記録ID: 6856834
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳旭岳・東稜ルート敗退(日帰り)
2024年05月27日(月) [日帰り]
山梨県
greenpower
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 921m
- 下り
- 921m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 10:47
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 11:20
5:10
0分
スタート地点
5:11
38分
林道ゲート
6:26
12分
本谷下降点
6:38
6:49
3分
地獄谷入口
6:52
6分
0番堰堤
6:58
7分
1番堰堤
7:05
5分
2番堰堤
7:10
3分
3番堰堤
7:13
3分
4番堰堤
7:16
11分
5番堰堤
7:27
8分
6番堰堤
7:35
14分
7番堰堤
7:49
7分
8番堰堤
7:56
26分
9番堰堤
8:22
21分
ケルン
9:23
161分
旭岳東稜取付き
12:04
12:13
93分
敗退地点
13:46
17分
旭岳東稜取付き
14:03
4分
本谷・赤岳沢分岐
14:24
11分
ケルン
14:35
6分
9番堰堤
14:41
6分
8番堰堤
14:47
3分
7番堰堤
14:50
7分
6番堰堤
14:57
2分
5番堰堤
14:59
4分
4番堰堤
15:03
3分
3番堰堤
15:06
3分
2番堰堤
15:09
6分
1番堰堤
15:15
3分
0番堰堤
15:18
9分
地獄谷入口
15:27
26分
本谷下降点
16:28
2分
林道ゲート
16:30
ゴール地点
| 天候 | 05/27(月)→くもり/雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■交通→中央道・小淵沢IC〜約30分 ■駐車台数→70台(無雪期) ■トイレ→あり。 ■水場→なし。 ■登山ポスト→なし(用紙・ペンなし) ■24時間利用→可能 ■その他→売店・観光案内所あり(無雪期) |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■美し森登山口駐車場(1,476m) 上記のアクセス欄を参照して下さい。 美し森観光案内所(登山ポストあり)・公衆トイレが利用できます(どちらも無雪期→利用可能) 悪天候なので駐車台数は登り→0台・下り→2台です。 ■林道ゲート(1,487m) 美し森登山口駐車場から約1分で林道ゲートに到着です。 地獄谷入口まで林道(県営林道川俣線)が続き、自転車 or 原付バイクで天女山分岐(片道1.90km)まで利用できます。 当日は林道ゲートの鍵と鎖が外れていました。 ■天女山分岐(1,588m) 林道ゲートから約40分で天女山分岐に到着です。 十字路の分岐点になり直進→地獄谷入口へ向かいます。 林道ゲート〜天女山分岐まで自動車1台分の道幅がありますが、天女山分岐から地獄谷入口まで熊笹が体に触れる狭い登山道になります。 ■本谷下降点(1,669m) 天女山分岐から約40分で本谷下降点に到着です。 2股の分岐(道標あり)になり左→地獄谷入口へ、右→地獄谷本谷へ向かいます。 本谷まで熊笹に覆われた薄い踏み跡の登山道になり、出合小屋〜赤沢岳分岐に合流します。 ■地獄谷入口(1,699m) 本谷下降点から約10分で地獄谷入口に到着です。 鹿の頭蓋骨と看板が目印になり、無雪期の晴天時(地獄谷入口〜出合小屋の区間)は涸れ沢を5〜6回渡渉します(晴天時→水深20cm〜30cm) 数年前の台風直後に地獄谷を訪れた時は膝〜太股の濁流だったので、降雨後・梅雨の渡渉は注意が必要です。 地獄谷入口〜赤岳沢分岐まで沢水の補給が可能です。 トレランシューズに履き替えてアプローチシューズをデポします。 ■0番堰堤(1,707m) 地獄谷入口から約3分で0番堰堤に到着です。 補助ロープ・倒木が設置された堰堤を下り、地獄谷に入渓します。 左岸→右岸へ100m渡渉して1番堰堤へ向かいます。 登り→水量0cm、下り→水量5cmです。 出合小屋まで0番〜9番堰堤を通過します(赤ペンキあり) ■1番堰堤(1,734m) 0番堰堤から約5分で1番堰堤に到着です。 0番堰堤から右岸へ渡ると2股の分岐になり左→巻き道(笹払い済み)、右→登山道(藪こぎ)です。 どちらも通過しましたが、巻き道が安心・安全・快適です。 0番堰堤(左岸)→1番堰堤(右岸) ■2番堰堤(1,733m) 1番堰堤から約5分で2番堰堤に到着です。 川幅50mの涸れ沢を渡渉しますが、どこでも渡れます(目印→ケルンあり) 2番堰堤の左岸側には岩壁があり落石に注意が必要です。 1番堰堤(右岸)→2番堰堤(左岸) ■3番堰堤(1,736m) 2番堰堤から約5分で3番堰堤に到着です。 3番堰堤の登り口が崩落していて、鉄パイプの簡易的な橋がありますが滑りやすいので注意が必要です。 2番堰堤(左岸)→3番堰堤(左岸) ■4番堰堤(1,740m) 3番堰堤から約3分で4番堰堤に到着です。 4番堰堤は手前に(新)階段、奥に(旧)階段があります。 4番堰堤の左岸側には岩壁があり落石に注意が必要です(急階段は落石の直撃あり) 3番堰堤(左岸)→4番堰堤(左岸) ■5番堰堤(1,751m) 4番堰堤から約3分で5番堰堤に到着です。 唯一の鉄パイプの堰堤になり、0番堰堤〜9番堰堤で川底が1番深い場所です。増水した場合は水深が2m〜3mになり渡渉が大変な場所です。 鉄パイプの堰堤を通過して左岸→右岸へ100m渡渉して6番堰堤へ向かいます。 4番堰堤(左岸)→5番堰堤(左岸)→右岸。 ■6番堰堤(1,763m) 5番堰堤から約10分で6番堰堤に到着です。 6番堰堤は左岸・右岸はどちらも通行可能で、通過して確認済みです(写真添付) 5番堰堤(右岸)→6番堰堤(左岸・右岸)→どちらも可能。 ■7番堰堤(1,776m) 6番堰堤から約10分で7番堰堤に到着です。 6番堰堤を通過すると左岸側・右岸側のルートが7番堰堤の手前で合流します(写真添付) 標高1,783m地点に沢沿い(増水→巻き道)をへつりますが、増水した場合は巻き道があります(写真添付) 6番堰堤(左岸・右岸)→7番堰堤(左岸) ■8番堰堤(1,794m) 7番堰堤から約15分で8番堰堤に到着です。 3mの堰堤を鉄パイプのはしごで通過しますが、年々法面のブロック壁が崩壊しているので注意が必要です。 7番堰堤(左岸)→8番堰堤(左岸) ■9番堰堤(1,807m) 8番堰堤から約10分で9番堰堤に到着です。 左岸→右岸へ100m渡渉して1番堰堤へ向かいますが、増水時は5番堰堤と9番堰堤の渡渉が苦労します。 8番堰堤(左岸)→9番堰堤(右岸) これで10ヶ所の堰堤越えが終了、出合小屋まで渡渉が6回あります。 ■ケルン(1,842m) 9番堰堤から約25分でケルンに到着です。 大岩に「出合小屋まで30分」と赤ペンキで書かれていますが、実際は15分〜20分で到着します。 ■出合小屋(1,861m) ケルンから約20分で出合小屋に到着です。 高根山岳会が所有・管理している通年→無人の避難小屋です。 ソロテント→5張り、雑魚寝→8名〜9名が可能です。 備品→登山ポスト・薪ストーブ・ほうき・銀マット・神棚・雑記帳があります。 外トイレ→通年・利用可能(電気・水道・紙・匂い→なし) ■赤岳沢分岐(1,872m) 出合小屋から約3分で赤岳沢分岐に到着です。 3股の分岐点になり�〆権�旭岳東稜 or ツルネ東稜取付きの巻き道、��中央→旭岳東稜 or ツルネ東稜取付きの沢沿いルート、�１Β�赤岳沢(天狗尾根側)へ向かいます。 �，隆�き道は出合小屋と赤岳沢分岐の2ヶ所から取付き可能でどちらも確認済みです。 赤岳沢分岐から上部は急登になり、最終水場になります。 赤岳沢分岐から旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付きまで極端に目印が減り、渡渉もあり道迷いしやすくなります。 ■旭岳東稜取付き(1,940m) 赤岳沢分岐から約25分で旭岳東稜取付きに到着です。 地獄谷本谷の右岸→左岸へ渡渉すると、旭岳東稜取付きの岩壁の基部です。この岩壁は右裏側から巻き道(下山で通過)を登り上げると、旭岳東稜の尾根になります。更に右側の尾根を下降するとツルネ東稜に繋がり2つの東稜が合流します。 しかし登りでは正規ルートが不明で、岩壁の左側のルンゼを登り60m上部の尾根へ向かいます。 見た目は苔の生えた岩登り・熊笹の草付きで軽い岩登りと考えていましたが、傾斜60度〜80度の脆い岩壁が登れず盛大に落石を落としながら尾根に乗っ越します。 脆い岩壁→標高差62m・距離300m・25分。 ■敗退地点(2,382m) 旭岳東稜取付きから約160分で敗退地点に到着です。 標高2,100mを超えると連続したナイフリッジ(岩ではなく砂の塊)があり、積雪期の山行記録には記述・写真がほとんどなく苦労しました(写真添付) 脆い岩壁・ナイフリッジに苦戦して、タイムリミットの正午になり下山します。 あと60分あれば旭岳東稜の核心部→五段ノ宮に到着しますが、雨が止まないので再び無雪期に挑戦します(2024年03月に五段ノ宮の3段目の岩に打ち込まれた2枚のハーケンが抜ける滑落事故が発生) ■旭岳東稜取付き(1,940m) 敗退地点から約90分で旭岳東稜取付きに到着です。 登りでは気付かなかった正規ルートで旭岳東稜取付きに到着しましたが、旭岳東稜 or ツルネ東稜の合流地点で道迷いになりました。地獄谷本谷の水音を頼りにしました。 ■赤岳沢分岐(1,872m) 旭岳東稜取付きから約30分で赤岳沢分岐に到着です。 登りで通過した沢沿いルートではなく巻き道ルートで赤岳沢分岐に到着しますが、無意識で沢沿いルートから巻き道を利用しています。 また巻き道は地獄谷本谷まで10m〜20mの滑りやすいトラバース路を通過するので、滑落に注意が必要です。 ■出合小屋(1,861m) 赤岳沢分岐から約5分で出合小屋に到着です。 ここから地獄谷入口まで渡渉があり、10時間以上も雨が降り続いているので増水・渡渉に注意します。 ■ケルン(1,842m) 出合小屋から約15分でケルンに到着です。 ■9番堰堤(1,807m) ケルン番堰堤から約10分で9番堰堤に到着です。 ■8番堰堤(1,794m) 9番堰堤から約5分で8番堰堤に到着です。 ■7番堰堤(1,776m) 8番堰堤から約5分で7番堰堤に到着です。 ■6番堰堤(1,763m) 7番堰堤から約3分で6番堰堤に到着です。 ■5番堰堤(1,751m) 6番堰堤から約10分で5番堰堤に到着です。 ■4番堰堤(1,740m) 5番堰堤から約5分で4番堰堤に到着です。 ■3番堰堤(1,736m) 4番堰堤から約5分で3番堰堤に到着です。 ■2番堰堤(1,733m) 3番堰堤から約3分で2番堰堤に到着です。 ■1番堰堤(1,734m) 2番堰堤から約3分で1番堰堤に到着です。 ■0番堰堤(1,707m) 地獄谷入口から約3分で0番堰堤に到着です。 登り→水量0cm、下り→水量5cmです。 ■地獄谷入口(1,699m) 0番堰堤から約5分で地獄谷入口に到着です。 ■本谷下降点(1,669m) 地獄谷入口から約10分で本谷下降点に到着です。 ■天女山分岐(1,588m) 本谷下降点から約15分で天女山分岐に到着です。 ■林道ゲート(1,487m) 天女山分岐から約35分で林道ゲートに到着です。 登山YouTuberのTakemi氏にお会いしました(TAKE MOVIE・怪我のリハビリ中) ■美し森登山口駐車場(1,476m) 林道ゲートから約2分で美し森登山口駐車場に到着です。 これで無事に山行が終了です。 〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓 ★その他の注意点 旭岳・東稜ルートは標高差→約1,196m、距離→往復23〜25km、コースタイム→積雪期17〜21時間(不明→一般登山道ではない為)になりますが日帰りが可能です(積雪期→好天時の場合・山滑走を除く) 日帰りで登頂するには雪質・積雪量・天候・体調・装備・気力・長距離を歩ける体力が必要です。 ★旭岳東稜について 旭岳東稜は冬期バリエーションルートになり八ヶ岳東面では天狗尾根と同じく人気が高いルートですが、無雪期の旭岳東稜はブッシュが多くほとんど登られていない(日本登山大系より) ヤマレコ・YAMAP・Youtubeと旭岳東稜の記録はありますが核心部の五段ノ宮の写真や動画が多く、簡単で安全な印象を受けます。 しかし標高2,100mから続く脆いナイフリッジ(砂の塊)の通過は想定外で、無雪期でも神経が削られて時間が掛かります。積雪期は深いラッセル・足場が不安定なナイフリッジ・週末の渋滞・五段ノ宮の停滞を考えると、同ルートで3パーティーが出合小屋を同時刻に出発すると時間切れになる可能性が高くなります。 ★雪崩について 旭岳・東稜ルートは雪崩エリアです。 積雪期・無雪期に未踏なので予測になりますが、旭岳東稜(未踏)とツルネ東稜(完踏)は急登になり傾斜は45度を超えるので樹林帯でも雪崩の危険があります。 降雪直後・厳冬期・気温が高い残雪期の雪崩には特に注意が必要です。 ★登山ポストについて 旭岳・東稜ルートには、1つの登山ポストがあります。 �“�し森観光案内所(用紙なし・ペンあり) 登山計画書は事前にオンライン提出が可能です。 ★水場について 地図では旭岳・東稜ルートには水場が2つあります。 ��1番〜9番堰堤 ��1,824m地点〜赤岳沢分岐 �，狼╂瓩鯡笋錣剤舛貘瑤如�台風・梅雨・12時間以上の雨が降らなければ利用できないので期待してはいけません。 �△歪滅�涸れる事はなく出合小屋を拠点にする場合は利用できます。旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付きはどちらも渡渉があり、赤岳沢分岐から上流も利用できます。 今回は水1.2L担ぎ上げ0.6L残りました。 ★駐車場について 旭岳・東稜ルートには1つの駐車場があります。 �“�し森登山口駐車場 駐車台数→70台、料金→無料、トイレ→あり(利用可能)、水場→なし、登山ポスト→あり(用紙なし・ペンあり) 美し森観光案内所・自動販売機があります。 ★山小屋の営業について 旭岳・東稜ルートには山小屋が1つあります。 �―亶臂�屋 管理・所有→高根山岳会(電話→0551-47-2720) 営業→通年(無人の避難小屋) 定員→20名(実際は10人) テント場→あり(小屋前→10張〜15張) 水場→あり(小屋前の地獄谷本谷を利用) 外トイレ→あり(電気・水道・紙・匂い→なし) 備品→登山ポスト・薪ストーブ・ほうき・銀マット・神棚・雑記帳。 ここ2〜3年で野外の焚き火と神棚が破壊される事案が発生しており、同じ事が繰り返えされると出合小屋を閉鎖すると高根山岳会より警告されているので注意が必要です。 日帰りでも、緊急時に備えてツェルトを必ず持参しましょう。 ★マーキングについて 旭岳・東稜ルートは冬期バリエーションルートですが、美し森登山口〜赤岳沢分岐まで看板・道標・ピンクテープがあります。 赤岳沢分岐〜旭岳東稜は未踏なので予測になりますがピンクテープ以外はなく、尾根芯を外して谷へ下降すると旭岳東稜に復帰するのは大変です。 今回は標高2,100m地点〜敗退地点(2,382m)の区間にピンクテープを残しています。 ★天候や服装について 旭岳・東稜ルートは無雪期の樹林帯は藪こぎがあるので、ザックカバー・ゲイター・タオル・合羽・着替えがあると快適です。 標高2,500mを超える山域になり、稜線は寒い環境なので防寒・防風対策が必要です。 当日は気温9℃〜14℃あり、平均気温は10℃です。 悪天候では装備や服装に気を配り、低体温症に注意が必要です。 ★幕営適地について 旭岳・東稜ルートには地獄谷入口〜出合小屋まで広い台地があり幕営適地には困りませんが、赤岳沢分岐〜旭岳東稜は急登になり季節を問わず快適な幕営適地はありません。 幕営する場合は携帯トイレを持参して、必ずゴミを持ち帰りましょう。 ★熊の出没について 旭岳・東稜ルートは熊の生息地になり、想像以上に身近に熊がいます。 「熊はいない・熊は冬眠している」という思い込みは危険です。 八ヶ岳東面の旭岳は特に登山者が少ないので、熊に十分に注意が必要です。 ★山バッジについて 残雪期は山小屋が営業していますが、旭岳・東稜ルートには山小屋がありません。 八ヶ岳旭岳の山バッジの販売は確認できません。 ★山行でピッケルや装備を携帯して必要がなくデポする場合は、登山道から外れた場所や必ず施錠(ワイヤー・南京錠)しましょう。 高額な雪山装備の盗難に最大の注意が必要です(アイゼン・ピッケルも含む) ★美し森登山口駐車場まで長野県道11号線の自動車の運転は、動物の飛び出しや落石が多いので注意が必要です。 また一般道・林道・登山道の崩落・土砂災害・台風による交通規制や様々な注意報(雷・大雨・大雪・雪崩)に注意が必要です。 ★旭岳・東稜ルートでは登山者のすれ違いは登り0名、下り1名です。 日照時間が長くなりましたが日帰りでは装備・服装・天候が重要です。 特に単独登山者はセルフレスキュー・ルートファインディング能力が必要になり、ツェルトと地図とヘッドランプの携帯が必須です。 ★ヘルメット・ストックは全行程で使用しました。 Wピッケル・チェーンアイゼン・登攀用具(ロープ・ハーネス・スリング・カラビナ類)は携帯しましたが未使用です。 ★緊急時の連絡先 �）姪侶抻―�(山梨)→0551-32-0110 ★今回の山行の危険箇所 �＾鯵拇賣納萇佞�ルンゼ→道迷い・滑落・落石。 ��標高2100m〜2300mのナイフリッジ→滑落・落石。 �７梗�60度〜70度の急登→滑落・落石。 ★美し森登山口駐車場→05時10分に気温12℃、敗退地点(2,382m)→12時04分に気温10℃、美し森登山口駐車場→16時30分に気温14℃です。 気温の温度差が大きく紫外線が強く、体調管理や服装選びが難しくなります。 当日の日の出→04時23分、日の入り→19時06分と活動時間は長くなり、日の出と日の入り1時間前にはヘッドランプが必要です。 ★旭岳・東稜ルートの旭岳東稜取付き〜旭岳の区間では落石に注意が必要です。 単独行なので鳥の鳴き声・荒い呼吸・風の音・水の音しか聞こえません。 雪崩・落石を発見した場合は、周囲の登山者に恥ずかしがらず大声で「アバラーンチ」「ラーク」と知らせてあげましょう。 ★旭岳・東稜ルートにはトイレが2つあります。 �“�し森登山口駐車場(無料) �⊇亶臂�屋(無料) �，鰐祇禊�のみ利用可能、�△歪滅�→利用可能です。 原則トイレがないので必ず紙おむつ・携帯トイレを持参しましょう。 ★旭岳・東稜ルートでは、スマートフォンの電波が5割入りました(時期・天候・機種による) 暑さ・寒さ・高所の影響でバッテリーの消耗がとても早いので、予備のモバイルバッテリーが必要です(充電ケーブル含む) 美し森登山口駐車場〜9番堰堤は電波があり、ケルン〜敗退地点(2,382m)は圏外です。 ★登山ではスマートフォンなど電子機器に頼りすぎてはいけません。バッテリーのリチウムイオン電池は暑さや寒さに弱く、すぐに使えなくなります。 電池切れ・故障・紛失を想定してアナログ機器も併用して使えるようにしましょう。 地図・コンパス・ルート・分岐点など登山計画書の作成時点から覚えて緊急事態に備え、登山記録を残して次の登山に活かしましょう。 登山では技術・知識・経験が全く通用しない場面に直面します。 ★無雪期でも先行者の踏み跡があるからといって100%安心しないで下さい。その踏み跡が正解とは限りません。また登山道や踏み跡が草木で隠れて道迷いしやすい状況です。 ピンクテープ・道標・赤旗を目印にして、道に迷ったら分かる所まで戻るのが鉄則です。 ★標高・距離・気温・天候・風速・写真撮影・ルート工作・危険箇所の確認をしながら登るので、コースタイムより遅くなります。 登山ルート・距離・歩行時間は参考程度にして下さい。 ★登山の出発前に、車のルームライトや灯火類の消し忘れによるバッテリー上がりに注意が必要です。 また登山で車の鍵の紛失や落し物は致命傷になり、探し出すのは極めて困難です。こまめに落し物やジッパーの開閉を確認しましょう。 しっかり貴重品は管理して、荷物のデポなどで盗難の被害に注意が必要です。 ★登山では、食事(行動食)・水作り(水汲み)・トイレ・着替え・装備の着脱など季節を問わず面倒で後回しになりがちです。 これらは早めに済ませて滑落・雪崩・落石など危険回避に神経を使いましょう。 ★無雪期でも強い紫外線を浴びて重度の日焼けや、紫外線の照り返しで視力低下による怪我や事故に注意が必要です。 日焼け止めクリーム・リップクリーム・サングラス・ゴーグルがあると便利です。 ★今回の山行 雨で北アルプスは見送り八ヶ岳東面を目指します。以前から注目している冬期バリエーションルートの旭岳東稜ですが、無雪期に登る登山者はほとんどおらず敗退です。 それでも久しぶりの地獄谷・11時間も雨に打たれた山行は良い経験になりました。 今後も冬期バリエーションルートを無雪期に挑戦します。 ★美し森登山口駐車場の10km圏内はガソリンスタンド・コンビニがなく、とても不便なエリアです。 場所によって車中泊の禁止・火気厳禁など禁止事項がありますので注意が必要です。 長く細かい説明になりましたが『安全第一』で八ヶ岳旭岳を楽しんでください。 |
| その他周辺情報 | ■甲斐大泉温泉・パノラマの湯 ■営業時間→10:00〜22:00 ■休館日→第2・第4火曜日 ■料金→大人830円・小人420円。 |
写真
拍手
移転された登山ポスト(1,476m)
※美し森観光案内所にあり(1つ目の登山ポスト)→(用紙なし・ペンあり)
※美し森観光案内所にあり(1つ目の登山ポスト)→(用紙なし・ペンあり)
美し森展望台の案内図(1,477m)
※登山ポストは美し森観光案内所へ移転。
※登山ポストは美し森観光案内所へ移転。
アプローチシューズを装着(1,477m)
※美し森登山口↔︎地獄谷入口まで使用。
※美し森登山口↔︎地獄谷入口まで使用。
�⇔啼札押璽�(1,487m)
※林道ゲート〜天女山分岐まで自転車・原付バイク可能。
※林道ゲート〜天女山分岐まで自転車・原付バイク可能。
天女山分岐(1,588m)
※1→美し森、2→天女山、3→出合小屋、4→羽衣池。
※1→美し森、2→天女山、3→出合小屋、4→羽衣池。
本谷下降点(1,669m)
※1→美し森、2→出合小屋、3→本谷、青→道標。
※1→美し森、2→出合小屋、3→本谷、青→道標。
�｜蝋�谷入口(1,699m)
※1→美し森、2→出合小屋、青→道標(鹿の頭蓋骨)
※1→美し森、2→出合小屋、青→道標(鹿の頭蓋骨)
トレランシューズを装着(1,699m)
※アプローチシューズをデポ。
※アプローチシューズをデポ。
1番堰堤の分岐点(1,723m)
※1→美し森、2→巻き道(藪こぎなし)、3→正規ルート(藪こぎあり)
※1→美し森、2→巻き道(藪こぎなし)、3→正規ルート(藪こぎあり)
1番堰堤の分岐点(1,730m)
※ 1→正規ルート(藪こぎあり)、2→巻き道(藪こぎなし)、3→出合小屋、青→目印。
※ 1→正規ルート(藪こぎあり)、2→巻き道(藪こぎなし)、3→出合小屋、青→目印。
4番堰堤(1,740m)
※赤→新階段、青→旧階段(落石で変形あり)、黄→落石箇所。
※赤→新階段、青→旧階段(落石で変形あり)、黄→落石箇所。
5番堰堤(1,751m)
※増水時は2m水かさが増えるので堰堤手前から右岸へ渡渉する。
※増水時は2m水かさが増えるので堰堤手前から右岸へ渡渉する。
1つ目のビバーク適地(1,756m)
※中州にあり晴天時のみ利用可能。
※中州にあり晴天時のみ利用可能。
1つ目の渡渉点(1,824m)
※右岸→左岸(9番堰堤〜旭岳東稜取付きまで6回の渡渉あり)
※右岸→左岸(9番堰堤〜旭岳東稜取付きまで6回の渡渉あり)
出合小屋の登山ポスト(1,861m)
※2つ目の登山ポスト(用紙・ペンなし)
※2つ目の登山ポスト(用紙・ペンなし)
出合小屋の内部(1,861m)
※奥→ソロテント3張り(雑魚寝5人)、手前→ソロテント2張り(雑魚寝4人)
※奥→ソロテント3張り(雑魚寝5人)、手前→ソロテント2張り(雑魚寝4人)
�⊇亶臂�屋の外トイレ(1,861m)
※電気・水道・紙・匂いなし。
※電気・水道・紙・匂いなし。
赤岳沢分岐(1,872m)※旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付き→沢沿い(直進) or 巻き道(左側岩稜)の2つのルートあり。
5/27 8:59
赤岳沢分岐(1,872m)
※旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付き→沢沿い(直進) or 巻き道(左側岩稜)の2つのルートあり。
※旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付き→沢沿い(直進) or 巻き道(左側岩稜)の2つのルートあり。
道迷いポイント(1,931m)
※左→旭岳東稜取付き、中央→ツルネ東稜取付き、右→出合小屋。
※左→旭岳東稜取付き、中央→ツルネ東稜取付き、右→出合小屋。
1つ目のツルネ東稜の道標(1,939m)
※左側上部からも旭岳東稜ルートへ合流可能。
※左側上部からも旭岳東稜ルートへ合流可能。
旭岳東稜取付き(1,940m)
※赤→登ったルンゼ(落石エリア)、青→下った巻き道。他にツルネ東稜取付きから登るルートあり(青ルートの稜線右側)
※赤→登ったルンゼ(落石エリア)、青→下った巻き道。他にツルネ東稜取付きから登るルートあり(青ルートの稜線右側)
旭岳東稜取付きの概要図(1,940m)
※青→登ったルンゼのミスルート、赤→旭岳東稜、黒→ツルネ東稜取付き。
※青→登ったルンゼのミスルート、赤→旭岳東稜、黒→ツルネ東稜取付き。
�＾鯵拇賣納萇佞�のミスルート(1,949m)
※熊笹・苔で滑りやすく、ルンゼ→岩場は落石エリア。
※熊笹・苔で滑りやすく、ルンゼ→岩場は落石エリア。
��旭岳東稜取付きのミスルート(1,974m)
※傾斜50度〜60度のガレ場。
※傾斜50度〜60度のガレ場。
�０鯵拇賣納萇佞�のミスルート(1,977m)
※触るだけで崩れる岩壁。
※触るだけで崩れる岩壁。
�ぐ鯵拇賣納萇佞�のミスルート(1,977m)
※直登→不可、左側から高巻き旭岳東稜へ合流。
※直登→不可、左側から高巻き旭岳東稜へ合流。
旭岳東稜の末端(2,002m)
※左側下部→旭岳東稜取付き、右側下部→ツルネ東稜取付き。
※左側下部→旭岳東稜取付き、右側下部→ツルネ東稜取付き。
ナイフリッジの始まり(2,125m)
※標高2,100mからナイフリッジが増える。
※標高2,100mからナイフリッジが増える。
旭岳東稜ルートの倒木(2,134m)
※冬期バリエーションルートで倒木・落石・笹払いは未整備。
※冬期バリエーションルートで倒木・落石・笹払いは未整備。
�―薺蕕礼�こぎ(2,134m)
※標高2,100m〜旭岳までナイフリッジ・滑落・落石・藪こぎに注意。
※標高2,100m〜旭岳までナイフリッジ・滑落・落石・藪こぎに注意。
�⊇薺蕕礼�こぎ(2,134m)
※藪こぎ→ 熊笹・シャクナゲ・シラビソ。
※藪こぎ→ 熊笹・シャクナゲ・シラビソ。
ガスに包まれた権現岳〜旭岳の稜線(2,157m)
※ここからナイフリッジが多発して、滑落すると死ぬ確率が高い。
※ここからナイフリッジが多発して、滑落すると死ぬ確率が高い。
雨で濡れた岩と苔で滑りやすいナイフリッジ(2,145m)
※無雪期に歩く登山者が少なく苔が付いた岩が多くて危険。
※無雪期に歩く登山者が少なく苔が付いた岩が多くて危険。
積雪期は嫌らしいナイフリッジ(2,145m)
※滑落した場合は両側30m以上落ちる。
※滑落した場合は両側30m以上落ちる。
�仝淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※左→夏道、中央→懸垂下降が必須、右→へつり不可。
※左→夏道、中央→懸垂下降が必須、右→へつり不可。
��五段ノ宮と同レベルの核心部を振り返る(2,150m)
※戸隠山の蟻の戸渡りのイメージ、詳細は下山路に記載。
※戸隠山の蟻の戸渡りのイメージ、詳細は下山路に記載。
積雪期は危険なナイフリッジ(2,167m)
※登りより下りで何回も尻餅をついて神経がすり減る。
※登りより下りで何回も尻餅をついて神経がすり減る。
トラバースが続くナイフリッジ(2,287m)
※標高2,100m〜2,200mは水平歩道で標高が稼げない。
※標高2,100m〜2,200mは水平歩道で標高が稼げない。
�〃梗�60度〜70度の急斜面(2,324m)
※積雪期は滑落・雪崩に注意。お助けロープが2つあり。
※積雪期は滑落・雪崩に注意。お助けロープが2つあり。
��傾斜60度〜70度の急斜面(2,324m)
※左側→登ったミスルート、右側→正規ルート。
※左側→登ったミスルート、右側→正規ルート。
第1岩峰(2,373m)
※黄→岩壁を直登、青→巻き道。タイムリミットなので直登を選択して終了予定。
※黄→岩壁を直登、青→巻き道。タイムリミットなので直登を選択して終了予定。
岩壁に咲くイワカガミ(2,375m)
※花期→4月〜7月・岩鏡。
※花期→4月〜7月・岩鏡。
傾斜60度〜70度の急斜面のお助けロープ(2,333m)
※落石・木の根の腐食に注意。
※落石・木の根の腐食に注意。
�〃梗�60度〜70度の急斜面の下降(2,333m)
※積雪期は滑落・雪崩に注意。
※積雪期は滑落・雪崩に注意。
��傾斜60度〜70度の急斜面の下降(2,330m)
※落石が3回発生、上下の登山者に注意。
※落石が3回発生、上下の登山者に注意。
傾斜60度〜70度の急斜面を振り返る(2,321m)
※赤→登ったミスルート、黄→正規ルート。
※赤→登ったミスルート、黄→正規ルート。
デポしたストックを回収(2,295m)
※出合小屋〜旭岳は急登でストック不要。
※出合小屋〜旭岳は急登でストック不要。
雨で滑り3m滑落(2,202m)
※谷へ落ちる寸前で滑落停止。
※谷へ落ちる寸前で滑落停止。
神経を使うナイフリッジの登下降(2,149m)
※急登の旭岳東稜は尾根芯を外すと復帰に苦労するので注意。
※急登の旭岳東稜は尾根芯を外すと復帰に苦労するので注意。
��五段ノ宮と同レベルの核心部(2,143m)
※岩ではなく砂の塊で崩れやすく注意。
※岩ではなく砂の塊で崩れやすく注意。
�８淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※左→へつり不可、滑落した場合は30m以上落ちる。
※左→へつり不可、滑落した場合は30m以上落ちる。
�じ淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※ピナクルの基部に穴・亀裂あり。
※ピナクルの基部に穴・亀裂あり。
�ジ淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※戸隠山の蟻の戸渡りより狭い。
※戸隠山の蟻の戸渡りより狭い。
�Ω淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※赤→正規ルート、青→へつり不可。
※赤→正規ルート、青→へつり不可。
�Ц淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※赤→正規ルート、青→ピナクルの穴。
※赤→正規ルート、青→ピナクルの穴。
�┯淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)※10mトラバースの足場が谷側へ傾いていて嫌らしく、お助けロープを設置してもよい場所。
5/27 12:52
�┯淬淵竜椶汎吋譽戰襪粒某管�(2,143m)
※10mトラバースの足場が谷側へ傾いていて嫌らしく、お助けロープを設置してもよい場所。
※10mトラバースの足場が谷側へ傾いていて嫌らしく、お助けロープを設置してもよい場所。
��五段ノ宮と同レベルの核心部(2,143m)
※赤→岩壁沿いを屈んでへつる、青→天候問わず滑りやすく危険。
※赤→岩壁沿いを屈んでへつる、青→天候問わず滑りやすく危険。
�� 五段ノ宮と同レベルの核心部(2,143m)
※青→正規ルート、足場は滑りやすく外傾斜、掴む岩壁は脆くて危険。
※青→正規ルート、足場は滑りやすく外傾斜、掴む岩壁は脆くて危険。
ニホンジカの下顎(2,143m)
※ピナクルピークに鹿の骨が散在。
※ピナクルピークに鹿の骨が散在。
赤→登ったルート、青→下ったルート(2,145m)
※右側に安全な巻き道あり。
※右側に安全な巻き道あり。
�＾鯵拇賣納萇佞�を通過(1,940m)
※1→美し森、2→旭岳、赤→ピンクテープ、青→残雪。
※1→美し森、2→旭岳、赤→ピンクテープ、青→残雪。
��旭岳東稜取付きを通過(1,940m)
※青→旭岳東稜、赤→旭岳東稜の末端、黄→ツルネ東稜、紫→登ったミスルート。
※青→旭岳東稜、赤→旭岳東稜の末端、黄→ツルネ東稜、紫→登ったミスルート。
赤岳沢分岐を通過(1,871m)
※出合小屋〜旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付きは道迷いしやすく、下りは無意識に巻き道を通過。
※出合小屋〜旭岳東稜取付き or ツルネ東稜取付きは道迷いしやすく、下りは無意識に巻き道を通過。
��古い道標(1,863m)
※1→巻き道、2→沢沿い(出合小屋〜赤岳沢分岐)
※1→巻き道、2→沢沿い(出合小屋〜赤岳沢分岐)
6番堰堤(上部)の分岐点(1,774m)
※6番堰堤は左右どちらからも通行可能。
※6番堰堤は左右どちらからも通行可能。
6番堰堤を通過(1,763m)
※登り→右岸・下り→左岸を利用。
※登り→右岸・下り→左岸を利用。
0番堰堤を通過(1,707m)
※午後から雨足が強まり0番堰堤(登り→涸れ沢)で5cmの水量あり。
※午後から雨足が強まり0番堰堤(登り→涸れ沢)で5cmの水量あり。
デポしたアプローチシューズを回収(1,699m)
※地獄谷入口→美し森まで林道3.8km。
※地獄谷入口→美し森まで林道3.8km。
天女山分岐を通過(1,588m)
※美し森↔︎天女山分岐まで自転車・原付バイクを利用可能。
※美し森↔︎天女山分岐まで自転車・原付バイクを利用可能。
美し森展望台分岐(1,498m)
※登山YouTuberのTakemiさんと遭遇(怪我のリハビリ中)
※登山YouTuberのTakemiさんと遭遇(怪我のリハビリ中)
林道ゲートを通過(1,487m)
※通過後にゲートは施錠済み(鍵・鎖は施錠なし)
※通過後にゲートは施錠済み(鍵・鎖は施錠なし)
�“�し森登山口のトイレ(1,476m)
※小便器3台、電気なし、水道あり。
※小便器3台、電気なし、水道あり。
��美し森登山口のトイレ(1,476m)
※大便器1台、紙あり。
※大便器1台、紙あり。
自動販売機→無雪期は稼働中(1,476m)
※聖水→絶賛発売中(コーラ\180)
※聖水→絶賛発売中(コーラ\180)
ニホンジカの頭蓋骨→重さ1.2kg(1,476m)
※地獄谷〜旭岳東稜は鹿の骨が多く落ちている。
※地獄谷〜旭岳東稜は鹿の骨が多く落ちている。
旭岳東稜ルートの核心部→五段ノ宮(参考写真)
※2024年03/10(日)に3段目のハーケン2枚が抜ける滑落事故あり。
※2024年03/10(日)に3段目のハーケン2枚が抜ける滑落事故あり。
装備
| 個人装備 |
ヘルメット
ツェルト
ヘッドランプ
温度計
モバイルバッテリー(1万mAh)4個
ちり紙
携帯トイレ
地図
登山届(控)
腕時計
ザック30L
スマートフォン2台
ボールペン
現金
ココヘリ発信器
ザックカバー
手ぬぐい
三脚
ストック
サングラス
熊鈴
水1L
帽子
防虫ネット
アームカバー
合羽(上下)
ウィンドシェル(上)
トレランシューズ
インナーシャツ(半袖)
靴下(夏用)
長ズボン
手袋
ゼリー飲料4個
パン3個
ちくわ4本
おにぎり1個
塩あめ５個
粉末アミノ酸4本
チョコバー2本
わらび餅2個
8mmロープ(20m)
チェーンアイゼン
ピッケル2本
アタックザック22L
ウエストバッグ
半袖シャツ(着替え)
ワイヤーロック
軍手
ハーネス
スリング180cm×1
120cm×2
60cm×1
カラビナ類
シリアル(行動食)
アプローチシューズ
|
|---|---|
| 備考 | �＾鯵拇賣納萇佞�の道迷いに注意。 �∪箸ぅ淵ぅ侫螢奪権�積雪期は除雪作業が必要。 �８淬淵竜棧�3パーティーで渋滞→左側の草付きで回避。 |
感想
■八ヶ岳旭岳・東稜ルート敗退(日帰り)
★冬期バリエーションルートです。
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■2024年05月26日(日) くもり
実家 20:25 1,000m 15℃
道の駅小渕沢 21:00 1,000m 15℃
自由時間 21:00〜22:00
消灯 22:00
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■2024年05月27日(月) くもり/雨
※八ヶ岳旭岳・東稜ルート 登り
起床 04:00 10℃
移動 04:00〜04:35
美し森駐車場 04:35 1,476m 12℃
着替え・荷作り 04:35〜05:10
美し森駐車場 05:10 1,476m 12℃
林道ゲート 05:11 1,487m 12℃
天女山分岐 05:49 1,588m 11℃ 雨
本谷下降点 06:26 1,669m 10℃
地獄谷入口 06:38〜49 1,699m 10℃
0番堰堤 06:52 1,707m 10℃
1番堰堤 06:58 1,734m 10℃
2番堰堤 07:05 1,733m 10℃
3番堰堤 07:10 1,736m 9℃
4番堰堤 07:13 1,740m 11℃
5番堰堤 07:16 1,751m 10℃
6番堰堤 07:27 1,763m 11℃
7番堰堤 07:35 1,776m 10℃
8番堰堤 07:49 1,794m 9℃
9番堰堤 07:56 1,807m 9℃
ケルン 08:22 1,842m 9℃
出合小屋 08:43〜56 1,861m 11℃
赤岳沢分岐 08:59 1,872m 10℃
旭岳東稜取付き 09:23 1,940m 9℃
敗退地点 12:04〜13 2,382m 10℃
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■2024年05月27日(月) 雨
※八ヶ岳旭岳・東稜ルート 下り
敗退地点 12:13 2,382m 10℃
旭岳東稜取付き 13:46 1,940m 11℃
赤岳沢分岐 14:03 1,872m 12℃
出合小屋 14:07 1,861m 11℃
ケルン 14:24 1,842m 12℃
9番堰堤 14:35 1,807m 13℃
8番堰堤 14:41 1,794m 14℃
7番堰堤 14:47 1,776m 12℃
6番堰堤 14:50 1,763m 13℃
5番堰堤 14:57 1,751m 13℃
4番堰堤 14:59 1,740m 12℃
3番堰堤 15:03 1,736m 12℃
2番堰堤 15:06 1,733m 13℃
1番堰堤 15:09 1,734m 13℃
0番堰堤 15:15 1,707m 12℃
地獄谷入口 15:18 1,699m 13℃
本谷下降点 15:27 1,669m 12℃
天女山分岐 15:53 1,588m 13℃
林道ゲート 16:28 1,487m 14℃
美し森駐車場 16:30 1,476m 14℃
着替え 16:30〜16:45
実家 16:45〜17:50 1,000m 16℃
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■4週続けて雨の休日で約1ヶ月振りの登山。
悪天候・腰痛・アキレス腱痛でやる気は低いが
冬期ルートの下見で雨の八ヶ岳に突っ込む。
無雪期の記録はなく整備もされていないので
渡渉・藪こぎ・ナイフリッジ・急登の連続。
何度も苔のついた岩場が崩れて落石が発生。
冬期ルートなので藪こぎは覚悟していたが
脆いナイフリッジと岩場には本当に苦労した。
岩ではなく砂の塊でボロボロと崩れる恐怖。
積雪期にラッセルして登る姿が想像できない。
五段ノ宮の直下で潔く敗退を受け入れる。
雨で濡れた急斜面の下山は何度も尻餅をつく。
山頂に立てず残念だが気持ちよい山行だった。
下山で登山YouTuberのTakemiさんに出会い
鹿の頭蓋骨を手土産に雨の八ヶ岳を後にする。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■体重→61.0kg 荷物→8.30kg
■日の出→04:23 日の入り→19:06
■距離→16.20km
(登り8.10km・下り8.10km)
■休憩時間→00時間33分
■時間(合計)→10時間47分
(登り→06時間30分・下り→04時間17分)
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