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Yamareco

記録ID: 677211
全員に公開
ハイキング
甲信越

遙かな平ヶ岳〜プリンスコースのお陰で

2015年07月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
9.1km
登り
980m
下り
980m

コースタイム

日帰り
山行
5:25
休憩
1:30
合計
6:55
5:30
150
スタート地点
8:00
8:10
15
8:25
8:48
26
9:14
9:55
0
9:55
10:11
23
10:34
10:34
111
12:25
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松山空港から羽田へ。東京駅から上越新幹線で越後湯沢駅まで行き、そこからレンタカーを利用して銀山平温泉へ。民宿に宿泊し、翌日送迎車で中ノ岐登山口。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になかったが、一部雪渓が残っていた。アイゼンの必要はない
その他周辺情報 銀山平温泉の民宿は6軒あり、プリンスコース登山口までの送迎は4軒がやっている
7月11日(土)午後4時過ぎに越後湯沢駅に到着
2015年07月11日 16:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/11 16:04
7月11日(土)午後4時過ぎに越後湯沢駅に到着
まずはレンタカーを借りる。今回はポルテだった。丸1日借りて割引などで7千円弱。
2015年07月11日 16:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/11 16:05
まずはレンタカーを借りる。今回はポルテだった。丸1日借りて割引などで7千円弱。
上越自動車道から昨年登った越後駒ヶ岳がよく見えた
2015年07月11日 16:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/11 16:41
上越自動車道から昨年登った越後駒ヶ岳がよく見えた
高速を下りて銀山平温泉へ向かう。コンビニはこのローソンが最後で、銀山平まで行くと買い物が難しくなる
2015年07月11日 16:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/11 16:52
高速を下りて銀山平温泉へ向かう。コンビニはこのローソンが最後で、銀山平まで行くと買い物が難しくなる
奥只見シルバーラインから越後駒ヶ岳を望む。上越自動車道から見えた山の裏側になる
2015年07月11日 17:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/11 17:10
奥只見シルバーラインから越後駒ヶ岳を望む。上越自動車道から見えた山の裏側になる
奥只見シルバーラインのトンネルの横っちょから抜け出して、銀山平温泉へ。奥只見シルバーラインは2輪車通行止めとなっていた
2015年07月11日 17:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/11 17:26
奥只見シルバーラインのトンネルの横っちょから抜け出して、銀山平温泉へ。奥只見シルバーラインは2輪車通行止めとなっていた
今回お世話になった民宿「村杉」さん
2015年07月11日 17:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/11 17:52
今回お世話になった民宿「村杉」さん
朝5時半前くらいに民宿「樹湖里」のワゴン車で中ノ岐ルートの登山口に到着。この駐車場の標高は1230m
2015年07月12日 05:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 5:20
朝5時半前くらいに民宿「樹湖里」のワゴン車で中ノ岐ルートの登山口に到着。この駐車場の標高は1230m
しばらく歩いて一旦下り、平ヶ岳沢を徒渉。雨が降ると渡れなくなるときもあるそうだ
2015年07月12日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 5:32
しばらく歩いて一旦下り、平ヶ岳沢を徒渉。雨が降ると渡れなくなるときもあるそうだ
徒渉を終えていよいよ登りに差し掛かる
2015年07月12日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 5:32
徒渉を終えていよいよ登りに差し掛かる
急登を行く。これからは、黙々と登るのみで、景色などはあまり開けない
2015年07月12日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 5:46
急登を行く。これからは、黙々と登るのみで、景色などはあまり開けない
剱ヶ倉山1998mを見上げる。この左に平ヶ岳へと繋がる
2015年07月12日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 6:03
剱ヶ倉山1998mを見上げる。この左に平ヶ岳へと繋がる
五葉松の休憩ポイント。ここまで約30分
2015年07月12日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 6:03
五葉松の休憩ポイント。ここまで約30分
さらに五葉松から2時間くらい、急登が続く。この部分の後半の登山道は、雨によって浸食され、ギャップが大きくなっている部分が多い
2015年07月12日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:44
さらに五葉松から2時間くらい、急登が続く。この部分の後半の登山道は、雨によって浸食され、ギャップが大きくなっている部分が多い
もう少しで急登は終わる、と何度も思わされ、裏切られる。見える所まで登ると、そこから先にまた登りが続いている、というような登山道だった
2015年07月12日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:44
もう少しで急登は終わる、と何度も思わされ、裏切られる。見える所まで登ると、そこから先にまた登りが続いている、というような登山道だった
剱ヶ倉山が下に見え始める
2015年07月12日 07:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:48
剱ヶ倉山が下に見え始める
いよいよ樹林帯を抜け、低木の向こうに越後駒ヶ岳と中ヶ岳が並んで姿を見せ始める
2015年07月12日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:52
いよいよ樹林帯を抜け、低木の向こうに越後駒ヶ岳と中ヶ岳が並んで姿を見せ始める
やがて、パッと広い平らなところに出て、急登は終わる
2015年07月12日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:55
やがて、パッと広い平らなところに出て、急登は終わる
山頂部付近は平ヶ岳まで木道が敷かれていた。すぐに、玉子石分岐になる
2015年07月12日 07:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:55
山頂部付近は平ヶ岳まで木道が敷かれていた。すぐに、玉子石分岐になる
ここへ来てやっと平ヶ岳山頂部を見ることが出来る
2015年07月12日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 7:56
ここへ来てやっと平ヶ岳山頂部を見ることが出来る
玉子石付近から見た中ノ岳(左)と越後駒ヶ岳
2015年07月12日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 7:58
玉子石付近から見た中ノ岳(左)と越後駒ヶ岳
玉子石にて
2015年07月12日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:03
玉子石にて
玉子石
2015年07月12日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:05
玉子石
玉子石付近の池塘群
2015年07月12日 08:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:07
玉子石付近の池塘群
高山植物は今が盛り、という感じで咲き誇っている
2015年07月12日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:11
高山植物は今が盛り、という感じで咲き誇っている
池ノ岳を越えて平ヶ岳へと向かう
2015年07月12日 08:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:19
池ノ岳を越えて平ヶ岳へと向かう
池ノ岳から見た平ヶ岳全景。だだっ広いのでカメラに収まらない。山頂は真ん中の小高いところ
2015年07月12日 08:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:19
池ノ岳から見た平ヶ岳全景。だだっ広いのでカメラに収まらない。山頂は真ん中の小高いところ
さらに東へ移動して、平ヶ岳を見る
2015年07月12日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:23
さらに東へ移動して、平ヶ岳を見る
平ヶ岳の西の部分
2015年07月12日 08:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:23
平ヶ岳の西の部分
池ノ岳と平ヶ岳の鞍部の向こうには、尾瀬の燧ヶ岳
2015年07月12日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 8:24
池ノ岳と平ヶ岳の鞍部の向こうには、尾瀬の燧ヶ岳
池ノ岳の池塘
2015年07月12日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:27
池ノ岳の池塘
池ノ岳から荒沢岳を望む
2015年07月12日 08:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:27
池ノ岳から荒沢岳を望む
池ノ岳の雪渓を越えて、姫ノ池へ向かう
2015年07月12日 08:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 8:29
池ノ岳の雪渓を越えて、姫ノ池へ向かう
姫ノ池へは帰りに寄ることにして、まずは平ヶ岳へと進む
2015年07月12日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:48
姫ノ池へは帰りに寄ることにして、まずは平ヶ岳へと進む
池ノ岳と平ヶ岳の鞍部付近
2015年07月12日 08:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:54
池ノ岳と平ヶ岳の鞍部付近
テントサイト方向を見る
2015年07月12日 08:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 8:54
テントサイト方向を見る
平ヶ岳への登りも、結構雨で登山道が削られていた
2015年07月12日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:05
平ヶ岳への登りも、結構雨で登山道が削られていた
姫ノ池辺りを振り返って見る
2015年07月12日 09:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:07
姫ノ池辺りを振り返って見る
いよいよ平ヶ岳山頂の平らな草原の部分に出てきた
2015年07月12日 09:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:08
いよいよ平ヶ岳山頂の平らな草原の部分に出てきた
会津駒ヶ岳の山脈を見る
2015年07月12日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:09
会津駒ヶ岳の山脈を見る
平ヶ岳山頂へと続く木道
2015年07月12日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:09
平ヶ岳山頂へと続く木道
結構大勢の登山者がいる。さすが、百名山だ
2015年07月12日 09:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:09
結構大勢の登山者がいる。さすが、百名山だ
ワタスゲなどもいたるところに咲き乱れる
2015年07月12日 09:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:10
ワタスゲなどもいたるところに咲き乱れる
山頂が見えてきた
2015年07月12日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:14
山頂が見えてきた
平ヶ岳山頂。この右に三角点がある
2015年07月12日 09:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:15
平ヶ岳山頂。この右に三角点がある
三角点のある道標にて
2015年07月12日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:16
三角点のある道標にて
山頂からさらに南西に木道が続いていた
2015年07月12日 09:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:17
山頂からさらに南西に木道が続いていた
尾瀬の景鶴山2004m
2015年07月12日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:19
尾瀬の景鶴山2004m
木道の行き着いたところに、アンテナのようなものが立っていた
2015年07月12日 09:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:19
木道の行き着いたところに、アンテナのようなものが立っていた
山頂の池塘越しに中ノ岳と越後駒ヶ岳。中ノ岳の方が近いので大きく立派に見える
2015年07月12日 09:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:22
山頂の池塘越しに中ノ岳と越後駒ヶ岳。中ノ岳の方が近いので大きく立派に見える
木道終点にて
2015年07月12日 09:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:23
木道終点にて
平ヶ岳山頂を散策する登山者
2015年07月12日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:25
平ヶ岳山頂を散策する登山者
小高い低木のところが平ヶ岳山頂
2015年07月12日 09:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/12 9:25
小高い低木のところが平ヶ岳山頂
中央部に白沢山1953m
2015年07月12日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:30
中央部に白沢山1953m
尾瀬・至仏山とその右に武尊山
2015年07月12日 09:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:30
尾瀬・至仏山とその右に武尊山
平ヶ岳山頂から燧ヶ岳方面
2015年07月12日 09:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:39
平ヶ岳山頂から燧ヶ岳方面
平ヶ岳から下山し、姫ノ池を目指す
2015年07月12日 09:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 9:50
平ヶ岳から下山し、姫ノ池を目指す
燧ヶ岳
2015年07月12日 10:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:11
燧ヶ岳
姫ノ池にて。背景は平ヶ岳
2015年07月12日 10:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:13
姫ノ池にて。背景は平ヶ岳
姫ノ池
2015年07月12日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:15
姫ノ池
姫ノ池から平ヶ岳を見る
2015年07月12日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:15
姫ノ池から平ヶ岳を見る
鷹ノ巣コースから登ってきた人たちも玉子石を目指す
2015年07月12日 10:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:22
鷹ノ巣コースから登ってきた人たちも玉子石を目指す
池ノ岳からみた玉子石へのルート
2015年07月12日 10:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 10:34
池ノ岳からみた玉子石へのルート
下山中、五葉松まで降りてきて休憩。みんな、「もう、12時半には間に合うよね!」などと会話していた
2015年07月12日 11:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 11:50
下山中、五葉松まで降りてきて休憩。みんな、「もう、12時半には間に合うよね!」などと会話していた
またまた剱ヶ倉山が高く聳えるように見えてきた
2015年07月12日 11:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 11:52
またまた剱ヶ倉山が高く聳えるように見えてきた
下山者を待つ
2015年07月12日 12:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 12:28
下山者を待つ
林道途中にはまだまだ残雪がある
2015年07月12日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 12:53
林道途中にはまだまだ残雪がある
中ノ岐川を埋める残雪
2015年07月12日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 12:53
中ノ岐川を埋める残雪
雨池橋
2015年07月12日 13:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 13:10
雨池橋
中ノ岐林道のゲートに車を駐めて、ここから徒歩で登山口を目指した人もいたようだ
2015年07月12日 13:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 13:12
中ノ岐林道のゲートに車を駐めて、ここから徒歩で登山口を目指した人もいたようだ
銀山平温泉の民宿から見た越後駒ヶ岳。今度は、いつここに来るのだろうか?
2015年07月12日 14:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 14:38
銀山平温泉の民宿から見た越後駒ヶ岳。今度は、いつここに来るのだろうか?
去年秋に1回、今年2回入浴した銀山平温泉白銀の湯。
2015年07月12日 14:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 14:38
去年秋に1回、今年2回入浴した銀山平温泉白銀の湯。
上越自動車道から巻機山がくっきりと見えた
2015年07月12日 15:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/12 15:21
上越自動車道から巻機山がくっきりと見えた
帰りは富士山が見送ってくれた
2015年07月13日 07:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/13 7:39
帰りは富士山が見送ってくれた
撮影機器:

感想

 平成27年7月12日(日)平ヶ岳へ行ってきました。
 「日本百名山の中で日帰りでは最難関の山」と言われており、ガイドブックなどを眺めていてもちょっと無理かなと思っていましたが、銀山平の民宿に宿泊すると「皇太子ルート」の登山口まで送迎してもらえる、ということが昨年9月に越後駒ヶ岳に来たときに知りまして、早速それに挑戦です。

 越後駒ヶ岳から下山したときに銀山平温泉の白銀の湯で汗を流したのですが、それから1年も経過せずに再びここに来るとは想像もしませんでした。宿泊したのは、民宿「杉村」というところでご夫婦で釣り客を対象に経営をしておられ、中ノ岐登山口までは民宿「樹湖里」のワゴン車で連れて行っていただきました。

 皇太子ルートについては、プリンスコースとか宮様コースとか言われており、地図にも書かれていなくて(現在は表示)正規ルートではない、というのが建前のようです。本来なら「中ノ岐コース」というのが普通かと。しかし、ネットなどで見ると大勢の人がこのルートを使っており、賛否両論あるものの暗黙の公認となっているのが事実のようです。このルートによって日帰りの上級登山コースが初・中級コースとなるとも言われ、民宿のスケジュールに従って歩けば、ほぼ皆さん日帰りで普通に登山されるそうです。

 その日程は、午前3時50分集合中ノ岐登山口を5時半出発、山頂に9時半到着。10時山頂発、12:30登山口着、14時に民宿到着、という感じです。私もそのように歩けたし、そんなに早く帰れたのでちょっと感激でした。

 またまた白銀の湯で疲れを洗い流し、レンタカーで越後湯沢駅まで帰ったら午後4時。これだと、午後6時に東京駅に到着するMaxときで帰れば最終便羽田発午後7時15分発の松山行きに乗れるかも知れない、という賭を実行することにしまして、飛行機の予約を試みます。

 昨日まで、最終便とその前の便は満席で取れないという表示だったのに、当日になるとプレミアムクラスに1席のみ空きがありました。清水の舞台から飛び降りるつもりでその空席を予約、あとは、東京駅から浜松町までベストを尽くして早く乗り継いで、モノレールで第2ターミナルまで行き、ダッシュしてチェックインが間に合うかどうか、に掛かっています。

 越後湯沢からの新幹線の中では、東京駅のホームから下りの階段をどうやって早く下りるかや新幹線から飛び出すイメージトレーニングを繰り返します。490円を握りしめて、モノレールの切符を買うことなども再確認。搭乗手続きで荷物を預けるときも、「時間がないので、ちょっと先にお願いします!」などとカウンターでお姉さんに訴える準備も考えます。

 眠いのに寝ずにいろいろ考えているうち、新幹線が高崎駅に着く寸前に、「高崎駅に5分間停車します」という車内アナウンスが。。。「一体、何をとぼけたことを言ってるんじゃい!?5分も遅れると、飛行機に乗れんじゃないか!!」と思っていると、北陸新幹線が東京駅で故障して、前に列車がいくつも貯まっているのだそうです。絶句です。高崎駅は4分遅れで出たものの、その後大宮駅や上野駅で足止めを喰らい、結局30分遅れで東京駅到着。

 それじゃ飛行機に間に合うわけない!!と確信し、飛行機を翌日の始発便に変更、結局東京泊となりました。


 今回は民宿「杉村」のお客4名と「樹湖里」のお客5名の計9名でまとまって、でもなく登ったのですが、単独で行きながらそれはちょっと安心できるものでした。送迎車は最後の1人が帰ってくるまで待つので、ちょっとくらい時間に遅れても良いから安全で帰ってくるように、と運転手であるご主人が言うので、なおさら安心して下山も出来ました。

 私は魚沼市の地元の方と行動を共にすることになりました。健脚で60数歳でありながら、三百名山に挑戦中とか。深田久弥を平ヶ岳へ案内した方を知っていると言われており、深田久弥は鷹ノ巣コースから3日かけて登ってきたと教えていただきました。私は田中陽希さんと同じコースで中ノ岐ルートと勝手に思い込んでいたのですが反論できなかったので本を読み返してみると、実はどちらも違っていて二岐沢から池ノ岳へと登ったことがわかりました。人の思い込みっていい加減なこともあるのです。

 そう言えば、グレートトラバース15minでは、銀山平から見た中ノ岳を平ヶ岳と字幕入りで紹介していたのには驚きました。結構NHKもアバウトなんですね。

 登山道については、平ヶ岳沢を渡り2時間と少々急登を登ると急に平らなところに出ます。そこが森林限界付近で直ぐに玉子石との分岐があり、みんな玉子石の方へ行くので行ってみました。思ったよりも丸くない?感じでしたが、補強工事がしてあると同行の方は話しておられました。

 その後、池ノ岳の山頂から姫ノ池まで雲上散歩。雪渓も渡りますが、アイゼンなど必要ありません。一旦下って再び平ヶ岳へ登ります。平ヶ岳山頂付近は平らで広々とした草原、池塘などもたくさんありました。高山植物がたくさん咲いていて、良い時期にやってきたと感謝です。

 平ヶ岳山頂付近はテント禁止などと地図でも見かけますが、実際にはテント場指定地があります。山頂に夕方着いて朝早めに出発する心臓に毛が生えた人は、姫ノ池とか平ヶ岳山頂の木道が広くなったところにテントを張っているのをネットで見かけました。いろいろな人がいるものです。公には禁止となっているのでしょうが。

 一方、銀山平の民宿関係者はこの辺りの土地の所有者等だそうで、林道もそのような権利を持たれた方々が管理をしているため、他の車は入れないということを聞きました。実際に林道を走ってみると、かなり山からの滝のような水がたくさん落ちていて、ギャップも多く一般車が走れるようなものではないということも理解できました。地元で適切に維持管理がなされていたのでした。

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