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Yamareco

記録ID: 669390
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

苗場山(元橋→赤湯→苗場山→和田小屋)

2015年06月28日(日) 〜 2015年06月29日(月)
 - 拍手
GPS
25:04
距離
25.3km
登り
2,218m
下り
1,827m

コースタイム

1日目
山行
3:15
休憩
0:39
合計
3:54
12:20
8
12:28
12:32
11
12:43
12:46
36
13:22
13:22
5
13:43
13:45
16
14:01
14:02
24
14:26
14:26
5
14:31
14:40
30
15:10
15:11
20
15:31
15:34
18
15:52
16:00
4
16:04
16:12
2
2日目
山行
6:52
休憩
2:20
合計
9:12
4:12
3
4:15
4:20
17
4:37
4:44
29
5:13
5:17
52
6:09
6:15
86
フクベノ平
7:41
7:41
45
8:26
8:55
22
9:17
9:52
38
10:30
10:53
13
11:06
11:12
12
11:24
11:25
13
11:38
11:42
22
12:04
12:09
54
13:03
13:18
6
13:24
ゴール地点
天候 6/28(日)
曇のち雨
6/29(月)
ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
行き
越後湯沢駅から南越後観光バスで元橋へ。(11:40→12:14)
この際利用する苗場プリンスホテル行きの路線は1〜2時間に1本の間隔であり、利便性は高いです。

帰り
和田小屋(祓川コース)の登山口には公共交通機関はありません。
歩いてバス停がある麓の三俣まで2時間ほどで、当初の予定では歩くつもりでしたが、親切な方に乗せてもらいました。ありがとうございました。
コース状況/
危険箇所等
ブヨはどこにでも居ました。

元橋バス停→赤湯
元橋から林道への合流点まではそれほど歩かれていないのか、所々で道が少し崩れかけていました。平坦な所は問題ありません。林道と合流して以降は特に危険箇所はありませんでした。

赤湯→苗場山
長い登りですが問題ない道でした。行った当時は山頂台地の手前の辺りに残雪がありましたが、迂回して登れたのでアイゼンは使用しませんでした。

苗場山→神楽ヶ峰→和田小屋
苗場山登山のメインコースです。神楽ヶ峰までは普通の登山道ですが、神楽ヶ峰から和田小屋はこの時期ひどい泥濘地帯で、調子に乗って駆け下りているとこけます。
その他周辺情報 赤湯・山口館
数張り程度ですがテントを張ることが出来ます。しかも無料。
入浴料の500円を払えば温泉にも入ることが出来ます。
鈍行を乗り継いで越後湯沢まで久々に来ました。北陸新幹線が出来て、少し寂れたような印象を受けるのは先入観からでしょうか。
2015年06月28日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
6/28 10:23
鈍行を乗り継いで越後湯沢まで久々に来ました。北陸新幹線が出来て、少し寂れたような印象を受けるのは先入観からでしょうか。
バスの接続が悪く1時間半くらい中のおみやげ屋や駅前をうろうろして時間を潰し、やっと入ってきた予定のバス。
2015年06月28日 11:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 11:37
バスの接続が悪く1時間半くらい中のおみやげ屋や駅前をうろうろして時間を潰し、やっと入ってきた予定のバス。
元橋バス停から少し進んだ所にある赤湯への登山口。わかりやすい入り口です。
2015年06月28日 12:25撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 12:25
元橋バス停から少し進んだ所にある赤湯への登山口。わかりやすい入り口です。
道標やテープがあるように、右の道を進んでいきます。
2015年06月28日 12:28撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 12:28
道標やテープがあるように、右の道を進んでいきます。
所々で崩れてますが、滑っても大したことなさそうな場所です。
2015年06月28日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 12:34
所々で崩れてますが、滑っても大したことなさそうな場所です。
浅貝川に掛かる鉄橋を渡ります。ここまで下りでしたが、一転して今度は上り始めます。
2015年06月28日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 12:44
浅貝川に掛かる鉄橋を渡ります。ここまで下りでしたが、一転して今度は上り始めます。
ちょっと草が繁茂しがちですが、道筋は分かりやすいです。
2015年06月28日 13:02撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 13:02
ちょっと草が繁茂しがちですが、道筋は分かりやすいです。
林道に合流しました。ここからしばらく歩きやすい林道歩きです。
2015年06月28日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 13:28
林道に合流しました。ここからしばらく歩きやすい林道歩きです。
途中にある小日橋。ここまで車で入ることが出来ます。ここで下山してきたと思われる登山者の方と挨拶を交わし、それ以降この日は誰とも会いませんでした。
2015年06月28日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 13:44
途中にある小日橋。ここまで車で入ることが出来ます。ここで下山してきたと思われる登山者の方と挨拶を交わし、それ以降この日は誰とも会いませんでした。
砕石場との分岐。道標の通り右の道を進みます。
2015年06月28日 13:58撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 13:58
砕石場との分岐。道標の通り右の道を進みます。
林道歩きを終えると今度は鷹ノ巣峠への上りが始まります。大したこと無いだろうと思っていたら、思ったよりも起伏の激しい道でした。
2014年06月28日 14:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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6/28 14:40
林道歩きを終えると今度は鷹ノ巣峠への上りが始まります。大したこと無いだろうと思っていたら、思ったよりも起伏の激しい道でした。
雨足が強まってきました。こんな天気で本当に明日は晴れるのかなとちょっと不安でした。
2014年06月28日 14:59撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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6/28 14:59
雨足が強まってきました。こんな天気で本当に明日は晴れるのかなとちょっと不安でした。
赤湯に到着しました。左側手前の衝立が女性用の青湯。奥の露天風呂が混浴の玉子の湯です。
2014年06月28日 16:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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6/28 16:03
赤湯に到着しました。左側手前の衝立が女性用の青湯。奥の露天風呂が混浴の玉子の湯です。
赤湯一号橋の手前にテン場っぽい場所がありましたが、一応先に山口館の方へ断りを入れに行きました。ついでに入浴料500円を払います。宿の人も、この日はさすがに誰も来ないとばかり思っていたそうです。
2014年06月28日 16:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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6/28 16:11
赤湯一号橋の手前にテン場っぽい場所がありましたが、一応先に山口館の方へ断りを入れに行きました。ついでに入浴料500円を払います。宿の人も、この日はさすがに誰も来ないとばかり思っていたそうです。
戻ってテントを張りました。テント料金はなんと無料です。
2015年06月28日 16:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 16:57
戻ってテントを張りました。テント料金はなんと無料です。
雨が上がってきたので、一眼を取り出して持っていきます。
2015年06月28日 16:59撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/28 16:59
雨が上がってきたので、一眼を取り出して持っていきます。
他に誰も居いないので女性専用の青湯にも入っていいと言われたため、少し覗きに行きました。
2015年06月28日 17:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 17:08
他に誰も居いないので女性専用の青湯にも入っていいと言われたため、少し覗きに行きました。
こちらが玉子の湯。開放感抜群のロケーション。
2015年06月28日 17:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 17:24
こちらが玉子の湯。開放感抜群のロケーション。
沢と露天風呂。右の建物が薬師の湯です。まさに秘湯中の秘湯という雰囲気。
2015年06月28日 17:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 17:24
沢と露天風呂。右の建物が薬師の湯です。まさに秘湯中の秘湯という雰囲気。
テント場は予想していたように虫でいっぱい。なので秘密兵器として用意したのがこのパワー森林香。煙いですが効き目は抜群で、テント開けっ放しにしても全く羽虫が入ってきません。しかし蟻は入ってきます。
2015年06月28日 18:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 18:08
テント場は予想していたように虫でいっぱい。なので秘密兵器として用意したのがこのパワー森林香。煙いですが効き目は抜群で、テント開けっ放しにしても全く羽虫が入ってきません。しかし蟻は入ってきます。
夕食は高崎駅で調達しただるま弁当とお酒。昔谷川岳に登った際に持っていった時も感じましたが、味が濃いので登山弁当向きだと個人的に思います。酒は今回新潟の山に登るということで、新潟栃尾の酒「山城屋 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」を頂きました。山城屋はここ最近名を挙げてきた新進気鋭のブランドで今回初飲み。甘ダレしておらずバランスの良い酒質でした。
2015年06月28日 18:25撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/28 18:25
夕食は高崎駅で調達しただるま弁当とお酒。昔谷川岳に登った際に持っていった時も感じましたが、味が濃いので登山弁当向きだと個人的に思います。酒は今回新潟の山に登るということで、新潟栃尾の酒「山城屋 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」を頂きました。山城屋はここ最近名を挙げてきた新進気鋭のブランドで今回初飲み。甘ダレしておらずバランスの良い酒質でした。
翌日、苗場山に登り始めます。山口館の脇から沢に下り、そのまま上流の方にしばらく歩くと橋が見え、そこを渡ります。
2015年06月29日 04:24撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 4:24
翌日、苗場山に登り始めます。山口館の脇から沢に下り、そのまま上流の方にしばらく歩くと橋が見え、そこを渡ります。
赤倉山方面への分岐路。丸一日あれば赤倉山→苗場山→小松原湿原と縦走してみたかったのですが。
2015年06月29日 04:38撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
6/29 4:38
赤倉山方面への分岐路。丸一日あれば赤倉山→苗場山→小松原湿原と縦走してみたかったのですが。
曇ってて進む足も重いです。
2015年06月29日 04:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 4:42
曇ってて進む足も重いです。
雲が流れ一瞬だけ晴れ間が覗きました。だんだんと晴れつつあるようですが。
2015年06月29日 04:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 4:47
雲が流れ一瞬だけ晴れ間が覗きました。だんだんと晴れつつあるようですが。
赤倉山分岐から沢に下り、ここから苗場山まで本格的に上りが始まります。
2015年06月29日 04:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 4:52
赤倉山分岐から沢に下り、ここから苗場山まで本格的に上りが始まります。
ヤマツツジが咲いていました。この付近から段々と花が増えていきます。
2015年06月29日 04:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 4:55
ヤマツツジが咲いていました。この付近から段々と花が増えていきます。
桂ノ沢六合目。ここから急登が始まります。
2015年06月29日 05:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 5:15
桂ノ沢六合目。ここから急登が始まります。
矢車草の群生地のそばを歩いていきます。
2015年06月29日 05:18撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
6/29 5:18
矢車草の群生地のそばを歩いていきます。
行く先はガスですが、周囲は明るくガスの層は薄いようでした。
2015年06月29日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 5:23
行く先はガスですが、周囲は明るくガスの層は薄いようでした。
昌次新道唯一の水場、といっても沢水です。水は冷えていて美味いです。
2015年06月29日 05:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 5:40
昌次新道唯一の水場、といっても沢水です。水は冷えていて美味いです。
ズダヤクシュの花が沢山咲いています。展望はありませんが、進む毎に違う花が見られて面白い道でした。
2015年06月29日 05:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 5:47
ズダヤクシュの花が沢山咲いています。展望はありませんが、進む毎に違う花が見られて面白い道でした。
尾根上に上がった頃にガスも取れてきました。
2015年06月29日 05:57撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 5:57
尾根上に上がった頃にガスも取れてきました。
フクベの平ではすっかり晴れて、日差しが注ぎ込んでいます。
2015年06月29日 06:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 6:09
フクベの平ではすっかり晴れて、日差しが注ぎ込んでいます。
急登が続きます。ブヨも出てきて鬱陶しい頃。
2015年06月29日 06:29撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 6:29
急登が続きます。ブヨも出てきて鬱陶しい頃。
木々の切れ目から青空が広がりました。正面に見えるのは平標山?
2015年06月29日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 6:32
木々の切れ目から青空が広がりました。正面に見えるのは平標山?
植生が変わり、高山植物が増えてきました。朝露を付けたアカモノ(イワハゼ)。
2015年06月29日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 6:34
植生が変わり、高山植物が増えてきました。朝露を付けたアカモノ(イワハゼ)。
イワカガミ。この花は次の日に登った巻機山でも沢山見られました。
2015年06月29日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 6:35
イワカガミ。この花は次の日に登った巻機山でも沢山見られました。
道の両脇にはイワカガミが咲いています。
2015年06月29日 06:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 6:35
道の両脇にはイワカガミが咲いています。
この時間帯まだ下は曇りだったようで、ぶ厚い雲海が広がっています。
2015年06月29日 06:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 6:44
この時間帯まだ下は曇りだったようで、ぶ厚い雲海が広がっています。
だんだん展望も良くなってきました。正面に見えるのが神楽ヶ峰です。
2015年06月29日 06:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 6:50
だんだん展望も良くなってきました。正面に見えるのが神楽ヶ峰です。
神楽ヶ峰と雲海。天気は抜群でした。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
2015年06月29日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 6:51
神楽ヶ峰と雲海。天気は抜群でした。【以降のパノラマ写真は元サイズをクリック頂けますと、より大きな画像でご覧いただけます】
ゴゼンタチバナ。イワカガミに混じって群生していました。
2015年06月29日 06:53撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 6:53
ゴゼンタチバナ。イワカガミに混じって群生していました。
八合目と書いてあります。見晴らし尾根という名の通り、この付近は所々で展望が良好です。
2015年06月29日 07:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 7:08
八合目と書いてあります。見晴らし尾根という名の通り、この付近は所々で展望が良好です。
これまた立派な質感のサルノコシカケです。
2015年06月29日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 7:16
これまた立派な質感のサルノコシカケです。
深穴岩と呼ばれる岩が見えてきました。下にツツジが咲いています。
2015年06月29日 07:27撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 7:27
深穴岩と呼ばれる岩が見えてきました。下にツツジが咲いています。
雲海の上に浮かぶ山が見えました。方角的に巻機山っぽいのですが、どうなんでしょうか。
2015年06月29日 07:46撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 7:46
雲海の上に浮かぶ山が見えました。方角的に巻機山っぽいのですが、どうなんでしょうか。
だいぶ近づいてきた神楽ヶ峰。登り返しが結構大変そうな印象です。
2015年06月29日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 7:49
だいぶ近づいてきた神楽ヶ峰。登り返しが結構大変そうな印象です。
巻機山と神楽ヶ峰。巻機山の左後ろに見えるのは越後三山でしょうか。
2015年06月29日 07:51撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 7:51
巻機山と神楽ヶ峰。巻機山の左後ろに見えるのは越後三山でしょうか。
いよいよ今回登る苗場山の方も近づいてきました。
2015年06月29日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 7:56
いよいよ今回登る苗場山の方も近づいてきました。
台のような苗場山を正面に見据えます。
2015年06月29日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:11
台のような苗場山を正面に見据えます。
雲海の雲が減ってきて山並みが見えてきました。こちらは北東側の山並み。右手前の山が朝日岳だとすると、その左奥と右奥の山は燧ヶ岳と至仏山でしょうか。
2015年06月29日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:14
雲海の雲が減ってきて山並みが見えてきました。こちらは北東側の山並み。右手前の山が朝日岳だとすると、その左奥と右奥の山は燧ヶ岳と至仏山でしょうか。
南側の山並み。左側の近い山が平標山、仙ノ倉山。右側には苗場スキー場の筍山の電波塔が見えます。
2015年06月29日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 8:14
南側の山並み。左側の近い山が平標山、仙ノ倉山。右側には苗場スキー場の筍山の電波塔が見えます。
タカネニガナ?一つ一つ調べながら書いていますが、花の種類が多すぎてさっぱり。
2015年06月29日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 8:16
タカネニガナ?一つ一つ調べながら書いていますが、花の種類が多すぎてさっぱり。
振り返ると平標山、仙ノ倉山。いつか谷川岳まで縦走してみたいコースです。
2015年06月29日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:21
振り返ると平標山、仙ノ倉山。いつか谷川岳まで縦走してみたいコースです。
望遠で撮った山並みを繋げてみました。左から越後三山、巻機山、奥に平ヶ岳、燧ヶ岳、手前に朝日岳、奥に至仏山、右奥の高い山が日光白根です。
2015年06月29日 08:22撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:22
望遠で撮った山並みを繋げてみました。左から越後三山、巻機山、奥に平ヶ岳、燧ヶ岳、手前に朝日岳、奥に至仏山、右奥の高い山が日光白根です。
タテヤマリンドウ?点在していました。
2015年06月29日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:23
タテヤマリンドウ?点在していました。
カールとなっている所には残雪が幾つか残っていました。
2015年06月29日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:23
カールとなっている所には残雪が幾つか残っていました。
山頂台地近くになると、両側の尾根に挟まれて視界が若干狭まってきます。
2015年06月29日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:36
山頂台地近くになると、両側の尾根に挟まれて視界が若干狭まってきます。
最後の鎖場。意外と険しいです。
2015年06月29日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:38
最後の鎖場。意外と険しいです。
鎖場の直後に残雪があるので、迂回して登りました。
2015年06月29日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:44
鎖場の直後に残雪があるので、迂回して登りました。
これから山頂台地に入り、この景色ともお別れです。
2015年06月29日 08:47撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
1
6/29 8:47
これから山頂台地に入り、この景色ともお別れです。
次は今度は広大な湿原を楽しみながら山頂を目指します。写真は西側180度。
2015年06月29日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:49
次は今度は広大な湿原を楽しみながら山頂を目指します。写真は西側180度。
頂上の湿原地帯にはワタスゲが沢山生えていました。写真の白いものは全部そうです。
2015年06月29日 08:50撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 8:50
頂上の湿原地帯にはワタスゲが沢山生えていました。写真の白いものは全部そうです。
今度はチングルマの群生です。一つ一つ観察しながら歩いているので、頂上は見えているのに中々辿りつけません。
2015年06月29日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
7
6/29 9:00
今度はチングルマの群生です。一つ一つ観察しながら歩いているので、頂上は見えているのに中々辿りつけません。
風も殆ど無く鏡面のように青空を映し出している苗場の池塘。湿原の方に意識が向かいがちですが、右側に岩菅山が見えますね。
2015年06月29日 09:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:01
風も殆ど無く鏡面のように青空を映し出している苗場の池塘。湿原の方に意識が向かいがちですが、右側に岩菅山が見えますね。
美しい湿原の風景。まさに雲上の楽園でした。
2015年06月29日 09:03撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
11
6/29 9:03
美しい湿原の風景。まさに雲上の楽園でした。
これはショウジョウバカマ。
2015年06月29日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
6/29 9:13
これはショウジョウバカマ。
山頂手前に大きな雪田が残っています。どうやらその上を歩いて行かなくてはならないようです。
2015年06月29日 09:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:13
山頂手前に大きな雪田が残っています。どうやらその上を歩いて行かなくてはならないようです。
雪の上からは北アルプスの山並みが見えました。槍ヶ岳と穂高岳などが見えますね。
2015年06月29日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:15
雪の上からは北アルプスの山並みが見えました。槍ヶ岳と穂高岳などが見えますね。
雪の上から南側180度の眺め。ここだけ春山です。佐武流山と草津白根山の間に浅間山がよく見え、その更に奥に八ヶ岳の頭が出ているのが見えます。
2015年06月29日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:16
雪の上から南側180度の眺め。ここだけ春山です。佐武流山と草津白根山の間に浅間山がよく見え、その更に奥に八ヶ岳の頭が出ているのが見えます。
雪田地帯を越えた所の分岐。とりあえず山頂に向かいます。
2015年06月29日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:19
雪田地帯を越えた所の分岐。とりあえず山頂に向かいます。
山頂に到着。山頂は奥まった所にあり、展望はそれほど良くありません。
2015年06月29日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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6/29 9:23
山頂に到着。山頂は奥まった所にあり、展望はそれほど良くありません。
山頂から南側の眺め。向こうは下山するときに通るので、後で寄りましょう。
2015年06月29日 09:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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山頂から南側の眺め。向こうは下山するときに通るので、後で寄りましょう。
西側にある役行者の石碑。この辺りの展望スポットです。
2015年06月29日 09:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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西側にある役行者の石碑。この辺りの展望スポットです。
西側の湿原地帯。草津白根山、北アルプスの山並みなどがよく見えます。
2015年06月29日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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西側の湿原地帯。草津白根山、北アルプスの山並みなどがよく見えます。
雪田地帯を横から。雲が出てきました。
2015年06月29日 09:37撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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雪田地帯を横から。雲が出てきました。
これまた目を引く山です。妙高山と火打山でしょうか。位置関係は少し先の展望台から撮影した写真を御覧ください。
2015年06月29日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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これまた目を引く山です。妙高山と火打山でしょうか。位置関係は少し先の展望台から撮影した写真を御覧ください。
北アルプス、北側の山並み。白馬や五竜、鹿島槍のあたり?
2015年06月29日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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北アルプス、北側の山並み。白馬や五竜、鹿島槍のあたり?
いい眺めの湿原地帯。奥に草津白根山を見据えます。
2015年06月29日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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いい眺めの湿原地帯。奥に草津白根山を見据えます。
イワカガミと佐武流山?
2015年06月29日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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イワカガミと佐武流山?
山頂付近の自然体験交流センターに戻ってきました。いつもはテント泊ですが、たまにはこういう所に泊まってみたいですね。
2015年06月29日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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山頂付近の自然体験交流センターに戻ってきました。いつもはテント泊ですが、たまにはこういう所に泊まってみたいですね。
小屋付近にある展望台からは北側180度の眺め、日本海側になります。先ほどの妙高、火打山が左側に見えます。ちなみに左側手前にある鋭鋒は鳥甲山。
2015年06月29日 09:45撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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小屋付近にある展望台からは北側180度の眺め、日本海側になります。先ほどの妙高、火打山が左側に見えます。ちなみに左側手前にある鋭鋒は鳥甲山。
頂上付近の展望スペースからの眺め。正面に雲が出てきてしまっているのが残念ですが、長居したくなる雰囲気です。
2015年06月29日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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頂上付近の展望スペースからの眺め。正面に雲が出てきてしまっているのが残念ですが、長居したくなる雰囲気です。
越後三山、巻機山、朝日岳。登っている時に見えていた尾瀬方面の山並みは雲に埋もれてしまったようです。
2015年06月29日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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越後三山、巻機山、朝日岳。登っている時に見えていた尾瀬方面の山並みは雲に埋もれてしまったようです。
こちらにも綺麗な池塘がいくつかあります。
2015年06月29日 09:58撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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こちらにも綺麗な池塘がいくつかあります。
少し進んだ所から山頂を振り返った所。
2015年06月29日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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少し進んだ所から山頂を振り返った所。
一部で雪田を越える箇所がありますが、特に問題ない道でした。
2015年06月29日 10:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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一部で雪田を越える箇所がありますが、特に問題ない道でした。
雪田から苗場山頂、湿原、北アルプス、岩菅山など。
2015年06月29日 10:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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雪田から苗場山頂、湿原、北アルプス、岩菅山など。
神楽ヶ峰に近づいてきました。ずいぶんと登り返すような印象のコースです。下に見える湖は田代湖。
2015年06月29日 10:02撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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神楽ヶ峰に近づいてきました。ずいぶんと登り返すような印象のコースです。下に見える湖は田代湖。
いくつか山が見えますが、雲が増えてきて判別付きません。
2015年06月29日 10:06撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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いくつか山が見えますが、雲が増えてきて判別付きません。
九合目。まだまだ下ります。
2015年06月29日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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九合目。まだまだ下ります。
オニアザミはまだ蕾でした。
2015年06月29日 10:20撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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オニアザミはまだ蕾でした。
苗場山を振り返ってみたところ。これから登る人も多く、この日は多くの人とすれ違いました。
2015年06月29日 10:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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苗場山を振り返ってみたところ。これから登る人も多く、この日は多くの人とすれ違いました。
ミヤマカラマツ?
2015年06月29日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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ミヤマカラマツ?
少し進んだ所から苗場山。
2015年06月29日 10:30撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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少し進んだ所から苗場山。
雷清水。ここの水場はちゃんとパイプが通っており、ここで水分補給。
2015年06月29日 10:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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雷清水。ここの水場はちゃんとパイプが通っており、ここで水分補給。
神楽ヶ峰への登り返しの途中から苗場山。
2015年06月29日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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神楽ヶ峰への登り返しの途中から苗場山。
左に神楽ヶ峰の山頂札。思ったよりも狭い山頂でした。
2015年06月29日 11:08撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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左に神楽ヶ峰の山頂札。思ったよりも狭い山頂でした。
神楽ヶ峰から東側180度。和田小屋方面の眺めです。
2015年06月29日 11:12撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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神楽ヶ峰から東側180度。和田小屋方面の眺めです。
石打、塩沢方面の魚沼盆地。
2015年06月29日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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石打、塩沢方面の魚沼盆地。
こちらは越後湯沢方面。雲にまとわり付かれつつも、巻機山の姿を確認できます。
2015年06月29日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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こちらは越後湯沢方面。雲にまとわり付かれつつも、巻機山の姿を確認できます。
これは燧ヶ岳かと思われます。
2015年06月29日 11:13撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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これは燧ヶ岳かと思われます。
まだ雪の残る祓川コース。雪の上を歩く所は数ヶ所ありましたが、一つ一つの規模は小さく特に問題ない道でした。
2015年06月29日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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まだ雪の残る祓川コース。雪の上を歩く所は数ヶ所ありましたが、一つ一つの規模は小さく特に問題ない道でした。
小松原湿原方面への分岐です。この日のうちに巻機山の麓まで辿り着いておきたいのでやむなくカットしました。もし次に苗場に行く事があれば、こちらにも行ってみたいです。
2015年06月29日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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小松原湿原方面への分岐です。この日のうちに巻機山の麓まで辿り着いておきたいのでやむなくカットしました。もし次に苗場に行く事があれば、こちらにも行ってみたいです。
そこから和田小屋までの間に上ノ芝、中ノ芝、下ノ芝とあり、その何れもにベンチが置かれて休憩ポイントの体を成しています。ここは下ノ芝。
2015年06月29日 11:31撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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そこから和田小屋までの間に上ノ芝、中ノ芝、下ノ芝とあり、その何れもにベンチが置かれて休憩ポイントの体を成しています。ここは下ノ芝。
こんな道が和田小屋まで断続的に現れます。晴れているので石は乾いており滑りにくいのですが。
2015年06月29日 11:35撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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こんな道が和田小屋まで断続的に現れます。晴れているので石は乾いており滑りにくいのですが。
だいぶ下ってきた所。木道の所は歩きやすいです。
2015年06月29日 11:40撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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だいぶ下ってきた所。木道の所は歩きやすいです。
中ノ芝と盆地。いい眺め。ゆっくり休憩していたい雰囲気です。
2015年06月29日 11:44撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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中ノ芝と盆地。いい眺め。ゆっくり休憩していたい雰囲気です。
ふたたび泥濘地帯。スパッツがないと泥はね必至です。
2015年06月29日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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ふたたび泥濘地帯。スパッツがないと泥はね必至です。
下ノ芝。ここまで来れば和田小屋はもう少しです。
2015年06月29日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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下ノ芝。ここまで来れば和田小屋はもう少しです。
和田小屋に到着しました。登山バッジはここで購入。
2015年06月29日 13:01撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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和田小屋に到着しました。登山バッジはここで購入。
登山口を振り返ります。いつの間にかスキー場のゲレンデに出てきていたようです。
2015年06月29日 13:05撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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登山口を振り返ります。いつの間にかスキー場のゲレンデに出てきていたようです。
和田小屋から2時間歩いて麓のバス停へ……と思っていたら、親切な人に越後湯沢駅まで送っていただきました。お陰でだいぶ予定にゆとりが出来ました。
2015年06月29日 13:21撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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和田小屋から2時間歩いて麓のバス停へ……と思っていたら、親切な人に越後湯沢駅まで送っていただきました。お陰でだいぶ予定にゆとりが出来ました。
越後湯沢に戻りました。さて、これから翌日の巻機山登山を控えているため、六日町へと向かいます。
2015年06月29日 14:09撮影 by  Canon EOS Kiss X5, Canon
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越後湯沢に戻りました。さて、これから翌日の巻機山登山を控えているため、六日町へと向かいます。

感想

7月中旬に北海道の山に行くつもりなので、そのトレーニングとして苗場山と巻機山に行ってきました。
本来ならばもう少し早く行きたかったのですが、一ヶ月前の霧ヶ峰と美ヶ原から天気を見計らいつつもなかなか行くことが出来ない日々が続き予定が詰まってきたので、やむを得ず雨天決行で行きました。

結果、初日こそ雨でしたが肝心のその後の二日間はいい感じに晴れてくれたので、ただのトレーニングに終わらず満足行く山行となりました。
花もちょうど見頃を迎えた時期で、一つ一つ観察するのも楽しいです。しかし名前や種類に関してはその都度調べてますが、知識がないのでちょっと自信がないです。

うち前半の苗場山は敢えて水を多く持ち30kg程度のテント装備。北海道では水の確保が難しいため、その事を想定してこの重荷としました。その上初日の雨でテントが水を吸って更に重みは増しました。

約一ヶ月ぶり、テント装備で本格的な上りのある山は4月初めの九州登山以来約3ヶ月ぶりなので、ちょっと体力的に厳しい登山となりました。


【一日目】
鈍行を乗り継いで越後湯沢駅、そこからバスに乗って元橋で下り赤湯に向かいます。この日は赤湯の山口館に行くだけなので登り始めは遅く、既に正午を回っていました。
元橋からの道はまだそれほど歩かれていないのか、所々で崩落していたりとちょっと歩きにくい道でした。雨で道が湿ってるため、余計にそのように感じました。
林道に合流して後とその先の山道はそんなことはないので、おそらく赤湯に行く人はやはりギリギリで車で入ることが出来る小日橋まで行くのでしょう。
林道が終わり赤湯までの山道は意外と起伏が激しく、200m前後の上り下りがあります。再び沢沿いに下るため、せっかく稼いだ標高も無駄にしてしまいます。

雨脚が弱まってきた所で赤湯のテント場や露天風呂が見えてきて、その奥に山口館がありました。露天風呂には誰も居ません。平日のこんな雨の中来る人は居ないだろうと思っていたようで、山口館の人も少し驚かれていました。

入浴料を払った後はテントを張って露天風呂に向かいます。この日他に誰も居ないという事で女湯である青湯にも入ることができましたが、何よりもやはり混浴の玉子の湯が開放感抜群で最高でした。
全体的に浅くてぬるいので長い間入っている事ができ、たまに立って湯冷ましシタリを繰り返しつつ気がついたら1時間。翌日も早いのでさっさとテント場に戻りご飯を食べて就寝。最初は蒸し暑く感じましたが、沢沿いで風が吹き抜けていくため心地よく、熟睡出来ました。


【二日目】
4時に出発の予定でしたが、湿ったテントをしまうのに少し手間取りました。天気は回復すると山口館の人は言っていましたが、この地点では結構曇っていました。
赤湯からまず赤倉山の分岐まで上り、そして再び沢沿いに下ったりと、なかなか効率よく登れません。
しばらく進んでいくと雲は途切れて時々晴れ間が広がるように。徐々に雲が取れつつあるという事でテンション上げて先に進みますが、荷物が重くてとても足取り軽くとは言えません。
その付近からブヨが多くなりましたが、テント場で使っていた森林香の防虫成分が服やタオルに染みているのか意外と近寄ってきませんでした。

フクベノ平から本格的に晴れてきて時々遠くの山並みが見える展望が良い所に出ます。しかしこの辺りの山並みは殆ど知らないので、地図と睨めっこしながら辛うじて主要な山が分かるという程度でした。また、花も高山植物が増えてきて目を楽しませてくれました。

苗場山の頂上台地への急な上りを終え、その上の湿原が広がる風景を目の当たりにした時は疲れも吹き飛び、一心不乱に写真を撮ったり、立ち止まってぼーっと花や池を眺めたりを繰り返したりして、予定よりも遅れているにも関わらず進む足がさらに鈍ります。
景色が良かったので、予定よりも45分遅れで頂上に到着しても尚、荷物を置いて辺りを散策したりしていました。

赤湯からの昌次新道では誰とも会いませんでしたが、帰りは苗場山登山の上で王道の祓川コースを経由するため、すれ違う人が目に見えて増えます。何となくほっとしながら下り、神楽ヶ峰の登り返しに四苦八苦しつつも、山頂で滞在していた分を少しだけ挽回して和田小屋に到着。
バッジを買い、ブラシもあったのでついでに泥まみれになった靴を洗いました。

しかしここはゴールでは無く、そこから更に2時間ほど麓のバス停まで下っていきます。標高が低くなり暑くてうんざりしながら林道を歩き始めましたが、途中で親切な方に車で拾ってもらい越後湯沢まで乗せて頂きました。とっても助かりました。ありがとうございました。

さて、また越後湯沢まで戻ってきました。翌日も午前中ならば雨は降らないとの事だったので、予定通り巻機山登山のために六日町まで移動し、そこからバスに乗ります。

次回の巻機山に続きます。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-669403.html

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コメント

富良野岳でお会いした者です
上富良野からのバスで一緒だったバイク乗りです。
層雲峡まで縦走されるとのことでしたが、昨日で無事に終わられましたか?
遭難の記録読みました。
1月に熊本の山に二つ登りましたが、優しい山だったので事無きを得ました。
私も山は一人がメインなので、なるべく人の多い優しい山に行くようにしています。
無事に下山されてますように。
2015/7/22 21:04
コメントありがとうございます。
無事に下山致しました。

遭難の時は一番調子こいてた時で、改めてよくあれだけで済んだなと思えます。
それに懲りて、今では100名山などの歩きやすい一般コースを選ぶようにしています。

今回の大雪山系の縦走も長くきつい道のりでしたが、シーズン期で人も多く終始気楽に歩く事ができました。
なんとか目論見通り行ったかなという感じでした。
2015/7/29 15:42
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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