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Yamareco

記録ID: 685722
全員に公開
ハイキング
白馬・鹿島槍・五竜

北ア・蓮華岳(コマクサの大群落と針ノ木大雪渓)

2015年07月20日(月) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
13.2km
登り
1,433m
下り
1,421m

コースタイム

日帰り
山行
6:45
休憩
1:40
合計
8:25
4:45
50
5:35
5:35
120
7:35
7:50
65
8:55
10:10
40
10:50
11:00
85
12:25
12:25
45
13:10
13:10
0
13:10
ゴール地点
ルート図はだいたいの手書きです。参考にはならないかと思います。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢 駐車場(無料ゾーン)
※前日夜に到着してスペース確保。そのまま車中泊しました。

帰路は毎年恒例の「海の日大渋滞」。家までめっちゃ時間かかりました。
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にないと思いますが、雪渓では道しるべ通りに進みましょう。雪の薄いところが落とし穴になってドボンしませんように。
また、今年はダイナマイト音みたいなのはしませんでしたが、いつ落石→無音で転がって来る!になるかはわかりません。雪渓歩行中、岩がいくつもありました。
その他周辺情報 マイカー利用の場合、やはり大町温泉郷の日帰り温泉が圧倒的に利用しやすいです(通り道)。
ただ某温泉はバスツアーの団体客でイモ洗い状態になりかねませんので、黒部観光ホテルを利用するようにしています。広く綺麗な露天付きで、お客さんは4人以内でした。ゆったり〜。
扇沢駅。4:45
二つ玉の高気圧の間、つまり長野県あたりを、雨雲がバンバン通り過ぎていったという前の日。この日も天気は変わりやすいという。上の方はどうなってるのか。ドキドキ不安。
2015年07月20日 04:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 4:38
扇沢駅。4:45
二つ玉の高気圧の間、つまり長野県あたりを、雨雲がバンバン通り過ぎていったという前の日。この日も天気は変わりやすいという。上の方はどうなってるのか。ドキドキ不安。
雲は、ある。けれど、上々な天気なのでは。早めの出立に賭ける。午前中が勝負の日帰りピストン開始!
2015年07月20日 05:14撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:14
雲は、ある。けれど、上々な天気なのでは。早めの出立に賭ける。午前中が勝負の日帰りピストン開始!
ちょうど一年前、同じ道を辿って針ノ木岳を日帰りした。覚えてる。思い出す。ガレた石を踏みしめ、最初の残雪を横目にして。
2015年07月20日 05:28撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:28
ちょうど一年前、同じ道を辿って針ノ木岳を日帰りした。覚えてる。思い出す。ガレた石を踏みしめ、最初の残雪を横目にして。
ここまでの一週間、平均睡眠時間3時間半でやりくりしてた。車中泊で眠れるかと思ったら、あれこれ思い悩んで2時間しか眠れなかった。天気予報も半信半疑。でも、とにかく足を動かした。
2015年07月20日 05:39撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:39
ここまでの一週間、平均睡眠時間3時間半でやりくりしてた。車中泊で眠れるかと思ったら、あれこれ思い悩んで2時間しか眠れなかった。天気予報も半信半疑。でも、とにかく足を動かした。
樹林帯で空を見上げて。
今年も、好天で微笑んでくれる、のかな??
2015年07月20日 05:38撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:38
樹林帯で空を見上げて。
今年も、好天で微笑んでくれる、のかな??
最初の小雪渓を渡渉する。落とし穴をかわす。しぜんと、楽しくなってきた。
2015年07月20日 05:42撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:42
最初の小雪渓を渡渉する。落とし穴をかわす。しぜんと、楽しくなってきた。
大沢小屋。これは一年前に劣らないぐらいの好天なのではないか! 行ける! 休憩を入れず、先へ進む。
2015年07月20日 05:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 5:47
大沢小屋。これは一年前に劣らないぐらいの好天なのではないか! 行ける! 休憩を入れず、先へ進む。
樹林帯が終わる。
今年も、鯉のぼりが知らせる。
そして、針ノ木大雪渓がはじまる。
2015年07月20日 06:07撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:07
樹林帯が終わる。
今年も、鯉のぼりが知らせる。
そして、針ノ木大雪渓がはじまる。
夏山のスノーフィールド。
終点の針ノ木峠は、右にカーブして登った先。まだまだ見えない。
装備を整えて、進む。
2015年07月20日 06:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
7/20 6:09
夏山のスノーフィールド。
終点の針ノ木峠は、右にカーブして登った先。まだまだ見えない。
装備を整えて、進む。
トレランシューズにノーアイゼンのお兄さんと、しばし会話しながら高度を上げていく。私と同じく、蓮華岳のコマクサだけをめざしての日帰りピストン。速すぎるのでお先に行ってもらった。
2015年07月20日 06:21撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:21
トレランシューズにノーアイゼンのお兄さんと、しばし会話しながら高度を上げていく。私と同じく、蓮華岳のコマクサだけをめざしての日帰りピストン。速すぎるのでお先に行ってもらった。
あいかわらず落石ゴロゴロ。
雪渓の上を涼風が吹き降ろすけど、それでも暑い。アームカバーをずり下げた。
2015年07月20日 06:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:33
あいかわらず落石ゴロゴロ。
雪渓の上を涼風が吹き降ろすけど、それでも暑い。アームカバーをずり下げた。
今年も、鯉のぼりに導かれて。
各所、よく整備してくださっていて、頭がさがる思い。
2015年07月20日 06:45撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:45
今年も、鯉のぼりに導かれて。
各所、よく整備してくださっていて、頭がさがる思い。
夏山、を実感してきた。
青と白。暑い陽ざしと冷たい風。自分の好きな針ノ木の自然を、思い出してきた。心が晴れる!
2015年07月20日 06:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
1
7/20 6:46
夏山、を実感してきた。
青と白。暑い陽ざしと冷たい風。自分の好きな針ノ木の自然を、思い出してきた。心が晴れる!
雲が覆って、暗くなったり。
雲が流れて、明るくなったり。
雪渓エリアも、あともう少し。
2015年07月20日 06:46撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:46
雲が覆って、暗くなったり。
雲が流れて、明るくなったり。
雪渓エリアも、あともう少し。
今年はピンクっぽい鯉のぼりが流行中のようです。
2015年07月20日 06:49撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 6:49
今年はピンクっぽい鯉のぼりが流行中のようです。
急カーブして。
2015年07月20日 07:01撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:01
急カーブして。
ああ、山にいるなって。
2015年07月20日 07:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:09
ああ、山にいるなって。
稜線が近づいてきて、コイワカガミがお出迎え。気分上昇。
2015年07月20日 07:33撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:33
稜線が近づいてきて、コイワカガミがお出迎え。気分上昇。
雪渓のゴール地点が見えた。青空、どうか待っていてほしい。
2015年07月20日 07:27撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:27
雪渓のゴール地点が見えた。青空、どうか待っていてほしい。
着いた。今年も来られた。
マイベスト峠の針ノ木峠。三大雪渓のひとつを登りつめた。
2015年07月20日 07:47撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/20 7:47
着いた。今年も来られた。
マイベスト峠の針ノ木峠。三大雪渓のひとつを登りつめた。
来た道をふり返って。
雲がうごめいてる。けれど、爺ヶ岳方面の山々がばっちり見渡せる。
2015年07月20日 07:43撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:43
来た道をふり返って。
雲がうごめいてる。けれど、爺ヶ岳方面の山々がばっちり見渡せる。
針ノ木小屋の向こうには、絶景。
ずっと天候が不安だと思ってた。でも、予感は間違っていた。これは、そうそうない晴れ空じゃないか!
2015年07月20日 08:02撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 8:02
針ノ木小屋の向こうには、絶景。
ずっと天候が不安だと思ってた。でも、予感は間違っていた。これは、そうそうない晴れ空じゃないか!
歩きだしてよかった。来てよかった。
2015年07月20日 07:52撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:52
歩きだしてよかった。来てよかった。
慌しい日々をしばらく過ごしてきたけど、今は北アルプスの山中にいるんだな・・・
2015年07月20日 07:53撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:53
慌しい日々をしばらく過ごしてきたけど、今は北アルプスの山中にいるんだな・・・
私のお気に入り、針ノ木岳。一年ぶり。
残念ながら今回は登るいとまがないのだけれど、じっくりとその姿を見続けていた。
2015年07月20日 08:09撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
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7/20 8:09
私のお気に入り、針ノ木岳。一年ぶり。
残念ながら今回は登るいとまがないのだけれど、じっくりとその姿を見続けていた。
遠く、南には富士山の影。
天気は、まだまだ保つはず。目的の蓮華岳をめざして、稜線上を歩きはじめる。
2015年07月20日 07:51撮影 by  FinePix XP60, FUJIFILM
7/20 7:51
遠く、南には富士山の影。
天気は、まだまだ保つはず。目的の蓮華岳をめざして、稜線上を歩きはじめる。
ハイマツ。そしてシャクナゲ。
花の別天地は、もう始まっている!
ハイマツ。そしてシャクナゲ。
花の別天地は、もう始まっている!
まぶしい陽光。行くよ、蓮華岳。
2
まぶしい陽光。行くよ、蓮華岳。
ペースががくっと落ちた。花のせいだ。
大沢小屋→峠の雪渓エリアは、CT3:30のところを1:30ぐらいで登ってきたのに。足が止まる、止まる。
ペースががくっと落ちた。花のせいだ。
大沢小屋→峠の雪渓エリアは、CT3:30のところを1:30ぐらいで登ってきたのに。足が止まる、止まる。
他のヤマノボラーさんたちみたいに、私には夏山縦走するような機会は無い。でも、ささやかなゴールをめざして、自分なりの小さな冒険をしている。
他のヤマノボラーさんたちみたいに、私には夏山縦走するような機会は無い。でも、ささやかなゴールをめざして、自分なりの小さな冒険をしている。
・・・。
・・・あ、コマクサの花。
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・・・。
・・・あ、コマクサの花。
白馬岳で一株見たきりだった高山植物の女王。
いや、もちろん知ってはいたけど、ほんとに咲いてるんだ。
こんなにたくさん。
いや、情報としてはもちろん知ってはいたけど。
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白馬岳で一株見たきりだった高山植物の女王。
いや、もちろん知ってはいたけど、ほんとに咲いてるんだ。
こんなにたくさん。
いや、情報としてはもちろん知ってはいたけど。
コマクサって、こんなにもたわわに咲くことの出来る花だったのか。知らなかった。イメージが更新されていく。
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コマクサって、こんなにもたわわに咲くことの出来る花だったのか。知らなかった。イメージが更新されていく。
こんなに、咲くことのできる花だったんだ。
もっと稀少で、フラジャイルで、ひっそり孤独っぽく咲くものだと思いこんでいた。
こんなに、咲くことのできる花だったんだ。
もっと稀少で、フラジャイルで、ひっそり孤独っぽく咲くものだと思いこんでいた。
夏のチングルマ。
1
夏のチングルマ。
ここは、花の山だ!
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ここは、花の山だ!
登山道から外れたら、いつの間にか踏みつけてしまいそう。それぐらいに偏在して咲くコマクサ。
登山道から外れたら、いつの間にか踏みつけてしまいそう。それぐらいに偏在して咲くコマクサ。
夏空。満開。
山頂までゆるやかな登り。
おだやかで優しげな蓮華岳。
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山頂までゆるやかな登り。
おだやかで優しげな蓮華岳。
一眼レフなんて高機能なものは持っていない。だから目で見てる。それから、撮れるもので撮れるだけ撮ってる。
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一眼レフなんて高機能なものは持っていない。だから目で見てる。それから、撮れるもので撮れるだけ撮ってる。
わざわざ花を見に行く、という人の行為。
わざわざ花を見に行く、という人の行為。
桃色の点描が、すべてコマクサ。
桃色の点描が、すべてコマクサ。
いや、コマクサだけではないな・・・
いや、コマクサだけではないな・・・
登頂直前、いちど背後をふり返る。
針ノ木岳。対峙してる。
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登頂直前、いちど背後をふり返る。
針ノ木岳。対峙してる。
山頂直下。
もはやコマクサの大群落。
願いがかなって、見たかった景色を手に入れた。
山頂直下。
もはやコマクサの大群落。
願いがかなって、見たかった景色を手に入れた。
祠が。
登りきったのか。
祠が。
登りきったのか。
蓮華岳・山頂。
コマクサの花と北アルプスの絶景。
こんな場所ははじめてだ。
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蓮華岳・山頂。
コマクサの花と北アルプスの絶景。
こんな場所ははじめてだ。
蓮華の大下り方面は、雲がブワーっと。
長めの休憩に入ったけど、最初の方は山頂ひとり占めだった。
蓮華の大下り方面は、雲がブワーっと。
長めの休憩に入ったけど、最初の方は山頂ひとり占めだった。
しばし、放心状態みたいな。
しばし、放心状態みたいな。
雲の動きを、意味もなく追う。
今日、来てよかった。今日、来るべきだった。
雲の動きを、意味もなく追う。
今日、来てよかった。今日、来るべきだった。
雲が、すごい。
やはり午前中に賭けて正解だったのかもしれない。
うん、こんなところだろうか。下山開始!
雲が、すごい。
やはり午前中に賭けて正解だったのかもしれない。
うん、こんなところだろうか。下山開始!
サクサク下りる。
つもりが、さっそく足が止まる。花のせい。
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サクサク下りる。
つもりが、さっそく足が止まる。花のせい。
ぷちぷち咲いてる。
ぷちぷち咲いてる。
ぷっちぷち。
コイワカガミには親しみを感じる。高山植物のたいせつな定番。
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コイワカガミには親しみを感じる。高山植物のたいせつな定番。
この時期の蓮華岳、ほんとに素晴らしい花の名山だな!
この時期の蓮華岳、ほんとに素晴らしい花の名山だな!
針ノ木峠まで下降していくと、雪渓側が雲の中。なんという絶妙なタイミングだ。ぎりぎり間に合ったんだ。
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針ノ木峠まで下降していくと、雪渓側が雲の中。なんという絶妙なタイミングだ。ぎりぎり間に合ったんだ。
雲が雪渓に入り込んでる。
思えば、一年前も同じ天気の動き方だった。
・・・よし、帰ろう!
雲が雪渓に入り込んでる。
思えば、一年前も同じ天気の動き方だった。
・・・よし、帰ろう!
この季節、この雪渓も二回目。
だいたいの状況はつかんだ。どんどん下りられる。
この季節、この雪渓も二回目。
だいたいの状況はつかんだ。どんどん下りられる。
霧の世界。
雪渓の切れ目。
冷たそうな水が勢いよく流れ出す。
雪渓の切れ目。
冷たそうな水が勢いよく流れ出す。
で、流れ込んでいく。
で、流れ込んでいく。
落とし穴にはまると、ドボンか。
暗くて、凍え死にそう。
落とし穴にはまると、ドボンか。
暗くて、凍え死にそう。
防水トレランシューズ+チェーンアイゼンだった。
足元装備は、各々の志向と、状況次第かと。
防水トレランシューズ+チェーンアイゼンだった。
足元装備は、各々の志向と、状況次第かと。
真夏のホワイトアウト、と言ったら大げさだけど、視界の悪くなるときもあった。
真夏のホワイトアウト、と言ったら大げさだけど、視界の悪くなるときもあった。
登山歴35年だという人とおしゃべりしながら、歩きやすい踏み場を見て取って行く。
登山歴35年だという人とおしゃべりしながら、歩きやすい踏み場を見て取って行く。
そして、また独りに。
雪渓もあと少し。この登山の核心部も、もう終わろうとしている。
そして、また独りに。
雪渓もあと少し。この登山の核心部も、もう終わろうとしている。
雪渓、終了。あとは見知った道を歩くばかり。
ほんとうに蓮華岳の来てよかった。
ありがとう、鯉のぼり! また会おう!
雪渓、終了。あとは見知った道を歩くばかり。
ほんとうに蓮華岳の来てよかった。
ありがとう、鯉のぼり! また会おう!

装備

備考 ベースはいつもの夏山基本装備です。
11ℓザック、サンバイザー、半袖、アームカバー、ランニングパンツ、サポートタイツ、軽いストック。

ただし、雪渓のあるコースです。
トレランシューズは防水タイプにしました。それにショートのゲイター。それに加えて, 申し訳程度の滑り止めとしてチェーンアイゼンを携行しました。
雪渓エリアの装備はかなり個人差がでると思います。
ヘルメット, ピッケル, 12本爪アイゼンの人もいます。
いろんな意見や山行記録を参考にして, 挑んでいただきたいと思います。

感想

まる一年前、針ノ木岳を日帰り登山したときのヤマレコです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-481960.html
この時、一年後は蓮華岳に行きたいというビジョンを得ました。

そして、一年後のこの日。
思いは適いました。それも、思い描いていた以上のコマクサ大群落を、満開であじわうことが成りました。

すごい。高山植物の女王がこんなにも・・・。
感激しました。
正直、登山口から歩き始めたときは、色々あって憂鬱な気持ちでいました。
ところが、もう雪渓のリアリティを思い出してきた頃には、晴れ渡っていて。
人間の感情なんて、移り気なものです。
雪と花に、ノックアウトされてしまったようです。

蓮華岳。べつに日本百名山ではないせいか、あまり人の訪れない静かな山でした。
けれど、コマクサがピークを迎えるこの短い季節は、まさに花の名峰です。
なんでこの山に来ないで、他の山に行ってる人がいるのか解らなくなるくらいw
蓮華岳の存在感を、もっと沢山の人に知ってもらいたいかもしれません。
あ、でも混雑するとコマクサが殺られちゃうから、このままでいいのかも。

静かなる花の名峰。
ご興味のある方がおられましたら、また来年のコマクサの時期をオススメいたします。
この日の登山、すばらしい夏色プレゼントでした!

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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