大弛峠駐車場 朝日岳・金峰山・国師ヶ岳・北奥千丈岳

2015年08月03日(月) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 804m
• 下り: 784m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:00
• 休憩: 1:04
• 合計: 10:04

2:57 大弛峠
3:30 3:30 朝日峠
5:19 5:19 朝日岳
6:52 7:56 金峰山
9:37 9:37 朝日岳
10:30 10:30 大弛峠
11:30 11:30 前国師ヶ岳
11:40 11:40 国師ヶ岳
12:03 12:03 北奥千丈岳
13:01 大弛峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ニッポンレンタカー
ヴィッツ 24時間レンタル 保険料・ETC貸出料込み \8.964

行き : 八王子IC 〜 勝沼IC \1,310 （日曜割）
帰り : 勝沼IC 〜 八王子IC \1,870

コース状況／危険箇所等

ナイトハイクしても問題ない程度の歩きやすい道。

ただ、日が登った後は一気に小蝿みたいなのが、
風の通らない山道に発生するので、
余裕を持って楽しめなかったのが残念。

日中日が高くなって気温が高くなると、
結構減っていた印象。

開けた場所でも、風がないところだとアブに悩まされる。

写真

なんでもない平日のこの時間は、
さすがに貸し切りみたいやな。

朝日岳手前の岩場から、
とても見晴らしが良かったので、
朝陽を待つ事にした。

国師ヶ岳の方面から日が昇るみたいだな。

陽が昇る前の空の色は、
どこの山で見てもやっぱり素敵。

だいぶ姿を現してきた。
期待高まるわぁ〜🎵

まだ鮮明じゃないけど、
陽の光でだいぶ見えてきた。

南アルプス方面の空の色が、
もうね。
なんも言えねえ。

雲海があるだけで、
景色がほんと違ってみえる。

あっ！
朝陽が、

昇ったぁ〜〜〜！

もう富士山がヤバい。

なんかよくわからんけど、
春は曙って言葉が思い浮かぶ色合いやったな。

平穏だった雲の海にも波が出てきた。

とりあえず、朝陽は楽しんだし、
金峰山行こかな。

少し歩いただけで、縞枯。
いつもの進まないパターンやな。

はぁ〜。
としか言えない。

ようやく朝日岳。

淡いピンクっぽさがなくなってきた。

空の青さが深くなってきたな。

すぐにわかっちゃうんだなあ。
五丈岩。

森の中も素敵道だった。
ハエみたいのがいなければ。

ここを登りきれば待っているのか。

きた。

きた、きた。

キタァァァァ

ァァァァァァ

〜〜〜〜〜〜〜

！！！！！！

はぁ。
もう期待以上にでっかいな。
何もかもが。

歩きてぇ〜〜っ！と、

思ってた道が、

目の前にある、

この幸せを、

独り占めできるという、

幸せ。

岩場がおもしろくて、
途中ルートを外れてしまったみたいで、
山頂の発見が遅れた。

近くで見ると、やっぱりでかいな五丈岩。

一礼して登ってみる。

これ以上は、ヘタレには無理。

裏から見ると、なんかモアイ的。

ちょうどいい広さと窪みを持つこの岩の上で、
仮眠。

五丈岩の奥。
瑞牆山荘とかから来る人はあの尾根を越えてくるんかな。

カエルの親子石。
そう呼ぶ事にしよう。

平日なのに車いっぱい。
土日祝はみんなどこに車止める気なんだろう。

国師方面に向かう。

噂通りの木階段。

ほんと、絵にはなるよね。
辛いけど。

前国師手前のザレ場。
登ってみると。

北奥千丈の右横にひょっこり富士山。

雲がすごい。

これから行く人にとってそこは、
夢と言っても、悪夢かもしれないほどの木階段。

大弛小屋はやっぱりやっていなかった。

感想

MoL1

久しぶりに朝陽が見たいなぁ。

仕事帰りの電車の中でそう思ってしまったからいけない。

禁断のレンタカーに手を出し、
行きたいと願っていた金峰山に行くことにした。

22:30。
最寄りのニッポンレンタカーを出発し、
26:05に大弛峠に到着。
3:00に準備開始する予定で仮眠体勢を取るも、
餌を目の前にしておあずけの姿勢を取れるほど賢くない俺は、
15分後には出発の準備を整えていた。


モノクロームの世界から、
多様な色彩が生まれる瞬間は、
何度立ち会っても、溜息しか出ない。

金峰山手前の稜線歩きは、
あこがれていた以上に気持ちよく、ここでもまた溜息で。

木階段上りに泣きを入れそうになった国師ヶ岳・北奥千丈岳では、
モクモクと発生する夏雲に心奪われて。

一日いるだけで、
これだけの変化を楽しめる。
そりゃ、人気の山域だわ。

と、平日でも満車になってしまう駐車場を見ながら、
次回来るなら、またこの作戦をとるしかないなと思ったりした。

自分史上最高峰が2500mを越えた。

と言っても、スタート地点の標高がえらく高かったし。
八ヶ岳に挑戦するにはまだ早すぎる気がする。

また、始まりの地、奥多摩・奥武蔵で鍛え上げるとしよう。