赤岳(赤岳鉱泉テン泊)


- GPS
- 26:22
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 1,501m
コースタイム
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 3:05
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 8:28
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
昨年秋に前日に降った雪のため撤退した念願の赤岳にチャレンジ。今回は赤岳鉱泉のテン泊で翌日にアタックザックで山頂を目指した。午後になるにつれ天気が悪化するという予報なので早朝4時過ぎに出発。この時期とはいえ樹林帯ではまだ薄暗いためヘッドライトを使用して歩き始める。そのため赤岳鉱泉からの歩き始めが一番迷った。経験のある同行者のおかげでロスなく歩けたが前日の明るいうちに行者小屋への道の入り口を確認しておくべきだった。行者小屋に至り往路は文三郎尾根を、復路に地蔵尾根を歩くことにした。いずれを選択するか、もしくは往路復路で異なった道を行く場合、どちらから行けばよいのかは好みの分かれるところかと思われる。コースタイムは行者小屋からいずれも2時間ほどでほぼ同じ(距離は地蔵尾根の方が2キロほど長い)。文三郎尾根はすぐに急な登りがはじまるので早くから眺望が開く。阿弥陀岳をまじかに望みながら歩くことができる。階段は地蔵尾根よりも多い気がした。文三郎尾根(中岳)分岐を過ぎて竜頭峰分岐までよじ登るような感覚の岩場(鎖場)を通過するが高度感などはあまり感じなかった。そのまま山頂を越えて地蔵尾根から行者小屋に戻るが、山頂から赤岳展望荘への下りは足場がはっきりとしない岩の下り坂。鎖が設置されていても不思議ではないような傾斜なのだが、片側の道脇に登山道の区分のようにして鎖が渡されているのみ。普通に立ったまま下るのはスリップが怖かったので、尻もちをつくように姿勢を低くしてズリズリとくだってみたのだがこれがとても楽しかった。登りの方とすれ違うのだが、その人たちが怖がりながら登ってくるのが印象に残った。この足場のはっきりしない岩場の坂を上りに使うか、下りに使うのがいいのかというのが行者小屋から赤岳への往復のルート選定のひとつの基準になるのではないか。個人的には地蔵尾根のほうが緩やかに登り、最後に例の坂の激登りとなるため、多少きついが文三郎から登り、山頂で息を整え、激下り後、地蔵尾根の後半は緩やかな道になるので、安心して歩けるのではないかと感じた。赤岳鉱泉ではテント泊でも夕食の予約を受けてくれる。名物の赤身肉ステーキの夕食。ステーキソースにつけても持ちろん旨いが塩コショウがいい。フルーツはメロン&パイン。鉱泉入浴は午後6時まで。テント泊者は1000円。この日はテント泊がかなり多く、平らで空いているところは小屋からやや離れた場所しかなかった。行者小屋の方がフラットなスペースは多いように感じた。下山後は美濃戸口の八ヶ岳山荘で入浴。モンベル会員は300円。大ボリュームの山賊焼き定食1400円。お味噌汁も美味しかった。何度訪れても本当に良心的なサービス、価格だと感じる山荘さんだ。
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