐって反対側に向かった岩の所に出ました。
確かに赤ペンキで丸印がありましたが、上からみるとその先は切れ落ちていてルートがあるかもわかりませんでした。
先月、地形図にある北側ルートを信じていた自分は、到底下りては行かないだろうと思いました。
なにはともあれなぞは解決し、一気に下山です。途中、前回と同じく大日小屋で昼食タイムをとったほかは休憩をとらず下山しました。
帰りに風呂に入って、中央高速に乗る事を考えるとノンビリしてはおられません。休日の中央高速上り線は午後2時を過ぎると談合坂SAから渋滞になります。
醜い時は3〜4時間は渋滞にはまっていなければなりません。何を隠そう今回の行程、ここの上りが勝負なのでした…。トホホ
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