聖岳(便ガ島から往復)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 2,494m
- 下り
- 2,497m
コースタイム
- 山行
- 9:34
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 10:30
- 山行
- 3:44
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 3:50
天候 | 7月24日 曇り時々晴れ 7月25日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
便ガ島〜西沢渡 2か所ほどある崩落地を慎重に通過する以外は、遠山川の流れを見ながら、歩きやすい林間の遊歩道を進みます。最初はかなり下方に流れが見えますが、西沢渡で同川を渡ることになります。西沢渡では、川の水量が多かったため、人力の籠に乗って川を渡りました。ロープを引っ張って進むのですが、かなり大変で力を要します。男2人で引っ張りながら進みましたが、対岸に到着するころにはかなり疲れてしまいました。 西沢渡〜薊畑分岐 本格的に登山道が始まります。南アルプスらしい森の中をひたすら登り続けます。特に、造林小屋からしばらくは急登が続きますし、ロープ等が設置された細い道等も所々あるため、浮いた岩や滑る木の根に気を付けながら慎重に歩く必要があります。2000メートルを超えてくると、次第に斜度が緩み、苔むした山道を進むと、やがて薊畑分岐に到着します。 薊畑分岐〜小聖岳 薊畑分岐から視界が開け、天気のいい日は、東南部の山々が見えますし、お花畑も広がっており、周囲の風景を楽しみながら快適に進み続けることができると思います。やがて森林限界を越えて少し進むと、小聖岳に到着します。小聖岳からは、これから登る聖岳を眼前に眺めることができます。 小聖岳〜聖岳山頂 ガレた痩せ尾根を進んで、聖岳山頂直下に取付きます。山頂まで最後の登りとなりますが、ザレザレの急登となりますので、思った以上に時間がかかりますし、かなりしんどいです。また、降る際にも、転倒したり落石を起こす可能性がありますので、急がず慎重に進む必要があります。 |
その他周辺情報 | かぐらの湯に行こうと思ったのですが、営業開始時間までかなり間がありましたので、飯田市街に戻り、飯田城址隣にある旅館天空の城の日帰り温泉入浴に行きました。(大人800円) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
グローブ
トレッキングポール
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
薄手手袋
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
筆記用具
地図
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
|
---|
感想
南アルプス聖岳に登ってきました。南アルプスに登ったことがあるのは、これまで、交通アクセスのいい北部の山ばかりで、南部の山は、時間的にも(経済的にも)体力的にも無理だなーと思っていたのですが、聖岳は、長野県側から登山口まで車で入れることを知り、いつか登ってみたいと思っていました。しかし、アクセスする林道は、崩落などで頻繁に通行止めになる悪路であることを皆さんのレコなどを見て確認していたし、出発当日までは、台風12号の動き次第では天気がどうなるかわからなかったので、聖岳方面が×だった場合の代替山行案なども考えるなどはらはらしましたが、結果として、無事山行することができました。
最近の山行は、天気がイマイチなことが多く、雨でなくてもガスっていて、せっかく登っても景色を全く楽しむことができずにストレスがたまりがちでした。今回の山行も最初は、「またか!」という感じでしたが、山頂に近付くにつれ、強風によるガスの切れ間に山が見えるようになり、頂上からは、赤石岳方面の景色も見ることができ、久々に見た雄大な山の風景にとても感動しました。翌日は、天気はさらに回復する見込みで、実際、夜明け前から薊畑分岐まで登った際、北方の山の稜線が赤く染まり始めているのを見て、小聖岳まで登れば、昨日すっきり見えなかった聖岳の姿がきれいに見えるのではないかと、連れに提案しましたが、もうそこまで登る元気がないとの回答でしたので、残念でしたが下山することにしました。
とは言え、山頂から素晴らしい景色を楽しめたことは確かですし、平日の南アルプスは比較的人が少なく、人があふれているよりは静かな山行が好きな私にとって、登山自体を十分楽しむことができました。
聖岳は、いつかまた必ず来てみたいと思える山の1つとなりました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
ayasukeさん、おはようございます。
聖岳、お疲れ様でした。
確かに登山道よりアプローチの林道に不確定要素が多い山ですよね。
この夏に予定しているんですが、貴殿のレコを参考にさせて頂きます。
やはり勢いだけで行かないで、直前にアプローチ道の確認などが必要そうですね。
pathoさん、ご無沙汰しております!
いつも興味深くレコを拝見させていただいております。
聖岳楽しんできて下さい。天気がいいと、南アルプス南部の山々や富士山を見渡すことができる、いい山だと思います。
登山口までの林道は、かなりの悪路で、道はぼこぼこ、落石ごろごろ、川になっている状態の部分を越えたりし、しかも長く走り続けなければなりません。帰りは、対向車とのすれ違いにも苦労しました。
多量の雨が降った後は、要注意だと思います。
ただ、車高のある車で来た方がいいと思われますが、軽自動車やコンパクトカーできている人もいました。
事前に遠山郷観光協会のホームページをチェックたり、電話して状況を確認して判断することをお薦めいたします。
安全登山で、ぜひ楽しんできて下さい!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する