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Yamareco

記録ID: 691886
全員に公開
ハイキング
剱・立山

早月尾根〜剱岳往復

2015年08月03日(月) 〜 2015年08月04日(火)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
30:46
距離
18.4km
登り
2,973m
下り
2,973m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:46
休憩
0:01
合計
5:47
9:44
74
10:58
10:59
272
15:31
2日目
山行
9:43
休憩
1:35
合計
11:18
5:12
169
8:01
8:20
6
8:26
9:00
11
9:11
9:26
158
12:04
12:30
184
15:34
15:35
55
16:30
とにかく日中は暑さが厳しかったので、熱中症にならないようにハイドレーションをちびちび飲みつつ、休憩して体温を下げることを気をつけた。途中ログが乱れてますが、コースは登山道から外れていません。
天候 だいたい晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
東京から富山まで新幹線で2時間ちょっと。富山駅前でレンタカー。軽自動車二日間で、保険や免責など含めて約13000円。二人以上なら富山地方鉄道+タクシーよりもだいぶ安上がりかも。ガソリン代は700円くらいだった。最近の軽はすごいな〜。
コース状況/
危険箇所等
馬場島から山頂まで、全体的にかなり良く手入れされてるので歩きやすい。特に小屋までの間は細かくステップを作ってくれているのを感じられて感激でした。2600メートル付近でやや登山道を変更する作業をしていますが、ほんの少しの違いだけなので特に心配することはないです。
獅子頭とカニのハサミのクサリ場は確かに高度感ありますが、個人的にはその前後のクサリがないガレた斜面のほうが浮石が多いので緊張感がありました。あとはなんと言っても暑さ!もはや身の危険を感じるほどでした。
その他周辺情報 馬場島の近くにコンビニは無いので、富山駅の周囲か上市の駅近くで買い物を済ませたほうがいいです。
剱岳点の記、の中では資材集積場になっている馬場島。剱岳と立山の入り口という雰囲気がとても良い。
2015年08月03日 09:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 9:50
剱岳点の記、の中では資材集積場になっている馬場島。剱岳と立山の入り口という雰囲気がとても良い。
駐車場から5分ほど歩いた登山口の脇にあったのですね。慰霊碑みたいなものなのでしょうか。何かロマンティックな言葉が染みます。
2015年08月03日 09:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/3 9:52
駐車場から5分ほど歩いた登山口の脇にあったのですね。慰霊碑みたいなものなのでしょうか。何かロマンティックな言葉が染みます。
この金属プレートが標高約200メートルおきにあるので、一つの目安になります。
2015年08月03日 09:54撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/3 9:54
この金属プレートが標高約200メートルおきにあるので、一つの目安になります。
急な登りに苦しめられながらも、巨木が次々に出てきて飽きさせません。
2015年08月03日 10:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/3 10:11
急な登りに苦しめられながらも、巨木が次々に出てきて飽きさせません。
最初のプレートがある松尾平。立派なベンチがあり。
2015年08月03日 10:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 10:39
最初のプレートがある松尾平。立派なベンチがあり。
すごい巨木。だいたい杉の木ですね。
2015年08月03日 11:15撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 11:15
すごい巨木。だいたい杉の木ですね。
だいぶ登ってきました。1800mプレート。
2015年08月03日 13:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 13:03
だいぶ登ってきました。1800mプレート。
このあたりの標高プレート、実際よりも高めに表示してくれてるようです。登山者の応援のためか?
2015年08月03日 13:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/3 13:40
このあたりの標高プレート、実際よりも高めに表示してくれてるようです。登山者の応援のためか?
これはもしや柴崎芳太郎さんが設置した三角点か?と思って調べてみたが、どうやら違うようです。
2015年08月03日 14:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 14:16
これはもしや柴崎芳太郎さんが設置した三角点か?と思って調べてみたが、どうやら違うようです。
中に雪のかたまりが浮かんだ池糖をすぎていくと
2015年08月03日 14:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 14:59
中に雪のかたまりが浮かんだ池糖をすぎていくと
やっと早月小屋が見えてきた!
2015年08月03日 15:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 15:31
やっと早月小屋が見えてきた!
到着!
2015年08月03日 15:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/3 15:34
到着!
小屋から見える小窓尾根に、猫の背中を発見。
2015年08月03日 16:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 16:12
小屋から見える小窓尾根に、猫の背中を発見。
おいしかった!
2015年08月03日 17:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/3 17:01
おいしかった!
部屋でのんびり。そして爆睡・・・
2015年08月03日 18:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/3 18:16
部屋でのんびり。そして爆睡・・・
翌朝起きてみると、ほとんどの人は朝食を食べずに暗いうちから登りはじめた模様。完全に置いていかれた気分(笑)
2015年08月04日 04:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 4:40
翌朝起きてみると、ほとんどの人は朝食を食べずに暗いうちから登りはじめた模様。完全に置いていかれた気分(笑)
ゆっくり朝食を食べて出発。
2015年08月04日 05:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 5:16
ゆっくり朝食を食べて出発。
朝日が出てきた
2015年08月04日 05:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 5:53
朝日が出てきた
標高の正確さはともかく、元気付けられるのでこのプレートはありがたい。
2015年08月04日 06:38撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/4 6:38
標高の正確さはともかく、元気付けられるのでこのプレートはありがたい。
真夏に雪渓を歩くのがなんともうれしい
2015年08月04日 06:40撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 6:40
真夏に雪渓を歩くのがなんともうれしい
きれいな花に癒される。もしかして猛毒のトリカブト?
2015年08月04日 07:06撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/4 7:06
きれいな花に癒される。もしかして猛毒のトリカブト?
山頂がもう目の前だ!
2015年08月04日 07:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 7:32
山頂がもう目の前だ!
例のポイント、獅子頭に到着。ペイントがちゃんとしてるので間違うことはなさそう。
2015年08月04日 07:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 7:52
例のポイント、獅子頭に到着。ペイントがちゃんとしてるので間違うことはなさそう。
そして最後の難関、カニのハサミ。ここもクサリがバッチリなので心配ないが、浮石を落とさないように気を使う。
2015年08月04日 08:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
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そして最後の難関、カニのハサミ。ここもクサリがバッチリなので心配ないが、浮石を落とさないように気を使う。
別山尾根との合流点に着いた!
2015年08月04日 08:16撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 8:16
別山尾根との合流点に着いた!
もはや字は読めないが、存在してくれるだけで心強いこの道標。
2015年08月04日 08:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 8:18
もはや字は読めないが、存在してくれるだけで心強いこの道標。
おお、山頂だ!
2015年08月04日 08:23撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 8:23
おお、山頂だ!
長次郎雪渓を見下ろす。
2015年08月04日 08:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
2
8/4 8:29
長次郎雪渓を見下ろす。
快晴でさえぎるものは何も無し。どこまでも見通せる。
2015年08月04日 08:31撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 8:31
快晴でさえぎるものは何も無し。どこまでも見通せる。
三角点
2015年08月04日 08:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 8:55
三角点
2015年08月04日 09:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
3
8/4 9:01
点の記、に出てくる焚き火跡を探してみるが、よくわからなかった。山頂手前の大岩の影にあるここのことかな?
2015年08月04日 09:03撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 9:03
点の記、に出てくる焚き火跡を探してみるが、よくわからなかった。山頂手前の大岩の影にあるここのことかな?
登りの時には気がつかなかったが、こんな岩も。
2015年08月04日 09:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/4 9:46
登りの時には気がつかなかったが、こんな岩も。
どんどん下ります
2015年08月04日 09:56撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 9:56
どんどん下ります
最高だ〜
2015年08月04日 10:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 10:43
最高だ〜
降りてしまうのが本当に名残惜しいけど、急がないと。
2015年08月04日 10:49撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 10:49
降りてしまうのが本当に名残惜しいけど、急がないと。
2200メートルの標高差を一気に降りて、もうボロボロ。暑さにも本当に苦しめられたがようやく馬場島に下りてきた。
2015年08月04日 16:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/4 16:21
2200メートルの標高差を一気に降りて、もうボロボロ。暑さにも本当に苦しめられたがようやく馬場島に下りてきた。
やったぞ〜。怪我もなく下山できて感無量。
2015年08月04日 16:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
1
8/4 16:22
やったぞ〜。怪我もなく下山できて感無量。

装備

個人装備
ヘルメット。あとは普通の日帰り登山とほぼ同じ装備。アミノバイタル(ゼリータイプ)2つ。
備考 普段の山行では環境負荷のこともあるのでストックはほとんど使わないし使いたくないけど、今回は下りが長いのでもしや使うかも、と思い持参した。ひざのサポートのためには持って行ってよかった!あと、この暑さだとハイドレーションの有無でかなり水分補給のやり方がかなり変わってくると思います。

感想

いつかは絶対に登りたいけど怖いのはいやだし、アプローチが遠すぎ、となんとなく避けていた剱岳。北陸新幹線が今年になって開通したこともあり、富士山や八ヶ岳を登って予行演習して、満を持して早月尾根からチャレンジ。
日帰りで登る人も多いようですが、初めての剱岳はじっくり無理せず味わうということで早月小屋に一泊。早月小屋はとても清潔かつ親切で食事もおいしく、意外なほど快適でした。去年、黒戸尾根を日帰りした僕にとってもこの猛暑の早月尾根を日帰りは絶対無理です!
東京から新幹線を使えば、電車で八ヶ岳に行くのと同じくらいのアプローチ時間で馬場島に到着。時代は変わったなあ〜。
剱岳点の記、を何度か読み返してイメージトレーニングして臨んだ初の剱岳。長次郎雪渓や立山川の雪渓や、小説に出てくるたくさんの知ってるポイントを見て味わいながらの登山ができて感激もひとしおでした。

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体力レベル
4/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
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