旭岳〜間宮岳〜中岳分岐〜裾合平
- GPS
- 09:14
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 915m
- 下り
- 899m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
道道1140号線を旭岳温泉方面に向かい忠別ダム湖の横を通り、50分ほどで旭岳ロープウェイ駅に到着。 ロープウェイ駅の駐車場は有料、その少し手前にある公共の駐車場は無料。 5:50到着時点で7〜8割ほど埋まっていました。 ロープウェイ往復2,900円がモンベルの会員証を出すと300円引きになります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険なところ、道に迷うようなところはありません。所々にロープを張ってわかりやすくしてあります。 旭岳から御鉢平へ向かう裏旭の急な下りは、ずるずる滑りやすいので注意が必要です。その下にある雪渓の急斜面はストックを使って登山靴で滑って降りることができるのでとても楽しいです。(新雪を滑るように重心を後ろに傾けると上手く滑れます) |
その他周辺情報 | 道道1140線沿いの東川町に「モンベル大雪ひがしかわ店」あり。 旭岳温泉の「湯元勇駒荘」で日帰り入浴しました。700円です。ぬるめの浴槽があり、お湯がとてもやわらかく、足の疲れが良く取れます。 ちなみに、「勇駒荘」はソチオリンピックのスノーボードで銀メダルを取った竹内智香選手の実家です。 |
写真
感想
北海道に生まれ育ち、子供がまだ小さい頃に家族で姿見ノ池や黒岳に登ったことはありましたが、今回本格的に旭岳に登ってあらためて大雪山の雄大さ、お花畑の美しさに感動しました。
アイヌの人がカムイミンタラ(神々が遊ぶ庭)と呼んだ理由が良くわかるような気がします。(ちなみに本当の意味は、アイヌにとって神とはヒグマのことであり、「ヒグマの遊ぶ所」という意味のようです)
姿見ノ池周辺でもたくさんの高山植物を見ることができます。エゾノツガザクラ、チングルマ、イワウメ、エゾコザクラ、キバナシャクナゲ、メアカンキンバエなどなど。
旭岳の頂上に向かって登っていくと、南側遥か彼方に王冠(トムラウシ山)が少しずつ顔を出してきて、あれが「遥かなるトムラウシ」かと思いながら登っていきます。
そのずっと先には少し雲がかかっていましたが十勝連邦を、少し右側には芦別岳・夕張岳を望むことができました。
頂上にはたくさんの人が休んでいて、さすが人気の山だなという感じです。
そこから裏旭を下って御鉢平の方へ向かいますが、雪渓を過ぎた裏旭キャンプ地周辺にはキバナシャクナゲやエゾノツガザクラなどのお花畑が広がっていました。
そこから間宮岳へと登っていきますが、途中にはたくさんのお花畑があり、花好きの方には目が離せません。吾輩も写真を撮るのに忙しくてなかなか先に進むことができませんでした。
間宮岳付近で御鉢平とその周辺の山々を一望することができ、本当に雄大の一言に尽きます。
中岳分岐付近で出会った登山者の方が「これだこれだ、やっと見つけた。本州では3000m級の山へ行かないと見れないんだよな」と言って「クモマユキノシタ」を教えてくれました。ほんとに可憐でかわいい花ですね。初めて見ました。
今回エゾコザクラを初めて見たのですが、コスモスのイメージを持っていたので、もっと大きな花だと思っていたら1円玉位のかわいい花だったのですね!
今回の登山では花の写真を撮るのが忙しくて、標準タイムを大幅にオーバーしてしまい、6:40に登山を開始して姿見駅に帰ってきたのは16:00でした。
多くの登山者が大雪に魅了されるのが良くわかりました。
今度また、どこに登ろうかなって考えてます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する