記録ID: 673600
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無雪期ピークハント／縦走
鳥海山
鳥海山・花も日の出も素晴らしい！象潟口コース
2015年07月10日(金) 〜
2015年07月11日(土)
秋田県
山形県
onenoboru
体力度
4
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 28:14
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 1,477m
- 下り
- 1,471m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 2:11
- 合計
- 8:53
距離 10.4km
登り 1,346m
下り 334m
2日目
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:27
距離 7.9km
登り 131m
下り 1,134m
・コース記録
象潟口コース(山頂まで) 所要時時 5：00分×標高差1230m 距離7．8km
外輪山散策 所要時間 1：30分×標高差 134m 距離2．0km
下山（外輪山コース経由）所要時間 4：30分×標高差ー1161m 距離7．8km
■初日（10日）
象潟口から賽の河原を歩き御浜小屋までは石畳の登山道です。
賽の河原から先は高山植物が咲き、あまりの美しさに暫し足が停まる止まります。
すでにニッコウキスゲが咲いていたのには驚きです。
花を楽しみながら約3．kmほど登ると御浜小屋（宿泊も可）到着です。
此処からの展望が素晴らしく蒼い鳥の海が一望です。
展望を楽しみながら昨日購入したお握りを頬張ります。
御浜小屋を過ぎると敷き詰められた石もなくなり通常の登山道になります。
八丁坂を下り七五三掛（シメカケ）分岐に着く。
千蛇谷コースと外輪山コースに別れます。
私は千蛇谷コース進み山頂小屋を目指します。
分岐を出ると標高差約60mの下り、急な所には梯子が取り付けてありました。
慎重に下って行くと千蛇谷の雪渓にでます。距離は短いが雪渓を歩きます。
雪渓から暫く登って行くと勾配が増しますが、周囲は高山植物が咲き
苦しい登りを癒してくれます。
やがて登りが緩やかになると突然、前方に岩山が現れその一角に
小屋の屋根が見えた。
叉、短い雪渓を登り岩の間を縫うように登ると
今晩お世話に成る山頂小屋（大物忌神社（おおものいみ）に到着です。
時間が早いので受付は後回し、早速、山頂を目指します。
小屋の右側を登り山頂を目指しますが、行く手に雪渓が立ち塞がります。
こちらからの（胎内くぐり）コースが近い様ですがこの急な雪渓を登るのは
少々危険と判断し岩を登る（切り通し）コースに変えました。
切り通しコースは小屋の左手から岩に取り付きます。
雪渓はありませんが、ランダムに岩を積み上げた様な所を登るのです。
此処でデポしバックを軽くした。
標高差にして80から90m位だろうかとにかく急登です。
岩に白いマークがペイントされ山頂までガイドしてくれます。
マークを頼りに山頂に着いたが外輪山に妨げられ360度の展望はありません。
少し残念だが噴火の凄さに改めて自然の驚異を感じた山頂でした。
ほぼ同時に登って来た女性の方に記念写真をお願いしました。
山頂は狭いのでお互い気を遣います。
無事山頂から戻り13時泊まりの手続きを済ませ部屋で
50分ほど休み時間があるので外輪山へ登る事にした。
小屋を出ると登路は下ります。標高差20m位かな
そこから標高差約70mのガレ場を登ると標高2220mの稜線に着く
東の壮大な景色に息を飲む。（裾野が広がる）
1時間30分程外輪山を散策し15：25分小屋に戻ります。
5時30分夕食の時間です。
御主人から宿泊の御礼と雨が降らないので心配との挨拶があった。
何処の小屋でも雨水は貴重ですね
夕食後、小屋前の広場から夕陽が観られるとの事で待機するも寒いです。
朝夕は9度以下に成る様です。
やがて日本海に陽が沈み穏やかな一日が終わりました。
■2日目（11日）
夕食のとき御主人から「明日のご来光は4時10分位です」
と聴かされたので目覚ましを3時10分に設定した。
深夜の星空が気に掛かり2時15分目が覚めた。
早速、カメラを手に外に飛び出す。
冷たい風が肌を撫でる。
下弦の月が青白く輝いていた。
その為か期待したほど星の輝きはありません
でも、天の川は確認できました。
二十代の時、清水峠で観たあの星の輝きは忘れる事が出来ません。
今でも脳裏に焼き付いています。
無数の星が手を伸ばせば掴める程近くで輝いていた。
そんな事を想いながら部屋に戻った。暫くうとうと
3時10分目覚ましで飛び起きた。辺りを見るが誰一人起きる気配はない。
防寒着、カメラ、ヘットライトを持ち部屋を飛び出す
外で靴を履き外輪山の稜線に向かいます。
霧で足元を照らすのがやっとですが昼間登っているので不安ない
3：40分稜線の道標に着いた。
ガスがもの凄い勢いで山肌を舐めて行く。何とも不気味だ。
日本海からの強烈な風が容赦なく体を揺さぶり寒い
だが、寒さ対策は万全だ。時々岩陰に身を置き日の出を待つ
暫くして「おはようございます」と声が掛かります。
振り向くと部屋で一緒の若い方でした。
その数分後女性の方も観えた。
東の空が明るくなって来ました。
やがて空があけぼの色に染まって来ます。
日の出が近いぞ！
大きくて真っ赤な太陽が、ゆっくり、ゆっくり昇ってきた。
やがて強烈な光線が目に飛び込んでくる。
うぉ・・・・無心でシャッターを切る
やっと落ち着き今日の無事を祈る。
周辺を見回すとモルゲンロードに染まった外輪山が美しい
女性の方とブロッケンを見る事が出来た。
小屋に戻る途中、日本海側に鳥海山の影を見る事が出来た。
5:30分朝食の時間です。
食事を供にした方（3名）は愛知から飛行機を利用しての登山だと言っていました。
そのほか千葉の方、埼玉の方、みなさまざまで楽しい朝食でした。
今日の予定は外輪山コースを回り下山する事です。
部屋でご一緒のご夫妻は昨日このコースから小屋に入ったとの事です。
ご夫妻からも勧められ6:18分お世話に成った小屋を後にしました。
お勧め通り爽快な外輪山コースです。
お世話に成った小屋がどんどん遠く離れて行く。さようなら、ありがとう
日本海も空も青く澄み渡り気持良い。もうルンルン気分だ。
予定通り七五三掛分岐に着いた。ここからは昨日歩いた道を戻る
鳥海湖が今日も綺麗だ。一時展望を楽しみ御浜を後にする。
ここからは石畳の登山道をどんどん下る。
お天気が良いので家族でハイキングの方とすれ違う
皆さん笑顔でご挨拶
お蔭様でこちらまで笑顔を頂き無事象潟口（鉾立）に戻りました。
2日間お疲れ様でした。
象潟口コース(山頂まで) 所要時時 5：00分×標高差1230m 距離7．8km
外輪山散策 所要時間 1：30分×標高差 134m 距離2．0km
下山（外輪山コース経由）所要時間 4：30分×標高差ー1161m 距離7．8km
■初日（10日）
象潟口から賽の河原を歩き御浜小屋までは石畳の登山道です。
賽の河原から先は高山植物が咲き、あまりの美しさに暫し足が停まる止まります。
すでにニッコウキスゲが咲いていたのには驚きです。
花を楽しみながら約3．kmほど登ると御浜小屋（宿泊も可）到着です。
此処からの展望が素晴らしく蒼い鳥の海が一望です。
展望を楽しみながら昨日購入したお握りを頬張ります。
御浜小屋を過ぎると敷き詰められた石もなくなり通常の登山道になります。
八丁坂を下り七五三掛（シメカケ）分岐に着く。
千蛇谷コースと外輪山コースに別れます。
私は千蛇谷コース進み山頂小屋を目指します。
分岐を出ると標高差約60mの下り、急な所には梯子が取り付けてありました。
慎重に下って行くと千蛇谷の雪渓にでます。距離は短いが雪渓を歩きます。
雪渓から暫く登って行くと勾配が増しますが、周囲は高山植物が咲き
苦しい登りを癒してくれます。
やがて登りが緩やかになると突然、前方に岩山が現れその一角に
小屋の屋根が見えた。
叉、短い雪渓を登り岩の間を縫うように登ると
今晩お世話に成る山頂小屋（大物忌神社（おおものいみ）に到着です。
時間が早いので受付は後回し、早速、山頂を目指します。
小屋の右側を登り山頂を目指しますが、行く手に雪渓が立ち塞がります。
こちらからの（胎内くぐり）コースが近い様ですがこの急な雪渓を登るのは
少々危険と判断し岩を登る（切り通し）コースに変えました。
切り通しコースは小屋の左手から岩に取り付きます。
雪渓はありませんが、ランダムに岩を積み上げた様な所を登るのです。
此処でデポしバックを軽くした。
標高差にして80から90m位だろうかとにかく急登です。
岩に白いマークがペイントされ山頂までガイドしてくれます。
マークを頼りに山頂に着いたが外輪山に妨げられ360度の展望はありません。
少し残念だが噴火の凄さに改めて自然の驚異を感じた山頂でした。
ほぼ同時に登って来た女性の方に記念写真をお願いしました。
山頂は狭いのでお互い気を遣います。
無事山頂から戻り13時泊まりの手続きを済ませ部屋で
50分ほど休み時間があるので外輪山へ登る事にした。
小屋を出ると登路は下ります。標高差20m位かな
そこから標高差約70mのガレ場を登ると標高2220mの稜線に着く
東の壮大な景色に息を飲む。（裾野が広がる）
1時間30分程外輪山を散策し15：25分小屋に戻ります。
5時30分夕食の時間です。
御主人から宿泊の御礼と雨が降らないので心配との挨拶があった。
何処の小屋でも雨水は貴重ですね
夕食後、小屋前の広場から夕陽が観られるとの事で待機するも寒いです。
朝夕は9度以下に成る様です。
やがて日本海に陽が沈み穏やかな一日が終わりました。
■2日目（11日）
夕食のとき御主人から「明日のご来光は4時10分位です」
と聴かされたので目覚ましを3時10分に設定した。
深夜の星空が気に掛かり2時15分目が覚めた。
早速、カメラを手に外に飛び出す。
冷たい風が肌を撫でる。
下弦の月が青白く輝いていた。
その為か期待したほど星の輝きはありません
でも、天の川は確認できました。
二十代の時、清水峠で観たあの星の輝きは忘れる事が出来ません。
今でも脳裏に焼き付いています。
無数の星が手を伸ばせば掴める程近くで輝いていた。
そんな事を想いながら部屋に戻った。暫くうとうと
3時10分目覚ましで飛び起きた。辺りを見るが誰一人起きる気配はない。
防寒着、カメラ、ヘットライトを持ち部屋を飛び出す
外で靴を履き外輪山の稜線に向かいます。
霧で足元を照らすのがやっとですが昼間登っているので不安ない
3：40分稜線の道標に着いた。
ガスがもの凄い勢いで山肌を舐めて行く。何とも不気味だ。
日本海からの強烈な風が容赦なく体を揺さぶり寒い
だが、寒さ対策は万全だ。時々岩陰に身を置き日の出を待つ
暫くして「おはようございます」と声が掛かります。
振り向くと部屋で一緒の若い方でした。
その数分後女性の方も観えた。
東の空が明るくなって来ました。
やがて空があけぼの色に染まって来ます。
日の出が近いぞ！
大きくて真っ赤な太陽が、ゆっくり、ゆっくり昇ってきた。
やがて強烈な光線が目に飛び込んでくる。
うぉ・・・・無心でシャッターを切る
やっと落ち着き今日の無事を祈る。
周辺を見回すとモルゲンロードに染まった外輪山が美しい
女性の方とブロッケンを見る事が出来た。
小屋に戻る途中、日本海側に鳥海山の影を見る事が出来た。
5:30分朝食の時間です。
食事を供にした方（3名）は愛知から飛行機を利用しての登山だと言っていました。
そのほか千葉の方、埼玉の方、みなさまざまで楽しい朝食でした。
今日の予定は外輪山コースを回り下山する事です。
部屋でご一緒のご夫妻は昨日このコースから小屋に入ったとの事です。
ご夫妻からも勧められ6:18分お世話に成った小屋を後にしました。
お勧め通り爽快な外輪山コースです。
お世話に成った小屋がどんどん遠く離れて行く。さようなら、ありがとう
日本海も空も青く澄み渡り気持良い。もうルンルン気分だ。
予定通り七五三掛分岐に着いた。ここからは昨日歩いた道を戻る
鳥海湖が今日も綺麗だ。一時展望を楽しみ御浜を後にする。
ここからは石畳の登山道をどんどん下る。
お天気が良いので家族でハイキングの方とすれ違う
皆さん笑顔でご挨拶
お蔭様でこちらまで笑顔を頂き無事象潟口（鉾立）に戻りました。
2日間お疲れ様でした。
| 天候 | 10日快晴 11日快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
18：30分 鳥海道の駅着 距離395k ここで車中泊 ■10日 5：10分鳥海道の駅出発 → 6：15分大駐車場到着 駐車場内には鉾立ビジターセンター・鉾立山荘・和倉山荘があります。 トイレもあります。 ■登山者の方は登山者専用駐車場に（無料） ・山頂小屋（大物忌神社（おおものいみ）は一泊7000円（夕食＋朝食付き） ・飲料水はありません。ペットボトルを購入して下さい（500�澄�500円） ・トイレはバイオ式です。ワンコイン以上のチップ制です。 ・山頂御室小屋web http://chokaizan.com/route/lodge.html ・予約電話番号 0234-77-2301 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■10日 ・象潟口入口に登山ポストあります ・象潟口から山頂小屋（大物忌神社）までは特に危険個所ありません ・山頂小屋から山頂までは大きな岩石がランダムに積み重なった所を 登ります。ストックは無い方が良いと思います。 ・山頂は畳約4枚分の広さです。写真を撮る時は足元に注意して下さい。 ・下りは特に慎重に ■11日 ・下山→山頂小屋から外輪山コースは特に危険個所はありません 合流地点の七五三掛（シメカケ）分岐までは展望が良いです。 お勧めです。 |
写真
ここの駐車場は登山者専用です。（此処からの展望も素晴らしいです）観光用の車は一段下にあります。そこには鉾立ビジターセンター・山荘・トイレ・土産店等あり
1
7/10 6:20
ここの駐車場は登山者専用です。（此処からの展望も素晴らしいです）観光用の車は一段下にあります。そこには鉾立ビジターセンター・山荘・トイレ・土産店等あり
御浜まではこのように岩が敷き締めてある登山道です。よく整備されています。
七五三掛（シメカケ）分岐・此処で千蛇谷コースと外輪山コースに別れます。外輪山コースに数人の方が登って行きます。
千蛇谷コースに入ると標高差約60m程の急降下です。一ヵ所梯子あります。落石に注意
此処まで登って来ると山頂小屋も近いです。周辺にはお花が咲いています。
鳥居手前の切り通しルートを登って新山（鳥海山）山頂に向かいます。
暫く登り振り返る。眼下に山頂小屋が。タンクの前にデポしました。
鳥海山山頂です。女性の方にお願いしました。ありがとうございました。
お世話に成る部屋の様子です。一人毛布が4枚・熟睡出来ました。50分程休み外輪山へ登って来ます。
ガレ場を登り外輪山の稜線に向かいます。周囲は高山植物が奇麗です。
外輪山稜線より山頂小屋と新山（鳥海山）・山頂へ通じる雪渓コースはアイゼンないので断念し小屋の脇から岩のコースを往復しました。
山頂案内図・胎内くぐりは雪渓登り、アイゼンが無いと不安な為、切り通しルートで行って来ました。
ご来光を期待して外輪山の稜線に登った。風強くカメラがブレました。
七五三掛分岐に着きました。昨日から今日に掛けてぐるりと一回りしました。
撮影機器：
感想
7キロに及ぶ登山道はお花畑の中を登っている様な錯覚を起こすほど高山植物が咲き美しい。思わず足が止まりシャッターを切っていました。花の鳥海山と言われる由縁でもあると痛感しました。一方、山頂小屋から先は険しい岩がむき出しの荒々しい山容に驚きを感じました。二つの顔を持つ鳥海山は名峰ですね。登って実感しました。心に残る2日間ありがとうございました。
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おはようございます
鳥海山に行かれたのですね
私はまだ未踏の山ですので興味深く拝見させて戴きました
沢山の花の中を歩きゴツゴツした岩場や雪渓やら変化に富んだ鳥海山
山で泊まらないと味わえない日没の風景や星空
そしてご来光
本当に天気に恵まれ良かったですね
これから夏山本番
下界は猛暑の日々
お互いに体調不良にならないように気を付け
楽しい山歩きをしましょう
おはようございます。
早速のコメントありがとうございます。
白馬岳か鳥海山か迷いましたが鳥海山に行ってきました。
お蔭様でお天気に恵まれ楽しい山行でした。
お花畑も多く広大です。
花好きの（hirame） 方ならよだれが出ますよ
ガラリ変わって小屋から上は別世界です。
自然の驚異を感じました。（噴火の凄さ）
是非、機会があったら登って観て下さい。
泊まると、より一層楽しみが増えますよ
夏本番に成って来ますね
hirameさんも熱中症には気を付けてください
これからのご活躍を
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