カキノハグサ満開です。神鉄大池から金剛童子山

2024年06月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 15.5km
• 登り: 483m
• 下り: 575m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:46
• 合計: 5:58

距離 15.5km 登り 483m 下り 575m

9:48 神鉄 大池駅
10:19 天下辻
11:18 11:40 柏尾谷池
12:00 12:09 金剛童子山
13:33 13:34 屏風川中俣谷右俣谷分岐点
13:38 大樋ノ滝
13:44 13:55 屏風川左股谷出合
14:07 大日如来像
14:23 14:26 手箱池
15:46 神戸電鉄五社駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

神戸電鉄大池から神戸電鉄五社

コース状況／危険箇所等

神鉄大池から金剛童子山、休止中の太陽と緑の道（黒甲越〜深谷）と合流するまでは、モトクロスのわだちの水たまりはあるが、整備されたハイキング道で危険個所はない。ただし、小分岐が多いのでメインルートから外れないように注意しよう。
休止中の太陽と緑の道（黒甲越〜深谷）は、コース前半は、倒木が多く、コース後半には崩落場所があり、迂回路の案内標識には、「沢をへつる」と書いてある。こんな登山の専門用語がでてくること自体、山慣れた人向きのコースの証明と言える。実際に滝の横の流れの早いところを自己判断でへつるので初心者には手強いのではないかと思う。
最後、深谷から神鉄五社駅へは、車道の横の歩道歩き。

写真

6/8 9:46

神戸電鉄大池駅
今日の出発点です。
新しい近代的な駅です。

6/8 9:52

大池聖天
夢をかなえるゾウで有名なガネーシャが起源と言われ、どんな願いでも叶えて下さる聖天様（歓喜天）をお祀りする寺院です。

6/8 9:57

ユキノシタ
登山口までにいっぱい咲いていました。
茎も白く、花も真っ白で赤が少ないタイプです。

6/8 9:58

まずくて有名なヘビイチゴの実です。

6/8 9:58

コアジサイ
この時期、一番、好きな花です。思わず写真撮影です。

6/8 10:00

ニガナ
沖縄では、豆腐と炒めて食べるらしい。

6/8 10:01

スイカズラ
花は最初は白だが、黄色に変化していく。

6/8 10:04

ヤマボウシ
初夏を代表する花木といえば、ヤマボウシでしょう。

6/8 10:07

大池登山口

6/8 10:09

イヌツゲ
イヌツゲは、成長が早く木材としては役に立たないということから「イヌ」の名を冠することになりました。

6/8 10:14

コアジサイの咲く道を登っていきます。

6/8 10:17

ショウジョウバカマの花の終わった後
まるで花のようです。

6/8 10:18

天下辻に到着
今日の登りはほとんど終了しました。

6/8 10:22

南方道のモトクロスのわだち
道の横を気をつけて通ったのですが、くつをドロドロにしてまいました。

6/8 10:28

ガンピ
ジンチョウゲの仲間で製紙原料です。
とってもよく見ました。

6/8 10:30

ガンクビソウの蕾
毛だらけです。

6/8 10:42

ブタナ
雑草ですが綺麗です。

6/8 10:43

ノギラン
他のハイカーの方に教えていただきました。
花はこれからでしょうか？

6/8 10:53

コガクウツギ
両性花と装飾花が一緒に咲く。

6/8 10:58

ナルコユリ
ナルコユリの花は花柄につく部分が少し細くなっているそうだ。

6/8 11:02

ネジキでしょうか？

6/8 11:04

鰻ノ手池
ウナギの手とはどういう意味でしょう？

6/8 11:05

ササユリ
まだ、蕾です。

6/8 11:38

柏尾谷池
植物観察のために多くのハイカーが訪れています。

6/8 11:18

アザミが湖畔に咲いています。

6/8 11:22

ヨツボシトンボ
ずんぐり、むっくりのトンボです。

6/8 11:23

ジュンサイが池の表面を覆っています。

6/8 11:23

ヒツジグサの花
スイレンより小ぶりの白い花です。

6/8 11:25

ヒメウツギ

6/8 11:25

イグサの花

6/8 11:26

オカトラノオ

6/8 11:36

タニウツギでしょうか？

6/8 11:45

コナスビ
サクラソウの仲間です。

6/8 11:58

金剛童子山山頂へ向かいます。
車道からの登り口がわかりにくいですが、ゴルフ場との境のところを北に入ります。

6/8 12:00

金剛童子山山頂　565．4m
三角点があります。
展望はありません。

6/8 12:13

新緑のハイキング道を行きます。

6/8 12:14

ヤブムラサキ
蕾はうぶ毛だらけです。

6/8 12:40

イモリ池で昼食
クマイチゴの実がなっていた。
酸味が控えめで甘味が強いらしい。

6/8 12:41

イモリ池で左折し、太陽と緑の道を深谷方面へ行きます。
黒甲越からイモリ池までは、倒木が多く道が少し荒れています。

6/8 12:46

イモリ池からは気持ちの良いハイキングコースとなります。黒甲越東道というらしいです。

6/8 12:50

少し行くと針葉樹林帯にかわりました。
変化があって楽しい。

6/8 12:52

トチバニンジン

6/8 12:53

トチバニンジンの花のアップ

6/8 13:10

天下峠分岐
予定を変更し、天下辻から神鉄大池には行かず、太陽と緑の道を直進し深谷に抜けることとしました。

6/8 13:19

ヤマアジサイがきれいです。

6/8 13:22

この先山道崩落　危険
迂回路（沢をヘツリ）
と書いてある。う回路を沢に下りる。

6/8 13:24

屏風川の沢沿いを歩く（へつる）。
正面に滝の落口が見える。行けるのか？

6/8 13:28

中俣谷上二段滝
この滝の横をへつる。
沢を歩くのは楽しい。

6/8 13:32

屏風川沿いの迂回路を終え、斜面をのぼる。

6/8 13:42

屏風谷出合
向こう岸に渡渉し、左俣谷に入る。

6/8 14:07

大日如来像が倒木のため、倒れていたので、直させていただく。
ほとんどハイカーは、おらず直す人もいないのかなあ？

6/8 14:16

ナツハゼ
ブルーベリーです。

6/8 14:19

タツナミソウ

6/8 14:24

手箱池（ビクニ池）

6/8 14:27

このハイキング道は、昔の生活道路だったそうです。

6/8 14:34

北区縦走ハイキングコースの終点は近い。

6/8 14:35

ムラサキカタバミ

6/8 14:39

ツルマンネングサ

6/8 14:41

のどかな田園地域に出る。正面は三田のお山でしょうか？

6/8 14:42

畑のジャガイモの花

6/8 14:48

道標　昔、生活道路だった名残りです。

6/8 14:46

ウマノアシガタ
キンポウゲ科の光沢があります。

6/8 14:50

田植えの終わった水田
苗が整然と並んでいるのが綺麗です。

6/8 14:52

モンキチョウ

6/8 14:53

コマツナギ

6/8 14:54

チガヤ
アレルギーのもとともされていますが、田んぼのあぜで風になびく様子が風流です。

6/8 15:07

ヒメキキョウソウ
深谷から五社駅へ帰る歩道に咲いていました。

6/8 15:14

カワラマツバ
これも、五社駅への歩道に咲いていました。
愛すべき雑草たちです。

6/8 15:46

神戸電鉄五社駅に到着
有馬口から三田の間の神戸電鉄は単線です。

6/8 15:50

大阪五輪ラッピングの電車がやってきた。
1編成しかないラッピングカー
みゃくみゃくがデザインされている。

6/8 10:24

丹生山系「守ろう自然」
【ここからは、今日見たスペシャルな花です。】

カキノハグサ
山に入ると、ハイキング道の横に咲いていてすぐに見つけることができました。

こちらは縦に少し長い花

群生地には林の奥までいっぱい咲いていました。

見頃です。
花期の終わりには花の下の赤いところが増えてょうね。

兵庫県の絶滅危惧種2類です。
会えてよかった。

ヤマトキソウ
湖畔でめぐりあうことができました。
こちらは少しピンクの強い個体です。

ヤマトキソウはトキソウのように開きません。
また上を向いて咲きます。

こちらは白くて先がピンクの個体

ヤマトキソウは、質素で上品な花です。
会えてよかった。

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

マルヒコ

皆さんのレコで丹生山系東部のカキノハソウが見ごろとの情報があったので、今日は神鉄大池から、金剛童子山に登ることとしました。
カキノハソウは、はじめて見る花だったのですが、山野草にすれば大きなサイズで、黄色がとてもよく目立つ、とても華やかな花だと思いました。
道中の湖畔では、ヤマトキソウにも出会うことができました。ヤマトキソウは、とても小さく、色も薄く、こちらは、とても質素な花だと思いました。
当初の計画では、金剛童子山から、天下辻、神鉄大池駅に戻る予定でしたが、せっかくなので、太陽と緑の道を深谷に抜けることとしました。
太陽と緑の道というので、さぞ歩きやすい道だと予想していたのですが、ところがどっこい、一部、沢を歩いたり、ロープを使ってトラバースしたり、結構、歩きごたえのある道でした。
前半の柏尾谷池の手前までは、植物観察目当てと思われるハイカーがたくさんいたのに、金剛童子山への分岐以降は一人のハイカーにも会いませんでした。
前半は植物観察、後半は静かな山行を楽しむことができました。
約3時間のコースだといって出てきたのに、深谷から神鉄五社駅までの歩行時間も入れると6時間歩行となってしまい、連れに文句を言われまくりました。