鈴鹿/24年ぶりの霊仙山@花と展望の王道コースで
- GPS
- 06:05
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 839m
- 下り
- 819m
コースタイム
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:05
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
この春はのんびり花見登山がマイブーム。
それも王道のコース。天邪鬼は封印、すっかりミーハーです。
今回も超人気コースの霊仙山。人が多いのは承知の上、駐車場も満車になるのはわかりつつ、エビネ、ウラシマソウ、ヤマシャクヤク、クリンソウが同時に見られるのはこの時期しかないと意を決して(!)行きました。
登山口まですぐの位置で、みなが敬遠する路肩駐車車両間の狭いスペースを見つけて、何度も切り返しをして縦列駐車。小技好きなんです。
クリンソウ群生地で写真を撮ろうとするがレンズのキャップが外れない。
出発前に家でザックを机の上から落とした時に、勢いでキャップがPLフィルタに食い込んでしまったらしい。
うんともすんとも動かないので、やむなくフィルタごと取り外す。きょうはPLフィルタなしでの撮影となってしまうが仕方ない。
PLフィルターは反射光をコントロールするので、鮮やかな発色やコントラストが得られるんですけどね。青空も薄い水色になってしまうが仕方ない。
霊仙山は今回で3度目となる。過去はいずれも醒井から漆ヶ滝経由で登っている。
このコースは今では荒廃して廃道になっているようである。
滝の上にはハシリドコロの大群落があったのを覚えている。コケイランやギンランも咲いていたなぁ。
このところ久しぶりの山が続いていて、霊仙山は22年ぶり。先週訪れた横山岳は31年ぶり、その前の大御影山起点の平池は45年ぶり、そのまた前の鈴鹿庵座の滝も25年ぶりといった具合に。
若い頃はそう思うといろいろな所に行っていたなぁと改めて思う。近年は同じところばっかり行っているということですね。
初めて行くところもいいけど、久しぶりに行く山もいいものです。ほとんど忘れてしまっているため新鮮です。また古い写真と見比べるのも面白い。
スタートが遅かったので笹峠までは静かに登れたけれど、その後は案の定、大賑わい。常に視界に人の姿が入る。
展望は霞んで遠くは見えないものの、唯一雲のかかっている御池岳や逆方向には伊吹山などの主要な山々はしっかり望める。
しかし遠望よりも霊仙山上のカルスト風景はこの山独特のもので、どこを見ても絵になる。青空の元、新緑と石灰岩の白さが際立って素晴らしいものだ。カレンフェルトと呼ばれる石灰岩の林立する岩柱は形が様々で、これを見ているだけでも飽きない。
花は期待通りのもので、クリンソウ、エビネ、ウラシマソウ、ヤマシャクヤク共にたくさん見られ、それぞれは最盛期近く(クリンソウはやや早め、ヤマシャクヤクはやや遅め)で見応えがあった。
ウラシマソウを見るのは初めてで予想よりも大きなものであり驚いた。エビネは生息場所によって微妙に花の色に差があるのも発見であったし、ピンク色の模様が入ったヤマシャクヤクも見つけることができた。またニリンソウはまだまだ咲き残っていてくれるなど十分満足いくものであった。
一つ残念なことを挙げるとすれば、ギンランを探しきれなかったことぐらいだろうか。
この日は各所で夏日25℃を軽く上回る気温であったが、山上ではピーカンであったにもかかわらず、風がやや強く吹いて涼しく感じられ、汗をほとんどかかず快適であった。
さてさて、春の花も終盤に近づいてきたことでもあるし、そろそろ次回からは天邪鬼発揮の登山となりましょうか。
いつもきれいな写真に感心しております。
#79の謎のサークルですが、ロクロ山にも全く同じものが複数あり以前から気になっていました。
私は最近になってフェアリーサークルではないかと考えるようになりました。
人工的な物かも知れないので間違っていたらご容赦を
イギリスの数学者アラン・チューリングが1952年に発表したチューリング・パターン理論があります。フェアリーサークルもこの理論で説明できるという仮説です。
このフェアリーサークルがある場所は乾燥した地帯で、土中の水分量が限られていると見られます。
霊仙山もロクロ山も全くよく似た乾燥山岳地帯です。
キノコ類にも似たような現象があり、菌輪(フェアリーリング)と呼ばれているようです。
フェアリーサークル、初めて聞きました。
菌輪は知っていましたが、これはフェアリーリングというのですね。
妖精の輪、いいネーミングです。
なるほどなるほど、植物が土中の水分を有効にそして効率的に使うための知恵とでも言いましょうか、自分で考えてサークル形成するわけではないですが、納得しました。
アランチューリングは戦時中の暗号解きの映画「イミテーションゲーム」を観ていまして
チューリングパターンもちょっと興味があってチェックしたことがありました。
動物の柄などもこれで説明がつく、って言うんですけど、すごいとは思うんですが難しすぎて...
おそらく人工的ではないと思っています。
私も「働き方改革」じゃないけど「山歩き方改革」みたいな感じで、最近は花レコみたいなのが多くなりました。
次回からは「天邪鬼登山」に戻るって??
白ポコちゃんが咲く季節になりましたね。霊仙山は好きなお山ですが、この季節には登れていないんですよ。
笹峠の新緑も綺麗ですね。エビネもいっぱい!いいですね〜
カレンフェルトもお気に入りですが、「オットセイの繁殖地」「オットセイ岩」って初めて知りました。
象の足とか恐竜の足とかもありそうですね。
カメラのハプニングで、キャップが取れないのって初めて聞いたような。そんなこともあるんですね。
PLフィルターをお使いなんだ。オートフォーカストラブルもあるとか聞いたことがあって、フィルターはMCプロテクターにしているんですが、ググると「C-PL」だといいとか。それも「高透過偏光膜」のやつって。なんか高そうですね。コスパのいいのを探してみようっと。
久須夜ヶ岳に行って来られたようですね。
私も行きたい山の一つです。
大門小門に下りてから干潮時に白糸の滝まで行けないものかと...
山歩き方改革、そうなんですよ。ちょっと持病の手首痛などがあって岩やバリ道は自重していて、安全登山に改革しなければと思うのですが、やっぱり人の行ってないところに行きたいという気持ちがあるんですよね。これが人と一緒はいやという天邪鬼なのですが、安全を重視しなければいけないと思っています。
白ボコのピンクはレコでもたくさんあがっていて、簡単に見つかると思ったのですが、結局30分近く探し回りました。それだけたくさん咲いているということなんです。
「オットセイの繁殖地」は勝手名称、「オットセイ岩」は恐竜の足跡として有名なものなんです。
フィルターは滝を撮る時に滝壺の水の反射を避けたいと思ったのと、虹などの大気光象をうまく写したいと思って装着しています。C-PLです。
おそらくキャップを無理やり外すとフィルタにダメージを与えることになると思うのですが、やってみないと仕方ありません。「高透過偏光膜」高いですね。
確かにオートフォーカスが効きにくい点はあるみたいです。
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