白山（別当出合発・行き：砂防新道、帰り：観光新道【日帰り】
石川県
岐阜県
begreen
その他3人 - GPS
- --:--
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,497m
- 下り
- 1,903m
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標高グラフを拡大コースタイム
12:00着 別当覗
12:35着 甚之助避難小屋手前25m付近（休憩15分）
12:50着 甚之助避難小屋
13:20着 黒ボッコ岩（ランチ休憩40分）
14:25着 室堂ビジターセンター
15:00着 御前峰（山頂）（休憩30分）
16:20着 黒ボッコ岩
17:00着 殿が池避難小屋（休憩25分）
18:30着 別当出合
20:00着 市ノ瀬駐車場
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
市ノ瀬駐車場からはマイカー規制のため別当出合までバス。（一人500円） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
砂防新道：びっくりするくらい整備が行き届いていて、 それほど急登でもないので、思っていたよりもすいすいと行けます。 水場もそこそこあり、水量も豊富でした。 黒ボコ岩〜室堂：木道歩きの後に岩が多めの登りです。 木道は所々段差があるので、足元に気をつけながら歩いてください。 （下りの時に、段差に気づかずコケそうになりました。） 室堂〜御前峰：少し岩場が続きますが、小さなお子様も登っていたので それほど難しい感じではありません。 観光新道：たくさんの自然が残っている感じの道で、 足元にも少し気をつけながら行かないと躓きやすいと思います。 虫もたくさんいるので虫用のネットがあってもいいかもしれません。 一部急な斜面があります。 「観光」という名前がついていますが、観光客向けじゃないです・・・ |
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感想
ずっと行きたかったところ、白山。
田舎っ子のカン、いやいや、野生のカンで、絶対裏切らない景色が待っている！と感じていました。
とある登山ショップのフリーペーパーや山雑誌で見かけたり、テレビで特集されるたびにウズウズ。
でもアクセスがちょっと難しかったりするので、去年も何回、計画倒れした事か。。。
冬になっても諦めつけるのが難しく、冬の白山はどうかとまで調べていました。
調べれば調べるほどに、冬なんて到底ムリと知っては肩を落とします。
今年の夏こそ絶対行きたい！と意気込んでいたのである程度のプランニングは完了。
1日目白山、2日目に荒島岳。
最初は白山だけだったのですが、私がよく参考にさせてもらっている
ブログに、せっかくだから荒島岳にと書いてあったので、ほぼマネした形(^_^;)
アクセスが結構遠いので、それがちょっと問題でしたが、
この計画にまさかまさかの乗り気の元気メンバー3人がいました。
Tomoちゃん、Mさん、Aさん。このメンバーとはかなり久しぶり♪
早朝、レンタカー屋さんの開店前から待っていたのですが、
店員さんが若干遅刻。さらに受付にかなり手間取り、朝から早々に計画が遅れます。
マイカー規制の市ノ瀬から別当出合までのバスも、タイミングが合わず。
結局登山開始は11時となってしまいました。。。
もともと日帰りで行く予定だったので、身軽で出発。
砂防新道はメンテナンスが行き届いていて、かなり歩きやすい。
サクサクと行こうと思っていたのですが、
開始時間が遅かっただけに太陽が照り付けて、暑い暑い・・・
なかなかグループ全体のペースが上がりません。
ただ、この道、所々で見どころが現れて、絶景を見せてくれるので、
のんびり行けばその分たくさんの景色を長い事楽しめます。
登山開始時に見えていた滝も別山までの尾根ラインも、
上に行けば行くほど近くなります。
途中の避難小屋近くには、雪解け水の小川が流れ触ると冷たくて
ついつい時間を忘れてしまいます。
登り始めから1時間ほどすると雪渓が間近に見えるようになり、
そこからは絶景の連続っ！！
「思った通り！！！ヤバイ！！！キレイ！！」
夏山の場合、雑誌などでの評判などが良く期待値が高すぎると、
実際の景色をまずまず・・・と思ってしまう事がありますが、ここは本当にキレイ。
プロの写真家さんが撮った、ベストショット写真の中に足を踏み込んだみたいっ。
そして黒ボコ岩でランチ休憩。
照り付ける太陽のもと、日陰ではなく敢えて岩の上の日なたでお食事です。
日焼けとかももうお構いなし。食べ物と景色でおなかいっぱい(#^.^#)
山仲間との会話も弾み、体も充分休息とれたところで山頂に向かいます。
途中の木道、嘘でしょう？というくらいキレイ！
平らな景色が広がった後は、少しだけ急な岩道。
ビジターセンターでお祭りのような賑やかな場所を通過して、
最後に再度ひと登り。
山頂到着(*^_^*)
ここも文句のつけようがない景色です。
30分の休憩の間、みんな腰をおろして休むなんてことはしません。
三座同定したり、写真撮ったり、お花探したりと大忙し。
グループでの写真も色々と撮っては、大はしゃぎ。
何だか学生にでもなったような気分でした(笑)
ですが私達は日帰りの身。
のんびりと進み、たっぷりと休憩をとったグループ一向の行く末。
バスの時間！逃せばマイカー規制の車道歩きが待っています。
室堂まで戻った時にはもう完全にバスを諦めきっていました。
こんな時は開き直りです。
予定は砂防新道を戻る予定でしたが、それより30分ほどマップタイムが長い
観光新道を通って別当出合まで戻ります。
（市ノ瀬まで山道を歩く事も可能ですが、
暗くなった場合の山歩きは危険なので別当出合に。）
観光新道の観光とは、いったいどこのだれが付けたのか知りませんが、
結構な「山」感たっぷりの登山道。登山者向けコースでした。
最初の稜線沿いは、行く先の道が見渡せたので楽しみながら行けたのですが、
だんだんと体力も落ちてきて、ついにはみんな口数少なめ(笑)
避難小屋で更にまた長い休憩を取り、頑張って別当出合まで下ります。
別当出合に着いたら登山道は終了。
明るいうちに到着できたのでなんとか安心です。
あとは駐車場まで車道歩き。
空の色が淡いピンク→オレンジ→水色→薄い紫→紺と、
少しずつ変わって行く様子を見ながら安心感に包まれて駐車場に到着。
なんとかぎりぎり近くの温泉で汗を流してさっぱりしました。
今回はゆっくり進んだために行動時間が少し長め。
少し寝不足もあって朝から長い一日だったような気がしますが、
それでも来る価値が充分にあるところだと思いました。
そして久しぶりの登山仲間との山行。
これもまた楽しく、来てよかったと思った日になりました。
おしまい
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