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Yamareco

記録ID: 686524
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山 ご来光登山!【吉田ルート】

2015年07月27日(月) 〜 2015年07月28日(火)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
12.9km
登り
1,538m
下り
1,532m

コースタイム

1日目
山行
6:00
休憩
0:35
合計
6:35
12:20
12:25
35
14:20
14:30
130
16:40
16:40
100
18:20
18:30
15
18:45
宿泊地・御来光館
2日目
山行
4:10
休憩
1:40
合計
5:50
2:40
90
宿泊地・御来光館
4:10
5:50
130
久須志神社(山頂)
8:15
8:15
15
富士登山ツアーに一人での参加になります。
天候 霧 時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
新宿西口 新宿センタービル南側からバス乗車(7:40集合、8:00出発)
コース状況/
危険箇所等
シーズンには15万人以上が登るコース。危険箇所はありません。
ただ7合目以降の岩場は雨が降ると登るの大変そう。
その他周辺情報 下山後は「ゆらり」という温泉に行きました。
露天風呂、香り風呂、洞窟風呂など風呂の種類が豊富で、天気が良ければ富士山も見えるいい温泉でした。
バスに乗車。今回はツアーでの参加です。8:00出発予定でしたが、バスの到着が遅れたので8:20出発になりました。
バスに乗車。今回はツアーでの参加です。8:00出発予定でしたが、バスの到着が遅れたので8:20出発になりました。
バス乗車中に見えた富士山…でかい。あれに登るんだなーと思うとちょっと不安に。
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バス乗車中に見えた富士山…でかい。あれに登るんだなーと思うとちょっと不安に。
スバルライン入り口。この時期はマイカー規制中です。
スバルライン入り口。この時期はマイカー規制中です。
富士スバルライン五合目に到着。人がいっぱい。この時点で2305mあります。すでに自分の標高最高地点を更新…。
富士スバルライン五合目に到着。人がいっぱい。この時点で2305mあります。すでに自分の標高最高地点を更新…。
出発は1時間後、ということなので昼食をとります。爆発カレー?だっけ…普通の甘口カレーでした。
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出発は1時間後、ということなので昼食をとります。爆発カレー?だっけ…普通の甘口カレーでした。
五合目から見える富士山。あのてっぺんまで行くんやでぇ。
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五合目から見える富士山。あのてっぺんまで行くんやでぇ。
いよいよ出発。吉田ルートで登ります。思ったより涼しいので快適登山の予感。長袖をまくって半そで状態にしてスタートです。
いよいよ出発。吉田ルートで登ります。思ったより涼しいので快適登山の予感。長袖をまくって半そで状態にしてスタートです。
最初はなぜか地味に長い下り坂。ガスっています。
最初はなぜか地味に長い下り坂。ガスっています。
泉ヶ滝に到着。ここからもう登り一辺倒になります。
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泉ヶ滝に到着。ここからもう登り一辺倒になります。
砂利道なので若干滑りますが歩きやすいです。
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砂利道なので若干滑りますが歩きやすいです。
ちょくちょく休憩をとってくれるので無理なく登れました。
ちょくちょく休憩をとってくれるので無理なく登れました。
落石防止のトンネルを通って
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落石防止のトンネルを通って
6合目に到着。「もう着いたの?」という感じ。
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6合目に到着。「もう着いたの?」という感じ。
6合目にもトイレがあります。これ以降のトイレはすべて有料。ツアーだと好きなタイミングでトイレに行けるわけじゃないので、行ける時に行っておきましょう。
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6合目にもトイレがあります。これ以降のトイレはすべて有料。ツアーだと好きなタイミングでトイレに行けるわけじゃないので、行ける時に行っておきましょう。
向かう先が真っ白…。
向かう先が真っ白…。
緩やかな坂が続きます。
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緩やかな坂が続きます。
晴れないかなーと上を眺めていると
晴れないかなーと上を眺めていると
霧の隙間から景色がっ…小屋がいっぱい見えました。
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霧の隙間から景色がっ…小屋がいっぱい見えました。
しかしほんとに涼しい。ガイドさんいわく、今日は登山日和な天気だそうな。富士山でもカンカン照りだと体力と水分の消耗が激しいとのこと。
しかしほんとに涼しい。ガイドさんいわく、今日は登山日和な天気だそうな。富士山でもカンカン照りだと体力と水分の消耗が激しいとのこと。
山頂まで3.8km…これだけ見るとすぐ着いちゃいそう。
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山頂まで3.8km…これだけ見るとすぐ着いちゃいそう。
七合目の日の出館。富士山、とくに吉田口ルートはほんとに山小屋が多い。
七合目の日の出館。富士山、とくに吉田口ルートはほんとに山小屋が多い。
めまぐるしく天気が変わる富士山。
めまぐるしく天気が変わる富士山。
さっきまで真っ白だったのにいきなり展望が開けることも。
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さっきまで真っ白だったのにいきなり展望が開けることも。
光合成して元気に。
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光合成して元気に。
7合目以降は岩場も。軍手や手袋があったほうが安心。ひなたちゃんが「こんなのもう道じゃないよね」みたいなことを言ってたのはこの辺だっけ…。
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7合目以降は岩場も。軍手や手袋があったほうが安心。ひなたちゃんが「こんなのもう道じゃないよね」みたいなことを言ってたのはこの辺だっけ…。
ガスが晴れればはるか先まで見える。
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ガスが晴れればはるか先まで見える。
岩場で消費したエネルギーを補充。
岩場で消費したエネルギーを補充。
青空と岩場。
後ろを振り返ると眼下に広がる雲海。すごい光景だなー。
後ろを振り返ると眼下に広がる雲海。すごい光景だなー。
八合目。ずいぶん登ってきました。
八合目。ずいぶん登ってきました。
白雲荘で休憩中。肌寒くなってきたので、ここでレインウェアを羽織りました。
白雲荘で休憩中。肌寒くなってきたので、ここでレインウェアを羽織りました。
相変わらず雲がいい感じにきれい。
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相変わらず雲がいい感じにきれい。
空が暗くなってきました。月が見えます。
空が暗くなってきました。月が見えます。
今日泊まる小屋は八合五勺にある御来光館。山頂に一番近い山小屋なので1日目は大変ですが、その分2日目は楽になります。
今日泊まる小屋は八合五勺にある御来光館。山頂に一番近い山小屋なので1日目は大変ですが、その分2日目は楽になります。
もうひと踏ん張り…暗くなる前に山小屋には着けそう。
もうひと踏ん張り…暗くなる前に山小屋には着けそう。
御来光館に到着! 1日目の行程は終了です。
御来光館に到着! 1日目の行程は終了です。
寝るスペース。話には聞いていましたがめちゃくちゃ狭い。1畳に二人が寝るというのはマジだったのか…。
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寝るスペース。話には聞いていましたがめちゃくちゃ狭い。1畳に二人が寝るというのはマジだったのか…。
今日の晩御飯、ハンバーグ弁当なり。サラダとあったかいお茶もついてきました。
今日の晩御飯、ハンバーグ弁当なり。サラダとあったかいお茶もついてきました。
明日の朝ごはんもここで渡されます。好きなタイミングで食べてどうぞ。
明日の朝ごはんもここで渡されます。好きなタイミングで食べてどうぞ。
寝る前にトイレ行った帰りに撮った画像。街明かり? 私のコンデジではこれが限界。
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寝る前にトイレ行った帰りに撮った画像。街明かり? 私のコンデジではこれが限界。
寝たんだか寝てないんだかわかりませんが、起床時間の夜中2時に起きて撮った画像。下からヘッドライトの光が登ってきます。
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寝たんだか寝てないんだかわかりませんが、起床時間の夜中2時に起きて撮った画像。下からヘッドライトの光が登ってきます。
上を見てもヘッドライトの列が…普段見ることのない光景です。
上を見てもヘッドライトの列が…普段見ることのない光景です。
我々のチームも準備を整えて出発。ここから山頂までは渋滞に巻き込まれることを考えても2時間ほどとか。
我々のチームも準備を整えて出発。ここから山頂までは渋滞に巻き込まれることを考えても2時間ほどとか。
寝起きのせいか、低酸素状態で寝ていたせいか、寝不足のせいか、若干の気持ち悪さがある中登っていきます。
寝起きのせいか、低酸素状態で寝ていたせいか、寝不足のせいか、若干の気持ち悪さがある中登っていきます。
深呼吸を意識しながら登っていたら治ってきたのでやっぱり酸欠になっていたのかも。鳥居が見えたら山頂です。
深呼吸を意識しながら登っていたら治ってきたのでやっぱり酸欠になっていたのかも。鳥居が見えたら山頂です。
山頂に着いたら御来光に備えて場所取り。だんだんと空が白み始めてきました。
山頂に着いたら御来光に備えて場所取り。だんだんと空が白み始めてきました。
日の出の時間は4:40くらい。ただ雲が多いので太陽が顔を出すのはもう少し後になるだろうとのこと。
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日の出の時間は4:40くらい。ただ雲が多いので太陽が顔を出すのはもう少し後になるだろうとのこと。
すごい雲海。添乗員さんいわく、今日は暖かいほうだそうです。長袖シャツにフリース、レインウェアの重ね着だとちょっと寒いくらいでした。
すごい雲海。添乗員さんいわく、今日は暖かいほうだそうです。長袖シャツにフリース、レインウェアの重ね着だとちょっと寒いくらいでした。
ついに太陽が顔を出しました。真っ赤です。
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ついに太陽が顔を出しました。真っ赤です。
待ちに待った御来光が! 雲が多かったけどなんとか見れました…よかった。
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待ちに待った御来光が! 雲が多かったけどなんとか見れました…よかった。
皆が同じ方向を見ています。
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皆が同じ方向を見ています。
しばらくするとまた神秘的な光景が…。
しばらくするとまた神秘的な光景が…。
なんぞこれ…すごい。
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なんぞこれ…すごい。
ため息が出るほどの光景に何度もシャッターを切りました。
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ため息が出るほどの光景に何度もシャッターを切りました。
富士山火口。希望者はお鉢巡りも行けましたが、私は膝が痛かったので断念。
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富士山火口。希望者はお鉢巡りも行けましたが、私は膝が痛かったので断念。
6:00前には下山開始。
6:00前には下山開始。
下山中も絶景が広がります。
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下山中も絶景が広がります。
先ほどとは色を変えた雲海が一面に。
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先ほどとは色を変えた雲海が一面に。
たまらんすなー。
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たまらんすなー。
下りてきた道を振り返ってパシャリ。下山道はひらすら砂と小石の道が続きます。膝を痛めた私にはやさしい道。滑るように下りていきます。
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下りてきた道を振り返ってパシャリ。下山道はひらすら砂と小石の道が続きます。膝を痛めた私にはやさしい道。滑るように下りていきます。
下江戸屋分岐で吉田ルートと須走ルートが分岐します。私は富士スバルライン5合目に行くので吉田ルート方面へ行きます。
下江戸屋分岐で吉田ルートと須走ルートが分岐します。私は富士スバルライン5合目に行くので吉田ルート方面へ行きます。
分岐点で朝ごはんを食べてエネルギーチャージ。中身は鮭弁です。
分岐点で朝ごはんを食べてエネルギーチャージ。中身は鮭弁です。
途中からガスってきました。結局このガスは最後まで晴れることはなく…。
途中からガスってきました。結局このガスは最後まで晴れることはなく…。
何度も折り返して6合目まで戻ってきました。あとはもう登ったときの道を通って帰るだけ。
何度も折り返して6合目まで戻ってきました。あとはもう登ったときの道を通って帰るだけ。
お馬さん。
泉ヶ滝に到着。1日目も通った登りが始まるところ。ここで下りの道を進んでしまうと吉田口五合目に行ってしまいます。私が行くのは富士スバルライン。
泉ヶ滝に到着。1日目も通った登りが始まるところ。ここで下りの道を進んでしまうと吉田口五合目に行ってしまいます。私が行くのは富士スバルライン。
すごいガスっています。髪の毛がびちょびちょになりました。
すごいガスっています。髪の毛がびちょびちょになりました。
地味に長い登りを走破したら富士スバルラインに到着。着いた途端に雨が降り始めました。体力的にはそうでもないですが、もう膝が限界…無事下りられてよかった。
地味に長い登りを走破したら富士スバルラインに到着。着いた途端に雨が降り始めました。体力的にはそうでもないですが、もう膝が限界…無事下りられてよかった。
おしまい!

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 ライター 地図(地形図) ヘッドランプ タオル ストック ナイフ カメラ 予備電池
備考 膝の痛み対策要検討。

感想

週末に東京近辺の山に日帰り登山するようになってから、富士山をよく見るようになりました。
見るたびにいつか登ってみたいなーという思いがむくむくと…。
思い立ったが吉日。装備品を整え、夏休みを利用し、ついに決行です。

今回はツアーで参加しました。サンシャインの富士登山ツアーです。
(ガイド、下山後の温泉での昼食付で16,000円くらい)
ツアーを選んだ主な理由としては
・富士山はもちろん、山小屋宿泊が初めてなのでガイドさんがいたほうが安心
・バスの手配や山小屋予約、下山後の温泉予約などの手間が省ける
・ツアーで行かない場合と比べて費用にたいして違いがない
という感じ。
終わった後に考えても、ツアーで行ってよかったと思います。
次回登ることがあってもまたツアーで参加してもいいと思うくらい。

下山後の温泉がまたよかった…何かのレポで読んだみたいに『登山客で風呂がごった返す』なんてことはなかったです。

今回の山行で唯一つらかったのは山小屋での寝泊り。
狭いし、酸素薄くて苦しいし、他の登山客のイビキはうるさいし、苦痛でしかなかった。
隣の子供がイビキかいてる上に寝像悪くてもう勘弁してくれという感じ。
それ以外に特に不満はありません。

下調べした限りでは、登山道には登れなくなった登山客が死屍累々と横になってたりするのかと思いましたが(特に夜間)、そんなことはなかったです。
たまにつらそうな顔して座っている方がいましたが、皆さん意外と元気に登っていらっしゃる。

もちろん最低限の体力と装備があればの話だけど、富士山は誰でも登れるというのもあながち間違いじゃないんだなーと思いました。
傾斜がきついところもほとんどないし、距離だってたいしたことないので。
怖いのは高山病くらい。こればっかりは行ってみないとわからないのでどうしようもありません。
ちなみに、ガイドさんの話を聞いていると、酸素缶はほぼ無意味だそう。
山頂に行くまでずっと吸っているなら効果もあるでしょうが、その場合何百本も必要なわけで、現実的ではないとのこと。

今回は高山病らしい症状に悩まされることもなく、無事登頂・下山できました。
「もう二度と行かない」「登山は好きだけど富士山は嫌い」「富士山は登る山ではなく観る山」などなど、富士登山にはネガティブな感想も多くありますが、私は機会があったらもう一度登ってみたいなーと思います。
次登ったら、また違う景色が見られると思うので。

初めての富士登山。大満足な結果となりましたとさ!

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