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Yamareco

記録ID: 6818086
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

【富士山】今年も残雪の富士山はサイコーでした♪(富士宮ルートピストン)

2024年05月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:24
距離
9.4km
登り
1,440m
下り
1,432m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:58
休憩
1:28
合計
7:26
7:52
6
富士宮口五合目駐車場
7:58
8:00
11
8:11
8:11
0
8:11
8:12
38
8:50
8:58
35
9:33
9:41
31
10:12
10:23
30
10:53
11:01
25
11:26
11:28
37
12:05
12:06
0
12:06
12:08
23
12:31
12:42
9
12:51
12:52
1
12:53
13:05
15
13:20
13:20
22
13:42
13:55
18
14:13
14:17
18
14:35
14:37
24
15:01
15:02
0
15:02
15:02
13
15:15
15:16
2
15:18
富士宮口五合目駐車場
天候  
天候:晴れ
 風:山腹から山頂まで5m〜10m前後
気温:富士宮口新五合目駐車場の午前1時で4℃、7時で10℃
 
過去天気図(気象庁) 2024年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・東名高速/御殿場ICより、一般道(富士山スカイライン含む)を
 利用して富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”へ
(1:00着、そのまま7:00ごろまで高度順応も兼ねた仮眠をとる)
*五合目までの富士山スカイラインは既に積雪なし。
 夜間通行規制もないので深夜でも普通に通行できました。

<東名高速/御殿場ICから新五合目駐車場まで>
・距離:約38km
・所要時間:渋滞無しの直行で50分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、新五合目駐車場を利用
・駐車料金:無料
*開山期はシャトルバスの発着所となる下段に駐車しました。
*下段駐車場内に簡易トイレがあり、通常通り利用できます。

■コンビニ
・御殿場ICからの一般道沿いに大手コンビニが数軒あります。
 但し、自衛隊の滝ヶ原駐屯地前を過ぎると無いので注意して下さい。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【GPSのログについて】

・今回は出発直後に原因不明のトラブルが発生し、ヤマレコアプリの
 GPSが”登山開始”にならず停止してしまう不具合がありました。
 何度やり直しても登山開始にならず停止してしまうのでログがとれず
 今回は諦めてログなしで歩きました。(写真2)
・そのため、このレコに添付してあるGPSのログは、昨年の5月にここを
 歩いた時のものをダウンロードして入れました。今回も昨年5月とほぼ
 同じルートを歩いており、軌跡や距離の差異は殆どないと思います。
・”コースタイム欄”には今回の写真の時間を確認して手入力しました。
 GPSは昨年のC/Tで9時間24分となっていますが、”コースタイム欄”は
 今回の実際のC/Tで7時間26分となっています。


【ルート状況、積雪状況など】 2024/05/18 現在 

・この日の登山道は五合目から八合目の池田館まで、ごく一部を除いて
 積雪や氷結箇所はなく夏道をそのまま歩けました。
・八合目池田館(標高3250m)から剣ヶ峰山頂までは全区間雪上歩き。
・八合目から九合五勺付近までは雪渓上を直登しました。
・雪質はシャバシャバの腐れ雪で、ひと踏みで踏み跡ができる雪質。
 積雪量もそれなりに残っており、雪がしっかり沈降しているためか、
 踏み抜くことも殆どありませんでした。非常に歩きやすくて良い
 コンディションでしたが、その反面トレースやステップは無数にあり
 雪面はボコボコ状態だったので、それらはアテにせず自分で歩き易い
 ところを選んで登り降りしました。
・九合五勺から富士宮口頂上の区間のみ雪と岩のミックスでした。
・全区間で厳冬期のような恐怖の氷結斜面はありませんでした。
*その他詳細については写真の方に記載してあります。 

・山小屋については、5/18現在、富士山自体がオフシーズンのため、
 全ての山小屋が閉鎖しており利用できません。従って必要な水や
 食料は全て持参する必要があります。また、駐車場以外はトイレも
 利用できないのでご注意を。
 
その他周辺情報  
<下山後の入浴はこちらの施設を利用しました>
■裾野温泉 ”ヘルシーパーク裾野”
https://susono-onsen.jp/

・利用料:大人850円(3時間)
・内湯、露天それぞれ1槽ずつで、特に内湯の浴槽は40人くらい入れる
 広さでゆったり浸かれる。浴場自体も広めで露天風呂は開放感有り。
・湯温はどちらもややぬるめの印象。
・晴天の日中であれば内湯、露天風呂ともに富士山が一望できる。
・シャワーは制限付きなものの、1回の吐出時間が長めで使い易かった。
・主なアメニティーはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナー
 その他にドライヤーが常備されている。
・立地的に富士宮口五合目から東名御殿場ICで東京方面へ帰る場合、
 少し逆方向(西)へ向かうため、余計な距離と時間がかかってしまう。

・人気の日帰り温浴施設のようで、入口や受付でかなり混雑していたが
 館内に入ってみると、浴場や脱衣場などのキャパが大きかったので、
 混雑していても煩わしさを感じることなく入浴できた。
*個人的にはこの点が非常に良かったので、富士宮口山行の際は今後も
 リピートしたいと思える温浴施設だった。
 
予約できる山小屋
八合目池田館
おはようございます。今回のお山は昨年の5月も訪れた残雪の富士山へ
こちらは富士宮口新五合目駐車場の下段。開山期間中はシャトルバスの発着所になります(簡易トイレ利用可)
5/18現在、ここまで夜間通行規制もなくマイカーで乗入れできました
深夜1時半から高度順応を兼ねて仮眠。食事と支度をしてスタートです!
2024年05月18日 06:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 6:59
おはようございます。今回のお山は昨年の5月も訪れた残雪の富士山へ
こちらは富士宮口新五合目駐車場の下段。開山期間中はシャトルバスの発着所になります(簡易トイレ利用可)
5/18現在、ここまで夜間通行規制もなくマイカーで乗入れできました
深夜1時半から高度順応を兼ねて仮眠。食事と支度をしてスタートです!
で、出発直後に原因不明のトラブルが発生。ヤマレコアプリのGPSが”登山開始”にならず停止してしまう。何度やってもダメなので、今回は諦めてログなしで行くことに…
2024年05月18日 07:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 7:55
で、出発直後に原因不明のトラブルが発生。ヤマレコアプリのGPSが”登山開始”にならず停止してしまう。何度やってもダメなので、今回は諦めてログなしで行くことに…
まぁ、今回のルートは何回も歩いているので、GPSのログは不要ですが…
そんな訳で久々にログなしで山行スタートです(何年ぶりだろう?)
2024年05月18日 07:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 7:58
まぁ、今回のルートは何回も歩いているので、GPSのログは不要ですが…
そんな訳で久々にログなしで山行スタートです(何年ぶりだろう?)
まだ閉山中の富士山。開山期のような華やかさはないが静かで良い雰囲気
これからこの大斜面を山頂目指してただただ登り続けて行く。それが富士山
こんなにシンプルで分かり易い山はそうないし、こういうところが好きだ
2024年05月18日 08:02撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:02
まだ閉山中の富士山。開山期のような華やかさはないが静かで良い雰囲気
これからこの大斜面を山頂目指してただただ登り続けて行く。それが富士山
こんなにシンプルで分かり易い山はそうないし、こういうところが好きだ
五合目の登山口から10分ほどで六合目の宝永山荘と雲海荘に到着
当然ですが、開山していないので山小屋やトイレは全て閉鎖されています
2024年05月18日 08:11撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:11
五合目の登山口から10分ほどで六合目の宝永山荘と雲海荘に到着
当然ですが、開山していないので山小屋やトイレは全て閉鎖されています
5/18現在、登山道の状況は五合目〜八合目までは”新七合目御来光山荘”の前以外は普通に夏道を歩ける状態
八合目から上は雪渓歩きとなるので、夏靴用の10本爪アイゼンとピッケルを持参
2024年05月18日 08:29撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:29
5/18現在、登山道の状況は五合目〜八合目までは”新七合目御来光山荘”の前以外は普通に夏道を歩ける状態
八合目から上は雪渓歩きとなるので、夏靴用の10本爪アイゼンとピッケルを持参
そして”新七合目御来光山荘”に到着
八合目までの区間でここだけが残雪に覆われていました
しかし、小屋の上を周るようにトレースがあったので問題なく通過できました
2024年05月18日 08:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:50
そして”新七合目御来光山荘”に到着
八合目までの区間でここだけが残雪に覆われていました
しかし、小屋の上を周るようにトレースがあったので問題なく通過できました
山荘から望む駿河湾の壮大な眺め。ホントに気持ちいい♪
2024年05月18日 08:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:56
山荘から望む駿河湾の壮大な眺め。ホントに気持ちいい♪
少し左(東)に振ると、画面左から箱根〜伊豆半島の山並み。右手前には愛鷹山
2024年05月18日 08:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:58
少し左(東)に振ると、画面左から箱根〜伊豆半島の山並み。右手前には愛鷹山
遠方には”大島”も見えました(肉眼だともう少しクリアに見えたのですが)
2024年05月18日 08:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 8:59
遠方には”大島”も見えました(肉眼だともう少しクリアに見えたのですが)
東には相模湾と左上に江ノ島も見えます。手前の黒い部分は宝永山
今日はお天気に恵まれて最高の登山日和です♪
2024年05月18日 09:01撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 9:01
東には相模湾と左上に江ノ島も見えます。手前の黒い部分は宝永山
今日はお天気に恵まれて最高の登山日和です♪
スタートから約1時間40分、”元祖七合目山口山荘”に到着。ここでひと休み
昨年はこの辺から徐々にキツクなってきたが、今回は先週の奥穂高2日山行が効いているようで、体調は全く問題なかった
2024年05月18日 09:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 9:33
スタートから約1時間40分、”元祖七合目山口山荘”に到着。ここでひと休み
昨年はこの辺から徐々にキツクなってきたが、今回は先週の奥穂高2日山行が効いているようで、体調は全く問題なかった
元祖七合目山口山荘から西伊豆の海岸線を望む。岬がたくさん見えます
手前から大瀬崎・戸田・土肥・松崎辺りかな。手前の沼津から田子の浦の直線的な海岸線と対照的だ
2024年05月18日 09:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 9:40
元祖七合目山口山荘から西伊豆の海岸線を望む。岬がたくさん見えます
手前から大瀬崎・戸田・土肥・松崎辺りかな。手前の沼津から田子の浦の直線的な海岸線と対照的だ
登山開始から2時間20分ほどで”八合目池田館”に到着
昨年はここでヘロヘロ状態でしたが、今回は体調に変化なく順調そのもの
既に高度順応ができている模様。やっぱり奥穂山行の効果はあったと思う
2024年05月18日 10:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:08
登山開始から2時間20分ほどで”八合目池田館”に到着
昨年はここでヘロヘロ状態でしたが、今回は体調に変化なく順調そのもの
既に高度順応ができている模様。やっぱり奥穂山行の効果はあったと思う
八合目池田館より。ここで標高約3200m、先週の奥穂山頂とほぼ同じ高さです
左下には宝永山、画面中央右寄りに愛鷹山。だいぶ上がってきましたね
2024年05月18日 10:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:13
八合目池田館より。ここで標高約3200m、先週の奥穂山頂とほぼ同じ高さです
左下には宝永山、画面中央右寄りに愛鷹山。だいぶ上がってきましたね
昨年と同じく、八合目の池田館から上は山頂まで雪が繋がっていました
ここでアイゼンを装着して雪渓上を直登して行きます
2024年05月18日 10:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:23
昨年と同じく、八合目の池田館から上は山頂まで雪が繋がっていました
ここでアイゼンを装着して雪渓上を直登して行きます
山頂目指してひたすら直登します。雪質は全面シャバ雪で厳冬期のようなガッチガチのアイスはもうありません
左の岩場に夏道があり、そちらを使っている人もいました
2024年05月18日 10:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:32
山頂目指してひたすら直登します。雪質は全面シャバ雪で厳冬期のようなガッチガチのアイスはもうありません
左の岩場に夏道があり、そちらを使っている人もいました
この日の富士山上部の様子。昨年と同様に登山者はそこそこいました
こうして雪上を歩けると、岩ゴロの夏道よりも断然歩きやすくてイイ感じ♪
2024年05月18日 10:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:44
この日の富士山上部の様子。昨年と同様に登山者はそこそこいました
こうして雪上を歩けると、岩ゴロの夏道よりも断然歩きやすくてイイ感じ♪
雪渓上をサクサク登って九合目の”万年雪山荘”に到着
昨年はこの辺で頭痛がひどくフラフラ状態。あのベンチで横になっていた…
今回はさすがに息切れはするものの、体調的にそれほど問題ない感じでした
2024年05月18日 10:53撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 10:53
雪渓上をサクサク登って九合目の”万年雪山荘”に到着
昨年はこの辺で頭痛がひどくフラフラ状態。あのベンチで横になっていた…
今回はさすがに息切れはするものの、体調的にそれほど問題ない感じでした
九合目の万年雪山荘からさらに登って振り返る
いゃ〜やっぱりいいね、この高度感と雪上歩き♪
富士山ならではの壮大な景観と雰囲気。これが5月に味わえるなんて幸せだ〜
2024年05月18日 11:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 11:17
九合目の万年雪山荘からさらに登って振り返る
いゃ〜やっぱりいいね、この高度感と雪上歩き♪
富士山ならではの壮大な景観と雰囲気。これが5月に味わえるなんて幸せだ〜
九合五勺を過ぎ富士宮口頂上の直下にて。さすがこの辺になると息がキツイ💦
あの先に頂上の鳥居が見えるけど、あそこまでがとにかく長く感じる…
2024年05月18日 11:42撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 11:42
九合五勺を過ぎ富士宮口頂上の直下にて。さすがこの辺になると息がキツイ💦
あの先に頂上の鳥居が見えるけど、あそこまでがとにかく長く感じる…
小休止のたびに振り返り、この壮大な景色を眺めて気を紛らわす
山頂直下のこの辺が最後の踏ん張りどころ。ストップ&ゴーの繰り返しで少しずつ進む
2024年05月18日 11:56撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 11:56
小休止のたびに振り返り、この壮大な景色を眺めて気を紛らわす
山頂直下のこの辺が最後の踏ん張りどころ。ストップ&ゴーの繰り返しで少しずつ進む
出発から約4時間強で富士宮口の頂上に到達
昨年はフラフラで約5時間40分もかかったことを考えると、今回はペース的にも体調的にもまともに登れたと思う
2024年05月18日 12:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:04
出発から約4時間強で富士宮口の頂上に到達
昨年はフラフラで約5時間40分もかかったことを考えると、今回はペース的にも体調的にもまともに登れたと思う
こちらが富士宮口頂上の”浅間大社奥宮”。この時期はまだこれだけの雪がある
今回の積雪量は昨年のこの時期とほぼ同等か、若干多いくらいだと思う
2024年05月18日 12:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:05
こちらが富士宮口頂上の”浅間大社奥宮”。この時期はまだこれだけの雪がある
今回の積雪量は昨年のこの時期とほぼ同等か、若干多いくらいだと思う
山小屋もこの通り。入口の高さからするとこの付近の積雪は1.5m前後かな
ここだけで比較すると昨年よりも多いと思ってしまう
2024年05月18日 12:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:07
山小屋もこの通り。入口の高さからするとこの付近の積雪は1.5m前後かな
ここだけで比較すると昨年よりも多いと思ってしまう
こちらが最高所の剣ヶ峰。既にここでも富士山の山頂エリア内
でも、ここまで来たらあそこは踏みに行きますよね
2024年05月18日 12:10撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:10
こちらが最高所の剣ヶ峰。既にここでも富士山の山頂エリア内
でも、ここまで来たらあそこは踏みに行きますよね
剣ヶ峰直下のこの斜面、無雪期は断崖絶壁の火口壁だけど、雪がつくと難なく滑れそうに見える
2024年05月18日 12:16撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:16
剣ヶ峰直下のこの斜面、無雪期は断崖絶壁の火口壁だけど、雪がつくと難なく滑れそうに見える
火口を覗いてみると底への滑走者が
シャバシャバの雪とこの大斜面。好条件で気持ち良さそうに滑っていました
2024年05月18日 12:17撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:17
火口を覗いてみると底への滑走者が
シャバシャバの雪とこの大斜面。好条件で気持ち良さそうに滑っていました
ここが最後の登り”馬の背”。無雪期のここはザレて非常に滑りやすいのですが、
雪がついているとアイゼンを効かせて安定した登り降りができます
2024年05月18日 12:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:19
ここが最後の登り”馬の背”。無雪期のここはザレて非常に滑りやすいのですが、
雪がついているとアイゼンを効かせて安定した登り降りができます
馬の背を登り切り最高所の剣ヶ峰に到着です
登山者以外にもBCの方々が多数おり、結構な人で賑わっていました
2024年05月18日 12:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:28
馬の背を登り切り最高所の剣ヶ峰に到着です
登山者以外にもBCの方々が多数おり、結構な人で賑わっていました
日本最高所の標柱は昨年よりも明らかに埋まっており、ちょっとビックリでした💦
まぁでも、今回は高山病の症状もなく、まともに登れたことが一番良かったです
2024年05月18日 12:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:31
日本最高所の標柱は昨年よりも明らかに埋まっており、ちょっとビックリでした💦
まぁでも、今回は高山病の症状もなく、まともに登れたことが一番良かったです
早速撮っていただきました。ありがとうございました☆
昨年9月のバリルート”主杖流し”以来、冬も含めて通算11回目の登頂です(*^^)v
2024年05月18日 12:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:32
早速撮っていただきました。ありがとうございました☆
昨年9月のバリルート”主杖流し”以来、冬も含めて通算11回目の登頂です(*^^)v
それでは日本最高所からの山頂風景を楽しみます♪
まずは富士山に登るといつも見入ってしまう噴火口。相変わらずの大迫力
そもそも富士山はこの広大なエリア全体が”山頂”ですから、いかに巨大で他に類を見ない特別な山だということを実感させられます
2024年05月18日 12:34撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:34
それでは日本最高所からの山頂風景を楽しみます♪
まずは富士山に登るといつも見入ってしまう噴火口。相変わらずの大迫力
そもそも富士山はこの広大なエリア全体が”山頂”ですから、いかに巨大で他に類を見ない特別な山だということを実感させられます
剣ヶ峰の正面には山頂エリア東側の成就岳(左)と伊豆岳(右)
その下の火口壁の絶壁度がハンパない。まさに断崖絶壁
2024年05月18日 12:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:36
剣ヶ峰の正面には山頂エリア東側の成就岳(左)と伊豆岳(右)
その下の火口壁の絶壁度がハンパない。まさに断崖絶壁
こちらはお鉢の西側。あの先に見えるピークが白山岳
それにしても、噴火口の縁だけでこれだけの幅と広さがある
やっぱり富士山は凄い規模の山なんだと改めて思う
2024年05月18日 12:35撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:35
こちらはお鉢の西側。あの先に見えるピークが白山岳
それにしても、噴火口の縁だけでこれだけの幅と広さがある
やっぱり富士山は凄い規模の山なんだと改めて思う
この日の剣ヶ峰の様子はこんな感じ
積雪量は昨年の同時期より1mくらい多い印象
この雪で標高が上がって今日は3777mかも?(^^)
2024年05月18日 12:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:37
この日の剣ヶ峰の様子はこんな感じ
積雪量は昨年の同時期より1mくらい多い印象
この雪で標高が上がって今日は3777mかも?(^^)
こちらは先ほど登ってきた富士宮口の頂上。右の小ピークは三島岳
小屋周りは吹き溜まりとはいえ、5月中旬でもまだあれだけ埋もれている
2024年05月18日 12:40撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:40
こちらは先ほど登ってきた富士宮口の頂上。右の小ピークは三島岳
小屋周りは吹き溜まりとはいえ、5月中旬でもまだあれだけ埋もれている
残雪の山頂風景を満喫した後、ゆっくり下って行きます
この南方の壮大な景色も素晴らしい。富士宮ルートはこれがあるから良いと思う
2024年05月18日 12:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:44
残雪の山頂風景を満喫した後、ゆっくり下って行きます
この南方の壮大な景色も素晴らしい。富士宮ルートはこれがあるから良いと思う
帰り道に火口を覗くと底からスキーヤーが登り返していた
気持ち良く滑った後のこの登り返しはかなりキツそうだ💦
下界から見える富士山の外面はだいぶ雪が消えた印象だけど、火口内にはまだこれだけの雪がある。外面とは真逆の世界だ
2024年05月18日 12:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:48
帰り道に火口を覗くと底からスキーヤーが登り返していた
気持ち良く滑った後のこの登り返しはかなりキツそうだ💦
下界から見える富士山の外面はだいぶ雪が消えた印象だけど、火口内にはまだこれだけの雪がある。外面とは真逆の世界だ
こちらは山頂エリア(お鉢)の北にある”白山岳”
その下の火口壁もまさに断崖絶壁。ホントにエゲツないよね
2024年05月18日 12:50撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 12:50
こちらは山頂エリア(お鉢)の北にある”白山岳”
その下の火口壁もまさに断崖絶壁。ホントにエゲツないよね
剣ヶ峰から富士宮口の頂上に戻り、あんパン食べてひと休み♪
あぁ〜こんな天気のイイ日の登れてホントに幸せだよ〜(^^)
2024年05月18日 12:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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剣ヶ峰から富士宮口の頂上に戻り、あんパン食べてひと休み♪
あぁ〜こんな天気のイイ日の登れてホントに幸せだよ〜(^^)
5月の富士山頂を心ゆくまで楽しんだところで下山します
この日本一の高所から望む青空と駿河湾の眺望。心も晴ればれしてきます♪
2024年05月18日 13:05撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 13:05
5月の富士山頂を心ゆくまで楽しんだところで下山します
この日本一の高所から望む青空と駿河湾の眺望。心も晴ればれしてきます♪
この時間(13時過ぎ)でも、まだこれだけ登って来る人がいました
やはりこの時期の富士山の魅力を知っていれば頷けますね
2024年05月18日 13:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 13:08
この時間(13時過ぎ)でも、まだこれだけ登って来る人がいました
やはりこの時期の富士山の魅力を知っていれば頷けますね
山頂からの大斜面を滑り降りていく人たち
はぁ〜マジで気持ち良さそうだ〜〜(自分も板があればなぁ…)
2024年05月18日 13:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 13:21
山頂からの大斜面を滑り降りていく人たち
はぁ〜マジで気持ち良さそうだ〜〜(自分も板があればなぁ…)
この方もイイ感じのスピードで爽快に滑り降りてるなぁ…
そりゃそうだよね、この広大な斜面にシャバ雪だもん。気持ち良く滑れる訳だよ
2024年05月18日 13:20撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 13:20
この方もイイ感じのスピードで爽快に滑り降りてるなぁ…
そりゃそうだよね、この広大な斜面にシャバ雪だもん。気持ち良く滑れる訳だよ
板はないけど、雪渓上を真っ直ぐ下れるから気持ちイイ〜♪
やっぱりこの時期の富士山はサイコー♪ホントに来て良かったと思う(^^)
2024年05月18日 13:22撮影 by  DSC-WX350, SONY
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板はないけど、雪渓上を真っ直ぐ下れるから気持ちイイ〜♪
やっぱりこの時期の富士山はサイコー♪ホントに来て良かったと思う(^^)
快適斜面を滑走者とともに下って行く。滑ってなくても良い気分だ♪
(自分も以前はこのくらいの滑りを楽しめたけど、今はもう膝がヤバい…)
2024年05月18日 13:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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快適斜面を滑走者とともに下って行く。滑ってなくても良い気分だ♪
(自分も以前はこのくらいの滑りを楽しめたけど、今はもう膝がヤバい…)
滑走に熱中し過ぎると所々にコレがあるのでご注意を
この上ないほどの快適斜面でも、整備されたゲレンデとは違いますからね
2024年05月18日 13:25撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 13:25
滑走に熱中し過ぎると所々にコレがあるのでご注意を
この上ないほどの快適斜面でも、整備されたゲレンデとは違いますからね
快適で楽しかった雪上歩行は八合目で終了
その後は夏道を下って無事に駐車場まで帰還しました
今年も最高だった5月の富士山。来年もこの時期に再訪しようと思います
2024年05月18日 15:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 15:18
快適で楽しかった雪上歩行は八合目で終了
その後は夏道を下って無事に駐車場まで帰還しました
今年も最高だった5月の富士山。来年もこの時期に再訪しようと思います
日本一の標高や山の規模も含めて唯一無二の特別な山。それが富士山
ここ近年でますます好きになりました。これからも通い続けていきたいお山です
2024年05月18日 15:19撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 15:19
日本一の標高や山の規模も含めて唯一無二の特別な山。それが富士山
ここ近年でますます好きになりました。これからも通い続けていきたいお山です
帰りの入浴を済ませて、東名/鮎沢PAで”モツ煮定食”を戴きました。
ここのモツ煮は具だくさんで一定の満足感あり。おススメの一品です(^^)/
2024年05月18日 19:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/18 19:08
帰りの入浴を済ませて、東名/鮎沢PAで”モツ煮定食”を戴きました。
ここのモツ煮は具だくさんで一定の満足感あり。おススメの一品です(^^)/

感想

 
今年も残雪と壮大な景色を求めて5月の富士山へ。
昨年のこの時期に初めて登った残雪期の富士山。それまで夏場の大混雑や冬富士の厳しさなどは体験済みでしたが、気候が安定し雪の緩んだ富士山がこれほど心地よいものとは知らず、それを昨年5月に初めて知って以来、この時期の富士山が気になるようになっていました。
さらに自宅から車で1時間半ほどで、山行中の混雑がなく快適に登れてすこぶる景色の良いお山なのも大きな魅力です。
今季の雪山は先週の奥穂高岳登頂で終了のつもりでしたが、5月の富士山を思い出してしまい、この週末の土曜もちょうど休みで天気予報も晴れマークが出ていたので迷わず行ってきました。

当日は昨年と同様に予報通りの好天となり、さすがに5月中旬なので厳冬期のような恐怖の全面アイスバーンは一切なく、緩んだ雪渓歩きを気持ちよく楽しめました。無雪期の岩ゴロの夏道よりも遥かに歩きやすい雪渓上は本当に快適です。
体調の方も昨年は高度順応できず、八合目から上ではひどい頭痛と倦怠感に見舞われてフラフラ状態での登頂でしたが、今回は先週の奥穂山行が効いていたのか、富士宮口頂上の直下で多少息切れしたものの、それ以外は体調的に大きな変化はなく順調に登頂することができました。やはり奥穂山行のテン泊歩荷はそれなりに効果があったと感じました。

最高峰の剣ヶ峰ではひと息入れながら、5月の山頂エリアの残雪風景や雰囲気を楽しみました。
雪はあるものの気候は安定しており、程よい気温で居心地も良い中、火口の底へ気持ち良さそうに滑り降りるスキーヤー、火口から登り返す人、いつもながらの大迫力の火口壁、日本一の標高と独立峰ならではの圧倒的な高度感など、富士山ならではの景色や独特の雰囲気をゆっくり満喫できました。

富士山は「単調で飽きる」とか「二度目はもういいや」ということも聞きますが、自分にとって富士山は唯一無二の特別な山。
この山でしか見れない景色や圧倒的な高度感など、ここだけでしか味わうことができない魅力がたくさん詰まった良いお山だと思っています。

山は季節を変えて登ると全く別の顔をみせるものですが、この時期の富士山は冬富士のような全面アイスの恐怖感を味わうことなく、穏やかな気候と緩んだ雪渓の大斜面で快適な雪上歩行と壮大な景観を楽しめます。
これからもこの時期の富士山を楽しみにずっと登り続けて行きたい。そんなことを改めて感じた5月の富士登山でした。
 

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