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Yamareco

記録ID: 6778153
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

関ふれ(7)南高尾のラン達に励まされ★津久井湖〜小仏城山〜相模湖

2024年05月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:59
距離
18.4km
登り
1,045m
下り
992m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:39
休憩
1:20
合計
7:59
8:45
1
スタート地点
8:54
8:55
23
9:18
9:18
28
9:46
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12
9:58
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25
10:23
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4
10:27
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23
10:50
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7
10:57
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13
11:10
11:14
6
11:20
11:23
2
11:25
11:26
4
11:30
11:32
3
11:35
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9
11:44
11:47
6
11:53
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7
12:00
12:32
11
12:43
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5
12:48
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5
12:53
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5
12:58
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15
13:13
13:17
5
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3
13:25
13:32
26
13:58
14:00
8
14:08
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5
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14:13
15
14:28
14:29
2
14:31
14:49
14
15:03
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36
15:39
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4
15:43
15:44
21
16:05
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20
16:44
16:44
0
16:44
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
S 津久井湖観光センター前バス停(橋本駅から神奈川中央バス)
G 相模湖駅
コース状況/
危険箇所等
終始、指導標は親切すぎるほどにたくさんあり迷うことない。
〇津久井湖観光センター前バス停〜上中沢バス停
 車道歩きだが、車は少ない。
〇上中沢バス停〜三沢峠[ここまで、関ふれ神奈川コース14「峯の薬師へのみち」]
 実質、峯の薬師への参道。林道並み。だらだらした長い登り。
〇三沢峠〜小仏城山[関ふれ東京コース1「湖のみち」]
 尾根道だが数多くのピークを巻いているのが正式ルートで、アップダウンなく広い散策路並み。
 ただし無数のピークを踏むとなると道はあるが急登となり、一部ヤブ化、私有地となり、基本指導標がないので道迷いの危険もあり。すべては踏んでないが、いずれのピークも夏季は展望ないか、わずか。指導標のある中沢山には聖観音がある。
〇小仏城山〜相模湖[東海自然歩道]
 小仏城山の登山口(富士見茶屋)までは広く階段がよく整備されている。
 相模湖の弁天橋へのルートは、やや荒れていて崩落地点あり、急降下。そう危険ではない。よいルートだと思うが、今はあまり歩かれていないようだ。
1ヶ月ぶりの「関ふれ」。前回のゴール津久井湖からスタートです。
2024年05月10日 08:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
5/10 8:46
1ヶ月ぶりの「関ふれ」。前回のゴール津久井湖からスタートです。
体調最悪だが(寝不足)、晴れて気温も高くないという今日を逃す手はない。
2024年05月10日 08:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 8:50
体調最悪だが(寝不足)、晴れて気温も高くないという今日を逃す手はない。
まずは、関東ふれあいの道・神奈川県コース番号14「峯の薬師へのみち」を行く。いよいよ東京都へ突入するコースです。
2024年05月10日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:18
まずは、関東ふれあいの道・神奈川県コース番号14「峯の薬師へのみち」を行く。いよいよ東京都へ突入するコースです。
県立津久井湖城山公園水の苑地。
2024年05月10日 08:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 8:55
県立津久井湖城山公園水の苑地。
まず目指すは右側の山。山頂近くに「峰の薬師」がある。
2024年05月10日 08:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 8:57
まず目指すは右側の山。山頂近くに「峰の薬師」がある。
こちらは反対側、前回登って来た城山(津久井城址)。今日目指すのは、同じ城山という名だが小仏城山。
2024年05月10日 08:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 8:58
こちらは反対側、前回登って来た城山(津久井城址)。今日目指すのは、同じ城山という名だが小仏城山。
関ふれの道標はたくさんある。(神奈川県内はしっかり道標があるが県によってはそうでもないようだ)
2024年05月10日 09:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:00
関ふれの道標はたくさんある。(神奈川県内はしっかり道標があるが県によってはそうでもないようだ)
へえそうなんだ。確かに、地形図にも忠孝信義智がある。仁と礼はないなあ。
2024年05月10日 09:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:04
へえそうなんだ。確かに、地形図にも忠孝信義智がある。仁と礼はないなあ。
あのあたりが、忠と孝の集落。バックは丹沢。右端が蛭ケ岳かな。
2024年05月10日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:16
あのあたりが、忠と孝の集落。バックは丹沢。右端が蛭ケ岳かな。
例によって、道標が三嶋神社へ行けと示している。
2024年05月10日 09:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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例によって、道標が三嶋神社へ行けと示している。
三嶋神社。
2024年05月10日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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三嶋神社。
庚申塔に、、、
2024年05月10日 09:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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庚申塔に、、、
二十三夜塔。二十三夜は月齢でいう「下弦の月」で午前零時まで、月を待つ月待行事。
2024年05月10日 09:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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二十三夜塔。二十三夜は月齢でいう「下弦の月」で午前零時まで、月を待つ月待行事。
林道っぽい道を登る。これがダラダラと長い。
2024年05月10日 09:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:30
林道っぽい道を登る。これがダラダラと長い。
なんだこの花は。やっぱり外来種。セリバヒエンソウのようだ。東京・神奈川北部で広がっているようだ。
2024年05月10日 09:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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なんだこの花は。やっぱり外来種。セリバヒエンソウのようだ。東京・神奈川北部で広がっているようだ。
確かに、葉はセリバだな。下山した相模湖の方でも見かけました。
2024年05月10日 09:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:33
確かに、葉はセリバだな。下山した相模湖の方でも見かけました。
マルバウツギの花。この花は地元湘南でも多いが、山じゅうで咲いていました。
2024年05月10日 09:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:43
マルバウツギの花。この花は地元湘南でも多いが、山じゅうで咲いていました。
やっと着いたか。
2024年05月10日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:46
やっと着いたか。
峰の薬師。
2024年05月10日 09:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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峰の薬師。
武相四大薬師か。
2024年05月10日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:48
武相四大薬師か。
姿三四郎の舞台にもなったというから、かつては著名だったのかな。原作は1942年なんだね。
2024年05月10日 09:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 9:48
姿三四郎の舞台にもなったというから、かつては著名だったのかな。原作は1942年なんだね。
これが薬師堂で、奥の院もあるようだ。
2024年05月10日 10:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:00
これが薬師堂で、奥の院もあるようだ。
薬師堂の中の薬師如来様。小さいです。
2024年05月10日 10:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:01
薬師堂の中の薬師如来様。小さいです。
津久井湖がよく見える。中央の半島みたいなのの付け根が忠と孝の集落。
2024年05月10日 10:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:01
津久井湖がよく見える。中央の半島みたいなのの付け根が忠と孝の集落。
奥の院までもかなりある。
2024年05月10日 10:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:04
奥の院までもかなりある。
ここだな。
2024年05月10日 10:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここだな。
えっ?これが奥の院? 階段も危なっかしくなっていたが、参拝しなきゃね。
2024年05月10日 10:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 10:06
えっ?これが奥の院? 階段も危なっかしくなっていたが、参拝しなきゃね。
確かに奥の院のようだ。しかし、鉄格子の奥にガラスがあって、よく見えない。仏像が鎮座しているようではあった。
2024年05月10日 10:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:08
確かに奥の院のようだ。しかし、鉄格子の奥にガラスがあって、よく見えない。仏像が鎮座しているようではあった。
関ふれ道は奥の院の奥に続く。
2024年05月10日 10:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:10
関ふれ道は奥の院の奥に続く。
コゴメウツギ。これも多かった。
2024年05月10日 10:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:10
コゴメウツギ。これも多かった。
あれ、通行止めか。鍵がかかっている。しかし、右側はスペースがあって、通れる。かつては車を通したのだろうか。
2024年05月10日 10:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:11
あれ、通行止めか。鍵がかかっている。しかし、右側はスペースがあって、通れる。かつては車を通したのだろうか。
三沢峠。結局、奥の院からずっと広い道で登りはなかった。この道は、まさしく「峯の薬師へのみち」だったな。
2024年05月10日 10:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:24
三沢峠。結局、奥の院からずっと広い道で登りはなかった。この道は、まさしく「峯の薬師へのみち」だったな。
三沢峠からはいくつも選択肢がある。高尾山口駅までも2通り。小仏城山までも2通り。一つは巻道のようだ。もちろん尾根道を行こう。関東ふれあいのみちだが、東京都コース1「湖のみち」となる。
2024年05月10日 10:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:26
三沢峠からはいくつも選択肢がある。高尾山口駅までも2通り。小仏城山までも2通り。一つは巻道のようだ。もちろん尾根道を行こう。関東ふれあいのみちだが、東京都コース1「湖のみち」となる。
しかしピークには何もない。境界標だけだ。
2024年05月10日 10:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:28
しかしピークには何もない。境界標だけだ。
おっ、アサギマダラ。この時期だと低山にいるんだな。
2024年05月10日 10:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:35
おっ、アサギマダラ。この時期だと低山にいるんだな。
メインコースはずっと広い歩きやすい道が続くが、何回も尾根道と巻道の選択を迫られる。もちろん尾根道だ、左へ(写真では正面)。
2024年05月10日 10:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:37
メインコースはずっと広い歩きやすい道が続くが、何回も尾根道と巻道の選択を迫られる。もちろん尾根道だ、左へ(写真では正面)。
「スマホ台」とあるが何だろう。展望はない。
2024年05月10日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:41
「スマホ台」とあるが何だろう。展望はない。
ヤブタビラコ。花は少ないなあ、この時期だと春の花は終っているし仕方ないか。
2024年05月10日 10:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:41
ヤブタビラコ。花は少ないなあ、この時期だと春の花は終っているし仕方ないか。
保護柵内にも咲いていない。盗掘の警告がある。
2024年05月10日 10:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:45
保護柵内にも咲いていない。盗掘の警告がある。
ここも左へ巻道があるが、当然登ろう。(ここは尾根道への標識もある)
2024年05月10日 10:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:46
ここも左へ巻道があるが、当然登ろう。(ここは尾根道への標識もある)
コミスジ。ほとんど写せなかったが、蝶は多かった。
2024年05月10日 10:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
5/10 10:50
コミスジ。ほとんど写せなかったが、蝶は多かった。
泰光寺山かな。
2024年05月10日 10:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:50
泰光寺山かな。
しかし展望はない。冬ならいいかも。
2024年05月10日 10:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 10:50
しかし展望はない。冬ならいいかも。
事故多発という親切な掲示。転べは危険だが、そう危険ではない。しかしロープを盗むって?
2024年05月10日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 10:56
事故多発という親切な掲示。転べは危険だが、そう危険ではない。しかしロープを盗むって?
西山峠。龍って何だろう。
2024年05月10日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 10:58
西山峠。龍って何だろう。
これが龍か。ここにもスマホ台。スマホの台ということか。
2024年05月10日 11:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
5/10 11:00
これが龍か。ここにもスマホ台。スマホの台ということか。
ここも尾根道へ行こう。(標識はない)
2024年05月10日 11:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:05
ここも尾根道へ行こう。(標識はない)
東山です。(右上に手書きの山名標)
2024年05月10日 11:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:06
東山です。(右上に手書きの山名標)
ここは展望が少しある。右側だから普通に考えれば高尾山方面だが、違うような。津久井湖方面かも。。。(と、ここまでは認識していたが)
2024年05月10日 11:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:07
ここは展望が少しある。右側だから普通に考えれば高尾山方面だが、違うような。津久井湖方面かも。。。(と、ここまでは認識していたが)
そのまま進んで、ヤマレコに怒られる。「予定ルートを外れています」。よく考えればあたりまえだ。右に津久井湖だったら方角が全然違う。
2024年05月10日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:11
そのまま進んで、ヤマレコに怒られる。「予定ルートを外れています」。よく考えればあたりまえだ。右に津久井湖だったら方角が全然違う。
戻って下る。やや荒れている。この東山への道は関ふれコース外からかも。
2024年05月10日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 11:14
戻って下る。やや荒れている。この東山への道は関ふれコース外からかも。
ニガナ。
2024年05月10日 11:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
5/10 11:10
ニガナ。
懲りずに、ここも尾根道へ行こう。(標識はない)
2024年05月10日 11:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:22
懲りずに、ここも尾根道へ行こう。(標識はない)
ここのピークは、関ふれ道から少しは離れているようだったが、ヤブっぽくなってきた。
2024年05月10日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 11:23
ここのピークは、関ふれ道から少しは離れているようだったが、ヤブっぽくなってきた。
しかも立入禁止とある。この後も、ルート外の小ピークがいくつも続くが、冬の方がよさそうなので、ピークハントはここでやめにした。
2024年05月10日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:23
しかも立入禁止とある。この後も、ルート外の小ピークがいくつも続くが、冬の方がよさそうなので、ピークハントはここでやめにした。
だいたいピークを踏んでも展望見込めないし。と、こんなところにベンチがある。
2024年05月10日 11:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 11:32
だいたいピークを踏んでも展望見込めないし。と、こんなところにベンチがある。
「美晴台」か。
2024年05月10日 11:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:32
「美晴台」か。
ここが唯一の展望箇所でした。右端の富士山の左が大室山。鞍部が犬越路だな。袖平、黍殻山と続いて少し離れて一番高いのが蛭が岳だ。
2024年05月10日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:33
ここが唯一の展望箇所でした。右端の富士山の左が大室山。鞍部が犬越路だな。袖平、黍殻山と続いて少し離れて一番高いのが蛭が岳だ。
そしてここにも盗掘のことが。
2024年05月10日 11:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:33
そしてここにも盗掘のことが。
こんなのもあった。キンランは共生菌が必要で庭で育てるのは困難だからかなのかなあ。
2024年05月10日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:54
こんなのもあった。キンランは共生菌が必要で庭で育てるのは困難だからかなのかなあ。
基本、人工林だが、森林浴にはよい散策路だ。登山というより散歩だね。(巻道の正式ルートは、という意味)
2024年05月10日 11:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 11:44
基本、人工林だが、森林浴にはよい散策路だ。登山というより散歩だね。(巻道の正式ルートは、という意味)
中沢山へは導標がある。山頂で昼食にしよう。
2024年05月10日 11:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 11:44
中沢山へは導標がある。山頂で昼食にしよう。
ヤマツツジ。
2024年05月10日 11:45撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:45
ヤマツツジ。
中沢山山頂には意表を衝かれた。聖観音が中央に鎮座している。女性だ。何の由緒なんだろう。
2024年05月10日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:48
中沢山山頂には意表を衝かれた。聖観音が中央に鎮座している。女性だ。何の由緒なんだろう。
中沢山山頂で昼食は気が引けたので、導標のない次のピークに行ってみる。ここは急登だ。
2024年05月10日 11:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:54
中沢山山頂で昼食は気が引けたので、導標のない次のピークに行ってみる。ここは急登だ。
岩っぽい岩を初めて見た。地質図には始新世〜漸新世の海成層砂岩とある。砂岩といわれればそっれっぽいか。いずれ日本列島誕生前のものだ。
2024年05月10日 11:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:57
岩っぽい岩を初めて見た。地質図には始新世〜漸新世の海成層砂岩とある。砂岩といわれればそっれっぽいか。いずれ日本列島誕生前のものだ。
ここは、山頂っぽい。
2024年05月10日 11:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:58
ここは、山頂っぽい。
無名峰とあるが、ヤマレコでは高岩山とある。どこにもありそうな山名。
2024年05月10日 11:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 11:58
無名峰とあるが、ヤマレコでは高岩山とある。どこにもありそうな山名。
ここで、昼食、と腰を下ろしたときに、うっかりカメラを落としてしまい、下へ下へ。やべ。幸い途中で留まり無傷だった。
2024年05月10日 12:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:29
ここで、昼食、と腰を下ろしたときに、うっかりカメラを落としてしまい、下へ下へ。やべ。幸い途中で留まり無傷だった。
高岩山からの下り。危険ではないが急降下。関ふれ正式ルート(湖のみち)とはえらい違いだ。正式で物足りなければ、尾根上のすべてのピークを踏破する手はあるな。今日はやらないけど。
2024年05月10日 12:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:32
高岩山からの下り。危険ではないが急降下。関ふれ正式ルート(湖のみち)とはえらい違いだ。正式で物足りなければ、尾根上のすべてのピークを踏破する手はあるな。今日はやらないけど。
ところで、この道は右が東京都、、
2024年05月10日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:38
ところで、この道は右が東京都、、
左が神奈川県、と三沢峠から小仏城山まで、ずっと県境となっている。小仏城山から陣馬山までの縦走路も
県境だ。その先は山梨県との県境。県境トレイルをつなげるのも面白そうだ。
2024年05月10日 12:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:38
左が神奈川県、と三沢峠から小仏城山まで、ずっと県境となっている。小仏城山から陣馬山までの縦走路も
県境だ。その先は山梨県との県境。県境トレイルをつなげるのも面白そうだ。
だけど、関ふれ(湖のみち)は、東京都の管轄。高尾山が起点だからだろう。
2024年05月10日 12:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:53
だけど、関ふれ(湖のみち)は、東京都の管轄。高尾山が起点だからだろう。
アマドコロ。
2024年05月10日 12:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 12:39
アマドコロ。
イカリソウ。
2024年05月10日 13:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:02
イカリソウ。
ガクウツギ。これは少し珍しいかもしれない。萼片3枚。このあたりだけに多かったです。花が多くなってきた気配。
2024年05月10日 13:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:16
ガクウツギ。これは少し珍しいかもしれない。萼片3枚。このあたりだけに多かったです。花が多くなってきた気配。
大垂水峠が見えてきた。
2024年05月10日 13:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 13:21
大垂水峠が見えてきた。
国道20号線、甲州街道だ。立派な県境標があった。
2024年05月10日 13:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 13:26
国道20号線、甲州街道だ。立派な県境標があった。
昭和8年とある。なお、旧甲州街道はここ大垂水峠ではなくて、小仏峠を通っていたらしい。
2024年05月10日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:27
昭和8年とある。なお、旧甲州街道はここ大垂水峠ではなくて、小仏峠を通っていたらしい。
キケマン。
2024年05月10日 13:27撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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キケマン。
小仏城山へ。「草刈しないで」とある。
2024年05月10日 13:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:32
小仏城山へ。「草刈しないで」とある。
案内川の源流が近そうだ。
2024年05月10日 13:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:33
案内川の源流が近そうだ。
ヘビイチゴ。
2024年05月10日 13:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:38
ヘビイチゴ。
フタリシズカ。
2024年05月10日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:49
フタリシズカ。
花ではないな。アワフキムシかな。この辺りに多かったです。
2024年05月10日 13:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:50
花ではないな。アワフキムシかな。この辺りに多かったです。
ハナニガナ。
2024年05月10日 13:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 13:51
ハナニガナ。
左が人工林で右が自然林。
2024年05月10日 14:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:01
左が人工林で右が自然林。
チゴユリも咲いていた。
2024年05月10日 14:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:19
チゴユリも咲いていた。
とても歩きやすい広い道をひと登りで、小仏城山です。
2024年05月10日 14:38撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:38
とても歩きやすい広い道をひと登りで、小仏城山です。
ここでようやく北側が見えた。
2024年05月10日 14:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:31
ここでようやく北側が見えた。
逆側は富士山です。
2024年05月10日 14:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:32
逆側は富士山です。
賑わう山頂に咲いていた春の野菊。ミヤマヨメナといいたいところだが、ここは茶屋の横なので園芸品種のミヤコワスレだろうな。
2024年05月10日 14:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
5
5/10 14:48
賑わう山頂に咲いていた春の野菊。ミヤマヨメナといいたいところだが、ここは茶屋の横なので園芸品種のミヤコワスレだろうな。
さまざまな案内板もある。旧甲州街道。
2024年05月10日 14:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:34
さまざまな案内板もある。旧甲州街道。
東海自然歩道。こちらが元祖なんだ。こちらも興味深いのだが、丹沢を越えるのがハードル高い。林道経由も復旧していないような。
2024年05月10日 14:33撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 14:33
東海自然歩道。こちらが元祖なんだ。こちらも興味深いのだが、丹沢を越えるのがハードル高い。林道経由も復旧していないような。
相模湖(=相模湖駅)への近道か。弁天橋経由って、東海自然歩道と同じ道だ。
2024年05月10日 14:32撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:32
相模湖(=相模湖駅)への近道か。弁天橋経由って、東海自然歩道と同じ道だ。
小仏城山からは、東海自然歩道を行く。
2024年05月10日 14:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:49
小仏城山からは、東海自然歩道を行く。
関ふれみちよりさらに、歩きやすい広い道だ。
2024年05月10日 14:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 14:56
関ふれみちよりさらに、歩きやすい広い道だ。
道標も完ぺき。作業道に迷いむのを防いでいる。
2024年05月10日 15:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:12
道標も完ぺき。作業道に迷いむのを防いでいる。
そうはいっても、ここ降りるの? いや崩落地はしっかり迂回してました。
2024年05月10日 15:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 15:15
そうはいっても、ここ降りるの? いや崩落地はしっかり迂回してました。
石畳みで補強済み。
2024年05月10日 15:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:17
石畳みで補強済み。
降りてきた。富士見茶屋ってこれのこと?
2024年05月10日 15:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:39
降りてきた。富士見茶屋ってこれのこと?
小原宿への案内板。黄色い弁天橋経由と二者択一だ。小原宿は甲州街道シリーズに回そう。
2024年05月10日 15:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:41
小原宿への案内板。黄色い弁天橋経由と二者択一だ。小原宿は甲州街道シリーズに回そう。
弁天橋まで多くの道標があり迷うことはない。牛鞍神社に誘導される。
2024年05月10日 15:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:49
弁天橋まで多くの道標があり迷うことはない。牛鞍神社に誘導される。
牛鞍神社の拝殿。
2024年05月10日 15:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
4
5/10 15:46
牛鞍神社の拝殿。
由緒。お祭りあるんだね。
2024年05月10日 15:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:46
由緒。お祭りあるんだね。
文化財の説明もあった。本殿だと見えないだろうな。
2024年05月10日 15:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:47
文化財の説明もあった。本殿だと見えないだろうな。
ここは本殿が連結されていて、拝殿から少し見えました。
2024年05月10日 15:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここは本殿が連結されていて、拝殿から少し見えました。
げ、あれが弁天橋か。はるか下にある。とても近道とは思えなくなった。
2024年05月10日 15:50撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:50
げ、あれが弁天橋か。はるか下にある。とても近道とは思えなくなった。
今日一番の難路でした。一部崩落していました。
2024年05月10日 15:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
3
5/10 15:52
今日一番の難路でした。一部崩落していました。
この橋も壊れそう。
2024年05月10日 15:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:56
この橋も壊れそう。
そして、ヤブ。
2024年05月10日 15:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:58
そして、ヤブ。
行き止まりじゃん。でもいい感じ。湖(人造湖)の出来る前は、さぞかし深い渓谷だったんだろうな。
2024年05月10日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:59
行き止まりじゃん。でもいい感じ。湖(人造湖)の出来る前は、さぞかし深い渓谷だったんだろうな。
戻って、正しい道はこっちだった。
2024年05月10日 15:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 15:59
戻って、正しい道はこっちだった。
弁才天があるようだ。
2024年05月10日 16:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:00
弁才天があるようだ。
こちらは新しそうだ。
2024年05月10日 16:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:02
こちらは新しそうだ。
この説明文は要領を得ないなあ。
2024年05月10日 16:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:02
この説明文は要領を得ないなあ。
これが、上から見えた弁天橋だ。
2024年05月10日 16:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:04
これが、上から見えた弁天橋だ。
傍らに「旧弁天橋記念史」という石碑があった。昭和22年のダム湖相模湖完成に伴い、住民の手で旧弁天橋を架けた経緯が記されていた。有料橋だったとある。<写しの全文は感想へ>
2024年05月10日 16:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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傍らに「旧弁天橋記念史」という石碑があった。昭和22年のダム湖相模湖完成に伴い、住民の手で旧弁天橋を架けた経緯が記されていた。有料橋だったとある。<写しの全文は感想へ>
相模川=桂川。石碑に桂川渓谷とあった。ダムの造られる前は深い渓谷だっのだろう。
2024年05月10日 16:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:04
相模川=桂川。石碑に桂川渓谷とあった。ダムの造られる前は深い渓谷だっのだろう。
ここから長い階段を登る。
2024年05月10日 16:08撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:08
ここから長い階段を登る。
ホント、「おつかれさま」でした。
2024年05月10日 16:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:11
ホント、「おつかれさま」でした。
ここから車道となる。今日は最後が大変だった。へとへと。
2024年05月10日 16:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:14
ここから車道となる。今日は最後が大変だった。へとへと。
しぱらくは森の中。花がいろいろい咲いている。
2024年05月10日 16:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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しぱらくは森の中。花がいろいろい咲いている。
クサノオウ。
2024年05月10日 16:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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クサノオウ。
タツナミソウ。
2024年05月10日 16:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:22
タツナミソウ。
これが問題。撮影失敗しているが、恐らくヤマムグラ。よく似た草地の花にヤブムグラがあり、東京都、神奈川県、千葉県に分布する絶滅危惧種。ただ花期は8月。
2024年05月10日 16:25撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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これが問題。撮影失敗しているが、恐らくヤマムグラ。よく似た草地の花にヤブムグラがあり、東京都、神奈川県、千葉県に分布する絶滅危惧種。ただ花期は8月。
嵐山登山口。ここまでが東海自然歩道だった。石老山に続いている。次のスタートにしようかな。
2024年05月10日 16:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:26
嵐山登山口。ここまでが東海自然歩道だった。石老山に続いている。次のスタートにしようかな。
相模湖が見えました。
2024年05月10日 16:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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相模湖が見えました。
相模ダムです。しかし昭和22年完成だったか。凄い時期だな。
2024年05月10日 16:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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相模ダムです。しかし昭和22年完成だったか。凄い時期だな。
歩いてきた山々。
2024年05月10日 16:29撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:29
歩いてきた山々。
ゴールの相模湖駅まではすぐです。電車に飛び乗ったので駅の写真撮り忘れた。
2024年05月10日 16:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5/10 16:37
ゴールの相模湖駅まではすぐです。電車に飛び乗ったので駅の写真撮り忘れた。
【以下おまけ】ラン類は、現地で盗堀の警告を余りに見かけたので、別掲にしました。コース上ではありますが、一定のエリアのみでした。
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【以下おまけ】ラン類は、現地で盗堀の警告を余りに見かけたので、別掲にしました。コース上ではありますが、一定のエリアのみでした。
エビナは2か所で咲いていました。
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エビナは2か所で咲いていました。
こちは群生。
別の場所に小さいエビナ。
3
別の場所に小さいエビナ。
キンランは驚きました。こんなに大量に見かけたのは初めてです。
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キンランは驚きました。こんなに大量に見かけたのは初めてです。
一定のエリアですが、そう狭い範囲ではありません。
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一定のエリアですが、そう狭い範囲ではありません。
小さいの。土壌が適しているのでしょうか。
3
小さいの。土壌が適しているのでしょうか。
群生も。
日の当たる場所にも。
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日の当たる場所にも。
こちらはおまけのおまけ。シランですね。もはや放置されている感があるが、相模湖の園地なので、育てたものか流出なのでしょう。
3
こちらはおまけのおまけ。シランですね。もはや放置されている感があるが、相模湖の園地なので、育てたものか流出なのでしょう。
こちらは完全にシランの園芸種。住宅地です。シランは育てるのは難しくないようです。
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こちらは完全にシランの園芸種。住宅地です。シランは育てるのは難しくないようです。
撮影機器:

感想

「関東ふれあいの道」略して「関ふれ」第7弾です。神奈川県コース番号14「峯の薬師へのみち」の前半(津久井湖〜三沢峠)に東京都コース番号1「湖のみち」(三沢峠〜小仏城山)をつなぎました。さらに、下山は、東海自然歩道のコースをたどり相模湖の弁天橋を経由して相模湖駅にゴールしました。

前回、4月2日の関ふれ(6)の続きとなります。
1月14日に大磯を出発して北上してきましたが、いよいよ東京都に突入です。

(低山の花の時期)
低山や草原で野草の花を楽しむのは何といっても初春が一番だ。一斉に次々に花を咲かせてくれる。次が秋で、真夏は特定の花しかない。梅雨時にもなると意外に少なくなる。これが地元の湘南の超低山での感覚だ(自然が豊かだと違うのかも)。

したがって夏に向かい暑くなることもあり、選ぶ山は次第に標高を上げていくことになる。

関ふれコースは街歩きと低山ばかりなので、冬が中心となり、続いて春と秋が望ましいだろう。秋は紅葉もあるし。

神奈川の関ふれコースは、街歩きが多いが、東京都から埼玉にかけては多摩・秩父といよいよ登山寄りとなりそうだ。しかし低山ばかりである。これをどの時期に行うかが問題だった。

日程の都合で5月に入らざるを得ないが、もう春の花は終ったと言って良い。かといって、秋まで待つわけにはいかない。

今回の、南高尾は、花が多そうなので、本当は初春にしたかったが、いや待てよ、5月にはラン達がいるのではないか、と期待したのだった。

(南高尾の花)
今回のコースは、基本的にはスギ・ヒノキの人工林地帯が続く。しかし、自然林もかなり混ざっていて、下草も豊かで自然環境は良さそうだった。野草の花が多いゆえんだろう。

しかしさすがに、5月だとそう咲いているわけではなかった。わずかに咲いていたイカリソウやチゴユリは、日本海側ではそれこそいやというほど咲いている。もっとも、これは探し方の問題は大きいだろう。それでも、湘南の超低山と似た様なものだと思ったことは確かだ。

その中で、感じたのは、ここでは大切に野草が保護されているということだ。ごく一部ではあったが野草のための保護柵もあり、盗掘の警告がいたるところにあった。キンランを三井へと盗み去った(三井とは相模湖側の集落名)と名指しているのもあった。

キンランは、特定の森の共生菌が必要で庭で育てるのは困難だという。それを知ったうえで、切り花で売ろうとでもした確信犯なのだろうか。

キンランは目立つ花だ。とんでもないところに、ポツリと咲いていたりして、驚くことがある。それが楽しみなんではあるが、ここでは一定のエリア内でたくさん見かけたのだった。こんなに咲くものなのか。

エビネは大きな群落があった。他でも咲いていたので、自生のような気もするが、見事過ぎてそうではないのかもしれない。こちらはシラン同様、庭でも育てられるようなので、わざわざ盗掘することもないだろう。

これだけのものが咲く環境は、大事にしたいものだ。

(南高尾という呼称)
通常、この山域は南高尾と呼ばれる。しかし、神奈川側からの勝手な言い方になるが、南高尾という呼び方はあくまで東京からの視点に感じてしまう。神奈川からの視点だと、この山域は小仏山地と呼んでいると思う。

まあ、名称はより多くの人に通じるほうがいいので、南高尾で全然構わないが、そう思ったのは、ちょうど東京と神奈川の県境の尾根であり、津久井湖や相模湖の住民にとっては裏山であることを、今回歩いて感じたからだ。

特に、今回、東海自然歩道に導かれ相模湖に行き、津久井湖や城山湖に先んじて最初にダム開発された相模湖(相模ダム)の歴史を垣間見てしまったので、そう感じたのかもしれない。

相模ダムが、1940(昭和15)年頃から着工がはじまり1947(昭和22)年に完成したことを初めて知った。戦時中の大工事だ。その時期のことだから無理に無理を重ねたことは想像に難くない。

ダムはどこでもそうだが、一方では水没する集落があり、多くの悲哀があったはずだ。それはしっかり伝えられなければならないと思う。ちょうど相模湖の弁天橋の傍らに、「旧弁天橋記念史」という石碑があった。抑えられた筆致だが訴えるものがあり、じっくり読んでしまった。ここに全文を写しておく。

〇旧弁天橋記念史(全文写し 読点は適宜挿入した)
弁天橋掛替記
昭和二十二年相模湖完成。下流の弁天島は昔の桂川渓谷の残る唯一の処である。昭和二十七年、此処に観光を目的に発起人始め部落民の全面協力を得て、部落共有林を売却し、吊り橋が完成した。橋番を置き三十余年多くのハイカーと町民の協力を戴き有料橋を維持し今日に至るも、軽量鋼材使用の為、老化が進み管理に心痛苦慮した代表者が県に配慮を願っていた。これが時代の恵み、「新神奈川計画 地方の時代」に認められ、ダム建設地に例を見ない有料橋を無償県移管が出来た。江戸の頃より部落民に維持されてきた原下の渡船もダムの為消え去り四十年が過ぎた。今それに代わり待望の贈物公共の吊橋が出現、数多くの方々に長い歳月、旧弁天橋を愛し利用戴しこと深く感謝すると共に、新吊橋の安全と渡橋者の幸運を祈念。
昭和六十一年四月吉日        弁天橋代表

※原下というのは、原という小字があるので、その下という意味か。

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