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Yamareco

記録ID: 6686839
全員に公開
山滑走
鳥海山

またまたBC天国へ‼アイスクラスト滑走⛷「鳥海山(文珠岳)」

2024年04月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:19
距離
20.9km
登り
1,690m
下り
1,676m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
1:19
合計
8:18
6:54
115
除雪終了地点
8:49
9:00
136
11:16
12:24
107
14:11
14:11
61
15:12
除雪終了地点
天候 晴れ☀
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●県道「鳥海公園青沢線」の通行可能地点(標高650m)に路駐
・車道が広いので、路肩部に縦列駐車可能
・帰りの時間帯は、人力除雪され標高715mまで車で上がれるようになっていた。
コース状況/
危険箇所等
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度 :5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度 :3(難5・4・3・2・1易)鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望:5(良5・4・3・2・1悪)
★山頂の眺望 :5(良5・4・3・2・1悪)


【すれ違った登山者の数:約5人】


◆登行の状況
・標高650mの駐車地点からスキーを担いで約1.1km車道を歩き、標高715mからシールオン。
・全体的に技術難度が高い箇所は特にないが、ルートの選定いかんで難度が変わるのでルーファイが重要。
・現時点でも車道以外は全体的に雪が付いているのでどこでもシール登行できそうだが、文珠岳直下はやや急斜面なので、雪質によってはクトーを装着したほうが良いだろう。
・滑走後の千畳ヶ原からの登り返しは、やや斜度がキツイ箇所はあるが、ジグを切りながらシール登行できる。

◆滑走の状況
・標高1700m以上は、ザラメ雪の上に厚さ5mmから1cm程度の氷がクラスト状に張り付いたアイスクラストになっており、割れたガラスの上を滑走するような珍しい雪質だった。(やや滑りにくい)
・一部に斜度が35度ほどの急斜面があるが、全体的に20〜30度程度の雪面が多く、非常に気持ちよく滑走できる大雪渓が広がる。
・3月に比べ、雪が切れた箇所が多くなってきたが、概ね山全体を支障なく滑走できる。ただし、誤って違うところに滑っていくと戻れなくなる恐れがあるので、現在地を確認しながら注意深く滑走したい。
・標高1130m以下は樹林帯の中を滑走するので樹木への衝突等、注意して滑走しよう。

◆スキー装備
・板…elan RIPSTICK 96 172cm
・ビンディング…Fritschi Tecton 13
・ブーツ…SCARPA maestrale
・ストック…Black Diamond WHIPPET
・シール…G3 ALPINIST+ GRIP
この先の車道に残雪があるため、標高650mに車を止めて出発!
2024年04月21日 06:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 6:55
この先の車道に残雪があるため、標高650mに車を止めて出発!
まずは、車道を1.1km歩き、
2024年04月21日 07:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 7:08
まずは、車道を1.1km歩き、
標高715m地点からシール登行開始。
2024年04月21日 07:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 7:11
標高715m地点からシール登行開始。
とは言え、雪が無いところは、路肩の雪をギリギリまで使う。
2024年04月21日 07:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 7:15
とは言え、雪が無いところは、路肩の雪をギリギリまで使う。
わーお、現れる鳥海山。
2024年04月21日 07:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 7:26
わーお、現れる鳥海山。
標高825mの車道から入山。
2024年04月21日 07:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 7:39
標高825mの車道から入山。
広葉樹の森を登行していく。
3月より雪が少なくなったね〜
2024年04月21日 08:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 8:18
広葉樹の森を登行していく。
3月より雪が少なくなったね〜
標高1190m、森林限界を越える。
2024年04月21日 08:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 8:38
標高1190m、森林限界を越える。
滝ノ小屋の到着。
2024年04月21日 09:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 9:01
滝ノ小屋の到着。
滝ノ小屋の上部斜面を登行していく。
2024年04月21日 09:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 9:11
滝ノ小屋の上部斜面を登行していく。
八丁坂の斜面を登りきると、外輪山の山頂部が見えてきた。
2024年04月21日 09:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 9:37
八丁坂の斜面を登りきると、外輪山の山頂部が見えてきた。
正面の大雪路に進む。
2024年04月21日 09:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 9:44
正面の大雪路に進む。
左上が目的地の文珠岳、右奥が伏拝岳&行者岳。
2024年04月21日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:08
左上が目的地の文珠岳、右奥が伏拝岳&行者岳。
伏拝岳直下の仙ヶ洞の下が雪が繋がっているようだ。
2024年04月21日 10:08撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:08
伏拝岳直下の仙ヶ洞の下が雪が繋がっているようだ。
P1783を通過。
2024年04月21日 10:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:21
P1783を通過。
標高1700mを越えると雪面が氷のクラストになってきた。い
シールのグリップが弱くなり、ジグを沢山切って登る。
2024年04月21日 10:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:35
標高1700mを越えると雪面が氷のクラストになってきた。い
シールのグリップが弱くなり、ジグを沢山切って登る。
登ってきた大雪渓を振り返る。
2024年04月21日 10:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:38
登ってきた大雪渓を振り返る。
仙ヶ洞の直下に到着。
2024年04月21日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 10:51
仙ヶ洞の直下に到着。
西側の笙ヶ岳を眺める。
2024年04月21日 11:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:14
西側の笙ヶ岳を眺める。
あとは、やや急な斜面をトラバースしながら登っていく。
2024年04月21日 11:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:11
あとは、やや急な斜面をトラバースしながら登っていく。
外輪山(文珠岳)に到着。
2024年04月21日 11:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:20
外輪山(文珠岳)に到着。
少し西側に50m進むと標柱がある。
2024年04月21日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:24
少し西側に50m進むと標柱がある。
文珠岳から山頂方面を望む。
いや〜、絶景かな。
2024年04月21日 11:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:24
文珠岳から山頂方面を望む。
いや〜、絶景かな。
迫力の外輪山。
2024年04月21日 11:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:25
迫力の外輪山。
文珠岳から先週歩いた千蛇沢や稲倉岳を見下ろす。
2024年04月21日 11:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:26
文珠岳から先週歩いた千蛇沢や稲倉岳を見下ろす。
文珠岳から西側の笙ヶ岳や扇子森方面を眺める。
2024年04月21日 11:27撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:27
文珠岳から西側の笙ヶ岳や扇子森方面を眺める。
飛島も見えるね〜
2024年04月21日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:35
飛島も見えるね〜
高き頂、新山。
2024年04月21日 12:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:20
高き頂、新山。
雪面のアイスクラスト。
割れたガラスのようになっている。
2024年04月21日 11:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:40
雪面のアイスクラスト。
割れたガラスのようになっている。
日差しで融けると思い、文珠岳で待機するも状況は変わらず。
2024年04月21日 11:17撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 11:17
日差しで融けると思い、文珠岳で待機するも状況は変わらず。
絶景に浸りながらたっぷり休憩♪
2024年04月21日 12:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:20
絶景に浸りながらたっぷり休憩♪
1時間以上待機したが、雪質は変わらないので、いざ滑走。
眼下の千畳ヶ原まで滑ろう。
2024年04月21日 12:18撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:18
1時間以上待機したが、雪質は変わらないので、いざ滑走。
眼下の千畳ヶ原まで滑ろう。
アイスクラストでバリバリ音を立てながら滑走。
標高が下がると普通のザラメになり楽しめた。
2024年04月21日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:38
アイスクラストでバリバリ音を立てながら滑走。
標高が下がると普通のザラメになり楽しめた。
もう少し下り、
2024年04月21日 12:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:41
もう少し下り、
文珠岳から標高差530m滑走し、夏道のある幸次郎沢近くまで下った。
2024年04月21日 12:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:53
文珠岳から標高差530m滑走し、夏道のある幸次郎沢近くまで下った。
そして、再びシールオンして登り返し。
2024年04月21日 12:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:53
そして、再びシールオンして登り返し。
貸切の千畳ヶ原。
イイね〜♪
2024年04月21日 12:56撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 12:56
貸切の千畳ヶ原。
イイね〜♪
やや斜度はあるが、ジグを切ればシール登行で支障なく登れる。
2024年04月21日 13:32撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 13:32
やや斜度はあるが、ジグを切ればシール登行で支障なく登れる。
標高1800m付近まで登り返すが、アイスクラストは解消されず。
これ以上登っても滑走が楽しめないので、
2024年04月21日 13:58撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 13:58
標高1800m付近まで登り返すが、アイスクラストは解消されず。
これ以上登っても滑走が楽しめないので、
月山森に向かって滑走しよう!
2024年04月21日 13:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 13:59
月山森に向かって滑走しよう!
あっという間に河原宿まで戻り、
2024年04月21日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 14:13
あっという間に河原宿まで戻り、
青空が素晴らしくなった外輪山を眺める。
2024年04月21日 14:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 14:13
青空が素晴らしくなった外輪山を眺める。
滝ノ小屋裏の斜面を気持ちよく滑り、
2024年04月21日 14:20撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 14:20
滝ノ小屋裏の斜面を気持ちよく滑り、
最後は、澄郷沢まで落とし樹林帯に入る。
あとは消化試合。
2024年04月21日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 14:21
最後は、澄郷沢まで落とし樹林帯に入る。
あとは消化試合。
再び板を担ぎ駐車地点に戻る。
お〜、誰か除雪して奥まで車が入れるようになっていた。
お疲れさまでした!
2024年04月21日 15:11撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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4/21 15:11
再び板を担ぎ駐車地点に戻る。
お〜、誰か除雪して奥まで車が入れるようになっていた。
お疲れさまでした!

感想

天候を優先した結果、先週に引き続き、またまた鳥海山に来てしまいました(笑)
本日は、標高が上がるとザラメ雪の上に厚さ1cm程度の氷がクラスト状に張り付いた珍しい雪質に変わりビックリ。
ツルツルでシール登行のグリップは悪くなるし、滑走も割れたガラスの上を滑るようで苦笑い。
転倒したら顔がキズだらけになるんじゃないかって感じでした。

それでも、先週デビューしたNewスキーに慣れ、広大な大雪原を自分の好きなように貸し切り滑走して楽しみました。

<BCスキーの滑走動画はこちら↓>
※本日はHERO12ではなくHERO9で正面撮影しましたが、12よりブレが多くなってしまいました。


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