平丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜三ノ塔〜菩提 10年ぶりの丹沢縦走


- GPS
- 12:16
- 距離
- 25.0km
- 登り
- 2,234m
- 下り
- 2,417m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 8:24
- 山行
- 3:40
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 3:51
天候 | 1日目 晴れ時々曇 一時霰 2日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
前回丹沢縦走をしたのが10年前の11月。しかも焼山登山口から大倉まで一気に歩き通し。案の定17時過ぎには日も暮れて、鹿の群れがたてる物音にビクつきながらも、ライトアップされた風の吊橋にたどり着いたのは忘れがたい思い出となりました。
まだヤマレコにアップを始める前だったので、先月大山からの眺めに触発されたこともあり、記録用にと久々にトライしてみました。さすがに強行の反省があったので、今回は塔ノ岳で一泊する余裕の設定となりました。
今回は焼山をカットした平丸バス停からのスタート。あまり利用頻度が高くないルートのか若干荒れ気味。作業用と思われるピンクテープもあちこちにあり、いつのまにやら予定とは違う尾根に取りついてしまう。地図で上で繋がっているのを確認し、道らしき跡も残っているのでそのまま登ることにする。所々崩れている箇所はあったが、ラッキーなことに危険もなくルートに復帰する。
そこから黍殻山、姫次と順調に進む。前回姫次で望めた富士山は今回雲の中。この辺りでは鹿をよく見かけた。
蛭ヶ岳に向かうが、途中で天候が急変。雪ではなく霰が吹き荒び始める。慌ててレインウェアを着込む。山頂に取り付く木階段あたりで収まるが、風が冷たいのでそのままで進む。
蛭ヶ岳に到着。頭に雲は被っているが富士山が見えたり、これから行く稜線を確認できるくらいに天候は回復。それを眺めながら誰もいない山頂で昼食休憩をとる。
充分に休んでから天気が良いうちにと、不動ノ峰、丹沢山を通過して行く。
竜ヶ馬場のあたりからまた雲行きが怪しくなってきる。西の方の黒雲から雷の音が聞こえ始め、また強風と共に霰が降ってくる。
16時頃に尊仏山荘に着いた時には一帯ちょっとした嵐状態になってて、ギリギリ悲惨な目を逃れる。
17時頃には黒雲も去り、西日も差してきてマジックアワーを楽しめる。暗くなってからは東京の夜景。スカイツリーが分かりやすい。吹きっさらしの風が冷たいので長い時間はいられないが、寒い時期だからこそのクリアな景色がいい。
ちなみに夕食はカレーで、消灯は20時。
2日目朝は快晴。東の雲間から上がる御来光を拝み、富士山や南アルプスのピンク色に染まったモルゲンロートを望み、眼下の街や海が明るくなっていく様を眺める。小屋に泊まった甲斐があり過ぎる景色を堪能する。
下山は大倉ではなく表尾根。細かいアップダウンを繰り返し、行者岳、三ノ塔と進み、二ノ塔から菩提へと下る。途中で日本武尊足跡の地に寄り道するが、詳細は分からずじまい。
4時間弱で菩提バス停に到着。山上と打って変わって下界の里は春模様でした。
思わぬ天候不順で冬に逆戻りしたような時間帯もありましたが、時間的にも景観的にも尊仏山荘泊の恩恵が大きかったです。丹沢あたりだと日帰りのイメージですが、それではもったいないと見方が変わった山行になりました。
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