釈迦ヶ岳・三池岳【栃谷橋からピークハント＋鏡岩】

2024年04月19日(金) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 10.8km
• 登り: 1,074m
• 下り: 1,052m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:43
• 休憩: 1:49
• 合計: 7:32

6:46 八風キャンプ場
7:02 7:04 犬尾山
7:56 7:56 北山
8:23 8:52 鏡岩
9:02 9:12 岩ヶ峰
9:36 9:36 岩ヶ峰尾根分岐
9:48 9:48 釈迦ヶ岳
9:56 9:56 釈迦ヶ岳最高点
10:01 10:02 釈迦ヶ岳
10:09 10:09 岩ヶ峰尾根分岐
10:27 10:32 大平尾根分岐
10:36 10:37 段木尾根分岐
10:50 10:53 段木
11:12 11:12 段木尾根分岐
11:21 11:22 南峠
11:27 11:55 仙香池
11:58 11:58 仙香山
12:02 12:03 八風中峠
12:08 12:13 The rest rock
12:12 12:13 北仙香山
12:22 12:24 八風峠
12:39 12:39 三池岳山頂
12:43 12:53 三池岳北峰
12:57 12:59 三池岳 三角点
13:15 13:16 東尾根・福王山難路分岐
14:01 14:08 三池岳尾根道登山口
14:12 14:12 三池岳登山口(尾根道・八風峠道分岐)
14:17 ゴール地点

天候

晴　爆風　黄砂？
【気温】犬尾山：12℃　　釈迦ヶ岳：9℃　　東尾根登山口：18℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

田光の交差点から八風キャンプ場へ向かい栃谷橋を渡った左側の
路肩スペースへ駐車。

コース状況／危険箇所等

見かけた花：
【犬尾山】コイワカガミ
【岩ヶ峰尾根】イワウチワ・ショウジョウバカマ・シロモジ・タムシバ
　　　　　　　アカヤシオ・ミツバツツジ
【段木尾根】イワウチワ・ハルリンドウ・ニシキゴロモ
【県境稜線】バイカオウレン・ニシキゴロモ・スミレ・馬酔木
【東尾根（城の尾）】イワウチワ・シロモジ・ミツバツツジ・タムシバ

写真

4/19 6:46

先ずは犬尾山を目指して栃谷の右岸から入山。

4/19 6:55

尾根芯に立ちはだかる巨木。

4/19 6:59

今シーズン初めてのコイワカガミ。

4/19 7:02

《犬尾山》
ピークには境界の杭と目印のテープがあるのみ。

4/19 7:02

《犬尾山》
杭の脇にはコイワカガミが。

4/19 7:16

【岩ヶ峰の尾根】
名前の如く岩の多い尾根だ。

4/19 7:43

ミツバツツジとアカヤシオの競演、毎年楽しみな場所だ。

4/19 7:49

岩稜から望む釈迦ヶ岳（三角点）、岩ヶ峰、鏡岩。

4/19 7:51

アカヤシオは優しい色だね。

4/19 7:55

《北山》

4/19 8:00

ミヤマシキミ

4/19 8:06

ミツバツツジ
（ミツバツツジ、アカヤシオ共に鏡岩辺りが上限だった。）

4/19 8:13

鏡岩と三池岳。

4/19 8:18

淡いピンクのイワウチワ。

4/19 8:28

《鏡岩》
基部から見上げる

4/19 8:33

《鏡岩》
岩のTOPと岩ヶ峰。

4/19 8:53

北面のタムシバ

4/19 9:03

《岩ヶ峰》
シロモジ

4/19 9:05

《岩ヶ峰》

4/19 9:06

《岩ヶ峰》
展望地でやっと見つけたバイカオウレン、すでに時期は過ぎてしまったようだ。

4/19 9:08

《岩ヶ峰》
展望地から望む大平尾根、三池岳、そして竜ヶ岳。

4/19 9:17

鞍部の池は水が涸れ、ヌタ場のようだった。

4/19 9:17

鞍部の周りは群生地のはずだけどまだ早かったのかな？

4/19 9:34

ショウジョウバカマ

4/19 9:37

【県境稜線】
稜線から見下ろす岩ヶ峰尾根と菰野地区。

4/19 9:43

風に揺れるバイカオウレン。

4/19 9:49

《釈迦ヶ岳山頂》
山頂には標識がいっぱい。（三角点名：釈迦ケ岳）

4/19 9:56

《釈迦ヶ岳最高点》
さあ〜、ここで引き返そう。

4/19 9:59

満開の馬酔木

4/19 10:17

タチツボスミレ？

4/19 10:19

刻まれた「赤坂谷↙」。

4/19 10:29

《大平尾根のTOP》
岩ヶ峰と釈迦ヶ岳から続く稜線縦走路を振り返る。

4/19 10:29

《大平尾根のTOP》
鏡岩をズーム。

4/19 10:32

《大平尾根のTOP》
ニシキゴロモ

4/19 10:45

【段木尾根】
石楠花の蕾。

4/19 10:54

《段木》
ビークから県境稜線を振り返る。爆風にバランスを崩されそうだ。

4/19 11:03

シハイスミレ？

4/19 11:07

ハルリンドウ

4/19 11:16

【県境稜線】
北仙香山〜三池岳へ延びる稜線と重なるように竜ヶ岳、藤原岳、御池岳を望む。

4/19 11:26

《仙香池》
風の無い窪地で昼食にしよう。

4/19 11:56

《仙香池》

4/19 11:59

《仙香山》

4/19 12:04

青:菰野市の標識と白：東近江市の標識が並ぶ。

4/19 12:11

《北仙香山》
天狗堂、御池岳、藤原岳、そして遠足尾根を従えた竜ヶ岳。

4/19 12:12

《北仙香山》
山頂標識。

4/19 12:14

《 The rest rock 》　
非対称の県境稜線を振り返る。

4/19 12:19

ムシカリ

4/19 12:23

《八風峠》
「八風大明神」の鳥居と石碑。

4/19 12:31

間近に仰ぐ三池岳の北峰、中峰、東峰。

4/19 12:39

岩陰に祭られた可愛いい置物。

4/19 12:39

《三池岳中峰：山頂》
三角点より展望が優る中峰が山頂と呼ばれている。

4/19 12:42

《三池岳北峰：俗称》
田光区・界と刻まれた石柱。

4/19 12:52

《三池岳北峰》
ザレの展望地から藤原岳、竜ヶ岳と対峙する。

4/19 12:57

《三池岳中峰》
鈴鹿を代表する快適な稜線を一望する。

4/19 12:58

《三池岳東峰：三角点》
三角点ながら縦走路から外れるせいか、中峰と比べ地味な感じだ。
（三角点名：八風峠）

4/19 13:06

【東尾根（城の尾）】
タムシバ

4/19 13:13

《お菊池（御池）》
まるでヌタ場のようだ。

4/19 13:18

シロモジは満開だ。

4/19 13:22

シキミ（樒

4/19 13:23

まるで盆栽の松みたいだ。

4/19 13:24

ショウジョウバカマ

4/19 13:25

白色のイワウチワ。

4/19 13:29

ミツバツツジ

4/19 14:13

《登山口》
登山届のBOXが置かれていた。

撮影機器：

IXY 650 CANON

感想

onetotani

福寿草狙いが一段落すると次はツツジ系の花が気になってくる。
昨年は県境稜線で霙に打たれたが、今年も栃谷から花を探しながら
全てのピークを巡ってこよう。

狭い駐車地から栃谷橋に出ると予報通り風が強った。
栃谷右岸にできた頼りない踏み跡から入山し、最初の堰堤を見送って
しばらくすると小さな谷を過ぎた先に古びたテープが目に留まる。
小さな急尾根で1座目の犬尾山へ向かうとコイワカガミが揺れていたが
結局ここで見た花が最初で最後だった。

山頂を示す物は何もないピークから西に向かって下った鞍部を登り返し、
徒渉点から上がってくる尾根に合流すればもう安心、道標こそ無いが
しっかりと続く踏み跡はもうメジャールートだ。ルートを失う心配も
ない、花探しを楽しみながら進もう。

co500mを越えた辺りからミツバツツジやアカヤシオが優しい彩を
見せ始め、ザレの鞍部を過ぎた辺りからイワウチワが林床に現れるが、
数はそれほど多くは無かった。
やがて尾根が南向き変わる毎年楽しみにしていた場所に到着すると、
アカヤシオ、ミツバツツジの競演は期待通りで見応えがあったが
バイカオウレンはさっぱりだった。
そして岩ヶ峰から県境稜線に登りにかかってもイワウチワの群生は
見られず今年は少し遅れているような印象で、県境稜線に出ると
あちこちで見られたバイカオウレンはすでに時期は過ぎたようだ。

稜線に上がってからは予定通り釈迦ヶ岳最高点を往復し、北上しながら
三池岳東峰（三角点）まで11座を踏んで行くつもりだが快適な稜線歩き
には程遠い状況で、身体が煽られるほどの爆風に悩まされ、二年続けて
過酷な稜線歩きになってしまった。