北岳 天候と花々に恵まれてのテント泊でした

2015年07月25日(土) 〜 2015年07月26日(日)

• GPS: 35:00
• 距離: 70.1km
• 登り: 2,320m
• 下り: 3,622m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 0:26
• 合計: 7:01

6:20 広河原インフォメーションセンター
6:25 6:27 広河原山荘
6:36 6:36 白根御池分岐
8:37 8:37 二俣
11:29 11:38 八本歯のコル
12:09 12:23 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
12:58 12:59 トラバースルート分岐
13:21 北岳山荘

2日目

• 山行: 9:19
• 休憩: 1:23
• 合計: 10:42

6:38 北岳山荘
7:14 7:17 トラバースルート分岐
8:10 8:30 吊尾根・北岳山荘トラバース道分岐
8:45 8:46 八本歯のコル
10:52 11:41 二俣
12:56 12:56 広河原インフォメーションセンター
12:58 12:58 精進ヶ滝
13:03 13:03 広河原インフォメーションセンター
13:17 13:18 白根御池分岐
13:26 13:27 広河原山荘
13:30 13:30 広河原・吊り橋分岐
13:36 13:44 広河原インフォメーションセンター
17:20 ゴール地点

2日目の下山完了は13：44です。
花見しながらのゆっくりなので下山は7時間です。

天候

快晴　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芦安よりジャンボタクシー（9人乗り）往復￥2400
10台以上のタクシーが出ますが4：30には満車でした
辛うじて最後のタクシーに乗ることが出来ました
夜叉神峠のゲートが開くのは5：30なのでゲート前にタクシーが並びます

コース状況／危険箇所等

特別危険と感じる処は有りませんでした
一番怖かったのは帰りのジャンボタクシーの運転者さんの運転でした！
下山後のタクシー待ちも手際が悪く、かつ炎天下での待ち時間は熱中症にかかりそうでアイスを買って凌ぎました。周りには木陰もいっぱい有るのですから関係者の配慮をお願いしたいと多くの登山者が思ったのではないでしょうか

その他周辺情報

芦安のバス乗り場の「南アルプス温泉ロッジ」にて入浴￥700

写真

7/25 4:33

4：30
芦安から広河原までの一番のジャンボタクシーです
混みこみで乗れない人もいっぱいでした

7/25 6:21

6：20
北岳を正面に見ながら歩き始めます

7/25 8:00

大樺沢の花たち
先ずは「ミス夏山」ことミヤマハナシノブ
大樺沢には盛りでした

7/25 8:00

クルマユリ

7/25 8:07

ホタルブクロ

7/25 8:11

見上げればいつも北岳

7/25 8:27

ミヤマハナシノブの薄水色がさわやか

7/25 8:27

矢車草の蕾たち

7/25 8:41

振り返れば鳳凰三山

7/25 8:47

ミヤマハナシノブ群生

7/25 9:00

ミヤマナデシコ群生

7/25 9:01

ミヤママンネングサ

7/25 9:04

ミヤマタンポポ

7/25 9:07

イワオウギ

7/25 9:26

振り返っては鳳凰三山を楽しんでいた内は良かったけれど・・・

7/25 9:44

何だか疲れ方がいつもと違います
多分先週の八ヶ岳以来の睡眠不足が祟っているのでしょう・・・

7/25 10:10

7/25 10:23

7/25 10:54

一昨年にはこの梯子は平気でしたが・・・

7/25 11:02

今日は本当にきつい！

7/25 11:26

時々立ち止って一息つきます

7/25 11:27

アッ！甲斐駒だ！

7/25 11:27

甲斐駒ケ岳と八ヶ岳がうれしい

7/25 11:27

鳳凰三山も嬉しい
少しだけ元気が出ます

7/25 11:36

ミネウスユキソウ

7/25 11:37

八本歯のコル

7/25 11:39

八本歯のコルから
ボーコン沢頭方面

7/25 11:42

チシマキキョウの向こうには間ノ岳

7/25 11:42

富士山も見えてきました

7/25 11:43

7/25 12:18

7/25 12:19

北岳山荘が見えてホッとします

7/25 12:21

7/25 12:22

山頂には立ち寄らず山荘に向かいます

7/25 12:26

疲れ切ってしまったのでテント場確保のために山友には先に山荘に行ってもらいます
私はゆっくり休憩してから一人でのんびり歩かせていただきました
わがまま登山でごめんなさい

7/25 12:29

タカネヒゴタイはまだ蕾でした

7/25 12:29

キンロバイ

7/25 12:36

タカネイブキボウフウ
蕾の赤色がきれいです
トラバース道を歩いていて仲良しになった青年に「ミヤマウイキョウ」と伝えてしまいました
ごめんなさい

7/25 12:40

タカネツメクサ

7/25 12:47

ハクサンフウロ

7/25 12:47

仲良しになった二人連れの青年に「エーデルワイス」とも呼ばれるらしいと伝えたら即、「え〜でるわ〜いす〜」と唄ってくれました（笑）

7/25 12:52

ミヤマクワガタに逢えました！

7/25 12:57

タカネナデシコとイブキジャコウソウ
二人の青年が私のことを「ナデシコのよう」と言ってくれたので「あなたたちの奥さんはナデシコの蕾のようでしょうね」とお返しして笑い転げたりして楽しかった！

7/25 13:02

ミヤマオダマキ

7/25 13:08

キタダケソウが金網で保護されています

7/25 13:08

山荘が間近です
私たちのテントはどこかな〜なんて・・・
早く背中の荷物を降ろしたい（軽くしていただいたのに）

7/25 13:09

シオガマやらイワベンケイやら咲き乱れています

7/25 13:09

ハイマツの雄花

7/25 13:14

ハクサンイチゲの咲く道

7/25 13:14

タカネヤハズハハコ

7/25 13:14

イワベンケイ

7/25 13:47

やっと山荘到着！！
今夜の我が家からの風景です

7/25 14:01

先ずはカンパ〜イ！
昨年の今頃にも北岳肩の小屋泊にて乾杯しコップ半分のビールで酔ってしまったことを思い出して私は自粛しました・・・
一口だけがおいしかった〜

7/25 14:19

北岳山頂と我が家

7/25 15:04

テントの後ろには仙丈ケ岳！

7/25 15:05

中央アルプスも！

7/25 15:05

7/25 15:06

7/25 15:07

コケモモ

7/25 15:12

チシマギキョウ

7/25 15:12

タカネツメクサ

7/25 15:13

7/25 15:15

アオノツガザクラ

7/25 15:17

山荘入口には「本日は布団一枚に3名様」との張紙が！
疲れたけれどテントで良かった〜
山友に感謝です

7/25 15:20

テントの前に
トウヤクリンドウ

7/25 17:20

静かに、しずかに一日が終えようとしています

7/25 17:20

7/25 18:12

7/25 18:13

7/25 18:35

7/25 18:35

7/25 18:35

7/25 18:37

7/25 18:40

7/25 18:42

我が家と富士山

7/25 18:47

仙丈ケ岳に陽が沈もうとしています

7/25 18:48

7/25 18:52

夕日に輝く北岳

7/25 18:58

7/25 19:00

7/25 19:01

7/25 19:05

何を想う・・・

7/25 19:12

7/26 4:37

2日目の朝
4：37　我が家の窓から

7/26 4:37

7/26 4:38

7/26 6:17

仙丈ケ岳

7/26 6:17

中央アルプス

7/26 6:17

そして北岳

7/26 6:18

7/26 6:18

7/26 6:20

乗鞍方面

7/26 6:20

北アルプス

7/26 6:24

間ノ岳と北岳分岐
今回はどちらの山頂も踏みません

7/26 6:37

下山とします
この辺りでテントを張っていた二人の青年とばったり
ありがとう、お元気で！

7/26 6:42

アオノツガザクラ

7/26 6:44

ハクサンイチゲと富士山

7/26 6:52

タカネツメクサと富士山

7/26 6:46

7/26 6:48

7/26 6:52

7/26 6:54

7/26 6:54

7/26 6:55

チシマギキョウと富士山

7/26 6:55

7/26 6:58

7/26 7:01

7/26 7:02

7/26 7:06

シコタンソウ

7/26 7:07

7/26 7:10

キンロバイ

7/26 7:10

7/26 7:12

イワベンケイと富士山

7/26 7:15

キタダケヨモギと富士山

7/26 7:17

ミヤマトリカブト

7/26 7:19

7/26 7:19

7/26 7:20

7/26 7:21

7/26 7:23

7/26 7:24

イブキジャコウソウも盛んです
伊吹山も今頃はピンクに染まっているのでしょうか

7/26 7:25

ミヤマミミナグサ

7/26 7:28

7/26 7:29

シナノキンバイとハクサンイチゲ饗宴

7/26 7:30

シナノキンバイ

7/26 7:31

クロクモソウ

7/26 7:32

イブキトラノオ

7/26 7:33

7/26 7:33

コメススキ

7/26 7:34

ハクサンフウロ
黄色のカンチコウゾリナもいっぱいでした

7/26 7:37

タカネナデシコ

7/26 7:38

7/26 7:38

7/26 7:40

ひっそりとアカバナ

7/26 7:42

キンロバイと富士山

7/26 7:43

ミヤマムラサキ

7/26 7:50

グンナイフウロ

7/26 7:50

7/26 7:58

北岳山荘と八本歯のコルの分岐まで戻りました
山荘からここまで1時間30分の花々鑑賞ハイキングでした
今回は山頂には立ち寄りません

7/26 8:14

7/26 8:24

7/26 8:25

鳳凰三山の後方には八ヶ岳です

7/26 8:25

バットレスには人の姿が！
どんな気分でしょうか

7/26 8:26

左の方には御池小屋が見えています

7/26 8:35

7/26 8:40

大樺沢をピストンです
梯子の脇のオンタデが緊張を和らげてくれます

7/26 8:42

いっぱい、いっぱい楽しませてくれた富士山に
ありがとう、さようならです

7/26 8:46

タカネビランジ

7/26 10:47

イブキトラノオやシシウド達の花畑

7/26 10:49

7/26 11:40

オトギリソウ

7/26 11:41

ミソガワソウ
シソ科なので茎が四角です
山友に「ラショウモンカズラ」と伝えてしまいました
ごめんなさい

7/26 12:12

センジュガンピ

7/26 12:51

ホソバハナウド

7/26 12:51

7/26 12:54

シモツケソウも樹林帯を明るくしてくれていました

7/26 13:08

御池小屋との分岐まで下りました

7/26 13:29

無事に広河原到着
暑いです
温度計は29度でした

撮影機器：

IXY 140 CANON

Optimus Vu L-06D docomo LGエレクトロニクス

感想

ken222

登山道に咲く花たちに励まされて歩きました。
山頂では刻々と微妙に色合いを濃くして夕日に染められていく山々に囲まれて・・・。
期待通りの風景の中でまったりとした極上の時間を過ごすことが出来ました。

間ノ岳まで足を伸ばすつもりの今回の山行でしたが久しぶりのテント泊にぐったりで、ヘタリでビビリの私はさっさと計画変更でした。
間ノ岳に充てるつもりだった時間を花々鑑賞に充てるのだと。嫌な顔もしないで賛同してくれた山友に感謝！おかげさまでトラバース道だけでも2倍以上の時間を花見しながら下山できました。


ただ、ただ何も考えずに山々を眺めていた時間・・・
いっぱいの花たちと向かい合っていた時間・・・
こういう時間を幾度か重ねながら人は自分の運命をスゥーと受け入れるようになるのではと・・・。

大勢の登山者で賑わっていましたが頑張って登ってきた人々全員に至福のひとときをもたらしてくれた北岳にありがとうです。
そして重い荷物を背負ってくれた山友に感謝の二日間でした。

コメント

touryou

花と景色と青年と・・・
今回も素敵な出逢いがあったみたいですね(^.^)

お久しぶりです！　長期”入院”から戻ってきた様ですね
”入院”生活中も辛かったでしょう・・・
いつもある物が無いってだけで　ストレスになっちゃいますからね(^_^;)

しかし北岳は　そんなストレスも吹っ飛ばしてくれましたか！
（北岳も　来ただけにならなくて良かった(^.^)

やっぱ山はいいですね(^.^)　
これからも素敵な山行が出来るよう　北陸から祈っております(^.^)

　　　どうぞお気をつけて　いってらっしゃい(^o^)／

ken222

Re: 花と景色と青年と・・・
turyouさん　コメントを有難うございます。

うだるような酷暑とはこの頃のことを言うのでしょうか・・・
北岳山荘のテント場で羽毛のジャケットなど5枚も重ね着して、脚も寒くて雨具のズボンまで履きこんで寝袋に頭からすっぽりと潜り込んで寝たのがうそのようです。
来週は少しまとまった時間が取れそうなのでまたまたどこかへ逃げようかなと思ったりしています。

パソコンが戻ったので気持ちが楽になりました。慣れないスマホで何とかできるようになったのは天気予報の検索でした。必要に迫られれば少しは使えるようになるものですね・・・。やれやれでした・・・。