残雪の赤城山。滑落反省会


- GPS
- 04:29
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 536m
- 下り
- 526m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:30
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
舐めてました。6本アイゼン・・・。残雪期こそ気を抜くなかれ。 |
写真
感想
残雪お手軽♪お散歩♪
のつもりで行きました、赤城山。
前に行った時、そんなに大変じゃなかったし気持ちいいし
たぶんもう雪も少なくて、この季節にはちょうどいいかなぁ?と
舐めていました。
残雪期には残雪期なりの危険がそこにあったのです。
そこそこ深い雪が覆い尽くす、締まりのない急斜面をトラバース気味に延々下る。
夏場や、むしろもっと寒い時期に12爪なら、なんてことない道だったのかもしれませんがこの時期・・・
ズルっと滑ってしまったら最後、何かに激突でもしなければ止まりません。
そこを見事にツルッと行ってしまった、Mちゃんとわたし。
Mちゃんは数十メートルをウォータースライダーのように滑り落ち、鉄パイプに激突。でもそのおかげで止まることができたのですが・・・顎と胸部を強打。
そしてその場に居合わせた山の経験豊富な猛者衆に救出され、
「大丈夫。歩けます」
震える足で自力下山。
そんな直後、上から事故を見守っていたわたしが情けない事に滑落2号となってしまったのですが、ちょうどわたしのすぐ前(下)を歩いていた猛者衆に3人掛かりでとめてもらい、事なきを得ました。
運が悪かったら巻き込んでしまったかもしれなかったのですが、さすが雪山の経験豊富なだけあって、「止める自信があったから手を出した」とのこと。
わりと冷静に判断した上での行動みたいです。
わたしとMちゃんを助けてくれた方達に隊長ってば
「おじさん!ありがとう!」
「こらっそこは『お兄さん』だろう!!!笑」
間髪入れず、ナイス突っ込み。
とんでもない、私にとっては「王子様」でございました!!!
ありがとうございました・・・超カッコ良かったです〜
「ていうか、自分たちもおばさんのくせにおじさんってどんだけ図々しい・・・」
大爆笑のち、Mちゃんに異変。
「笑うと・・・なんかムネが・・・痛い・・・」
!ピーン。
それ、野生児隊長は過去数回、わたしも事故で1回経験あります。
懐かしい痛みだわ・・・。
「これはあばら、ヒビったね」
後日、Mちゃんの診療結果はやはり「肋骨ヒビ。ほか、打撲」
でした。
Mちゃんは花粉症のくしゃみ時期に、山の神さまにとんでもないお土産を頂いてしまった・・・。
でも、そのくらいで済んで良かった・・・とも思います。
不運なんだか、幸運なんだか?
で考えると、たぶんかなり幸運なほうかな?
今回の経験を教訓に、
今後は気を引き締めて登りましょう!
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