残雪期の赤岳 地蔵尾根往復
- GPS
- 09:01
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,686m
- 下り
- 1,668m
コースタイム
- 山行
- 7:59
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:01
天候 | 晴 稜線も微風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口の駐車場 終日余裕で停めれました。800円、コーヒー付き。登山届(紙)は八ヶ岳山荘横に、入浴も済ませます。 |
その他周辺情報 | 下りてきて、J&Nで晩御飯 |
写真
感想
4月の赤岳ってこんなに人が少く、きびしいとは思ってもいなかった。
まず、美濃戸口から南沢入口までは雪無し。その後徐々にカチカチ・ツルツルの残雪が登山道に現れ、チェンスパ装着。これがまた地肌が出てたりで歩きにくい。行者小屋までは、いつも以上に時間がかかってしまった。
行者小屋からは真冬の装備、12本爪アイゼンに履き替え、冬にも一度経験のある地蔵尾根を登る。
いちおう先人のトレースがあり足場はあるが、緩んだ雪でアイゼンが噛まずスベリ気味。ステップがきかない。中盤以降、斜度が増して、更におっかない。
ピッケルを刺し一歩一歩基本姿勢確認し慎重に、と言いたいところだが、クサリを掴めるところは頼りながら、約1時間、地蔵尾根は緊張のしっぱなしで失速した。
天望荘から赤岳までも、途中の急斜面は同様に緊張し、息切れ気味。
ようやく着いた赤岳山頂は殆ど人もおらず、さすがに素晴らしい景色。だか、下りのことを思うと手放しで喜んでなんかいられない。
本当は文三郎尾根を下りに使うつもりだったのに、途中で出会う人みんな「ツルツルに凍っててアイゼン利かない箇所あるからあぶないよ」と言われるもんだから、弱気になってしまい、地蔵尾根往復に切り替えてしまった。
下りとて、息切れがしないだけで、やはり登りに緊張した箇所は更に緊張。
斜降ままならず後ろ向き併用で下る箇所も時々あった。
ムキダシの階段があったり、少し踏み跡外せば膝上までズボるわで、行者小屋まで戻ってきてふらふら。この疲労MAX感は久々味わった。
1月末に硫黄岳行った時の締まった雪具合とは全然違ってた。
残雪期の雪山の難しさ・厳しさを痛感。しばらくは、もう少し楽なヤマでええわ、と思う山行になってしまいまいした。
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