電車で行く百名山 白山と荒島岳

2015年07月26日(日) 〜 2015年07月28日(火)

• GPS: 106:00
• 距離: 19.3km
• 登り: 2,660m
• 下り: 2,622m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:35
• 休憩: 0:20
• 合計: 4:55

12:00 別当出合
12:50 13:00 中飯場
14:25 14:35 甚之助小屋
15:00 15:00 南竜道分岐
15:20 15:20 エコーライン分岐
16:55 室堂

2日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:35
• 合計: 5:45

4:00 室堂
4:50 4:50 山頂100ｍ手前
5:30 5:40 室堂
6:00 6:05 黒ボコ岩
7:20 7:40 殿が池避難小屋
8:45 8:45 別当坂分岐
9:45 別当出合

3日目

• 山行: 6:10
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:55

4:45 勝原スキー場跡地
5:45 5:50 リフト終点
7:30 7:35 シャクナゲ平
8:45 9:20 荒島岳
10:15 10:15 シャクナゲ平
11:05 11:05 リフト終点
11:40 勝原駐車場

北陸地方の百名山2座を続けて登る計画を立てましたが　電車での移動をどうしたらいいか大変迷いました。
地図の上だと白山と荒島岳は近い！のですが別当出合と勝原を繋ぐバス便がありません。
もしレンタカーを使ったら、、、移動の6時間の無駄はなくなったでしょう。白山下山後　白峰温泉から勝山市を回って民宿で一緒になった二組は一時間半で着いたそうです。

天候

26日　晴天
27日　曇り　強風、ガスガス
28日　明け方まで雨　のち曇り

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

26日東京(北陸新幹線）6:16かがやき501−金沢(白山登山バス9:25）−別当出合11:40着
27日別当出合(バス）ー市瀬(バス11:30）−金沢(サンダーバード16:01）ー福井(JR越美北線16:51ー勝原18:10
28日勝原（JR越美北線14:45）ー福井（しらさぎ62　16:36）ー米原（ひかり530）ー東京
費用　都区内周遊大人の休日3割引き乗車券9070円
　　　特急かがやき4880円(東京ー金沢）
　　　バス金沢ー別当出合片道2200円
　　　特急指定金沢ー福井1330円　福井ー勝原往復1680円
　　　特急福井ー米原590円　特急自由席　米原ー東京3170円
室堂センター泊　1人8100円
民宿泊　林湊　2食付とお握り　1人5500円

コース状況／危険箇所等

ポストー白山はわからなかった。トイレ　水場あり。
荒島岳はスキー場跡地にあります。用紙は勝原駅にありました。トイレあり。

その他周辺情報

白山ー白峰温泉、白山温泉(一ノ瀬にある）金沢へのバス2200円で途中下車して入浴できます。別当出合でバスに乗り一ノ瀬で下りて永井旅館で入浴。
荒島岳では民宿（林湊）に宿泊したので不要な荷物を置かせていただき下山後シャワーを浴びて電車の待ち時間もゆっくりさせていただきました。

写真

7/26 9:19

北陸新幹線開通のおかげで朝一のかがやきに乗れば金沢に8:46に到着。

7/26 10:45

バスで別当出合に行く白峰街道は二日前落石のため開通したばかりだとか。(何日不通だったか？）

7/26 11:50

12時出発
別当出合　往きは吊り橋を渡り砂防新道でいく。午後なので登る人はほとんどありません。

7/26 12:48

12時50分
中飯場。暑いので大勢休んでいます。

7/26 12:50

中飯場はトイレ、水道があり冷たい水で顔を洗い生き返る！

7/26 12:57

4分の1来ました。日陰を求めて大勢休憩

7/26 13:13

崖崩れを止める工事も今日は休み

7/26 13:18

センジュガンピ

7/26 13:35

シシウド　空が高い！

7/26 13:39

別当覗　　別当が見えた？

7/26 14:20

登山者に優しいベンチ

7/26 14:20

ノビネチドリ

7/26 14:24

14時25分　甚之助避難小屋到着

7/26 14:25

ここも水場、トイレあり。賑わっています。とても綺麗でした。

7/26 14:28

こんな暑い日はゼリーがおいしい。

7/26 14:49

クルマユリを見ると真夏だなあと思う

7/26 14:56

アキノキリンソウ

7/26 14:59

ハハコグサ

7/26 15:02

南竜道分岐でそのまま先に行きます。団体さんがいます。

7/26 15:03

渋滞中　

7/26 15:09

シモツケの蕾の濃い色　
咲いている淡いピンクの
グラディーションがいいなあ。

7/26 15:16

南竜山荘が見えてきた。

7/26 15:19

エコーラインへ　
団体さんは南竜山荘へ行った。

7/26 15:20

ノウゴウイチゴいつ食べられる？

7/26 15:22

南竜山荘とコバイケイソウ
今年は3年に1度の花が咲く年なのね。

7/26 16:03

エコーラインの花は8月がいいのかも。

7/26 16:16

イワイチョウ

7/26 16:18

ハクサンコザクラ　

7/26 16:20

弥陀ヶ原です。かすかに見えるのは山頂？

7/26 16:29

ここから右に折れて五葉坂をひと登りです。それがきつい！

7/26 16:55

16時55分ようやく着きました。
今日の小屋は室堂センター(要予約）
前日は750名満室だったそうです。

7/26 16:56

白山山頂と室堂センターのクルマユリ

7/26 18:26

食事は時間制でした。おいしい？う〜ん？

7/26 19:16

日没は食事の間に見過ごし余韻だけ参加！
別山にかかる雲はこちらまで落ちてこなかった。

7/26 19:20

御嶽山
左には乗鞍も見えました。御嶽山の右の方には恵那山が目立ちました。

7/27 4:56

2日目27日です。
4時に小屋を出ます。
早朝3時半には満天の星だったのでてっきりご来光と思い込んで外に出ればなんと霧の中！ドラも鳴ったし晴れるだろう！と期待したけど。
富士山登山の映像を思い出させる人の列。霧は濃くなり途中でカッパを着る。後100mのところだけど稜線に出ると霧だけでなく強風に体が降られて危ないので下山決定。
　

7/27 5:02

青石　上りは人が多くて写真も撮れなかったけど、、子連れでも登頂目指して登っていきましたよ。

7/27 5:14

左が近道。朝は先に進んで遠回りした。

7/27 5:15

帰ってきた室堂の神社はこの日10時棟上げ式。
餅投げがあるから参加したらと夕焼け見ながら誘ってくださった方は神社の関係者でしょうか。

7/27 5:15

残念だけど10時まではいられない。明日の荒島岳に向けて移動しなくちゃ。

7/27 5:31

裏側に回るとこんな表示板。前日の晴れているうちにゆっくり回っておけばよかったなあ。

7/27 5:43

朝食はお弁当に変えてあるのでそのまま下山することに。また必ず来ます。

7/27 5:57

下山は観光新道で

7/27 6:04

砂防新道と観光新道の分かれ道

7/27 6:05

黒ボコ岩だ上っちゃえ。

7/27 6:10

ミヤマダイモンジソウ

7/27 6:11

オトギリソウ

7/27 6:16

キンバイ（ミヤマ？それともシナノ？）

7/27 6:17

あった！クロユリ

7/27 6:20

蛇塚　ここにも泰澄大師が千匹の悪蛇を埋めたという謂れ。

7/27 6:30

カライトソウ

7/27 6:34

ウスユキソウ

7/27 6:38

ツリガネニンジンとマツムシソウ

7/27 6:38

マツムシソウ

7/27 6:39

シシウド　カライトソウ　マツムシソウ

7/27 6:40

シモツケソウ　シシウド　シャジン　
まさに花畑の中を歩いていく。

7/27 6:40

こんな花畑今まであっただろうか。

7/27 6:44

キスゲとトラノオ

7/27 6:47

馬のたてがみ

7/27 7:02

ハハコとフウロ

7/27 7:07

ウツボグサ

7/27 7:09

これで晴れていればなあ

7/27 7:14

殿が池避難小屋が見えた。

7/27 7:21

小屋はできたて。トイレが汚かった。汚したら綺麗にして帰ろうよ！

7/27 8:06

避難小屋で出会ったのは4人グループの若者と年配の男性2人。朝食を食べて出ようとすると携帯の忘れ物。携帯をを忘れていませんか〜と叫びつつ駆け下りた。

7/27 8:19

だからこんな岩をくぐったなんて覚えていません！

7/27 8:22

カラマツソウ　持ち主は見つかりました。滑り落ちると危ないと注意してくださった紳士ありがとうございました。まだ走れることがわかってうれしかったですよ。

7/27 8:41

別当坂分岐　

7/27 9:22

ヤマアジサイ

7/27 9:29

あと1キロ

7/27 9:48

もう出口

7/27 9:48

出口

7/27 9:48

帰ってきた。子供連れが多いのもわかりました。登りやすい山です。様子が分かったのでまた来ましょう。

7/27 11:23

時間が沢山あるので市瀬で下車し白山温泉の一軒宿永井旅館で入浴600円。ソフトクリームを食べ11時45分の金沢行きのバスを待つ。

7/27 16:46

金沢の駅ビルでお茶して2時間潰す。16時1分発ー福井16時42分ー勝原18時10分もったいない移動時間が6時間！
車なら一時間半ですって！(別当出合から）

7/27 17:29

単線(一両）なので2か所？待ち合わせがありました。ミラーにすれ違いの電車が写っておもしろい。

7/27 18:12

勝原の駅だーれも下りない。だ〜れも乗らない。登山届の用紙がここにあった。

7/28 4:09

28日　3日目の朝です。4時に朝食を作っていただきました。同宿の方が同じ時間に出るので登山口まで乗せてくださいました。30分の短縮です。ありがとうございます。

7/28 4:43

勝原スキー場跡地に着きました。
登山届ポスト、トイレ靴洗い場もあります。

7/28 5:07

4時50分に登山口を出てアスファルトの坂を上がると　ここも駐車場？ってくらいの広場あり。帰りには一台停まっていました。

7/28 5:07

どっちへ行くのかなと少し迷って右へ

7/28 5:28

ギボウシが沢山咲いています。

7/28 5:41

ねむの木です。夕べからたくさん雨が降りました。曇りだって嬉しいです。

7/28 5:44

石がごろごろ。

7/28 5:44

リフト終点の残骸です。

7/28 5:46

リフトで上がれたときはここが登山口だったんでしょう。

7/28 7:33

シャクナゲ平

7/28 7:51

もちがかべ　この辺りから滑るし急坂だし一番の頑張りどころ。

7/28 7:59

この木の花は？

7/28 8:03

ドライフラワーにしたいような花ですが

7/28 8:23

ハクサンマイマイ　大きくて背中に黒の一筋。

7/28 8:25

前荒島

7/28 8:32

中荒島　ここから少し平坦になる。

7/28 8:39

チダケサシの露

7/28 8:40

オトギリソウも濡れて

7/28 8:42

ツルアリドオシの花　実も付けている。花弁はヒゲがある。二つ咲くけど実は一つ。

7/28 8:49

山頂一番乗り4時間です。

7/28 8:53

クガイソウとシモツケソウが沢山咲いています。

7/28 8:58

標示盤が新しい。泊まった民宿の名前も入っています。5，6年前娘さんの結婚式はここだったそうです！ステキ！

7/28 9:14

15分ほどすると3時間10分だ！とご夫婦が上がってきました。
次々と元気な方が登ってきました。

7/28 9:20

シモツケソウは霧の中でもどこにも負けない色です。

7/28 10:14

シャクナゲ平に戻りました。民宿林湊さんでシャワーをお借りしたいのでさっさと下りましょう。

7/28 10:22

朝まで降っていたので登山道は滑ります。

7/28 10:28

このみなさまのおかげで保全されています。

7/28 10:41

ホトトギス帰りまでに開いたような

7/28 10:44

白山ベンチは往きも帰りも眺望無し

7/28 10:46

白山ベンチから　お情けの白山

7/28 11:07

戻りました。

7/28 11:07

リフト終点(起点）

7/28 11:14

ギボウシ

7/28 11:32

駐車場から2時間で登ったという男児とおじいちゃんの車がもう出て行った。

7/28 11:38

帰ったぞ〜　暑さを心配していたけど曇りのおかげで大丈夫だった。昨日のお客さんは5時に出て3時過ぎても戻らないので心配したとおかみさん。暑かったからでしょうね。

7/28 11:57

駐車場から民宿までは頂いた地図が頼りでした。

7/28 12:05

12時　誰もいなくても入っていいですと言われていたのでこっそりシャワー。

7/28 13:03

お客様の接待で流しそうめんが始まりました。お相伴させていただいて豊かな水から流れてくるそうめんのおいしかったこと！

撮影機器：

IXY 600F CANON

LUMIX DMC-LF1 パナソニック

装備

備考

虫よけスプレー、虫刺されの薬必須

感想

lily616

まだ見ぬ白山と荒島岳　技量は足りるのか？
移動に時間がかかるし、迷いながらの山行でしたが、
両山登ってみると　白山は本当に大きな山で期待を裏切らない花の数々。
好天でしたのに荒天に変わり残念な山頂でしたが
また何度でも登ればいいのです。遠くても十分その価値のある山でした。
荒島岳の素晴らしい眺望にも見放されましたが、登るとすればこちらの方が距離は短くても難度はあるかもしれません。
でも一歩一歩を確実にあわてず進めば登頂できます。
急坂や石ごろごろはありますが岩場はありません。何か所かロープもありましたがNPOの方たちのおかげで整備されていました。
下山後の民宿での人との出会いでほっこりほっこりして家路に着きました。