白山 初滑走 市ノ瀬からピストン日帰り
- GPS
- 07:48
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 1,734m
- 下り
- 157m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上部は赤旗ありトレースがしっかりついており分かりやすいが、下部の森林地帯は分かりにくいのでGPS等必要。 |
写真
感想
構想3年。白山からの滑走と鳥居タッチを目標に、体力と経験を積んで臨んだ。
山スキーがないので、アルペンスキー靴を担いで山頂より滑走の計画。
車は白峰ゲートまでなので、そこから市ノ瀬までは自転車で行くことにし、軽トラックに積み込んでの出発。
ゲート付近まで行くとなんと幸運なことに、前夜ゲートがオープンした模様。
幸先よく、市ノ瀬駐車場まで車で行けた。
2時45分に市ノ瀬到着。真っ暗な中準備をし、自転車で3時出発。
予想はしていたが、スキーと靴で重い!!
橋を渡って早々に自転車から降り手押し。
1時間を過ぎたころ、突然目の前にパワーショベルが現れ、積雪が現れる。
ここで自転車をデポ。
まだ、自転車は誰もデポしておらず、一番乗りの様子。
約30分強ぐらい歩いたところ、やっと別当出合が見えてくる。
雪に埋もれた別当出合では屋根の下にテントが張ってあり、複数の人がキャンプ泊の様子で、そのうち一人がトイレに起きていた。
挨拶を交わし、休憩とカップヌードルの朝食タイム。
と、とつぜん「ゴーっ!!」という大音響とともに雪の塊が降ってきた。
とっさに何もわからず、茫然としていると、どうやらこの上の、別当出合小屋の屋根雪が崩落した模様。
小屋とトイレの間に大きな氷の塊が積み重なっており、びっくり。
休憩の後、出発準備に入る。写真を撮り、いよいよ吊り橋へ。
踏み板が無く、やはりこわい。これは怖い。下を見ないよう、前を凝視したままそろりと進む。
ようやく渡り切り、石段でアイゼン装着。先のひとについて樹林帯を進む。
ザックの重みで肩が痛い。
トラック道との交差トンネルの上を抜け、歩いていくと、ひょっこり中飯場が顔を出す。6:25着。
ここも雪で埋まっており、立休憩のみ。
時計標高と景色から別当覗きと思われるポイントへ6:25着。
ここまで約30分に1回の休憩。雪は残雪のザラメで、6本爪で問題なし。
さらにゆっくりゆっくり歩を進めると甚ノ助小屋が右手に見えてきた。
甚ノ助での休憩を検討したが、ちょっと登りとなっており、脇に擦れているので、ここはパスし、しばらく直登した木の陰で休憩。日差しも強く暑いぐらい。
ほどなく南竜との分岐ポイントを過ぎ、ここで黒ボコへ上がるか、南竜途中から上がるか迷った後、南竜側から直登とする。
しばらく登と、雪が切れ、やぶこぎをちょっとした後、今回一番の急登が続く。
ようやく坂がなだらかになり、弥陀ケ原。右手にトンビ岩が見える。
折れそうになる気持ちを奮い立たせ、更に一歩一歩進む。
それは突然だった。
クレーン車が見えたと思ったら室堂がひょっこり顔を出す。
「やったー!」思わず声が出る。
10:45 予定よりも早く雪に埋もれた室堂に到着。
オープン準備でセンターは開いているらしく、中に入カップヌードルの昼食。
スタッフにお礼を言い、御前峰へ11:32出発。
大鳥居で写真撮影し登り始める。中ほどで雪が切れ、ここでスキー一式をデポ。
12:22 市ノ瀬より9時間半。ようやく山頂を踏みしめる。
頂上は無風晴天で、神社でお参りしたあと写真撮影とコーヒータイム。
北アルプスは霞がかかっていたが、こう眺望。
天気は問題ないが、下りのスキーが気になるのであまりゆっくりもしていられない。
12:37下山開始。途中のデポ地点まで下り、スキー装着。
ここから、室堂の右側をめざし、下る。
あっという間に室堂横。雨溝が大きく、滑りにくい。
黒ボコ地点は一部雪なく、なんとか回り道をしてみたが、無理で一回スキーを脱ぐ。
延名水上で再び装着。
あっという間に、分岐点到着し、次は甚ノ助を目標に。
2人とも雪溝にも慣れ、快調に飛ばす。爽快!
小屋横を過ぎると、樹林帯が出てきて道が分かりにくい。
なんとか中幡場小屋まで到着。道を探しながらきたが、とにかく早い。
ここから別当出合まで、更に樹林帯を進む。
スキーで木の間をすり抜けていくと、ようやく、石段上の分岐点に到着。
スキー外し、下山準備をし、吊り橋を目指し徒歩で進むと恐怖の吊橋が見えてきた。
踏み板なしの橋を進む。やはりここは怖い。
出合の休憩はパスし、そのまま下山。雪道を歩くが、自転車デポ地点まで結構長くかかった。
ようやくデポ地点まできたら、我々2台以外に5台ほどデポされていた。
脇をすり抜け、駐車場へ15:54着。
また、来年いけるかな?
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