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Yamareco

記録ID: 8604995
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大雪山

旭岳-トムラウシ山縦走

2025年08月23日(土) 〜 2025年08月25日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
22:37
距離
43.4km
登り
2,320m
下り
3,274m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:04
休憩
0:05
合計
5:09
距離 10.3km 登り 975m 下り 580m
11:45
1
スタート地点
11:46
11:47
17
12:04
12:05
87
13:32
10
13:42
13:44
25
14:43
14:44
3
14:47
29
15:16
10
15:26
57
16:23
31
2日目
山行
7:16
休憩
0:45
合計
8:01
距離 16.7km 登り 636m 下り 933m
6:41
118
8:39
8:40
43
9:23
9:40
41
10:21
10:22
49
11:11
11:25
75
12:40
12:51
8
12:59
13:00
33
3日目
山行
8:31
休憩
1:11
合計
9:42
距離 16.4km 登り 709m 下り 1,761m
5:37
5:41
30
6:11
6:12
5
6:17
6:18
29
7:26
29
7:55
8:57
20
10:01
10:02
30
10:32
43
11:15
11:16
85
12:41
44
13:25
13:26
68
14:37
天候 1日目:旭岳-白雲岳 キリ(爆風)のち晴れ
2日目:白雲岳-ヒサゴ沼 晴れのちキリのち晴れ
3日目:ヒサゴ沼-トムラウシ山 キリのち晴れのち曇りのち雨

ヤマテンとウェザーニュース(課金)を参考。ほぼ的中。
ヤマテンは晴れやキリ、雨などの時間帯を参考にした
ウェザーニュースは、時間ごとの雨量や風速を参考にした
ただし、毎日刻々と予報は変化する。電波のあるところで確認するのが確実。
電波の入りやすい2日目は概ね的中の印象。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車 飛行機
行き
伊丹空港-旭川空港 直行便
予定通り到着+預かり荷物がなければ、空港コンビニでガス缶購入して10時のバスにギリギリ間に合う。
しかし、ザックを預かりにするとバスには間に合わない。

今回旭川空港から旭岳ビジターセンターへの経路は、ご一緒したご夫婦のご好意でレンタカーに乗せて頂いた。
タクシーならば38キロで約12000円かかる。定額タクシーはない。

帰り 
東大雪荘からのバスは8月中旬で終了。そのため、8/26は送迎バスで新得駅まで送ってもらった。10時半ごろ到着。
そこから11時過ぎのJR特急に乗り、帯広駅に到着。バスのチケットセンターで空港までのリムジンバスにのり帯広空港へ。
帯広から羽田空港、乗り換えして羽田空港から伊丹空港に行った。
羽田空港の混雑のため、帯広空港の飛行機が15分遅れた。そのため、17時羽田着、17時35分発の乗り換えだが、17時15分に羽田到着となった。
たまたま伊丹行きが10分遅れの17時45分発となったが、到着ゲートと伊丹発へのゲートが羽田空港の真反対のため、走って移動し、17時30分ごろ、搭乗口に到着のギリギリ振りだった。乗り換えは1時間確保して18時の便のほうがよかった。
コース状況/
危険箇所等
白雲岳避難小屋からヒサゴ沼避難小屋まで、ヒグマ注意のルート
ルートは水の通り道のため、道は泥が多い。また背の高さまでハイマツ等があるため、朝露で下半身が濡れやすい。
スパッツやレインパンツ着用して濡れないように留意した。
その他周辺情報 トムラウシ山下山:東大雪荘
1日目の記録の写真が登録できないため2日から登録。
白雲岳避難小屋
2025年08月24日 05:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/24 5:36
1日目の記録の写真が登録できないため2日から登録。
白雲岳避難小屋
道は泥となる。
2025年08月24日 07:28撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/24 7:28
道は泥となる。
藪漕ぎ。スパッツとレインパンツ、レインウェアを着て濡れないようにした。
2025年08月24日 07:38撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/24 7:38
藪漕ぎ。スパッツとレインパンツ、レインウェアを着て濡れないようにした。
キリで見晴らしない。つらい。
2025年08月24日 08:35撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/24 8:35
キリで見晴らしない。つらい。
霧が晴れて五色岳がみえる。見晴らしが良くなるとやる気がおきます。
2025年08月24日 10:13撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/24 10:13
霧が晴れて五色岳がみえる。見晴らしが良くなるとやる気がおきます。
あのまっすぐな稜線を進むと思うと、感動できる。
2025年08月24日 10:14撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/24 10:14
あのまっすぐな稜線を進むと思うと、感動できる。
化雲岳
2025年08月24日 10:33撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/24 10:33
化雲岳
トムラウシ山が見えてきた。
2025年08月24日 11:43撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/24 11:43
トムラウシ山が見えてきた。
2025年08月24日 12:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/24 12:36
ヒサゴ沼避難小屋から3日目スタート
2025年08月25日 04:54撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/25 4:54
ヒサゴ沼避難小屋から3日目スタート
雪渓を進んでヒサゴ沼の分岐までいく。チェーンスパイク不要。
2025年08月25日 05:20撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 5:20
雪渓を進んでヒサゴ沼の分岐までいく。チェーンスパイク不要。
2025年08月25日 05:41撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 5:41
ヒサゴ沼避難小屋がみえる。
2025年08月25日 06:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 6:00
ヒサゴ沼避難小屋がみえる。
天沼
2025年08月25日 06:09撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 6:09
天沼
トムラウシ山から下がってきたところ。オプタテシケ山方向の縦走路がみえる。
2025年08月25日 08:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 8:56
トムラウシ山から下がってきたところ。オプタテシケ山方向の縦走路がみえる。
2025年08月25日 09:08撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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8/25 9:08
トムラウシ公園あたり
2025年08月25日 10:03撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/25 10:03
トムラウシ公園あたり
東大雪荘でゴール
2025年08月25日 14:36撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/25 14:36
東大雪荘でゴール
撮影機器:

装備

備考 スパッツ

感想

メジャールートなのに、縦走レコはあまりないので詳しく記載してみた。
ポイントは低体温症にならないように装備を整えたり、天候に留意すること。

1日目
旭岳と北海岳は天気予報のキリで風速17から20m/s予報通りの爆風。ストームクルーザージャケットとソフトシェルを重ねて冷えを防止した。
風にしても霧にしても、気温(11.5度くらい)にしても、体を冷やす要因がたくさんあるので、濡れないように保温することに留意することが重要だと思う。
これが雨が降って、強風ならば低体温症リスクから山行中止にしたと思う。1ミリ程度の霧雨なら山行を実行するが、本降りで強風ならば中止が無難だとおもう。
森林限界が低く、遮るものがなく、まともに風や水分が自分の体に当たる。気象リスクの影響を受けやすいルートだと思う。


2日目
白雲岳避難小屋からヒサゴ沼避難小屋の間に、遠くにヒグマを確認できた。こちらに興味はなさそうで、そのまま進んだ。特に問題はなかった。藪漕ぎ多く、ウェアが濡れないように注意。レインパンツは装着した方がよい。スパッツのみだと、太ももや腰あたりも濡れてしまう。雨明けならば、スパッツも併用したほうが、靴のなかに泥や水が入り込まないと思う。上半身はハイマツの濡れ具合で脱着した。平ヶ岳を抜けたあたりから見晴らしが良くなり、感動。


3日目
トムラウシ山の北沼あたりでキリが晴れてきた。
山頂で見晴らしがよくなった。
旭岳から、トムラウシ山までの経路が追跡できて感動、オプタテシケ山から美瑛富士への縦走路が一望できて感動、遥か先の富良野方向が見えて感動、道東方向の山々が見えて感動と来た甲斐があった。なんと1時間近く、山頂にいて風景を眺めていた。こんなことは初めてだった。

そして、ここから長い下山道。13キロくらいを5時間半くらいかかって下山した。このルートも風の影響が強く、長く、大変だった。天候が悪い時は行きたくないルートだった。
スタートから8時間ぐらいの温泉分岐あたりで2リットル近くザックにいれた水がなくなった。コマドリ沢で補給が必要だった。ハイドレーションは残りの水の量がわからず、いきなりなくなるので注意が必要。

行く前の天気予報は1日目がキリ雨、2日目がキリのち晴れ、3日目が晴れで、もし天候が崩れても、ルートを歩いた経験だけでも得られれば良いかと思っていた。しかし、やはり晴れた方が景色を見ることができて感動するし、やる気もでる。やっぱり晴れた方がいい。前後の天気もあまり良くなく、運がよかった山行だった。

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無雪期ピークハント/縦走 大雪山 [日帰り]
十勝岳〜旭岳
利用交通機関:
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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