涼を求めたつもりが灼熱地獄だった越後駒ヶ岳


- GPS
- --:--
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,195m
コースタイム
天候 | 小雨のち曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場にはトイレと登山ポストもありました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓の上を歩くポイントは2か所ありましたが、いずれもアイゼンは要りませんでした。 山頂直下の雪渓は斜度もありますが、10歩程なので注意して歩けば問題ありません。 駒の小屋直下の濡れた岩場の方が危険かと思います(特に下山時)。 |
その他周辺情報 | 私は越後湯沢まで移動して越後湯沢外湯めぐりをしていました。 今回は国道17号線沿いの街道の湯と宿場の湯の2湯です。 ちなみにこの2日前に山の湯と駒子の湯に行きましたので、外湯めぐりはあと1湯で制覇です! |
写真
それでも逃げず、無事に撮影。なんだこいつ(笑)
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
今回の登山は、先週末の至仏山から眺めていた山の中からチョイスしようという事で、今回は越後駒ヶ岳にしました。まだまだ雪渓も残っており、この日は天気があまり良くないとのことだったので、“涼を求めて”行きました。
さて、前日PM11:30頃、枝折峠登山口駐車場に到着しました。虫凄い!駐車場にはテントが2張りあり、エアコンのためエンジンつけっぱなしは申し訳なかったので、仕方なく窓を開けることに。案の定、起きたころには体にでっかい蜂や蛾が… 朝食、トイレ、体操を済ませ、登山口前で登山届を提出して出発です。
はい、ガッスガスです。さらに歩き始めて1分後、小雨も降り出しました。ガスと雨で寒いくらいかなと思っていましたが、大間違い。めちゃくちゃ暑かったです。この湿度のため、速乾性のウェアも下山まで乾くことはありませんでした。しばらくすると雨はやみましたが、今度はオオスズメバチサイズのでっかいでっかい蜂に付きまとわれます。刺しては来ないものの、顔や頭にとまったり耳元ででっかい羽音がしたりの状態がなんと2時間続きました。足元には高山植物もちょいちょいありましたが、蜂が気になって逃してしまったものも多くあります。灼熱サウナ地獄と蜂で、体力的にも精神的にもだいぶやられてしまいました。
3時間弱くらい歩いたあたりでしょうか。樹林帯の中カーブを曲がると急に、目の前には雪渓と山頂方面の絶景が広がり、思わず声が出ました。ガスが晴れるとまでは行きませんでしたが、「適度な」ガスがむしろカッコよさを演出していました。駒の小屋直下の岩場は結構急ですが、注意して歩けば問題ありません。駒の小屋ではバッジを購入。小屋前には水場があり、雪解け水で水量は超豊富。キンキンに冷たい美味しい水が疲れた体を癒します。山頂ではこの水でコーヒー、ラーメン、味噌汁を作ろう!
駒の小屋から山頂までは20分くらいでした。山頂直下には雪渓を歩くポイントがありますが、10歩程だけでアイゼン不要でした。帰りに雪渓上で遊びます(笑) 山頂からは八海山と越後平野の景色が一番綺麗でした。ガスのため遠望は利きませんでしたが、思ったよりも素晴らしい景色を見ることができました。ガスの流れも非常に早く、目まぐるしく景色が変わるのでずっと楽しんでいられました。本当に来てよかった。帰りに山頂直下の雪渓を少し歩いてみましたが、先週末の至仏山で写真を撮り損ねた因縁のハクサンコザクラを発見。リベンジもでき、こちらも行って良かったです。
下山時は涼しいだろうと思っていましたが、これまた大間違い。この湿度に加え、気温もぐんぐん上昇し、相変わらずの灼熱サウナ地獄。滝のように汗を流し、自分が思っていたよりも体は水分不足に陥っていたのでしょうか、ゴール目前で太ももがつりかけました。こまめな水分補給は本当に大事ですね。自分の未熟さを最後の最後に痛感しました。実は前回の至仏山、今回の越後駒ヶ岳では飲料水、調理用水のほかに、ザックにはトレーニングのために水6Lが入っており、約18kgのザックを背負って登っていました。けど冬にテン泊縦走なんてやる方は30kgとかですもんね… 私はまだまだです。
まとめ。先週末、至仏山から越後駒ヶ岳を眺めており、今回は越後駒ヶ岳を眺めようと考えていましたが、こちらは叶いませんでした。しかし、思っていたよりもガスが晴れ、幻想的で迫力ある素晴らしい景色を見ることができ、満足のいく山行となりました。やっぱり山はいい!次はどこへ行こうか。
花の名前もどなたか教えて戴けると嬉しいです。
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