【暑いときこそ下から登る♪乗鞍岳】

2015年08月08日(土) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,387m
• 下り: 1,386m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:40
• 休憩: 0:33
• 合計: 6:13

6:39 三本滝レストハウス
6:53 6:53 三本滝
8:10 8:15 位ヶ原山荘
9:05 9:05 肩の小屋口
9:25 9:38 肩の小屋
9:57 9:57 朝日岳
10:03 10:03 蚕玉岳
10:15 10:20 乗鞍岳
10:29 10:29 蚕玉岳
10:48 10:54 肩の小屋
11:17 11:19 肩の小屋口
11:43 11:43 位ヶ原山荘
12:50 12:52 三本滝レストハウス
12:52 ゴール地点

天候

晴れ、昼前から山頂には雲がかかる

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三本滝駐車場は100台程度駐車可能らしいです
土曜日ですが空いてました

コース状況／危険箇所等

登山道は乾いてgood condition
降りは乗鞍スカイラインをrunしました、自転車とバス、タクシーが多いので注意

写真

8/8 6:42

三本滝駐車場
今は雪のないスキー場跡から出発

8/8 6:42

バスの出発地点でもないので車は割と空いてます
レストハウスの裏手が登山口

8/8 6:53

三本滝へはレストハウスから歩いて10分ほど
遊歩道は整備されてて歩きやすい
この吊橋渡るとすぐです

8/8 6:57

右側の滝、黒い溶岩の上を流れる

8/8 6:57

真ん中正面の滝、小大野川の本流

8/8 6:57

左側の滝、ちょっと見にくい
三つの沢がちょうど合流する地点が崖になっていて三本の滝になってる

8/8 8:11

途中乗鞍スカイラインを横断しながら登山道はどんどん標高を上げていきます
1時間半ほどで位が原山荘に到着

8/8 8:16

冬もやってるありがたい山小屋
春先はBCスキーヤー
夏はサイクリストの休憩場所

8/8 8:17

山荘前の道から見える山が高山っぽくなってきました
それにしてもいい天気

8/8 8:40

振り返れば槍穂高もクッキリ
北アルプスも大勢いるんでしょうね

8/8 8:44

標高上がると植生が変わってチングルマがでてきました
この辺お花がキレイでしたが人が全然いないのでゆっくりできました

8/8 8:47

コバイケイソウも盛り
奥の槍穂がいいですね

8/8 8:52

チングルマきれいでしたよ

8/8 8:57

もうすぐ肩の小屋口です
ところどころスカイラインを横切ります

8/8 9:02

剣ヶ峰がハッキリ見えますが
頂上まではまだまだ

8/8 9:04

雪渓からの水が沢になって流れます
景色のきれいなとこでした
水は雪渓の雪解けなのでメチャ冷たい

8/8 9:06

その流れで高山植物が育つ、ミヤマキンポウゲがきれいでした

8/8 9:12

肩の小屋口から大雪渓と剣ヶ峰
まだこれだけの積雪があるとは

8/8 9:14

まだまだスキーヤーが楽しんでました
学生のスキー部とかが多いんですかね

8/8 9:15

もう少しで肩の小屋
そこで休憩とします

8/8 9:29

小屋が見えてきた
ここは宿泊ももちろんできますが、畳平まで行けば旅館もあるので利用率低いかもしれませんね

8/8 9:30

小屋に着きました
生ビールもソフトクリームもあるありがたい小屋です

8/8 9:39

頂上付近はうろこ雲
この後黒い雲が湧いてきました

8/8 9:43

摩利支天にあるコロナ観測所
観測は停止してるらしい

8/8 9:44

東大の宇宙線観測所
さすが最高学府、すごいとこに研究所がありますな

8/8 9:45

剣ヶ峰へむけて最後の一登り

8/8 10:05

大日岳（奥の院）から屏風岳、薬師岳

8/8 10:08

蚕玉岳山頂と奥に剣ヶ峰
なにやら雲がむくむくと

8/8 10:09

神秘的な権現池
あの向こうに白山が見えるはずなのだが

8/8 10:13

頂上小屋
土産モンしか売ってなかったと思います
飲み物は調達できません

8/8 10:19

頂上、大勢いましたね

8/8 10:21

宮本鞍乗？？
乗鞍本宮やった
神主さんがいらっしゃいます

8/8 10:21

乗鞍岳一等三角点
さすが立派

8/8 10:22

鳥居も立派

8/8 10:24

YES、山頂

8/8 10:27

権現池から白山方向

8/8 10:27

朝日岳への稜線
遠くに北アルプスが見えます

8/8 10:36

槍穂
少し雲がかかってきた

8/8 10:36

お手軽に登れる百名山だけあってどんどん登ってこられます
気軽さでは立山といい勝負

8/8 10:37

どんどん雲が、夏の雲って感じ
このあと青空は見えなくなって．．．

8/8 10:39

蚕玉岳から稜線を辿ると朝日岳
登れそうな気もするが
肩の小屋へは右折します

8/8 10:52

もう一回肩の小屋で休んでから行こう

8/8 11:08

肩の小屋から小屋口まではお花畑

8/8 11:13

多かったですね、チングルマ

8/8 11:16

ここもあそこも

8/8 11:21

ミヤマキンポウゲも

8/8 11:30

さて、降りはスカイラインをrunします
降り一辺倒なのでスピード出しすぎに注意、膝に来ます

8/8 11:33

それにしても北アルプスを眺めながらのジョグは気持ち良し

8/8 11:49

位が原に戻ってきました、小休止
サイクリストの方としばし歓談
やっぱここはチャリンコのメッカらしいですね

8/8 11:59

道端にはアキノキリンソウや色んな山野草が咲いてます

8/8 12:11

ヤマホタルフクロ

8/8 12:15

ヤマブキショウマ

8/8 12:20

ミヤマシシウド
線香花火のようです

8/8 12:23

オタカラコウ
黄色い花弁がでろんと
この花だけは正直あまり好きではない

8/8 12:45

ヤナギラン
三本滝Pのゲレンデに沢山咲いていました

8/8 12:46

三本滝駐車場
あそこがゴールです

8/8 12:53

自転車が多かったですね
RUNしてたのは自分だけ、バスの乗客から不思議そうに見られてました（笑

8/8 12:57

ゴール、楽しかった―
この後いつものひらゆの森で汗を流しました

撮影機器：

FUJIFILM XF1 富士フイルム

感想

sakura

以前、畳平までバスで行きそこから乗鞍岳に登ったことがありましたが、今回は乗り物をなるべく使わずに下から登ってみたくて自家用車で行ける最終の三本滝から登りました

三本滝までは観光客も大勢歩いているようで遊歩道のように歩きやすいです
三本滝から上は登山者のゾーンになりますが、三本滝から肩の小屋まではまったくだれにも会いませんでした（クマが出そうでこわかったですが）
きれいに整備されている登山道なのでもっと歩かれてもいいかな、すこしもったいなかったですね

位が原から上、森林限界超えるとお花が盛期、チングルマ、ミヤマキンポウゲ、テガタチドリなんかが満開、剣ヶ峰始め乗鞍の山頂が見えてきて一気に高山らしくなります
肩の小屋からは畳平から来られた登山者の方と合流しますので賑やかになり、肩の小屋で食事も水も（ビールもアイスクリームまで）調達できるので、逆に下山したかのような雰囲気になります

降りは、ピストンだとつまらないので乗鞍スカイラインをジョグして降りました
北アルプスを眺めながらのジョグは気分爽快、高度を下げるにつれて変わる植生も目を楽しませてくれました

下界はどこも猛暑日で夏真っ盛り、山も夏山真っ盛り
でも3000m級の山は過ごしやすくて最高です、乗り物で近くまで行くのもいいですが、自分の足で登るのもいいもんですよー

コメント

kagayaki500✨🚅

同じことを考えてました。
レコを見て、「観光地　乗鞍岳」を侮るなかれ、との思いを強くしました。

乗鞍は、「もう、登山の対象ではない」と言われて久しいですが、夏の畳平や春のＢＣエリア以外に何か楽しめるコースはないかと思案していました。
万人向けではないにせよ、千町ヶ原や十石山を始め、まだまだ、時間をかければ楽しめるところがあるような気がしています。

今回行かれたコースも楽しいコースだと気づかさせていただきました。
季節、時間、天候など変えれば、乗鞍を、また登山の対象としての魅力を再発見できるのではないかと、sakura0725のレコを見て、改めて思いました。

sakura

Re: 同じことを考えてました。
kagayaki500さん
こんにちは

そうですね、おで軽に頂上まで行けるので、立山同様、しっかり登山をしたいという方からは敬遠されてしまう存在かもしれないですね
でもクラシックルートにはしっかりした登山道かあるので、うまく利用すればいい登山ができるとおもいます
平湯からの金山尾根も最初は候補に挙げてました、人が少なくて静かな山を楽しめますね

muscat

これ、パクろうかなあ
こんばんは、sakuraさん。
ご無沙汰しております

乗鞍岳はまだ登ったことが無いんですよ。標高問題を金銭で解決するのが大好きな私ですが、さすがに畳平までバスで登ってチョイってはいくらなんでもねえ…。登山者の矜持ってものが欠片くらいは残っているようです。

このプラン良いですね。復路のスカイラインrun以外の部分を近々パクらせて頂くかも知れません。山頂が混雑するのは覚悟するしかないですよね

sakura

Re: これ、パクろうかなあ
musさん　こんばんは
こちらこそご無沙汰です

musさんが乗鞍未踏なんて意外ですねぇ
どうぞパクっちゃってくださいな、レコ上げた甲斐があるってもんです

いや私もね、だれか「登山始めました」的な人 と一緒に行くんなら、「しょうがないなぁ、じゃバス で行けるとこまでね」って楽しちゃうんですけどね

自分ひとりだとそんなわけにいかない、私にも矜持ってもんが．．．（笑
いやよっくわかります

気をつけるとしたらスカイライン横切る時に、右見て左見てもう一度右を見ることですかね
いやマジで、自転車がすごいスピードで来ますよ