木曽駒ヶ岳は下山後 想定外の展開

2024年03月19日(火) [日帰り]

• GPS: 04:25
• 距離: 4.3km
• 登り: 437m
• 下り: 458m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:11
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:13

9:31 千畳敷
9:31 9:31 千畳敷駅
9:34 9:34 ホテル千畳敷
9:36 9:46 千畳敷
10:44 10:45 乗越浄土
10:51 10:51 宝剣山荘
10:55 10:58 天狗荘
11:11 11:15 中岳
11:21 11:23 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
11:48 12:27 木曽駒ヶ岳
12:41 12:41 木曽駒ヶ岳 頂上山荘
12:50 12:52 中岳
12:59 12:59 天狗荘
13:05 13:06 乗越浄土
13:43 13:43 ホテル千畳敷
13:44 13:44 千畳敷
13:44 ゴール地点

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

コース状況／危険箇所等

ほぼ凍結

写真

3/19 7:55

菅の台へ　晴れてます！

3/19 9:12

ロープウェイからの宝剣が壮観

さていよいよ八丁坂に挑みます

3/19 9:35

なんとトレースが見えず　先行者様についていきます

3/19 10:27

伝わらないけど　相当な斜度です

3/19 11:13

中岳で御嶽山が見えました

3/19 11:14

木曽駒と並んで

3/19 11:24

滑り落ちていったアクエリ回収

3/19 11:36

存在感がある三ノ沢岳

3/19 11:50

めっちゃ時間かかって山頂とうちゃこ

3/19 11:59

尻尾がすごい

3/19 11:51

乗鞍と北アルプス

3/19 12:16

ここでもやりましたが　即冷え

3/19 13:07

じわじわじわじわ下ります

そして、これに参加するつもりが…嗚呼…

3/20 12:46

翌朝　雪で埋まった千畳敷ホテル

うっすら見えた岩場　雪はふるふる　すぐに体は真っ白に

3/20 12:52

始発が3時間遅れでようやくシャッターが上がります

3/20 12:58

いやはや　高所での長時間滞在は疲れました

3/20 14:05

いやいや美味しかった。キャベツの量が…

3/21 14:00

雪山は何描くか困りがち〜こんな感じです

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

Google Pixel 7a SIMフリー Google

感想

はるひよ

花いっぱいの東三河から山並みを抜け、駒ヶ根で前泊して菅の台に向かいます。てんくらでは前日翌日がC、この日だけAでしたが期待通りの青空です。
ところが駐車場は驚くほど車が少なく、バスもゆったり。平日でも混雑するイメージだったので拍子抜けしつつロープウェイで千畳敷へ、マイナス9度です。

この日はまだ未使用のまま数年経ってしまったピッケルを使いたい！と当初ここから三ノ沢岳を目指そうとしてましたが何やら極楽平までの道が通行止め？のようでした。となれば八丁坂に挑むしかないなと。
ところがこの日は人が少なくカールはツボ足、斜面はカリカリで大変苦戦しました。ストックで挑まれていた方は撤退されたようでした。斜度が上がり少しのスリップが命取りになる中初ピッケルの大活躍？もあって無事乗越浄土に到着。流石に尾根は風が強く肌を露出していると痛みが走ります。
ここからは単純に木曽駒ヶ岳ピストンだし〜と空を見るとすっかり曇天に。中岳に登ると御嶽山がドーンと見えますが、足元はどこもかしこも凍っていて下りで気が抜けない！でもトレースがない！
そんな中、朝バス停で話した茨城の方がもう山頂ピストンして戻って来られたので少し話して彼が登ってきたルートを下っておりますとちょっとした衝撃でザックに入れていたアクエリアスが飛び出し、はるか遠くの小屋の前まで滑り、シュカブラで止まっておりました。雪の山はホントに危険です。
回収して先に進みますも、道を間違えもうボロボロ。
山頂には何とかたどり着けましたがもう空は真っ白風も強くて寒々しく、手袋を外して写真を取っただけで指先がジンジンしてしまいます。
とにかく暖を取ろうとしますが寒さで悴んで豆をひくのも時間がかかり、せっかく淹れたコーヒーも即冷えます。小雪がちらつき天気がますます怪しくなってきたので飲んですぐ帰路につきます。先程の滑落斜面を避け、最後八丁坂を細心の注意を払って下ります。斜面が緩やかになって油断した？のか、そこから千畳敷の建物(ややホワイトアウトでしたが何とか見えている)までの道が全くわからなくなりました。もう仕方ない！と真っ直ぐツボ足で到着すると除雪中の方から「ここは違う！トレースつけたら後続もみなくるでしょ！(プンプン！)」と叱られる始末。

最後バテバテで建物に入りチェックイン、この日は限定開催の星空イベント参加のためここに泊まる贅沢をします。
遅い昼食と早い入浴を済ませ部屋でのんびりしますが外は先程に増して真っ白、吹雪いてます。夕食時にはもう外での開催はないと。は〜残念…　こういう時があることは容易に想定できるので納得出来る代替案があればいいのにな…
とひとり悶々としましたが、結果室内座学となった会合は講師の先生の熱弁もあり楽しめました。自然相手だしまた次期待です　って前の高見石小屋の時も見れなかったなと(その際少し星に興味を持ったので(^_^;))

そしてこの吹雪は夜から朝にかけて止むことはなく、窓に積もった雪の高さが1m位上がってました。

となれば…

朝食時に「バス道で雪崩が発生しているため除雪に時間がかかります、始発には間に合いません」と案内があり外にも出れないのでとにかく部屋で待つしかないですが延ばしてもらったチェックアウト時間も10時半が限界と荷物持ってレストランの席で待ちます。
星の講師の先生がホテル側に申し出され、せっかくなのでと星のDVDを流してくださりました。ありがたかったです。大変貴重な体験でした。
結局ロープウェイは3時間遅れで出発。下界もかなりの積雪で「帰れるのかな？」と不安になりましたが駐車場では積雪も少なく(車には5センチ位積もってましたが)、遅い昼食にカツ丼食べて無事帰り着きました。　

まさかこの時期にこれほどの天候になるとは想定外でしたが、色んなことを経験できた点において今後の糧にできたらいいのですが。あーつかれた…

コメント

よしまい

はるひよさん　おはようございます！
天狗岳に続いて今回も波瀾万丈だったようで、折角の千畳敷ホテルのメチャ素敵なプランだったのに残念ですね！
冬の木曽駒は魅力たっぷりですが私は八丁坂の垂直直登が怖くて尻込みしていますよ！
この時期は登山者が多いのにやっぱり平日の天気で敬遠された人が多いのでしょうね！
トレース無しのツボ足、ホワイトアウトは人が少ないと更に不安になりますもんね！
いつもの入れたて美味しいコーヒーも今回は天然アイスコーヒーだったかも・・
これに懲りずこれからも楽しい山を企画してください
レコ楽しみにしています！

はるひよ

よしまいさん　遠征お疲れ様です！
今年は遠征での天候に恵まれず、でなかなか過酷な体験をしております。
危険が隣り合わせの雪山では細心の注意が必要ですね〜　ホント疲れました💦
ピッケルも使ってみて初めて効能がわかりました（想像と違いました！）。
春の花まつりを楽しみにしてますが、まだまだ寒いですね〜　ありがとうございました(^^♪