三峯神社から雲取山経由鴨沢BSへ
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- GPS
- 07:28
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 2,017m
コースタイム
- 山行
- 7:53
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 8:11
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
|
写真
ログハウスの立派な建物です。
トイレは宿舎にはなく、外にあります。
宿泊者以外でも無料で使えるようですが、利用する際は靴を脱がなければなりません。
また、水も宿舎にはなく、水場が外にありました。
令和4年12月環境省の小委員会で決定され、その後東京都議会で承認され東京都が1億6400万円で建設中。
令和6年9月30日までの工期で、完成すれば1日最大90人のテント場と、管理棟兼休憩所とバイオトイレ4基が完成するとのこと。
感想
先般、近くの図書館で山岳雑誌の最新号をパラパラめくっていたところ、訃報が載っていた。
「追悼 金邦夫(こん くにお)さん 元・青梅警察署山岳救助隊副隊長」
「東京・青梅警察署で長年、奥多摩の山岳救助隊を率いてきた金邦夫さんが、3月23日亡くなった。享年76歳。」
去る8年前に長いブランクを経て山登りを再開した当時、奥多摩の宿泊施設の休憩所に置いてあった書籍の中に、金邦夫著「奥多摩登山考」があった。
同氏著の書籍は、他に「金副隊長の山岳救助隊日誌」、「すぐそこにある遭難事故」、「侮るな東京の山」等がある。これまでに、全て読んでみたがやはり「奥多摩登山考」が一番印象深い書籍であった。
青梅警察署管内の奥多摩で、毎年50〜90件の遭難事故が発生しており、令和5年度も78件の遭難事故が発生しており、救助者89名のうち12名が死亡している。
東京都の奥多摩地域で、しかも高尾警察署を除く地域だけでも多くの遭難事故が発生している事は、同登山考を読むまで全く知らなかったと同時に衝撃的な内容であった。 それまでは、気軽な準備と安易な計画で、奥多摩の登山をしていたが、道迷いや滑落、転倒、病気発症等をして青梅警察署山岳救助隊や東京消防庁山岳救助隊のお世話になる登山者がこんなに多くいることは、全く知らなかった。 同書籍を読んで、登山計画書の届出の重要性や登山用具の充分な準備と奥多摩のどこの山のどの辺で事故が多く発生しているのかを、改めて認識した。
厚労省が使用している令和4年の簡易生命表によると、男性の平均寿命は81歳。
享年76歳で病気でお亡くなりになられた金邦夫さん。本当に早い他界である。合掌。
さて、本日は、以前から縦走をしてみたかった奥秩父の三峯神社から雲取山経由鴨沢バス停まで、約21.5kmの通常であれば1泊2日のコースを、少人数のグループで歩く山行計画に参加して、日帰りで歩いて来ました。
結論として、やはり同コースは1泊2日で、100名山の歴史ある有名な山の一つとして、花や眺望を楽しみながら、ゆっくりと過去の偉人や金邦夫さんを偲んで歩くコースであると思いました。
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