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Yamareco

記録ID: 6723095
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

白馬岳 大雪渓

2024年04月29日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:12
距離
14.9km
登り
1,757m
下り
1,756m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:34
休憩
0:38
合計
7:12
3:39
3:39
60
4:39
4:39
3
4:42
4:42
117
6:39
6:54
19
7:13
7:21
72
8:33
8:40
17
8:57
9:03
9
9:12
9:14
30
9:44
9:44
5
9:49
9:49
14
10:03
10:03
35
10:38
10:38
5
10:43
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猿倉荘手前に一般車用駐車場。4月29日3:00、11:00時点で半分以上空き有り。
コース状況/
危険箇所等
◼︎猿倉~白馬尻
・林道は雪切れでスキーを外す箇所あり。
・長走沢に橋はかかっていないので、渡渉が必要。
・行きは林道終点で斜面を少し登った後、追上沢を渡った。
・一方、帰りには大雪渓から続く沢を下った後、林道終点に登り返したので、追上沢を渡らなかった。
◼︎白馬尻~頂上宿舎
・2,200m~2,400mあたりが最大斜度(地理院地図の断面図機能から推定して平均約33°)
・ツボ足のトレースで雪面がボコボコしており、シールのグリップが効きづらかったので早めにシートラアイゼンに換えた。
◼︎頂上宿舎~白馬山荘
・雪は白馬山荘直下までつながっていた。
◼︎白馬山荘~白馬岳
・夏道に沿ってガレ場を登る。
・一部雪が残っている箇所もあるが、斜度が小さいのでアイゼンなしで登れた。
◼︎大雪渓の滑走
・上部は南東向き、下部は東向きの斜面なので、早い時間帯から日が当たって緩みやすそう。
・上部は凹凸が少なく綺麗な雪面。
・標高2,400mの急斜面より下では石が多くなってきて、何度もガリっと石を踏んだ。
その他周辺情報 おびなたの湯は4月27日から営業開始。営業時間12:00~18:00
林道は雪切れあり。
林道は雪切れあり。
鑓温泉方面への分岐。
鑓温泉方面への分岐。
長走沢に橋はかかっていない。浅い場所を素早く渡ったところ、さほど濡れなかった。
長走沢に橋はかかっていない。浅い場所を素早く渡ったところ、さほど濡れなかった。
まもなく崩れそうなスノーブリッジ。
まもなく崩れそうなスノーブリッジ。
追上沢の渡渉箇所には折れそうな木橋。帰りは大雪渓から続く沢を下ってから林道終点へ登り返したので、ここを通らなかった。
追上沢の渡渉箇所には折れそうな木橋。帰りは大雪渓から続く沢を下ってから林道終点へ登り返したので、ここを通らなかった。
大雪渓に入り、ここからはひたすら登るだけ。
大雪渓に入り、ここからはひたすら登るだけ。
白馬尻にはテント
白馬尻にはテント
白馬尻小屋を過ぎたあたり。
1
白馬尻小屋を過ぎたあたり。
二号雪渓と三号雪渓方面の雪崩跡
二号雪渓と三号雪渓方面の雪崩跡
ボコボコのデブリを越える。
ボコボコのデブリを越える。
左手の杓子尾根からは、ときどきガラガラと崩落する音が聞こえた。
左手の杓子尾根からは、ときどきガラガラと崩落する音が聞こえた。
シールで直登しやすい斜度。
シールで直登しやすい斜度。
最大斜度手前の2,150mあたりからスキーを背負ってアイゼンで登った。
1
最大斜度手前の2,150mあたりからスキーを背負ってアイゼンで登った。
斜度が一番きついところ。2,200〜2,400mの平均斜度は地形図から推定すると約33°
斜度が一番きついところ。2,200〜2,400mの平均斜度は地形図から推定すると約33°
地図で岩室跡となっているあたり。
地図で岩室跡となっているあたり。
アイゼンで斜行しながら登った。
アイゼンで斜行しながら登った。
杓子岳との最低コル方面。こちらへは行かずに右手の頂上宿舎方面に曲がる。
杓子岳との最低コル方面。こちらへは行かずに右手の頂上宿舎方面に曲がる。
ツボ足のトレースのおかげで踏み抜かずに楽に登れた。
ツボ足のトレースのおかげで踏み抜かずに楽に登れた。
標高2,400mあたりの葱平(ねぶっかぴら)で斜度が緩む。
標高2,400mあたりの葱平(ねぶっかぴら)で斜度が緩む。
斜度が緩やかになり、白馬村村営の頂上宿舎が見える。
斜度が緩やかになり、白馬村村営の頂上宿舎が見える。
杓子岳の前衛にある鋭く尖った天狗菱。
杓子岳の前衛にある鋭く尖った天狗菱。
斜度が緩くなる。
斜度が緩くなる。
雪渓上部では、やや斜度が大きくなるので、スキーを履かずにアイゼンで登った。
雪渓上部では、やや斜度が大きくなるので、スキーを履かずにアイゼンで登った。
杓子岳と奥に鑓ヶ岳
杓子岳と奥に鑓ヶ岳
白馬村村営の頂上宿舎2,730m。この先の白馬山荘が2,832m、白馬岳が2,932mと標高100m間隔になっている。
白馬村村営の頂上宿舎2,730m。この先の白馬山荘が2,832m、白馬岳が2,932mと標高100m間隔になっている。
白馬山荘に向かってトラバース気味に進む。
白馬山荘に向かってトラバース気味に進む。
白馬山荘が見える。
白馬山荘が見える。
ツボ足のトレースを使わせてもらった。
ツボ足のトレースを使わせてもらった。
白馬山荘まで雪渓はつながっていたが、この辺りでアイゼンを外して夏道に乗った。
白馬山荘まで雪渓はつながっていたが、この辺りでアイゼンを外して夏道に乗った。
白馬山荘直下までつながっている雪渓。
白馬山荘直下までつながっている雪渓。
白馬山荘2,832m。正面に見える白馬岳まであと標高100m。
白馬山荘2,832m。正面に見える白馬岳まであと標高100m。
数十mほど夏道に雪が残っているが、斜度が緩いのでアイゼン無しで問題なかった。
数十mほど夏道に雪が残っているが、斜度が緩いのでアイゼン無しで問題なかった。
山頂が見えた。
白馬岳2,932m。
南東方面。左に主稜、右に三号尾根。中央の三号雪渓が奥の大雪渓まで続いているのが分かる。
南東方面。左に主稜、右に三号尾根。中央の三号雪渓が奥の大雪渓まで続いているのが分かる。
山頂の雪庇は割れかけている
山頂の雪庇は割れかけている
北東方面に小蓮華山。左奥に焼山、火打山、妙高山。右奥に高妻山。
北東方面に小蓮華山。左奥に焼山、火打山、妙高山。右奥に高妻山。
南西に立山連峰。
南西に立山連峰。
立山と剱岳。
毛勝三山。
旭岳の東面。
杓子岳と左に杓子尾根。
杓子岳と左に杓子尾根。
杓子尾根の北東斜面
杓子尾根の北東斜面
松沢レリーフから二号雪渓を覗く。ドロップポイントの斜度は45°以上ありそう。
松沢レリーフから二号雪渓を覗く。ドロップポイントの斜度は45°以上ありそう。
二号雪渓
杓子岳、鑓ヶ岳、立山、剱岳、毛勝三山。
杓子岳、鑓ヶ岳、立山、剱岳、毛勝三山。
白馬山荘
スキーを履いて滑走開始
スキーを履いて滑走開始
上部は凹凸もなくきれい。
1
上部は凹凸もなくきれい。
大雪渓から続く沢に沿って下った後、林道終点に登り返した。
大雪渓から続く沢に沿って下った後、林道終点に登り返した。
長走沢の渡渉点。
長走沢の渡渉点。
長走沢を渡った後は斜度なく平坦になるので、板を背負ってツボ足で歩いた。
長走沢を渡った後は斜度なく平坦になるので、板を背負ってツボ足で歩いた。
林道から駐車場を見下ろす。10:30時点で半分以上空いていた。
林道から駐車場を見下ろす。10:30時点で半分以上空いていた。

感想

ちょうど2年前の2022年4月29日に来たときよりも雪が少なく、林道では雪切れや渡渉がありました。大雪渓の滑走については、他の方の記録にもあるように、2,400m以下では避けようが無いほど石が多く🪨滑走面を削る覚悟で来た方が良いと思いました。

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