朝明渓谷からハト峰・神崎川・金山

2015年07月19日(日) [日帰り]

• GPS: 07:35
• 距離: 16.1km
• 登り: 896m
• 下り: 883m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 1:19
• 合計: 7:32

距離 16.1km 登り 896m 下り 896m

7:54 朝明駐車場
8:59 ハト峰峠
9:02 9:03 羽鳥峰
9:06 9:08 ハト峰峠
9:54 10:14 ヒロ沢出合
10:37 10:39 お金谷出合
10:55 大瀞
11:30 12:09 タケ沢出合
12:34 根の平峠
13:17 13:20 中峠
13:35 13:47 金山
14:21 ハト峰峠
14:24 羽鳥峰
15:26 朝明駐車場

＜コースについて＞
当初は国見岳からハライドを回る予定だったが、神崎川の渡渉や神崎川登山道で予定以上の時間がかかったために、根の平峠から金山を経てハト峰に戻るルートに変更。

＜渡渉について＞
神崎川の水位があと10cm低ければ、もう少しスムーズに渡渉できたかと思う。
一方、ヒロ谷・タケ谷での渡渉は特に困難を感じることなく出来た。

＜コースタイムについて＞
昭文社の「山と高原地図」2015年版のコースタイムを参考に登山計画を作成。概ねコースタイム通りに歩けているが、神崎川登山道では大幅に時間を超過している。
登山道の踏み跡が薄く目印を探しながらの歩行になったこと、脇沢を渡る部分でやや道が荒れているなどのため(私達の技術では)これ以上ペースは上げられませんでした。

天候

曇り一時はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登山ポストは朝明大駐車場脇のバス待合所付近に有ったので、ここに提出。
駐車場料金徴収員の方からも登山予定コースのヒアリング有り。

写真

7/19 7:43

朝明渓谷大駐車場脇の登山ポストに登山計画書を提出しました。

7/19 7:54

前日までの台風での増水が心配でしたが、水が濁っていなかったので安心。

7/19 8:19

しばらくは林道を歩きます

7/19 8:25

しばらく歩くと林道コースと猫谷経由コースが分かれます。今回は猫谷コースから登ります。

7/19 8:32

谷では岩につけられた目印をたどって登ります

7/19 8:32

目印を見失わないように進みます。途中大きな砂防堰堤が見えてきました、砂防堰堤は左端にロープが設置されています。

7/19 8:35

砂防堰堤の左端をこんな感じで登ります。

7/19 8:54

ガスってしまっているのが残念です。

7/19 9:00

ハト峰峠

7/19 9:02

7/19 9:09

ハト峰湿原

7/19 9:16

ヒロ沢登山道を神崎川に向かって下りていきます。って、ここは滋賀県東近江市ですが、三重県菰野町観光協会の看板ですね(この辺りを歩くのは殆どが三重県側からの登山者なんでしょうね)

7/19 9:34

沢が気持ちいい

7/19 9:41

途中、滝が有ったりします。

7/19 9:52

神崎川が見えてきました。

7/19 9:54

ヒロ沢出会の案内標識

7/19 9:55

7/19 9:55

ヒロ沢出会の徒渉地点。リボンを目印に渡渉します。リボンの奥に標識が見えます、ここから神崎川沿いの登山道に上がれます。
前日までの雨で増水していましたが、靴を脱いで膝下くらいまでの水位だったので何とか渡れました。あと10cm水位が高かったら引き返さざるを得ない感じでしょうか。

7/19 10:38

神崎川沿いの登山道、目印とか

7/19 10:38

テープを見失わないように歩きます。
神崎川登山道は途中、踏み跡が薄くなっているので、テープや目印を見失ったときはすぐに戻るのが重要です。

7/19 10:55

大瀞の案内標識、橋が倒壊しそうで危険なため、渡渉するよう促しています。

7/19 10:55

大瀞の鉄橋は渡れません

7/19 10:57

大瀞の鉄橋。見づらいですが、奥に写っています。とてもじゃないけど、渡ろうという気にはなりません。

7/19 11:13

オゾ谷出会の案内標識。

7/19 11:13

ヒロ谷の河床は花崗岩ばかりでしたが、オゾ谷の河床には黒っぽい石が。黒っぽい石は緑色岩という火山岩が変質した岩石です。
沢の集水域の地質の違いを反映しています(ヒロ谷は花崗岩しかないが、オゾ谷には緑色岩も分布している)。

7/19 11:14

水が気持ちいい。

7/19 11:22

クラシ谷出会の案内標識。登山地図には沢の名前が書かれているので、地図を確認すれば現在位置が容易に確認出来ます。
(国土地理院の地図には沢の名前が書かれていないので、事前に地図に作業をしておいた方が良いでしょう)

7/19 12:01

タケ谷出会の渡渉地点。こちらも靴を脱いで膝下10cm位の水位でした。ヒロ谷出会の渡渉地点は丸い花崗岩が主体で渡りやすかったのですが、この場所は角張って割れる緑色岩の礫が多く、足の裏が痛くて渡りづらかったです(笑)

7/19 12:02

水位が低ければもう少し簡単に渡れたんでしょうかねぇ・・・

7/19 12:02

ピンクのリボンを頼りに上に上がります。が、ここからタケ谷登山道の間は(目印は所々に有りつつも)踏み跡が薄くてわかりづらかった。

7/19 12:13

しばらく歩くと、タケ谷登山道に合流します。

7/19 12:13

7/19 12:34

根の平峠付近の湿原。足下にはワラビっぽいシダがたくさん。

7/19 13:09

根の平峠と中峠の間。登山道をよく見ていると、ペグマタイトになりかけの岩脈が。近くに水晶岳もあるので、この辺りはペグマタイトが出来やすい貫入環境だったのでしょうかね。

7/19 13:15

中峠

7/19 13:16

道標が埋もれかけています。

7/19 13:35

金山近くには「山砂利」が露出しています。断層活動によって鈴鹿山脈が隆起した結果、今は山頂になっていますが、数百万年くらい前にはこの場所を川が流れていたようです。

7/19 13:39

金山の案内標識

7/19 13:56

ちょっと変わった下草、シダとかコケの仲間なんでしょうか？

7/19 14:17

ハト峰

7/19 14:26

下りは林道コースを下山します

7/19 14:37

7/19 14:38

途中、崖錐で林道が埋まっているところがあります。

7/19 15:06

下山したところには砂防公園があって、砂防ダムのミニチュアとかが展示されています。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

NIKON D90 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

ザックカバー 防寒具(ダウンジャケット) 雨具上下 地図 GPS(スマホ) ヘッドランプ 予備電池 腕時計 ゴミ袋

共同装備

無線機(アマチュア無線:144/430)

感想

kobiwa

私にとっては学生の頃に登って以来12年ぶり、妻は初めての鈴鹿登山になりました。前日まで台風による雨が降ったこと、ややマイナーなルートということもあって静かに登山することができました。沢道が多いので、暑いこの季節なので気持ちいい登山になりました。
が、ヒルの洗礼も受けてしまい、二人ともやられてしまいました。特に、下山して駐車場で靴を脱いでいるときに吸血されたと思われる部分もあったので、お互いの目でしっかりと確認して、付いているヒルは全て駆除してから靴を脱がないと行けないようです(一応、お互いにちゃんと見てから靴を見るように声はかけていたんですけどね・・・)