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Yamareco

記録ID: 6624043
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

残雪期の赤岳 地蔵尾根往復

2024年04月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:01
距離
21.3km
登り
1,686m
下り
1,668m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:59
休憩
1:02
合計
9:01
6:50
10
7:00
7:00
33
7:33
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6
7:39
7:42
1
7:43
7:44
65
8:49
8:50
57
9:47
10:03
68
11:11
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6
11:17
11:18
32
11:50
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12
12:02
12:06
3
12:09
12:14
18
12:32
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6
12:38
12:52
26
13:18
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9
13:27
13:28
14
13:42
13:56
35
14:31
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38
15:09
15:10
4
15:14
15:15
27
15:42
15:42
9
天候 晴 稜線も微風
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
美濃戸口の駐車場 終日余裕で停めれました。800円、コーヒー付き。登山届(紙)は八ヶ岳山荘横に、入浴も済ませます。
その他周辺情報 下りてきて、J&Nで晩御飯
美濃戸口〜美濃戸、雪無しです。
美濃戸口〜美濃戸、雪無しです。
南沢に入り、カチカチの残雪を歩くようになる。最初の10分は地肌とミックス、その後、チェンスパ着用。
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南沢に入り、カチカチの残雪を歩くようになる。最初の10分は地肌とミックス、その後、チェンスパ着用。
この辺りになるとチェンスパがバキバキ決まるようになる。
この辺りになるとチェンスパがバキバキ決まるようになる。
河原に出たようだ。晴れてくれている!
河原に出たようだ。晴れてくれている!
ひっそりした行者小屋前。ここで12本アイゼン・ヘルメット・ピッケルのフル装備に転換.
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ひっそりした行者小屋前。ここで12本アイゼン・ヘルメット・ピッケルのフル装備に転換.
地蔵尾根行きますよ。
地蔵尾根行きますよ。
急登続きおっかない。
急登続きおっかない。
半分ムキダシでアイゼンが噛まない鉄製階段など、上部になるほど危険だった
半分ムキダシでアイゼンが噛まない鉄製階段など、上部になるほど危険だった
高度感ハンパ無い。横岳見てる余裕なんぞ無いんだけど…
2
高度感ハンパ無い。横岳見てる余裕なんぞ無いんだけど…
稜線到着してほっとする。かなり厄介な登りだった。
稜線到着してほっとする。かなり厄介な登りだった。
稜線出れば最高の景色が拝めた
2
稜線出れば最高の景色が拝めた
まだ赤岳までだいぶある。でも、地蔵尾根の登りに比べりゃ緊張感はさほどでもない。
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まだ赤岳までだいぶある。でも、地蔵尾根の登りに比べりゃ緊張感はさほどでもない。
天望荘超えてラストスパート。と、言いたいところだが、地蔵尾根でヘトヘト、もう力が入りませんわ。
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天望荘超えてラストスパート。と、言いたいところだが、地蔵尾根でヘトヘト、もう力が入りませんわ。
失速、随分時間かかってやっとここまで来た。
2
失速、随分時間かかってやっとここまで来た。
登頂! あ〜難しかった。こわかった〜。
2
登頂! あ〜難しかった。こわかった〜。
でもさすがにこの景色は何者にも変えがたい。
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でもさすがにこの景色は何者にも変えがたい。
キレットにガス掛かり神秘的だった。南アはまだまだ雪を懐いている
2
キレットにガス掛かり神秘的だった。南アはまだまだ雪を懐いている
横岳〜硫黄 途中で遭ったソロの方から「行きませんか」と声掛けられたが、とても縦走する気にならず。
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横岳〜硫黄 途中で遭ったソロの方から「行きませんか」と声掛けられたが、とても縦走する気にならず。
風を避けて誰もいない北峰で簡単に食事。
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風を避けて誰もいない北峰で簡単に食事。
結局、帰路も地蔵尾根とした。無事、帰れるよう、マジ拝んだ。
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結局、帰路も地蔵尾根とした。無事、帰れるよう、マジ拝んだ。
こんなに下るのか〜、と思いながら、緩んだ雪をへっぴり腰で下る。
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こんなに下るのか〜、と思いながら、緩んだ雪をへっぴり腰で下る。
やっぱり下りも余裕なく…殆ど写真取れず。
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やっぱり下りも余裕なく…殆ど写真取れず。
行者小屋下りてきてホッ。。。生還!
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行者小屋下りてきてホッ。。。生還!
溶けたアイスキャンディー
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溶けたアイスキャンディー
人が少なく、リスに遭遇(ただし写真なし)、シカは全然逃げない。
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人が少なく、リスに遭遇(ただし写真なし)、シカは全然逃げない。
下山後は久々に旨い料理のJ&Sで散財
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下山後は久々に旨い料理のJ&Sで散財

感想

4月の赤岳ってこんなに人が少く、きびしいとは思ってもいなかった。
まず、美濃戸口から南沢入口までは雪無し。その後徐々にカチカチ・ツルツルの残雪が登山道に現れ、チェンスパ装着。これがまた地肌が出てたりで歩きにくい。行者小屋までは、いつも以上に時間がかかってしまった。
行者小屋からは真冬の装備、12本爪アイゼンに履き替え、冬にも一度経験のある地蔵尾根を登る。
いちおう先人のトレースがあり足場はあるが、緩んだ雪でアイゼンが噛まずスベリ気味。ステップがきかない。中盤以降、斜度が増して、更におっかない。
ピッケルを刺し一歩一歩基本姿勢確認し慎重に、と言いたいところだが、クサリを掴めるところは頼りながら、約1時間、地蔵尾根は緊張のしっぱなしで失速した。
天望荘から赤岳までも、途中の急斜面は同様に緊張し、息切れ気味。
ようやく着いた赤岳山頂は殆ど人もおらず、さすがに素晴らしい景色。だか、下りのことを思うと手放しで喜んでなんかいられない。
本当は文三郎尾根を下りに使うつもりだったのに、途中で出会う人みんな「ツルツルに凍っててアイゼン利かない箇所あるからあぶないよ」と言われるもんだから、弱気になってしまい、地蔵尾根往復に切り替えてしまった。
下りとて、息切れがしないだけで、やはり登りに緊張した箇所は更に緊張。
斜降ままならず後ろ向き併用で下る箇所も時々あった。
ムキダシの階段があったり、少し踏み跡外せば膝上までズボるわで、行者小屋まで戻ってきてふらふら。この疲労MAX感は久々味わった。
1月末に硫黄岳行った時の締まった雪具合とは全然違ってた。
残雪期の雪山の難しさ・厳しさを痛感。しばらくは、もう少し楽なヤマでええわ、と思う山行になってしまいまいした。

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