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記録ID: 681843
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ハイキング
甲斐駒・北岳

栗沢山+仙丈ヶ岳 (北沢峠からピストン) 【本命アサヨ峰は敗退】

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月20日(月)
情報量の目安: A
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
GPS
13:13
距離
15.4km
登り
2,061m
下り
2,080m

コースタイム

1日目
山行
5:22
休憩
1:14
合計
6:36
7:49
0
スタート地点
7:49
6
11:06
11:25
99
13:04
81
2日目
山行
6:17
休憩
1:10
合計
7:27
5:49
5:54
96
7:30
7:36
64
8:40
8:47
58
9:45
10:11
48
10:59
11:25
0
11:25
93
13:05
ゴール地点
天候 19日: 晴れ → 雨 → 曇り
20日: 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:
甲府駅04:35 → 06:28(遅延6:55)広河原
(山梨交通バス 1,950円+協力金100円)
広河原07:15 → 07:40北沢峠  (臨時便)
(南アルプス市 750円)

復路:
北沢峠14:10 → 14:35広河原
広河原15:45 → 17:35甲府駅
コース状況/
危険箇所等
○道の状況
北沢峠〜栗沢山〜アサヨ峰
道は明確で道迷いの危険性は殆ど無い。
北沢峠から栗沢山までの樹林帯は、木の根の露出が多い。
濡れていると滑りやすいので、木の根には乗らないように注意されたい。
栗沢山山頂手前からアサヨ峰までは、岩稜帯。
乾いていれば、グリップ力がありが、雨に濡れると滑りやすくなる。
転倒すると、大怪我になる危険性もあるので、注意して歩かれたい。

北沢峠〜小仙丈〜仙丈ヶ岳山頂
ルートは明確で、道迷いの危険性は殆ど無い。
小仙丈から仙丈ヶ岳山頂の間、岩稜帯が2箇所ほどある。
ここも転倒すると、大怪我になる危険性もあるので、
足の置き場をしっかり確保して、注意して歩かれたい。

○登山届け
広河原インフォメーションセンターにあり。
予約できる山小屋
仙丈小屋
北沢峠 こもれび山荘
長衛小屋のテン場
さすが海の日の連休だけあって、大混雑
張る場所を探すのも一苦労でした
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長衛小屋のテン場
さすが海の日の連休だけあって、大混雑
張る場所を探すのも一苦労でした
多くの方は、甲斐駒ヶ岳に行かれました
私共は、アサヨ峰方面へ
栗沢山まで人に会うことがありませんでした
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多くの方は、甲斐駒ヶ岳に行かれました
私共は、アサヨ峰方面へ
栗沢山まで人に会うことがありませんでした
いい樹相
ジメジメしているので
4
ジメジメしているので
大きなきのこがいっぱい
3
大きなきのこがいっぱい
やがて甲斐駒ヶ岳
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やがて甲斐駒ヶ岳
そして仙丈ヶ岳が望めます

が、どちらも山頂に雲がかかっていました
そして仙丈ヶ岳が望めます

が、どちらも山頂に雲がかかっていました
森林限界を超えました
森林限界を超えました
石楠花がそこここに
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石楠花がそこここに
ミヤマセンキュウ
2
ミヤマセンキュウ
甲斐駒ヶ岳の雲が厚くなってきましたが
1
甲斐駒ヶ岳の雲が厚くなってきましたが
栗沢山の山頂には雲がかかっていません
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栗沢山の山頂には雲がかかっていません
アサヨ峰方面も雲がかかっていません

登るなら今のうち・・・
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アサヨ峰方面も雲がかかっていません

登るなら今のうち・・・
栗沢山頂直下から岩稜帯歩き
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栗沢山頂直下から岩稜帯歩き
タカネニガナ
ミヤマタネツケバナ?
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ミヤマタネツケバナ?
あと少しで
山頂です
ちょっと休憩してアサヨ峰へ

雲が湧き上がってきました
ちょっと休憩してアサヨ峰へ

雲が湧き上がってきました
ゴゼンタチバナ
トウヤクリンドウ
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トウヤクリンドウ
ミヤマアキノミリンソウ
(コガネギク)
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ミヤマアキノミリンソウ
(コガネギク)
なんて、見ている間に、仙丈ヶ岳方面からの雲に飲み込まれ、雨に
なんて、見ている間に、仙丈ヶ岳方面からの雲に飲み込まれ、雨に
アサヨ峰山頂直下の岩場
雨に濡れて滑りやすくなっています
登れそうですが、下りが怖いので、撤退しました
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アサヨ峰山頂直下の岩場
雨に濡れて滑りやすくなっています
登れそうですが、下りが怖いので、撤退しました
雨の中、下山します
雨の中、下山します
雨の樹林帯
雰囲気は、悪くないです

この日は、テントに戻って、読書三昧
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雨の樹林帯
雰囲気は、悪くないです

この日は、テントに戻って、読書三昧
翌朝
天候が回復しました
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翌朝
天候が回復しました
北沢峠から登ります
北沢峠から登ります
樹林帯
ココもいい感じ
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樹林帯
ココもいい感じ
ミヤマアキノミリンソウ
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ミヤマアキノミリンソウ
藪沢大滝ノ頭
前回は、馬ノ背から回りましたが、尾根歩きがしたいので、小仙丈ヶ岳へ
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藪沢大滝ノ頭
前回は、馬ノ背から回りましたが、尾根歩きがしたいので、小仙丈ヶ岳へ
しばらくすると背後に
鋸岳
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しばらくすると背後に
鋸岳
甲斐駒ヶ岳
栗沢山とアサヨ峰
4
栗沢山とアサヨ峰
鳳凰三山が見えました
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鳳凰三山が見えました
八ヶ岳の山頂は雲の中
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八ヶ岳の山頂は雲の中
森林限界を超えて、気持ちの良い尾根歩きに
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森林限界を超えて、気持ちの良い尾根歩きに
シャクナゲ
イワカガミ
キバナコマノツメ
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キバナコマノツメ
いい眺め
小仙丈沢カール
そして、小仙丈ヶ岳
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そして、小仙丈ヶ岳
伊那市と中央アルプス
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伊那市と中央アルプス
北アルプス方面
ゴゼンタチバナ
チングルマ!
チングルマとイワカガミ
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チングルマとイワカガミ
青空が嬉しい
山頂が見えました
藪沢カール
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山頂が見えました
藪沢カール
山頂は大混雑ですね
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山頂は大混雑ですね
ミヤマダイコンソウ
3
ミヤマダイコンソウ
イワツメクサ
仙丈ヶ岳山頂
中央アルプス
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
イワベンケイ
ハクサンイチゲ
ミヤマシオガマ
タカネツメクサ
下山します
藪沢カールの真ん中に仙丈小屋
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藪沢カールの真ん中に仙丈小屋
気持ちの良い稜線歩き
2
気持ちの良い稜線歩き
小仙丈カールともお別れ
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小仙丈カールともお別れ
甲斐駒ヶ岳
栗沢山とアサヨ峰
1
栗沢山とアサヨ峰
鳳凰三山とも暫しのお別れ
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鳳凰三山とも暫しのお別れ
下山しました

今日だけでも晴れてよかったです
アサヨ峰は再チャレンジを誓いました
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下山しました

今日だけでも晴れてよかったです
アサヨ峰は再チャレンジを誓いました

感想

以前より気になっていた早川尾根。
当初の計画は、この尾根の縦走だったのですが、シゴトの影響で日数短縮を余儀なくされ、北沢峠にテン泊して、アサヨ峰と仙丈ヶ岳か甲斐駒ヶ岳をピストンで登ることに。

しかし流石、海の日です。人の多さがハンパない。甲府からの始発バスは5台出ましたが、座れない人も。北沢峠へのバスのダイヤも無いようなもので、臨時便を増発して、登山客をピストン輸送。広河原の発券所の前には、長蛇の列でしたが、ラッキーなことに、待ち時間が殆どなく、北沢峠へ。

テントも河原の水辺に近いトコですが、何とか張ることができて、山行開始。
今回のメインである未踏のアサヨ峰を目指します。栗沢山までは、いい天気。甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳などは、山頂に雲が掛かっていましたが、栗沢山、アサヨ峰には雲がなく、今の内にアサヨ峰へ・・・と行動を起こした途端、仙丈ヶ岳から黒い雲が湧きあがり、あっという間に雨になりました。
直ぐにレインスーツを着用。アサヨ峰を目指しましたが、濡れた岩が滑りやすく、特に山頂直下の岩場の帰路(下り)に不安を感じ、眺望の無いピークに危険を感じながら行く必要は全くないと判断して下山、ズブ濡れでテント場まで戻りました。

翌日は、好天。
稜線歩きを楽しみたくて、馬の背を廻らず、小仙丈ヶ岳を経由して山頂をピストン。
花を見ることが出来ませんでしたが、眺めが良く、気分のよい山歩きとなりました。

帰りの広河原発甲府行きのバスは、1時間半待ち。10台目のバスに乗り、帰路に就きました。

アサヨ峰未踏が心残りですが、好天の時に再チャレンジして、
栗沢山〜アサヨ峰の開放感のある岩稜帯歩きを楽しもうと思っています。

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コメント

南ア お疲れ様です。
  月曜日帰宅したらtackerqさんの南アの計画があったのでビックリしたのですが、ニアミスでしたね。もし広河原へのバスが定刻通りで、北沢峠に早い臨時バスで移動されていたら、林道を歩くちょっと怪しいハイカーが見えたかもしれません。
 初日は雨風ともに激しかったですね。二日目は仙丈ヶ岳方面は晴れているのが見えましたが、大混雑していたんですね。写真を見てビックリしました。
 写真といえば、風景も高山植物の写真もどれも素敵ですね。撮影技術が高い人が羨ましいです。
2015/7/24 0:10
Re: 南ア お疲れ様です。
 GreenDayさん、こんばんは!
谷川岳に続いて、今回もかなり接近していたのですね。
イヤ驚きました。
しかし、GreenDayさんの歩かれたルートは、メジャーではないので、静かな山行が楽しめそうですね。
私もこの南アルプス林道歩きは好きですが、早朝からこの林道歩きをしているハイカーをあまり見ないのでお見掛けしたら覚えているかも。

 7/19は、今にも泣き出しそうな天気。降り始めたら、激しい雨。
こちらは稜線にもかかわらず、風が強くありませんでしたが、それでも右の靴の中はズブ濡れ。レインスーツの中は雨か汗か判らないもので、びしょ濡れに・・・。幸いにも着替えを、長衛小屋のテントにデポしていたので、下山後に着替えできましたが、GreenDayさんは、もっと大変な状態だったようですね。
お疲れ様でした。

 7/20は、前日の雨ですっかり気力が萎えたパートナーの尻をたたいての仙丈ヶ岳でしたが、お蔭様の好天で、パートナーともども気分よく歩けました。

 写真は、風景も花もまだまだ・・・実は、沢山撮って、良さげなモノを載せているんです。
一発で思い通りの写真が取れるようになりたいです。
2015/7/25 0:55
微妙なニア
tackerqさん、こんにちは。

お二人が長衛小屋からアサヨ峰へ進まれているころ、向かい?の嶺朋尾根からその稜線を眺めていました。
同日同山域、初めてですね。

アサヨ峰がメインなところがシブイ!
突然の風雨には参りましたね。好判断さすがです。

うちは日帰りでしたが、tackerqさんチームは2日目で報われてよかったですね
2015/7/24 11:53
Re: 微妙なニア
mmgさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

ホント、あの日同じ山域にいらしたのですね。
そして、北岳初登頂が嶺朋尾根ですか。
mmgさんこそ、シブイ・・・というか趣向を凝らした山行計画に脱帽です。

この日は、稜線に上がるまでは晴れていたのに、出た途端に、雨。
風雨が強まる中、北岳に登頂されたとは、スゴイキリョク。
こちらは、ヘタレなのですぐ諦めちゃいます。
けど、次回必ず上りたいアサヨ峰。
2015/7/25 1:13
テント?
お疲れ様でした。
この日あたりがたぶんお花がピークですね。8月に入っちゃうとトリカブトなどもう秋の花になりますからね。
テントデビューって...去年の尾瀬だったんですね。
そうするとアルプスだと今回が初めてですか?
山小屋と比べてパートナーさんのご感想は?
北沢峠ならテントは近いところにデポして空身で往復できますからね。
アサヨはまた行けば良いですよね。
2015/7/27 6:59
Re: テント?
photogさん、こんにちは!

私ももう少しお花が見られると思っていたのですが、種類はともかく、量がそれほど見られなかった・・・という印象です。
馬の背経由で歩けば、もう少しお花も見られたのかもしれませんが、やっぱり、今年は花が早いのか。

テント設営は、自宅付近以外では2回目です。
持って上がらない、ベースキャンプ方式からまず慣れようと思い、尾瀬に続いて、北沢峠。
パートナーは、「テントはテント、山小屋は山小屋の良さがある」ということで、楽しんでおり、率先して食当を務めてくれます。
相変わらず「ドライ」、「レトルト」ですが。。。
今回は、雨に恵まれ(?)、雨の日の対応訓練もできました。
ゆっくりですが、楽しみながら投資を回収します。

コメントどうもありがとうございました。
2015/7/27 14:55
プロフィール画像
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