女峰山
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- GPS
- 08:06
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,385m
- 下り
- 1,368m
コースタイム
- 山行
- 6:36
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 8:07
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初の1400段の階段上りは意識してゆっくり登る必要がある。日の出観光のカップルと同じペースで登ると、その後の赤薙山・一里ヶ曽根で足に来る。女峰山山頂直下は残雪あり慎重に進む。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
|
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感想
前日の尾瀬アヤメ平散策から自家用車で日光に移動し、霧降高原の第3駐車場(登山者用の長時間駐車可の駐車場)で車中泊。当日は土曜日で深夜からひっきりなしに車が駐車場に入ってくる音がして、2時30分に目が覚めてしまう。予定よりも早めだったが、お湯を沸かしチーズトースト+コーヒーの朝食を食べ、登山支度を済ませて4時に駐車場を出発。登山カードを記入して4時5分に沢山のアベック観光客とともに小丸山の展望台目指して1400段の階段上りで登山開始。20分ほどで階段を登り切り、にぎわう展望台をわき目に朝焼けの笹原の尾根を赤薙山方面に登り続ける。すぐに防鹿目的と思われるゲートを通り小丸山の頂上標識を通過。振り返ると高原山方面に美しい日の出を拝む事が出来、今日一日幸先の良いスタートを感じる。登り始めて50分ほどで焼石金剛の標識、まだ花が咲いていない広大な笹原を緩やかに登る。このあたりの登山道は幾筋にも分かれていて、植生を考えると一本化した方が良いのではと思ってしまう。気持ちの良い笹原から樹林帯の急登に入り20分ほど登ると赤薙山山頂、ここには赤薙神社があり、女峰山登頂と無事の山行を願い参拝する。なお、赤薙山山頂を通らず巻道もある。赤薙山から次のポイントの奥社跡に向け進むと、巻道との合流がすぐに出てくる。ここからは左手が急峻な崖で慎重に進む。赤薙奥社跡を過ぎると一里ヶ曽根の樹林帯になり、それまでの絶景としばらくお別れ、アップダウンの多い尾根歩きになる。雲竜渓谷を真下に見る崖では視界が開け日が差す黒岩尾根の向こうに男体山、その左手に遠く富士山も見え気分も高まる。さらに痩せ尾根を進むと2295mの展望台、右手に会津駒ケ岳の白い稜線が前山の向こうに光り輝いている。水場分岐を7時7分に通過し、いよいよ女峰山山頂部の急峻な登りが真正面に現れる。気合を入れて登り、7時51分に三角点のある東のピークに到達。ハイマツの向こうに最高点の山頂が見える。三角点からは一旦下り、鞍部には雪が残っていた。踏み抜きに注意しながらトレースの足跡を踏み外さないように進み、一登りで2483mの最高点・女峰山山頂に到着。7時57分、4時間弱かかった事になる。山頂には社殿もあり、無事の登頂を感謝して参拝し、白根山や尾瀬の山々が一望できる一角に座り休憩。早めのランチタイム、カップうどんと菓子パン+コーヒーの定番メニューでお腹を満たし、その後360°全方位の絶景を写真に収める。近景は男体山・大真名子・小真名子・帝釈山の向こうに太郎山と家族のような山々が広がり、小真名子山の向こうに日光白根山が茶色の岩肌を見せ、帝釈山の右側には尾瀬の至仏山・燧ケ岳や越後三山の駒ケ岳と中ノ岳、さらにその右手に会津駒の稜線が広がる。男体山の左手には富士山も遠く、しかしはっきりと見ることができる。山頂は風もなく暑いくらいの日差しが降り注ぐ最高の天気で、この絶景を40分以上眺めて過ごす。山頂でこんなに長くのんびりしたのは久しぶり。約1時間の山頂休憩の後、下山開始。8時58分に三角点を通り、強くなる日差しをサングラスでカバーする。この頃になると登りの登山者がひっきりなしにやってくる。早めに出発したのは結果的にはラッキーだったようだ。登りの登山者とすれ違う度休憩が取れるので、登りに比べ疲れが小さい。9時42分に水場分岐を通る。まだ1ℓ水が残っていたので水場には寄らず下り続ける。10時27分に奥社跡を通過。ここから赤薙山を越えるまでが下りで一番気を遣う。下りだけでなく登りも交じり、徐々に疲れが溜まってくる。登りの際はあまり気にしなかったが、下りでは花が咲いていないか、登山道脇にも注意して歩く。そのうちにヒメイチゲの可憐な白い花を発見、オオカメノキの白い花も見つける。復路は赤薙山頂は迂回して巻道を歩く。急峻な下りをこなすと焼石金剛の笹原が現れ、下っている尾根の末端の小丸山までのルートがはっきりと見える。尾根の笹原の右手側には日光市内の街も見えとても気持ち良い。焼石金剛の標識付近ではキジムシロ(エチゴキジムシロかな?)の黄色い花も見つけ、11時47分に防鹿ゲートを通り、最後の1400段の階段下りに入る。これまでのアップダウンで結構太ももが疲れていたので、この階段下りはきつかった。途中ハクサンイチゲ・キジムシロ・ムラサキヤシオ・シロヤシオと色鮮やかな花々を見ながら12時5分に無事ビジターセンターに到着。第3駐車場に戻り登山用具を片付け、12時40分に出発。とりあえず日光市内に下り温泉に向かう。手頃な日帰り温泉をGoogleで探し道の駅「湯西川」に向かう。透明で癖のない温泉につかり、太ももを十分に揉んで結構厳しかった山行の疲れを取る。
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