木曽駒ヶ岳〜上松Bコースから上松Aコースへ〜
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- GPS
- 13:37
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 2,124m
- 下り
- 2,128m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
また、駐車場から登山口までの近道も現在は使用できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
麦草岳〜玉乃窪の破線ルート…ここは行ったらあかんとこです。 |
写真
装備
備考 | アイゼンがあればよかったかな。 |
---|
感想
まず、下山口から車までの距離を減らすために上松Aコースの駐車スペースに車とめて、Bコースの登山口まで歩きます。
ヤマレコなどで情報を集めていたのでわかってはいたのですが、とりあえず上松Bコースの登山道は整備されてないので藪こぎだったり、つるつるの橋だったり、リボンがなくちょっと迷って引き返したりの連続です。
ハイマツ帯に出ても、道はあるんだけどハイマツが伸びてて掻き分けて進んで行かないといけないので、麦草岳の頂上に出るまでに体力をかなり消費します。
ここからは、今回のやまのぼりの本番です。
地図上に破線ルートとして載っている麦草岳から玉乃窪のルートを歩きました。
私の中での破線ルートというのは、北岳の八本歯のコルだとか甲斐駒の駒津峰からの直登であったり西穂高から奥穂高の間のルートとか、そういった危ないけどまだ歩けるものだと思ってました。
しかし、麦草〜玉乃窪の間のルートはそれをはるかに凌駕してました。
(あくまで私の主観ですので、人によってそれはかわると思いますけど)
麦草岳頂上から稜線上に出るまでのルートもハイマツをかき分けて進んでいきます。
稜線に出るための下りも砂の中に石が埋まっているようなところで浮石だらけです。
稜線に出たら出たで、歩けるところがありません。
向かって右側の崖側は問答無用でダメ。
左の斜面も木が伸びていて、歩ける箇所が極端に少ない。
ロープも一応あるものの、雪渓に埋もれて取り出せないし、雪渓を滑落したら終わりなので雪渓をトラバースするのも恐怖だし…
どこを通っても地獄でした。
「いったいどこを通ればいいんだ?ロープは?リボンは??」と色々探しまくっても一向に見つからず…
とりあえず行けるところまで行ってみて、ダメなら引き返して、ルートを探して、
ちょっとずつ進んで行きました。
破線ルートの標準コースタイムは2時間半となってましたが、この道を2時間半で行ける人なんてどんなレベルやねんと思いました。
やっとこさ玉乃窪まで辿りついたんですが、その時点ですでに13時半…
13時半から木曽駒の頂上まで登って上松Aコースを下ると途中で日没を迎えてしまうので、木曽駒は諦めてそのまま下りました。
これは私の想像でしかないのですが、たぶんこの玉乃窪から麦草岳までのルートはとても危険で歩く人が極端に少ないので相当前から整備されてないのでしょう。
稜線上の伸びきった木を見て思いました。
生きて帰ってこれてよかった…
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