十勝岳
- GPS
- 04:30
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 1,150m
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
望岳台トイレ閉鎖、レストハウスも休業。吹上温泉までの道路は通行できます。白金温泉バス停にトイレあり。望岳台から十勝岳避難小屋下まで雪なし。 |
写真
感想
前日、ライブカメラを見て旭岳か十勝岳か決めきれないまま、朝少し寝坊して4時過ぎ出発。北見峠高速の上から見る白い武利武華が美しい。旭川動物園の前を過ぎるころには旭岳と十勝岳が白く見える。どちらに行くか悩んだ末、行ったことのないこの時期の十勝岳にして一路望岳台へ。下から見たら白く見えたが、望岳台から見ると雪が少ない。スキーで行くか考えあぐね、吹上温泉まで見に行って、夏山登山にしようと戻ったら、スキーの準備をしている人たち。話を聞いたらまだ滑れるということなので、騙されたつもりでブーツを履きスキーを担いで出発。随分ザックが軽く感じる。登りの砂利道は比較的歩きやすい。しかし、雪がない。下にカッパを着たせいで暑い。Tシャツになり、45分ほど砂利道をブーツで歩いて結構ヘロヘロ。美瑛岳分岐でナキウサギコール。避難小屋下でやっと雪の上に乗る。雪渓を真っ直ぐ直登していると、後ろから来た人にあっと言う間に追い付かれ抜き去られる。グランド火口入口で雪が切れ、ガレガレの岩場を少し歩き、グランドの縁に乗ると雪をまとった十勝岳の全体像が現れる。火口の上にそそり立つ鋭鋒がまるでカールを抱える山のように見え、十数年ぶりに登る十勝岳がこんなに美しい山だったのかと、思わず感嘆してしまった。抜き去って行った人がグランド火口の雪渓をトラバースしながら登っていく。少し雪が切れ今度は山頂まで続く雪渓に乗る。雪渓を直登していく。火山灰で黄色が勝った雪と真っ白い雪(新雪?)の山頂直下で右の登山道に逃げ、山頂にたどり着くと絶景が待っていた。旭岳からトムラウシ、オプタテ、美瑛、石狩連峰、ニペソツ、ウペペ、然別の山々。富良野岳の向こうに芦別夕張、そして北日高の山々、微かに剣岳の尾根がわかる。サイバーショットを落としてしまい、一時オートフォーカスが効かなくなったが、何とか治って良かった。絶景を十分堪能してからお楽しみの滑走。山頂直下の急斜面は一部雪の狭い部分があり止めて、少し下った方からスキーを履く。少し波打った雪にエッジがかからずいきなりコケたが、少し下ると締まった雪が快適で板が滑る。白い雪の部分をあっと言う間に滑り降り、沢筋に微かに残る雪を頼りにグランド火口に向かうが、岩が邪魔であと少しが越えられず諦めて板を外す。下から上がってきた人は先週も来たようだ。グランド火口を直滑降し縁まで一直線。テレマーカーのペアが上がってきた。岩場を板を担いで乗り越え、最後の雪渓に乗る。暖気でとけ気味の火山灰まみれの雪を滑るが、思ったより長く快適、テレマーク姿勢が腿にきて休みながらぎりぎりの雪渓終点まで滑り降り、スキーを担ぎ直して望岳台まで下る。下りの砂利は歩きずらい。観光客が結構いて、えらい場違いな所に来てしまったようで恥ずかしい。まだ時間が早いので良く見える旭岳へ向かう。
いつも拝見させていただいてます。
美瑛岳分岐でナキウサギコール、俺も聞きました。
青い池きれいですね。次は寄ってみようと思います。
毎年5月中旬から下旬にかけて十勝岳に滑りに行ってました。
道東通いするようになってから時期はずしてしまったような気がします(笑)
あとは三段山周辺の雪渓狙いで6月中に行くかどうか迷ってます(^^;
本当は6/2に裏旭に行くつもりだったのですが、不安定な天気に根性無しになりました。ちょっとまだ滑り足りないですね。それにしてもミニモノ良いですね。ミニテレマークもあればいいのですが、ちょっと自作を考えているところです。
ファンスキーにビンディングつけると良さそうです。
私はまだテレを始めたばかりなので作っても滑れなさそうですが、短板が好きなのでいつかは作ってみようと思います(^^)
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