白山 （静寂の夢空間 北竜・四塚山へ）

2015年07月12日(日) [日帰り]

• GPS: 11:10
• 距離: 18.4km
• 登り: 1,696m
• 下り: 1,694m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:28
• 合計: 11:07

距離 18.4km 登り 1,696m 下り 1,706m

5:42 別当出合
7:37 7:56 甚之助避難小屋
8:52 9:02 黒ボコ岩
9:32 9:40 白山室堂
11:10 11:13 七倉の辻
11:28 11:33 四塚山
11:52 12:10 七倉の辻
13:46 14:01 白山室堂
14:38 エコーライン口
15:07 15:17 甚之助避難小屋
16:49 別当出合

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

市ノ瀬駐車場：無料。トイレあり。
市ノ瀬〜別当出合は、シャトルバス利用。片道500円。
　市ノ瀬始発5:00、別当出合最終17:00。

コース状況／危険箇所等

・室堂〜七倉の辻
　雪渓は、室堂から御前峰の肩までと、千蛇ヶ池、大汝分岐過ぎ、七倉山下の4箇所あり。
　いずれもアイゼンは不要だが、ガスで視界不良の時は十分な注意を要する。　
・四塚山界隈
　雪は四塚山とお花畑の間に残るのみ。
　花は、ハクサンイチゲ、ハクサンコザクラ、イワカガミが主。
　チングルマ、クロユリは、これから咲いてくると思われる。
・エコーライン
　夏道に雪は殆ど無し。
　上部には夏道に平行して豊富な残雪があり、快適な雪上歩行が楽しめる。

その他周辺情報

日帰り温泉は、白峰総湯。割引券付きパンフが別当出合にあり。

写真

【市ノ瀬の月】
空には、逆三日月の舟が浮かんでた。

【大長山に挨拶】
昨日はどうも。今日もいい日になりそう。

【センジュガンピ】
暗がりの中で、ギザギザの真っ白な花にドキッ。

【妖華ササユリ】
真っ赤なシベと透き通るような花びらの誘惑にクラッ。

【ベニバナイチヤクソウ】
優しいピンク色にホッとする。

【恥かしそう】
淡いピンクのほっぺがカワイイ。

【タニウツギ】
きれいなピンクのウツギ姐さん発見。

【タカネナデシコ】
食虫花のようなナデシコちゃん。

【ニリンソウ】
おっと、起こしちゃったかな。

【旧甚之助跡より】
荒島岳と能郷白山の山影が畝ってる。

【別山の雄姿】
今期はいつ行けるかなあ。

【イブキトラノオ】
コップを洗いたい。

【御前峰】
雪が切れて、立ち入り禁止になっていた。

【室堂と御嶽】
ここから見るのは久しぶり。

【クロユリ】
見つけて一安心（笑）

【クロユリ兄弟】
昔、「黒百合城の兄弟」というドラマがあったなあ。

【クロユリ対決】
どちらも負けるな。

【水屋尻雪渓】
登ってきた雪渓を見ながら、ミヤマキンバイに囲まれて一休み。

【大汝峰】
今日は見るだけね。

【千蛇ヶ池の雪】
池の上を真っ直ぐトラバースだ。

【北竜が見えた】
目的地が目の前に。

【残雪模様】
あの雪田が七倉の辻だな。

【ハクサンコザクラ】
巻道で待ち伏せしてた。

【北竜にロックオン】
小雪渓のトラバースがありそう。

【地獄谷】
あっという間に雪が融けそうな火の御子峰。

【御手水鉢】
今日も水がたっぷり。

【笑ってる】
まだ余裕だね。

【イチゲがお出迎え】
イチゲとキンちゃんのアンサンブル。

【黄色い斜面】
ここは禁断の花園か。

【七倉の辻】
一人が食事中だった。

【四塚への道】
山頂右側に塚が見える。

【入園ゲート】
この木道を渡れば四塚ワールドへ。

【四塚山】
まだ雪がべったり。

【ハクサンコザクラ】
色といい形といい新鮮〜。

【笑顔のコザクラ】
瑞々しくてプニプニしてる。

【四塚お出まし】
宇宙的な雰囲気だ。UFO基地かな。

【塚というより】
どう見てもおっぱいだ。エッチな宇宙人。

【まだ雪が多い】
柱の上に雪だるまを供えてみた。

【加賀禅定道方面】
広大な台地が広がっている。

【子連れイチゲ】
おんぶまでしてる。

【チングルマ】
まだ咲き始め。

【アップリケ】
フェルト地のアップリケにしか見えない。

【七倉山と大汝峰】
時折煙るガスが仙境らしさを演出。

【ピンクが映える】
花の精コザクラちゃん。

【クール&キュート】
イチゲは男装の麗人かな。

【イチゲヶ原】
雪解け跡はイチゲが独占。

【七倉山】
山頂に行くには、ハイマツのヤブコギが必至のようだ。

【お花畑】
主役はイチゲ。花を添えるのはカガミさん。

【ピンクのコンパニオン】
あちこちで目を楽しませてくれるのはコザクラちゃん。

【北竜の空】
誰もいないお花畑は、なぜか心休まる空間。

【タイムアップ】
大きく新鮮なシナノキンバイに別れを告げよう。

【七倉の辻】
この階段を登れば魔法が解ける。

【ハクサンフウロ】
七倉の斜面に群生。

【クルマユリ】
オレンジ色はよく目立つ。

【ハクサンシャクナゲ】
裏年と言われたシャクナゲ。会えてうれしい。

【コケモモ】
口を開いたコメバツガザクラみたい。

【キバナノコマノツメ】
瞑想中。

【イワギキョウ】
秋を感じさせる。

【ミヤマダイコンソウ】
大汝峰の巻き道は花の種類が豊富。

【ミツバオウレン】
三つ葉だけにトリオで。

【ミヤマキンバイ】
スッキリ美人さんだ。

【ハクサンコザクラ】
風車のようなコザクラ舞を披露。

【クロユリ】
巻き道に咲くクロユリには、どことなく愁いを感じる。

【チングルマ】
血の池近くの草原には、チングルマがいっぱい。

【逆さ剣ヶ峰】
血の池に映る剣ヶ峰は岩だらけ。

【逆さ大汝峰】
血の池に映る大汝は時間を忘れさせる。

【油絵風】
水の中の大汝は絵画のよう。

【リアル大汝峰】
池が無くてもいい感じ。

【雪渓滑り】
水屋尻雪渓を足スキーで。

【静かな室堂】
最終バス狙いで、タイムリミットは14時に。

【エコーラインへ】
雪を求めて取り舵いっぱ〜い。

【さらば御前峰】
木道エンドで振り返るとガスが。

【アオノツガザクラ】
エコーラインにいっぱい。

【チングルマ】
エコーライン育ち。

【南竜】
見える見える。日曜のせいかテントは少ない。

【ニッコウキスゲ】
数株しか咲いていない。

【モミジカラマツ】
やっとめっけ。

【甚之助避難小屋】
屋根の色が地味。

【ヨツバシオガマ】
群生していた。

【ハクサンフウロ】
笑顔がステキなフウロちゃん。

【カラマツソウ】
花糸が細くてきれい。

【ミヤマキンポウゲ】
プラスチッキー。

【ニリンソウ】
なぜかホッとする。

【山頂どこも踏んでない】
釈迦新道下るより、やっぱりピストンの方が楽だ。

感想

whitewater

赤兎・大長から下山した後、夕方、おもむろに市ノ瀬に入る。
市ノ瀬の遙か手前から現れた路駐の車の列にびっくり。
マイカー規制初日の混雑ぶりの凄まじさが伝わってくる。

朝のバス待ちは、4時半頃から始まったようだ。
下からは、車がひっきりなしに上がってくる。
いよいよ始まったな、夏の白山の風物詩。

一番のバスに乗り、別当出合に入る。
朝食と支度を済ませたら、スタートが三番バスの人たちよりも遅くなってしまった。
これなら、無理して早くから並んで一番バスに乗る必要は無かったと思った。

今日の目的地は、北竜ヶ馬場だ。
御前峰も大汝峰も山頂はパスして、最短で七倉の辻に向かう。
結果は、以前歩いた時とほぼ同じコースタイムだった。
どうやら悪くはなっていないようだ。
が、良くもなってない(^^;

七倉の辻のタイムリミットを12時に設定。
ほぼ予定通りの時間、四塚山で遊ぶことができた。
あと一時間長居出来れば理想的だ。
そのためには、片道であと30分タイムを縮めなければならない。
これは今後の課題としておこう。

今年の花は10日くらい早いというのが実感だった。
そのため、前回より10日早く決行した。
しかし、前回咲き乱れていたクロユリとチングルマは、まだ殆ど咲いていなかった。
高山では雪解けに左右されるためか、そう単純ではないようだ。
代わりに、全く傷みのない真っ白なハクサンイチゲに会うことができた。
それよりも嬉しかったのは、大好きなハクサンコザクラがいっぱい咲いていたこと。
咲きたての、あんなに瑞々しくて可憐な姿を目にしたのは初めてかも知れない。