朝日岳 お花図鑑

2015年06月21日(日) 〜 2015年06月22日(月)

• GPS: 32:00
• 距離: 16.1km
• 登り: 1,495m
• 下り: 1,475m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:30
• 休憩: 0:20
• 合計: 7:50

8:50 古寺鉱泉
10:50 11:00 一服清水
11:15 ハナヌキ峰分岐
12:15 三沢清水
13:15 13:25 古寺山
15:50 銀玉水
16:40 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
16:40 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）

2日目

• 山行: 5:45
• 休憩: 1:00
• 合計: 6:45

4:55 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
5:10 5:20 大朝日岳
5:35 5:45 大朝日岳山頂避難小屋
6:25 6:35 銀玉水
7:20 小朝日岳分岐
8:35 8:50 古寺山
9:15 三沢清水
9:40 ハナヌキ峰分岐
9:50 10:05 一服清水
11:30 古寺鉱泉
11:40 ゴール地点

天候

晴れー雷雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

山形市からレンタカーで古寺鉱泉。

コース状況／危険箇所等

道の危険個所はありませんが、虫の攻撃に閉口します。

写真

6/21 8:46

6月21日朝9時ころの古寺鉱泉の駐車場。時間が遅いので満杯と思っていましたが、この日鳥原山で開山祭が行われるのでその参加者が多いとのこと。

6/21 8:51

朝陽館前の橋を渡ります。(橋を渡らず左の道を行けば鳥原山)

6/21 8:52

朝陽館横の道に咲くヤマオダマキ。

6/21 9:12

シロバナニガナ

6/21 9:34

ヨウラクツツジ

6/21 9:39

合体の木は左がヒメコマツ、右がブナ。ブナが無理やりヒメコマツに抱きついている感じです。

6/21 10:32

マイヅルソウ

6/21 10:37

少ないですがギンリョウソウも数箇所で発見。

6/21 10:50

水あるところにリュウキンカ。ここは一服清水です。

6/21 10:53

一服清水で喉を潤しますが、ここらあたりから虫(アブ)が増えてきます。

6/21 11:02

タムシバの白が映えます。

6/21 11:04

日暮沢への分岐。

6/21 11:05

分岐からしばらく平坦で心地良い道です。

6/21 11:06

とても小さいクワガタソウ。

6/21 11:16

ウワミズザクラ.

6/21 11:18

ズダヤクシュ。日暮沢分岐から熊越の間で最も多くみられた花です。

6/21 11:41

見事な葉脈標本を見つけました。

6/21 11:58

ショウジョウバカマは終わりころか。

6/21 12:03

オオカメノキ。

6/21 12:05

コミヤマカタバミ。

6/21 12:06

やっと視界が開け東方面が見えてきました。

6/21 12:14

三沢清水に水はなし。

6/21 12:36

ツマトリソウの花の形は端正です。

6/21 12:38

ウコンウツギ。

6/21 13:01

写真ではわかりにくいですが、雷と突然の豪雨に見舞われました。20分近くここで雷退避しました。

6/21 13:17

雨脚も弱くなったので歩行開始。ようやく古寺山へ到着。

6/21 13:17

大朝日岳方面がかすんで見えます。

6/21 13:19

出ました待望のヒメサユリ。これだけを目当てに来るハイカーも少なくない人気の花です。

6/21 13:28

小朝日岳です。が今回は巻き道を通るので登りません。

6/21 13:58

なんとサワハコベ！ 水辺でなく尾根筋に見られるのは稀です。

6/21 14:03

小朝日岳への雪渓。

6/21 14:06

こちらが巻き道の入り口。目印がないので見失う人もいました。

6/21 14:17

イワカガミ。このあたり(巻き道)からよく見かけます。

6/21 14:21

大朝日岳が雲に隠れています。

6/21 14:45

小朝日岳からの下り道と合流。

6/21 14:50

ヒメサユリと黒倉沢。

6/21 14:59

朝日鉱泉へ続く沢。

6/21 15:05

ナナカマドと西朝日岳方面。

6/21 15:08

アカモノ。

6/21 15:11

コバイケイソウ。数は少ないです。

6/21 15:13

大朝日岳も避難小屋も見えてきました。

6/21 15:13

御影森山方面。

6/21 15:27

マルバシモツケ。

6/21 15:56

命の水、銀玉水。周囲はよく整備されていてとてもありがたいです。

6/21 16:02

銀玉水少し上から雪渓登り。雪がやや締まっていたので軽アイゼン使用。

6/21 16:43

大朝日避難小屋へ到着。

6/21 17:07

小屋の2階はきれいでした。この日は7名の宿泊。(昨日は30名)

6/21 19:01

小屋の2階から夕陽が見られました。(西朝日岳方面)

6/22 4:34

こちらは翌日の朝陽です。

6/22 5:18

朝食後大朝日岳山頂へ。

6/22 5:18

山頂からの早朝の厳かな風景です。

6/22 5:25

山頂付近はヒナウスユキソウの群落。

6/22 5:26

ヒナウスユキソウのアップ。

6/22 5:37

こちらは小さくて目立たないですが私の好きなミツバオウレンです。ヒナウスユキソウとほぼ同じ場所に咲いていました。

6/22 5:49

チングルマの群落。

6/22 6:06

オオバキスミレ。

6/22 6:47

ネバリノギラン。

6/22 8:03

昨日は雨で首を垂れていたシラネアオイは今日は元気です。

6/22 8:41

昨日はここでこのツバメオモトを見ながら雷退避をしました。

6/22 8:42

イワナシ。目立たないところに咲いています。

6/22 9:17

ノウゴウイチゴ。

6/22 10:07

一服清水で見た巨大ナメクジ。

6/22 11:01

ヒメコマツが出てくると下山口も間近です。ヒメコマツ(姫小松)とは言いながら木は胸高直径1m以上はある大きなものです。

6/22 11:31

朝陽館の下山口の川原で靴を洗います。水はありがたい。

6/22 11:42

月曜なので駐車場は余裕。

6/22 13:01

汗を流したのは大井沢温泉ゆったり館(\300)。

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

NessunDorma

天候)
週間天気予報では21、22日は曇りのち晴れ。でしたが、天候は急変。21日午前中は持ったものの西から雷の音。古寺山手前で雷が大音響でさく裂。すぐにストックを遠くへ放り投げ高木のないところでうずくまります。 滝のような豪雨も伴い、しばらくは動けませんでした。
虫の攻撃)
ハナヌキ分岐から熊越え辺りまで虫(アブ)の攻撃がすさまじいです。顔の周りにぶつかってきて、耳穴に何度も侵入。目にも入ってきます。結局手、腕、首筋、で約10か所も刺され 痒いこと。虫よけネットはこの時期必須です。
花)
予想の他多くの花々に出会えました。飯豊山にも咲く「ヒメサユリ」は本命。登り初めに下山する女性と出会い、彼女は「ヒメサユリを見ただけで十分だからそこから下山しました。」とのこと。
山頂付近のヒナウスユキソウの群落は見事。深田久弥もこの群落に感嘆したそうです。
確認できた花は20種以上もありとても充実した花観察ハイキングでした。
宿泊)
大朝日避難小屋は21日は7名のみ。前日は30名。きれいな小屋でした。秋田から来られた夫妻は朝日連峰の常連さん。こちらが来月登山予定の鳥海山の話を聞かせてもらいました。この夫妻も今日の雷が怖かったととのこと。

コメント

nukuminokuma

33の写真
イワウチワではなくイワカガミかコイワカガミではないでしょうか。

NessunDorma

Re: 33の写真
ご指摘ありがとうございます。その通りでイワカガミ（コイワカガミかも）でした。修正しておきました。