新潟花のトレイル🌼角田山(桜尾根〜灯台コース)〜弥彦山(裏参道〜八枚沢)
- GPS
- 06:59
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,468m
コースタイム
- 山行
- 6:45
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 8:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・弥彦山:裏参道駐車場。10台程度。トイレなし。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・弥彦山花のトレイルの紹介。 https://www.e-yahiko.com/hanayahiko/index.html ◎角田山・桜尾根コース:私有地のため登山口の標記ルールを順守。ユキワリソウ見ごろ、カタクリは7分咲きで斜面一面の紫の花は圧巻、エンゴサク咲き始め。 ・山頂〜観音堂:木道歩き。トイレが途中にある。観音堂からは越後平野と日本海、飯豊連峰と朝日連峰の眺望。 ・灯台コース:三望平園地まで木道と土留め階段歩き、その先からは泥濘の急坂で滑りやすい。尾根道に満開のカタクリの群生。ユキワリソウも多い。岩稜帯のコルを経て小ピークアップダウンが2回。角田岬灯台と日本海、佐渡ヶ島の眺望が素晴らしい。アオダイショウが道に出てきているので注意。 ◎弥彦山・裏参道コース:最初は泥濘の道、その後は九十九折れの道となる。ユキワリソウ、カタクリが見ごろ。スカイラインを渡り尾根道で清水平へ。能登見平から尾根道を通って妻戸分岐経由で弥彦山へ。カタクリとユキワリソウの群生が素晴らしい。アオダイショウが道に出てきているので注意。 ・八枚沢コース:妻戸尾根を下る。マルバマンサクと日本海の眺望が素晴らしい。ザレた急坂は滑りやすい。ロープあり。下りきった平地にユキワリソウの群生。渡渉して八枚沢登山口へ。周辺にシロキツネノサカズキモドキ。 ・雨乞尾根:雨乞山分岐へ向かい雨乞尾根へ。ユキワリソウとカタクリの群生が素晴らしい。能登見平に戻り裏参道コースを下る。うぐいす谷を経て西生寺で参拝して駐車場に戻った。 |
その他周辺情報 | ・寺泊魚の市場通り:新鮮な魚介類を扱う市場。きんぱちで焼きサバ寿司とカニ汁、ノドグロ塩焼きを食べた。角上魚類でマグロ、ヤリイカ、ホウボウの刺身を買った。 |
写真
感想
二週続けて新潟へ。先週は村上城址と福井山、弥彦山でユキワリソウとコシノコバイモ三昧だった。今週はユキワリソウはもちろん、カタクリとミチノクエンゴサク、シロキツネノサカズキモドキやアマナなどを見に行くことにした。
午前は角田山を桜尾根から灯台コースで周回する定番コース。その後は、この山行きのメイン(笑)でもある寺泊魚市場で昼食。午後は裏参道コースから弥彦山へ行き、下りは八枚沢コースと雨乞尾根で周回し戻るコースを計画。新潟花のトレイルダブルヘッダーと海鮮昼食ブレイク。
前橋を4時半に出発。関越道赤城PAでパジェロが走行距離46万kmに到達。平成6年4月1日登録でちょうど30年たった。薄曇りの群馬から関越トンネルを抜けると新潟も薄曇り。巻潟東ICで下りたら雨になったが、海岸沿いに入ったら晴れた。
角田浜海水浴場に入り、灯台コース駐車場に停めた。7時を過ぎたばかりで、6台しか停まっていなかった。4月になったが未だ冷たい浜風を受けて出発。国道を横断して登山口へ。桜尾根コースは私有地なので、入口の標記に従うこと。
北側の尾根なのでまだ日が差さず、ユキワリソウの開花具合は小さかった。山行計画があるので、ここは仕方ないと割り切る。それでもカタクリやキクバオウレンの群生は素晴らしかった。足が進まなかった。ササ帯のユキワリソウが増えた。
分岐を山頂へ。そのままスルーして観音堂へ。越後平野と日本海の見晴らしが良い場所だが、霞んで飯豊連峰や守門岳すら見えなかった。春霞。来た道を戻って灯台コースへ。三望平園地先から泥濘の急坂。滑りやすい。
下りきると尾根道となりカタクリの群生が素晴らしい。道脇や斜面一面にカタクリの花。ここは日当たりが良いので、すでにカタクリの花が反りかえっていた。ただ花時期は終盤。枯れているのも多数あった。アオダイショウが日向ぼっこしていた。
岩稜帯では、日本海と佐渡ヶ島の眺望を楽しむ。壮大な景色は海岸線ならでは。角田岬灯台を眺め潮風に吹かれて浜に下る。砂浜は潮の匂いが香る。海なし県群馬県民はこれだけでも心躍る。
シーサイドラインを移動。窓を全開にして片手ハンドルで流す。平日で道も空いており、寺泊魚市場まで20分かからなかった。快適なドライブ。寺泊も空いており、土日の大混雑が嘘のようで、20台も停まっていなかった。
先週は角上魚類で海鮮丼と番屋汁だったので、今週はきんぱちで焼きサバ寿司とカニ汁、ノドグロの塩焼きを食べた。平日で空いており、ノドグロは丁寧に焼かれ、カニ汁はめいいっぱい盛ってくれた。店内の休憩所には誰もおらず一人でゆったりと昼食を摂れた。
寺泊から移動して10分で裏参道コース駐車場へ。5台停まっていた。泥濘の道からスタートして九十九折れへ。風も無く気温18℃で暑い。カタクリやユキワリソウを見ていたらコシノコバイモを見逃した。
九十九折れの道にはユキワリソウ、カタクリ、キクザキイチゲ、キクバオウレンが咲き誇っていた。スカイラインを渡り雨乞尾根に入り、能登見平から少しブル道を歩く。そのままブル道を行かず尾根道で妻戸尾根へ。道脇にカタクリとユキワリソウがたくさん咲いていた。
残雪を歩いて弥彦山山頂へ。今朝よりさらに霞んでおり、佐渡ヶ島すら見えなくなった。来た道を戻って、電波塔の先の分岐から少し登り返して、八枚沢コース妻戸尾根へ。日本海の眺望が素晴らしく、マルバマンサクが午後の日差しに輝いていた。
その先からザレた急下りで足場が悪い。ロープが敷設してあるが電線が使用されており心もとない。ここもアオダイショウがいた。毒は無いが刺激しない方が良い。下りきったコルにユキワリソウの群生。斜面いっぱいに咲いていた。
八枚沢コース登山口まで下りきって、シロキツネノサカズキモドキを観賞した。見たかったキノコ。再び渡渉して雨乞尾根へ向かう。急坂にカタクリの群生。これが紫の絨毯のようで素晴らしかった。訪れた時間と気温が良かったのだろう。花が反りかえっていた。
雨乞尾根に入ると日本海からの風をもろに浴びる。4月とはいえ冷たい北西風。花のトレイルを象徴するように、カタクリ、ユキワリソウ、ミチノクエンゴサク、アマナなど素晴らしい花々。最後の最後で足が進まくなった。
能登見平分岐に到着し、登りで歩いた裏参道コースを下る。せっかくなのでうぐいす谷を経て西生寺で参拝して駐車場に戻った。即身仏の霊場である古刹は静寂だった。
軽く着替えて帰路へ。分水沿いを走って長岡北スマートICから高速道。坂戸山や六万騎山をチェック。まだ残雪がかなりある。今年は例年通りかな。4月4週目辺りに訪れようかと予定している。来週はアカヤシオとミツマタ、ハナモモ。春本番となり毎年恒例の花めぐりに出掛けるのが楽しみだ。
花の良い所は何回でも行ってしまうのですね、
角田山は例年通りですが弥彦山は表参道と裏参道&八枚沢の妻戸尾根のコースは完全に花の付き方が変わってしまいますね、しかし、妻戸尾根以外は急登も無く平穏な登山路を花見見物で流せますので良いコースといって良いかな、平日だと角田山は人混みなくてよかったでしょうね。
お疲れ様でした。
予定通り二週連続で新潟入りです。ヤシオさんも同じようなコースでしたね。弥彦は八枚沢まで足を伸ばしました。妻戸尾根は急坂ですが、日本海の眺望が素晴らしかったです。雨乞尾根は風が強かったです。ただどちらの尾根も、弥彦山花のトレイルコースの名にふさわしく、花いっぱいでした。
角田山は平日の早朝で誰もいませんでした。観音堂に三人だけ、灯台コースに入ってやっと10名程度とすれ違いました。弥彦山は更に少なく、山頂以外で会ったのは雨乞尾根で3人だけでした。土日は混雑していたようですね。国上山も良いですね。
Pajero460,000km達成おめでとうございます。
それにしても一日で角田山&弥彦山を歩き、しかも寺泊でランチまで...。行動力が凄いです!
growさんを見習って自分もまだもう少し頑張っていきたいと思いました。
hareharawaiより
パジェロは30周年で46万kmに到達しました。付喪神が宿るかもしれませんね。旧車は目立ちますから、後で目撃したと言われることが多いです。
角田山と弥彦山くらいでしたら楽勝ですよ。これでも花に足止めをかなり食らってますからね。寺泊で昼メシを中心に考えました。移動も考慮して下山と出発時刻を決めてます。それほど足は速くはないですが、一定の速度で歩き続けることが出来るのが良いのかなと思います。
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